PRINCESS QUARTZ 感想(体験版)
このサークルさんは、"ADV風なのにフラグ立てがどうも…"と感じて、[三條学園探偵部]以降チェックしてなかったのですが、今回、"初の本格エロRPG"との事で、今までの体制とは変えてきた様子。
これは気になったので、さっそく予告版をやってみました…
概要
あくまで体験版の範囲ですが、名作が出揃った今のエロRPGの基準で考えると、それほど目立つ所も、まぁひどすぎる欠点も無い…という感じでしょうか。
同サークルさんの過去作と比べると、"本格RPG"ぽいのは確か。
双子の姫さまの片方は闇に、もう片方(主人公)が光に見い出される…というストーリーを章立てで語る壮大ぽさは今までに無かったですし、
スクリプトや、見た目もなかなか凝ってる。
個人的に一番印象深かったのがマップチップ組み。会話できる街人とかも多く、相当細かく作られてます。
確かに歩いてると楽しい、って気持ちはあるかも。
…こういう"ちまちました所を作り込んでみたい"って気持ち、ツクってると浮かびますよね…。と妙に親近感。
割と歩く
ただ王都という設定だからか、いかんせん、初めの街にしては広すぎ…という印象も。
必要最低限の人とだけ話そうとしても、そもそも"気分転換に城下を歩いてらっしゃい"と送り出されているので…
実際には兵隊長と話せばフラグが進むぽいですが、プレイヤーとしてはまったく検討付かないので、片っ端から街の人に話しかける事になるのですね…
過去作もそんな感じでしたが、割と行き先が分からないままウロウロ、なんとか物語が進むって事が多い。
主人公が何をしたいのか汲めず、とりあえず空いた道を進んだらイベントが起きる、ではなかなか楽しめない…
探索の前に、目的意識を持たせるのが必要だったのでは、と。
あとゴールそのものを示すのは野暮ですが、ゴールまでの道取りは幾つか示されても良いのでは、と。
王様が長い間同じ反応だったり、話のキーになりそうな魔法使いはちょっと目を離すとどこかに行く…
(*その意味で追憶の塔へのヒントは、まあ…良い塩梅でしたが、今度は路の中央にポツンと光ってるマークに気付きにくかった…)
エロ嗜好
今作は淫乱度ならぬ"廃人度"があり、これはタンスから物を盗んだりすると、どんどん増えていく、というもの。
で廃人度が多い状態だと、浴槽でオナニーしてしまったり、色々と街の要所でエロイベントが発生するようです。
(なので、ひょっとしたら街の広さも、エロイベントの数次第では気にならなくなるかも)
ただそうやって、"色んな場所のエロを見つける"タイプだけでなく、敗北エロなんかもある様子。
そもそも結構旅の範囲が広そうですし、密度的な意味でもエロシーン数が気になる所ですが…
お姫様がお忍びで城下に出たら痴漢される、というのはかなり興奮するシチュだと思うので、一回で終わらず、
廃人度しだいで発展…身分がバレそうになる、バラすぞと脅されてイカされる、
自分から誘うようになり、調教される(バッドエンド)…みたいな事を期待するのですが。
あとはメニューにわざわざ"旅の同行者"とありますし、このお供の者も巻き込まれるエロがあると良いなと…
二人とも向かい合わせで痴漢されるとか、二人のお風呂イベントとか。
製品版ではどうなるでしょうか。
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