Hな莉由ちゃんと雪山の怪! 感想(製品版)

ARPG,R18製品版の感想

前作から2ヶ月というペースでスルーされがちかも知れないけど、体験版やったら音声あり・ドット移動なARPGと。
さっそくやってみました。

概要

クリアまで大体1時間、ダンジョンは3つ(最後のはラスボスのみ)
敵種でいったら3匹…と、ARPGとしては少し物足りないかも。

敵を倒す爽快感は割とあったり

通常の攻撃だけでなく魔法を飛ばせたり、ちょっと大きめのボスと戦ったり、敵を倒すと小判やまねき猫を落としてお金をゲットしたり、一応、ARPGらしさを抑えてはいるけど。
ARPGの楽しさの根幹は、成長がアクションの変化に繋がるって所だと思うけど、そこは薄い。

魔法でたいまつに火を付ける、という仕掛け。こういう所もっとみたい…

もしその根幹にエロを絡ませられたら、まさに"エロARPG"が花開く感じだけど…現状、そういった作品は全然無い。
今作が少し興味深いのは、"敵を倒す度に淫乱度が上がっていく"ってところ。
結果的にはアクション中のエロとかも無くて、"ARPGをクリアした後のご褒美エロ"もしくは"エロRPGの女主人公モノと同じ"になっちゃってるけど、うーん、可能性は感じた…。

エロ

淫乱度のレベルは全3段階。

淫乱度UPで立ち絵がえろいものになっていくぞ

初めは犯される側だったのが、やがて娼館やショタ筆おろし…という変化は、定番ながら興奮。
プレイ時間の割にエロシーンが多いので、淫乱度上がってからはエロ頻度がかなり高い。
全裸で歩き、ほとんど毎回、話し掛けるたびにエロへ誘惑する主人公…というのは妙に説得力あったり。
ただ全体に、犯すにしろ犯されるにしろ、"出会い頭にエロ開始"ってのがほとんどで、エロシチュ的な前振りが弱い…
相手が同一人物だったら、
“淫乱になる前はキモイ思ってたオッサンに、乳を揉まれて気持ちよさに流され、隙を突かれてBまで許し、更に淫乱化が進んでからは’もうBまでしちゃったからいいか’で本番、最後には自らおねだりさせられる…"
みたいな淫乱化の表現もアリなので…。
女主人公モノとして考えると、ちょっと弱い。
(“ARPG楽しんだ上に、女主人公モノの淫乱化エロも!"とも言えるけどね)
村以外で起きるエロも、ボス戦前や後に"一方その頃、別の場所で犯されてる女の子"とか"敵に勝ったけど犯される"という入り方で、ちょっとご褒美エロぽいなー、と。

テキストはちょい短め(ウィンドーだと20くらい)
ただし女性キャラが3人で、フルボイスなのは良い感じ。
嗜好的にはまあ無難、初めに倒した幽霊女が仲間になって付いてくるので、3Pとかも割とあり。

おっぱいのボリューム感すごい ウィンドー消し機能は欲しかったかな…

60fpsのAEアニメはまあ…標準的な、部分ごとに動くアニメ。そんなに数も無い(次回以降の実験だと思う)
パイズリのアニメとか、もっと挟み込んでるイチモツを包み込みしごくように動いて欲しかった…!

細かいこと

自分も面白いARPGを作りたいなーと夢見てるので、個人的メモ。
●システム的には成長要素が根幹でも、そこを主軸のように見せると実は辛い。
マップとの絡みとかも大事だったりする(高低差、仕組み…)
●マスではなくドット単位のARPGの何が良いかというと駆け引きなんだけど、今作はあんまりそういう場面が無い…
武器種も1つ(後半で買えるけど、振りが速くなるだけで戦略的にさほど変わらず)でリーチ差とかなく、そもそも横切りだけなので、縦に敵を飛ばして距離を置く…みたいな事もない。
そしてこちらの攻撃方法が固定である以上、敵の行動パターンもあまり種類を作れない?(倒せるように動かないといけない)
本作は実はドット移動というより、半マス移動が主軸な感じ?
みんな半マス移動なら、結局1マス処理とそんなに変わらなく思える。
敵の魔法は1ドット単位で動くけど、直線で飛ぶので、そんなに真価は見られず。
ただじゃあ歩いて5ドット、食らって3ドットのけぞるってな動きを織り交ぜれば面白くなるかというと、これまた細かい処理と調整が要りそう…