ジョジョの奇妙な麻雀 感想(製品版)
まるで往年の"朝目新聞"のようなネタ、ジョジョ×麻雀!!
しかもネタではなく、きちんとしたゲーム(同サークルさんの麻雀ノウハウは言うまでもない)で遊べるという…
ごって面白そうやん…。
という訳で買ってみました!
概要
基本は二人麻雀、ジョースター家から一人選んでスタート。
ストーリーモードとかは無いものの、今作の醍醐味は実績解除。
対戦を繰り返して、どんどん充実させていくのがメインの愉しみ、となっている。
対戦相手を選び、勝つごとにがんがん新しい対戦キャラは出るし、アイテム(装備品)は出る、
そして単に点棒だけでなく、配牌力やツモ力、そして肝心のスキル(スタンドや波紋による、イカサマ技)も強化できるという。
“初心者おすすめキャラ"の承太郎の場合は、スキル的にリーチ一発ツモ・裏ドラ乗せが多いので、"一発ツモ力"は鍛えなくてもいいな、テンパイまでのツモが大事だな…と考えて伸ばしてみたり。
また倒した対戦相手は仲間枠として追加、"パートナー"としてセットできたり、途中でプレイヤーキャラの変更もできる。
敵と相性が悪いと感じたら、あるいは単純に飽きてきたら、変えるのもあり(気分は三部で仲間を引き連れて旅してる感じか…)
この育成感は麻雀モノとしてなかなかワクワクしたし、どんどん実績解除されるのは二次創作モノとして嬉しかった。
スキル同士で駆け引きもあり
このサークルさんの(エロゲの方の)DQ麻雀だと、ついバランス崩壊、やるかやられるか…になりがちだったけど、
今作は一戦のウェイトが大きい為か、割とスキル同士で駆け引きが多かった。
花京院に"捨て牌を勝手に選ばされる"スキルを使われて、テンパイ前の手牌を崩されてイラッと来たり、
あるいは"(火に見立てた)萬子の染め手が強い"アブドゥルが、清一色に見せかけて違う色の七対子→"チッチッチ"という流れに、偶然を超えたキャラの息遣い、"らしい"物を感じたり。
そう、麻雀のキャラ性って絵だけになりがちだけど、本作は各能力値やスキル(と、打ち方?)に細かく分かれてることで、表現ができる強みがあるのかも?
ただじゃあ毎戦考えるかっていうとそうでもなく、仲間が居なくて苦労する序盤と、原作の敵ボスが出て来る終盤までは割とガンガン倒していけた。
敵ボスも"ドラ山を崩す"スキルを使ってきて、承太郎だと苦戦するのだけど、
あえて敵のSP(MP)枯渇を待って、隙が出来た時に文字通り"オラオラオラ"で3倍満とかのダメージを与えると、いかにもパワータイプ、力押しって感じが。
もちろん承太郎以外、役を作る系のキャラに切り替えるのもアリだと思う。
色んな遊び方ができそうかなと…。
EASYモードや"おまかせ(勝手に牌を切ってくれる)"もあるので、麻雀初心者でもなかなか楽しめると思われ(さすがにまったく分からないと辛いけど)
というか、普通の打ち筋ではありえない"捨て牌を手牌に戻して役を作る"とか考えるしね…
4人打ちやスペシャルマッチモードも
という訳でひと通り遊んで3時間くらいで、全キャラ19(20)人出して、隠しのスペシャルマッチモードも出せました。
難易度も4種類からあるし、対戦セリフの組み合わせや、アイテムコンプリートとかも豊富。気に入ればかなり長く遊べそうだと思う。
しかもスキルは不使用ながら、セリフのやり取りが微妙に"麻雀してる感"を出す4人打ちモードも入ってて(1人VSCPU3になる)
これで1000円ってのは…、かなりお徳だなあと。
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