聖騎士オリアーヌ 〜敗北の先に待ち受けるもの〜 感想(製品版)

RPG,R18製品版の感想

前作[Luxuria]は典型的な、手軽い女主人公モノという感じでしたが、そこにちょっと"恥辱(セクハラ)"的なテイストが強かった印象。
おお…エロRPGも飽和な時代、こういうものが1500DL行くのか…と興味深く見ていましたが、
早くも新作RPGと。
開発期間2ヶ月くらい? と訝りつつも立ち絵を見ると、あら前作よりすごく…エロキャッチーな感じ…。
いいじゃないですか…という訳で、遊んでみるのでした。

体験版:概要 

製品版 クリア

クリアまでのプレイ時間は大体2時間ちょっと。
CPポイントやお金もすぐにインフレしちゃって、難易度もまあ苦労する程じゃない。
やり応えはスパイス程度かな…
基本的なエロシーンは18、ただし1つで4段階も"プライド"の下降によるエロ変化が設けられてるシーンも。
ゆえに本作は恥辱エロというより、発展的なエロ、どんどん淫乱になって堕ちる…という所がメインと感じた。

騎士団の前でノーパンスクワット、このオリジナリティある恥辱シチュとかなかなか好きなのですが…

恥辱シチュは確かに多めだけど、恥ずかし鎧着てるのに街人に話し掛けてもそんなに反応が豊富でなかったり、思いのほか心理描写が少なかったりする。
恥辱そのものというより、やがて開き直ってエロ体質になるまでの"引き"として用意されてるっぽい感じ。

初めの段階ではエロシーンは短く、あっさりしていて不満を覚えるくらいだったが、じょじょにエロくなるにつれ、ただ反応が大きくなるだけでなく、絡む人を増やしたり、既に"人質も解放されたのに"エロを頼まれて了承したり、淫乱になってる様をあぶり出すシチュも凝っていて。
そうなるとエロシーンも比較的長くなり、実際シコれる。
ストーリーは短いので、クリアした後も半分以上見てないエロが残ってて、回想部屋で条件を確認して埋める、淫乱になってからはいちいちエロシーンがシコれるので嬉しい悲鳴、という結果を迎えた…

心まで従わないエロ→男の指示でさんざ巻き込まれるエロ→プライドも堕ち切ってエロ

男主人公(盗賊)、女主人公(騎士)、男主人公+女主人公という3つの流れと説明されていたけど、2番めと3番めは地続き。
初めは嫌々、取引としてエロ行為をしていた主人公が、露出鎧を与えられてからは、拒めないよう監視の為に男が付き、訪れた先々で命令され、痴態を晒させられる。
そして淫乱になってしまえば自分から…なので、また女主人公のエロに戻る。
ただ少し疑問なのが1番め、男主人公エロから始まるのだが、いきなり女主人公をハメてしまう。
あとあと女主人公に恥辱を演じさせて煽るのに、ほとんどキャラ描写もされてない段階で、いきなり挿入まで披露してるのはどうだろうか…と。
(ただ、エロRPGの宿命=OPで処女を失って処女差分を絞る、って事を済ますとしては、なかなか自然ではあったけど)
タイトル画面を飾っている天使も、ここでハメたきりもう二度と出て来ず。
ボリュームで言えば男主人公の部分は序盤程度だが、だからこそ疑問が…
一応それぞれ睡眠姦であったり感覚誤認のセックスであったり、シチュ的には尖ったものになってはいたけど。
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