-堕ちモノRPG- 聖騎士ルヴィリアス 感想(製品版)

RPG,R18製品版の感想

製品版プレイ1

プレイ6時間。
クオリティは全方面で高い。
元々売れてるCGサークルさんが、一キャラ一声優さん(同人だと割と何キャラもあてがうよね)更にスクリプト方面も、たくさん導入+素材屋さんに見てもらってる様子。
個人的には、全編通してマップの仕組みがしっかり作ってあるのも良し(割と有名な作品でも、デフォマップだったりするのに)
宝箱が毒沼の中にあって悩んだり、木陰に隠してあったりね。
そんな訳でまさに全力の布陣で、かつ、しっかりちゃんと作ろうとしたRPG、なのだと思う。

戦闘システムについて 

エロクオリティはまさしく、ヌキ特化型

RPG中にエロ要素はほとんど無くて、エロシーンは独立したものとなっています。
ゲームの流れとしては、序盤を過ぎるとほぼ、話→戦闘→エロシーン→(繰り返し)で、ちょっとルーティンを感じましたが、いわゆる人に話し掛けたりの部分で主人公達のエロが無いのも、原因かも知れない。
(というか全体的に、会話やフラグ立て…のウェイトが少ない)

…あとまあ、聖騎士を倒してハメる度に逃げられ、また戦ってはハメて… っていうのは個人的に、さすがに話に広がりが無い気が(じょじょに快楽に抵抗が無くなってくるさまは、良いのですが…)
基本的にお話が、魔王の気の向くまま、行き当たりばったりといいますか…(まあエロRPGなんてそれでいいかもですが)
現状のバランスだと、"難しい戦闘をクリアしたご褒美にエロ"って感じですかね…。

ただ、いったんエロシーンに入ると素晴らしいデキ。
フルボイスで演技力ある声優さんの、んほぉ系の淫語連発、精液ボテ腹や絶頂射乳、ひょっとこフェラ、断面図ももちろん完備と。
かなり抜ける感じの嗜好で、むちむち系のきれいな絵柄。
エロシーンもADV並に長く、一つのシーンで基本絵・差分が豊富です。
ウィンドーサイズ拡大の機能もあるので、ヌキにはとても重宝しますね。
エロ嗜好はまさしく"ヌキ特化型"に相応しい。

製品版プレイ2 クリア

バージョンアップがきて、イージーモード実装…という事ですが、そもそもの敵強さも調整されたっぽい。
旧版と比較してみたら、少なくとも獲得経験値アップ、ボスの攻撃スキルの弱体化? はされてた。
という事で、ばんばんレベルも上がるようになって、難易度問題も消えたかなと。
普通にそんなに詰まらず、クリアできる感じ。少し大味で、戦闘こなす回数が多いけど(システム凝った分の恩恵はそんなに無いかな…?)
そうなると、基本クオリティは高いRPGですからね。
繰り返しになるけどエロシーンは長いし、かなり多いし。
絵はもちろんエロく、声優さんも上手い人揃ってるし。

更にクリア後の後日談Hシーンが豊富で、シナリオものならではの濃密なシチュエーションで乱れまくるキャラクター達!

実は全エロシーンの半分弱が、ラスボス倒した後の"後日談"として、たて続けに見られたりする。
濃厚な、完堕ち・ハーレム孕ませとなるのでした。

利害が一致したので協力、堕ちてないとか言い訳するんですが、聖女へのレイプに加担したり、どう見ても悪堕ちしてるんだよなあ…(見た目こそ変わらないが)

最終的に聖騎士が仲間を裏切ってまで堕ちた時のカタルシスは、まさに"シナリオものならでは"の醍醐味があるかな…。
エロシーンは一本道のストーリー上で入る形式なので、クリア時には自動的に全部埋まってる。
“こりゃ当分使えるな…"ってのがまあ、今の正直な気持ちですな…。
クリアまでは7時間強。全エロシーンきっちり見たらもっと掛かると思う。
エロRPGの中では、中編くらいの部類に入るか。
また基本絵をまとめたオマケフォルダも付いてくるようになった。
絵も多いから、普通にCG集としても楽しめるっていう。