The Night Walker 〜終わらない夜の物語〜 感想(製品版)

ARPG,R18製品版の感想

概要

相変わらず、"ちょっと物足りないけど、なんだかんだで満足ライン"・"前作買った人でも気になる要素がある"という造りが上手い。
前作から考えると、そんなに製作期間は長くないハズなのだけど、ツボを外してない(効率的)なサークルさんだなーと。

自分も、普通にRPGだったら買わなかっただろうけど、今回はアクションという事で興味が出て、お話の雰囲気が良くて、気が付いたら購入してた。
クリアまでだいたい1時間弱で終わるんですが、その短さも、エンディング3種類って事でトゥルーエンド目指したり、もちろん引き継いでニューゲームもあり、
一周だけでは絶対に14人の女性全員は埋まらないので、探して犯そう…とすると、割と紛れたりする。

簡易アクション

アクションとしては簡易的で、目の前の敵を攻撃・防御するのみ。

ただやっぱり、中ボス的な敵を出してきたり、"ダメージが積もると正気度が下がる"・"敵の淫魔も倒して犯せる"
って何となくワクワクさせる…ゲームっぽい要素のあたりはさすが。
(EXPゲージもあるのだけど、プレイ中まったく変動しなかった。なんだろ?)

OPにしか使われないのに、立ち絵を用意。力を掛けるところを分かってるなと… かわいいとHしたくなる中間さはさすが。

町全体が明けない夜に包まれているので、民家に勝手に入って寝てる女性を犯せる、アイテムを棚から漁る…って辺りも。
(その"引き"として、わざわざOPの昼モードでは家に入れなかったり、女性の描写をしてるという)
もちろんプレイしてる内は、民家をもっと好き放題荒らしたい! 家に鍵が掛かってるなら、窓をブチ破って侵入! タンスとか開きっぱなしに! みたいな要求もでてくるけど…基本、細かい所ですからね…
また難易度も3種類から選べて、Easyならホント"誰でもクリアできる"レベルってのも、遊び易いか。

エロ

寝てる女の子を犯すのは、このサークルさん毎回のアニメ。

まんこ・お尻を犯すの2タイプ選べるけど、お尻だったらバックで突きたいなぁとか、ピストンしつつ胸揉みたいなぁとか、口にしゃぶらせたいなぁとか、
衣服を脱がす時は画面暗転せずに、そのままおっぱいプルンって出て欲しいなあとか…まあアレがあったらっていう想いは尽きませんが、

なんだかんだ、"正気度がある程度低くないと、妹やロリは犯せない"とか、"ゾンビやおっぱい系、ロリまで幅広くて、とりあえず全員犯したくなる"
“テキストもウィンドー1つ分×2だけど、内容自体はゾンビ姦や睡姦のツボを突いてる"
みたいな所に、相殺されますな…

お話にグッときた

個人的にはエロよりアクションより、お話の雰囲気が一番、満足度高かった。
きちんと語られるのはOPだけで短いものなんだけど、2周目で改めて話を聞いてみると、ほとんどの設定や伏線が会話の中に散りばめられてて、びっくりしたり。
あと基本的に作者さんは物語りの能力が高いのだと思う、時代考証というか、人物の空気感というか…。
エロRPGに割とありがちな、世界観の薄っぺらさが無い。
(世界の範囲が狭いからやりやすい、ってのもあるだろうけど)
トゥルーエンドには、不覚にもグッときた。
実はOPの昼でも…夜でも、会う場所が計算されてて、連想しやすくなっているっていう。
(冒頭で"お隣さん"って紹介したら、隣の家の中に居るのが普通なんだけど、それを破っている)
きちんと想像して辿り着けた方が喜びもあると思うので、あえて条件は書かないでおこう…。
ちなみに難易度は関係ない(と思う)