マナの絶望 〜少女の秘蜜に群がる触手〜 感想(製品版)
いわゆるツクールタイプの、"ぶつかったらエロされる"ってエロゲは割とありますが、しかしホラー×調べると色々反応があるADV…というのは、なにか妙にゲーム心をくすぐられます。
興味が湧いたので、買ってみました。
概要
怖い想いをしながらも必要なアイテムを手に入れ、次の場所へ。
そして真相が明らかになっていく…というゲーム。
ホラー=理不尽に死んで、やたら難しいみたいな印象がありますが、今作は必要なアイテムを手に入れるまで次の空間に進めなく、調べる場所も狭いので、詰まってもよく探せば進めるかなと。

アイテムを探してる途中、微追撃してくる触手に何度もぶつかると犯される。
エロCGは4段階まで変化。
あとは物語上、何度かでかい触手・スライムが襲ってきて強制的に犯される…で、エロ嗜好としては触手かスライムの二択オンリー。
全体に女の子の嫌がりセリフ・恐怖表情が多め。でも最終的には"受け入れて"気持ち良くなってしまう…という感じ。

個人的には、ホラーって事でもっとヤバげな異生物でも良かった気も。
あと場所にあったエロシチュも見たかったかな…。
(トイレで襲われるけど、便座に座ったまま膣に侵入されておもらし絶頂、とかにはならない。
ただシチュを活かそうとすれば、道具も使って、ともすればグロリョナ系に行ってしまいがち…?
あるいは心霊的な、恐怖で身が強張りつつも感じてしまう少女…とかでしょうか…。
触手はどちらかと言えば"怖い"より、"気持ち悪い"という扱いをされてる気がする…)

あと主人公はイジメられてますが、その過程で性的な虐めシーンがあっても良かったのでは…という気も。
(物語的な説得力になるかなと…)

クリアまで大体1時間未満。
ただし途中でサブアイテムを手に入れているか、などで分岐あり。(一回もザコ触手に犯されてないと、他のエロでも危機一髪で助かったりする。処女クリアがトゥルーエンド条件の一つかな…?)
2周目以降、慣れればセリフスキップして30分未満でもいけるので、EDコンプリートを目指してみるのも良いかも知れない(ED種類は3つ…?)
ホラー演出
個人的にホラー演出にすごく期待してましたが、確かに要所要所でそういう所がありますが、うーん…割と大人しいというか。
もっとドット的な演出を含め、物を調べるのが嫌になるほど、積極的に怖がらせにきて欲しかった…!

数としてはそんなに少なくは無いんですが、たぶん、恐怖演出として一つ一つの"引き"が足りないかなと。
来るぞ来るぞ…っていう高まりですね…(で、そこであえて一回外してみたりとか…)
ゲームとしては、お風呂に行くとぽたぽた…と水が垂れてる音がするんですが、それをキュッと閉めると静かになる、でもその事自体が妙に気になる…お風呂の鏡に自分が少し映る…みたいな、こういった不安要素の積み重ねがもうちょっと欲しかったというか。

怖い現象に"理由"というか、繋がりが見えないのもちょっと気になったかも。
超常現象なので何でもいいように見えて、実は因果性が無いと、本当に怖がれないというか。
(恨みを持たれるような事をしたから、祟られる…という。何も無いのにいきなり祟られてもちょっと…と。
何で触手とか、何でスライム…みたいな事ですかね…)
付け加えるなら、"プレイヤーが驚く"前に、主人公の驚いた反応で解説されちゃう感じもしちゃって、そんなに説明しなくても…って思う所もありました。
(ただ、制服の女の子が怖がってるのを楽しむ…って嗜好としてはアリでしたが)
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