ルゴーム砦の脱出 感想(製品版)

RPG,R18製品版の感想

概要

シーフっぽい女主人公が、捕まった砦からの脱出を目指す。

見回りの兵隊をステルスモードで忍び寄って殺すも良し、殺さずスルーも良し、色仕掛けで切り抜けても良し…と、常に複数の解決法がある感じ。
入手数に限りがある"ヘアピン"はドア開けにも宝箱開けにも使うし、"オイル"は戦闘中、錆びた扉を開ける、ゾンビを焼き払うにも使う…
どのルートをどういう方法で行くのか、適度な取捨選択に頭を悩ませて、自由度を楽しめた。
(未完ぽい…[くノ一陵辱伝 紫陽花]が完成していたら、こうだったのだろうか)

それだけでなく、"倉庫で宝箱を漁っていたら、兵隊達の足音がこちらに向かってくる! 10秒以内に隠れる場所を探せ!"といったシーンが突然入り、緊張感も。
さらに、一度に行ける場所や取れる行動が多いため、ヒントをくれる部屋・情報を聞いた時の"◯◯があれば、何とかなりそう(*既に持っていれば、さっき手に入れた◯◯で…と変化するのも細かい)"
“行動メモ"を使うと現在の目的を教えてくれる…といった配慮もあり。
ああこれは良く作られた探索ゲームだ! と素直に関心しました。

色仕掛け、負け輪姦レイプ、売春も

いわゆるゲーム性だけでなく、エロの充実度もなかなか。
むしろ暗殺者が如くストイックに殺していくより、色仕掛けで進んだ方が、アイテムもばんばん手に入って良いぽい。
(前者のプレイだと、上手く進もうとするほどエロが離れていく、ってのもあるしね)
中ボスの兵隊長とか、実力で勝とうとするとかなりキツイので、犯されて寝首を掻く方が簡単だという…

色仕掛けのほか、戦って負けて輪姦レイプされたり、自ら売春してお金を稼いだり、メイドとして働く内にセクハラされたり、
他のキャラのエロを覗いたり…と、ちょっと強引ながら、エロを疎かにしない姿勢も感じられた。

テキストも、犯されるごとに変化していくのが嬉しい。
1回目は”(エロは)先輩に聞いた事がある程度”だったのが、やがて自ら腰を振り、"君はもう男の喜びを知ってしまっている"…と。
“goto14″という事で死にまくりなゲームかと思ったら、負けても再開できる場合が多く、そこは見事にエロゲナイズされた、肉壷を用いて進んでいけば良い探索ゲームだったのである。
エロ内容としては…もうちょっと、変化が欲しかったかも。
思い切りアップの構図があっても良いのにとか、もっと特定の身体部分やプレイに特化した、フェチさがあっても良かったのでは…とか(クリとか)
個人的には少し古めの絵柄かなと思いつつ(失礼)、おっぱいの強調具合には全般的に興奮。

終盤になると…?

ただヒントやらがあるにしろ、割と本作、ガチガチな探索系。
これをする為にアレとコレとソレが必要、と同じ所を何度も往復する。
自分は現在プレイ約4時間ですが、詰まってしまった…。
(水呼吸まで覚えたが、あと一つ、真鍮の何かが手に入らぬ… 取り逃したっぽい? という。)

メイド服で潜入だ!

特に後半になると少しダレたかな…と。
恐らく敵に警戒度が設定されていて、敵を始末して安心していたら再び新兵が配備されたり、とかの状況変化は面白い。
だがラスト付近まで行くと、ゾンビばかりになってしまうので…
ヘアピンとかもダブ付くくらい手に入っちゃったり。
一回調べた所が、再び訪れると状況が変化してる…って事が割とあって、ここは自力で見付けられたら面白いけど、なかなかその事に気付けなかった。
それっぽい通知が無い時もあるし(見落としてる?)単に何かを入手したら変化する時だけじゃなく、時間経過もあるみたいで? なかなか多様な変化条件なので…
個人的には、"取れると嬉しい"強武具のルートと、入手必須なアイテムのルートが判断付きにくかったのもあるかなあ…
選択肢で悩みたいけど、同時に優先順位も付けたい…

売春も…

ただこれは詰まってしまったが故で、割とこの手の調べる・推理する…が得意なら、スイスイ進めて間違いなく楽しいと思う。
(それっぽい情報セリフが出たら、メモして考えると良いかも)
クリア条件は恐らく2通り、脱出か伯爵を倒すか…かな?
あと2通りくらい…、正面玄関から敵を倒して逃げるとか、あってくれたら良かったかな…ヌル過ぎますかね…

クリア

あれです…改めて見ると地図・古地図で重要メッセージが多く出てますね…
詰まったら確認すると、発見があるかも。
こういう時は闇雲に探しまわっても仕方なくて、まず手元の確認ね…勉強になりました。
脱出エンドも伯爵倒しエンドも見られました。
エンディング自体はあっさりしたものでしたが…
詰まらなければ、3時間くらいで行けてたかなー…
男爵領の庭 : ルゴーム砦の脱出