砦のローデス 感想(製品版)

RPG,R18製品版の感想

このサークルさんも、かなり古くからエロRPGを手掛けてますね…。
私がやった事あるのは[火と鉄のブレス]の体験版くらいですが、等身大の少女ぽい子が、おっさんに少しずつエロされて、快楽に流されてしまう…
というエロスに、あぁ良いな、エロRPG良いな。と思ったものです。
それから幾数年が過ぎ、エロRPGの過渡期を経て、今再びの新作が!
さっそくやってみたいと思います…!

体験版:概要 

製品版 クリア

クリアまで大体6時間。
3時間くらいまではセクハラと好奇の目線を受け流すお嬢様という感じだったのが、中盤超えてゲス貴族がやってきてから一変、権力に物を言わせた陵辱展開に。

報告する兵士の前で犯し、”今ちんぽがどうなっているか”を説明させる…

理解者だった兵隊長は左遷で飛ばされ、幼馴染の男を人質として脅され、遂に処女喪失へ。
それからは毎晩連続中出しされ、強制的なカラダの快楽に、じょじょに心が折れて従順になっていく。
その隙にフェラを教え込まれ、精液の味を覚えこまされる(*そういう描写がある)
やがて来客中も構わず本番セックス…みたいな抜けるシチュ頻発。
前半のセクハラおやじが可愛く思えるくらいの追い詰め方で、一気に卑怯で恥辱な陵辱劇にはめられていく。

権力に媚びへつらい裏切ったフリで、実は主人公に協力するセクハラオヤジ 地味にかっこいいぜ!

言うならば、半分までは長い前振り。中間地点でガラリと変わる。
そしてヤラレっ放しではなく、自らのカラダを武器に進んでいくことを決意してからはいよいよ後半展開に、自由行動が多くなる、という構成。
復讐の為には股を開いて情報を聞き出すといった任意行動や、
ゲス貴族と繋がりがあるらしい教団に娼婦として潜入…といったストーリー上のエロに。

シチュ的には
・貴族が下っ端として使っているゴブリンに洗脳され、"人とゴブリンの融和のために"セックス
・幼馴染の寝ているベッドの前で、駅弁スタイルで挿入
・教団の儀式、媚薬を塗られてお預けを食らう。持て余した後に、乳首に重りを付けられて輪姦
という感じ。
(ただこうやって過激なシチュを羅列しても意味は無いと思う、やはり女性がキッチリ描写されて、チンポに狂わされる、って体験をしてこそだと思うので…)
最終的には、前半のお嬢様の好奇心ゆえだった"小さい冒険(で発見した洞窟)"とか登場人物がうまく絡んで、きっちりと後味の良い締め方でした。
予告版では"アメリカンスクールのドラマみたいだ"とか言いましたが、エロ的にも物語的にも結実してた訳です。

エロシーン

基本絵16枚って事ですが、例えば前戯の乳揉みとかはこれに含まれず、エロシーンは背景CG付きでアニメ。
1シーンのシコり度がやっぱ違ってきますね…テキストも良いし。

中盤からは着せ替えもできるように。ただ服が切り替わるだけでなく"着脱の動作がある"点に感動

テキスト的に言うなら、エロRPGの中で一番女性心理を"生々しく"感じた…。
そんな女性が責められ続け、M的にほだされるのはやっぱ興奮。
今晩セックスするって予告されると、意識してその気になったり(で一段階を許しちゃうと次の段階も…で、拒めずに流される)
キスがひたすら続くと快楽が蓄積していったり…なんというか、恋愛小説みたいな女性描写だなあ、と思ったり。
(ただまあ…いわゆる女主人公モノの、頭空っぽエロ娘みたいなキャラに慣れてる身には、じゃっかん奔放な女性心理が"アク"みたいな、上手く飲み込め無さはあったかな…)
肉体的な描写だと、きっちり"挿入する瞬間"・"入ってる最中"を確認するセリフであったりを忘れてないのも、効果高い。
(あと、ゴブリンの村でも"主人公を信頼している若者"と"狡猾で淫欲な村長"が居たり、ゲス貴族も処女貫通の前に、手マンだけ他の兵隊にやらさせたり、
比較対象があるのと良いのか…と勉強になったり)

ゲーム的には、堅い面白さ

イベント次第で、色々と展開に変化がありそうな感じも? クリア後の回想シーンの数からいって、そんなに大胆には変わらないと思うけど

洞窟を詳しく探してレアな武具を探してみたり(戦闘の駆け引きが大きいぶん、これが嬉しい)
寄り道的に強い敵が居たり、堅い面白さもあり。
戦闘も一回は長くなるものの、戦うか選べる場面も多くて(負けても進んだり)
程よい手応えをバランスよく楽しめました。
4時間連続で遊びましたが、飽きなかった(独自のキャラチップってのも地味に強いですね…)

服のボタンを外しておくと、めっっちゃボインボインしまくる胸 バスト95だからね、無理もないね

ただいわゆる…巷にあふれる"女主人公モノ"とは少しテイストが違うってこと、
処女喪失までの前振りが長くて、女性のキャラ性が強い、ストーリー上でするエロが多い…って事は分かって、
分かった上で、やはりこういうのも良いなあ、と楽しんで欲しい感じ。

細かいこと

●"アピール"とか、キャラの前で行動を取れるスタイルは、便利ではあるものの、そんなに革新的な使い方は無かった。
中盤以降は自由に動けるようになって、自ら犯されに行ったり…とかするものの、基本は"その場所へ行くか"・"アピールするか"で分岐だし。
任意行動であっちこっち好きにエロりまくれる、という使い方ではない。
忘れてましたが、"キス熟練度"でセリフ差分もあるのだろうか…
(作者さん、初めにガッチリ決めてシステマティックに作ったんじゃなくて、割と好きに作った感じがして、そこが普通の流れではやらないような、うん? という感じ、
不思議な魅力になってるかなーと思ったり…)