幸太郎のパコパコダンジョン エクスタシー 感想(体験版)
概要
謎の化物が湧いた事で人々が去り荒廃した街で、火事場泥棒を働く主人公・幸太郎、その溢れ出る性欲を買われ、(恐らく化物出現の原因である)洞窟の最奥に辿り着く事を、精霊的な存在から依頼されます。
何でも最奥に着けばパコパコ、いやそれどころか道中でも強い敵(ボス)を倒しては霊体を取り出して女の子化、パコれるらしい、と意気揚々と挑むのでした…

独自プログラムの3DダンジョンRPG。
それゆえにやや慣れるまでの引っ掛かりを感じましたが、やり込むに従ってじわじわと面白さを噛み締められそう。
体験版では1フロアが広くて約1時間掛かりました、じっくりと遊ぶ事が出来そうですね…
やり応えを支えるシステム
プレイ時間に応じて、遊び応えが出そうな仕組みが豊富に取り揃えられています。
LVアップでポイントが溜まり、各キャラの能力を伸ばせる・新しいスキルを覚えさせられるというカスタマイズ系に始まり、
敵が落とす素材から合成武器を作れる、主人公が初めに覚えるスキルが"攻撃力半分だが、それでトドメを刺せばレア素材が手に入る"なので、行動順序を意識して頑張ってみたり。

戦闘ではどうやら5人まで参加可能、前列・後列に分けられる。
前列・後列は戦闘中、コマンド1つでいつでもチェンジ可能、後列になったメンバーは毎ターン回復するので、強敵と会った時は上手く運用を…と。
また後列の人間は、自分の前の人間を"サポート"する。これを上手く使えば、合体技のように連続攻撃を狙える。
そしてこのサポート、半マス横にずらして前に配置しても有効…と、いかにもここで詰め込み・組み合わせの戦略を練るべし、というのを感じさせてくれます。
しかも2Fに到達してもなお、"クエストの受注"といった新要素が増えていく…
本作、全滅したら救済措置なく本当にゲームオーバー。セーブは拠点のみなので、緊張感がある。
無理せずに一歩一歩進み、強くなっていっている手応えがあり、嬉しい。
エッチシーン
各フロアのボスを倒すとそのままエッチシーン(そして仲間に)…という流れのようです。


また、一度仲間にしてからは拠点で特別強化と称してエッチ(スキルを覚えさせる)
ただ1回めエロの差分だったり、何回しても、特に反応変化とかは無いみたい。
エッチシーンの数自体はそれなりですが、プレイ時間で考えるとちょっと薄め…? エロシーン以外のエロは無さそうだし。
一方、操作面やUIで少し不満も
ポップでスッキリまとまったメニューは良/いのですが、少し役割に混乱する所が。

例えば普通のRPGだと、主人公ーその装備品やらステータス、と階層構造になって、まあそれに合わせて画面遷移したり、新しいウィンドー出したりするんですが、これは全体メニューの一部の項目が消えて、そっくり同じ位置に主人公にまつわる項目が出る。
ここで"今は主人公選択のモードなんだよ"とプレイヤーに教える必要がありますが、それがやや"PLYAER"の文字が大きくなるだけ…ではさすがに、ちょっと戸惑い。
“え、なんで主人公選ぶとアイテム欄消えるの!?"と当初は思ったものです…

こういう慣れれば問題ない系はまぁ良いのですが、戦闘なんかは敵が中央に表示されてるのに、主人公側の行動関連のウィンドーは左端に。
攻撃選択→中央にマウスを運んで敵を選ぶ、(2人め)また端にマウスを持っていって…と、繰り返すだけにちょっと気になった(敵が一人ならわざわざ選ばなくても良い気がする)
通常攻撃オンリーになっちゃいますが、AUTOコマンドがあるので、これを使ったら少し楽になるかも。

またダンジョンでは個別ポイント割振り等で頻繁にメニューを開くのですが、一番右下端にそのボタン。
…これも隊列上の各キャラの顔を選択したら、そのキャラのステータス画面開いたらどうだろ…とか思ったり。
(まぁ色々、開発の中で試してはいると思うのですが…)
そんな意味で、恐らく"あえて"、挑戦的なUIだと思ったのが移動関連。
普通は矢印キーに割り振ったり、画面中央から左やら下を押したか…で判定して、その方向に動かす。そして大体、右ボタンがメニュー開くと。
ですが本作、"左ボタンを押して、進みたい方向に動かす"・"右ボタン押しは、同じくその方向への{振り向き}"となっている。
こういった3Dダンジョンものだと、直進してる内はいいんですが、カニ歩きや振り向きがどうしても、七面倒臭い操作になったりしますが…これは確かにすごく自然だったかも。
…まあその代わりにメニュー開くのがちょいストレスだったり、歩こうとする度にマウス動かすのがちょっと辛かったりするんですが…(いちおう一歩踏み出したら、ボタン押しっぱなしで歩き続けられる)
昨今にしては珍しく、脱出アイテム使ったらそのフロアの始めから再挑戦…のようなんですが(中継地点作るワープアイテムはむちゃ高い)まぁこれはその手間を楽しめる人用、と割り切ってる気もしました。
そこを楽しめる人でないと、元々スルメな面白さと相性悪いだろうな、という。
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