Tendril Chronicle 感想(製品版)

ACT,R18製品版の感想

自分、ちょっと変わり種作品メインの"後でやる予定リスト"というのを作ってまして…本作もその内の一つ。
海外製のエロACT(ベルトアクション)という…、さっそくやってみましょう…!

4人のキャラを1つのマウスで操って防衛せよ!

奥行きのある横視点+固定画面で、右から来る敵を、最大3人+1人(ボム担当)という編成で、ひたすら迎撃するアクション。
敵が左端に到達してしまったらゲームオーバー、また体力が無くなるまでエロられても同じく。

操作するキャラクリック→右クリでその場所へ移動。左クリで攻撃。

キャラは複数、操作するマウスは一つってことで、とにかくせわしない!
(操作してないキャラも一応働いてくれますが、それぞれのキャラをきちんと"役割にはめるか"で全然状況が変わってくるゲームですので…)
なのでベルトアクションというより、事前の罠配置をリアルタイムのキャラ選択に置き換えた、タワーディフェンスに近い…かも。
(やや[淫獣と魔女とその娘]を思い出す…かな)

ACTだけど妙に長いOP 奇病でネコミミになってしまった妹へのいじめ 自傷も描写される妙な深刻さ…

…で黄色評価(現在)なのはどこかと言うと、まあ日本語が拙い…って事もあるんですが、なにより、めちゃくちゃシビアなんですね…難易度…。

途中から斜め移動→攻撃というタスクも大事になってきたり。倒した敵を障害物にできるキャラも

自分はゲームそんなに下手じゃないはずですが…、3時間リトライし続けて、10面クリアまでが限界でした…、心折れた…。
ゲームとしてはそんなに悪くない…、むしろ難しいだけに突破できた時には、かなりの緊張からの解放・達成感があってクセに。
飽きさせなさも大したもので、大体2ステージごとに新しい敵・新しい味方が来て、やれる事が増える。
既存の攻略法と新しい事を突き合わせ、"今度はこう運用しなきゃ"といった、変化を楽しめると。

ボムカットイン

しかしさすがに、エロゲとしては厳し過ぎるものが…。
途中からボムを節約する事でフルーツが溜まり、武器の強化が出来るはず…なんですが、ボム無しクリアなんて考えられない、結局、25個必要なのに4個しか…といった有り様。
(そして次面以降がまた厳しくなる…)
この火が出るような難易度こそやり甲斐に繋がるってのは分かるんですが…、せめて一回クリアした面に再挑戦できて稼ぎプレイができるとか、プレイヤー次第で調整できる所が欲しかった…

ACT面の後にはインターミッションで、会話したり。女の子デザインはあんがい良いのだ

加えて、このシビアさにも関わらず、誤クリック上等なUIだったり(普通に考えて、奥行きのある画面で複数仲間キャラだと…奥にいる子はクリックしにくいよね…)
ボムを発動するものの、カットインが長くてその間に敵がゴールしたり、
中盤過ぎると1ステージが長く、4分くらい戦い続いた最後に、猛攻撃の波が来て死亡となると、かなりやるせなく…。
おまけにリトライでもステージ入る前のデモが飛ばせないとか、再プレイにちょい手間が掛かるというストレスが…。
プレイ中かなりキレてたんですが、まあ何だかんだ3時間プレイしたのも事実で…、じわじわ・スメル系。
ああ、昔の洋ゲーの難易度とかこうだったよね、と…

捕まったらマウスをぶんぶん振って抜けよう

エロは、実はかなり多そうです。
まず敵に組み付かれると、犯されモーションになるのですが、これが性感ゲージに従って3段階くらいの変化があったり。

FLASH製らしくアニメ。かなり力が篭ってるのが伝わってくる。

誰か一人でも体力と性感ゲージがカラになるとゲムオバ、個別のエロシーンへ。
ここが、ヤラレたキャラ(3人?)×敵の種類…と豊富。
紹介文によれば"28mainCG中、25"はこういうアニメの敗北エロなようで、並じゃない。

が…前述のシビアさの中、ステージも戻れませんので、いまいちエロを確認しづらかった…
(もしかして、クリアしたら犯されモーション含めて回想部屋とかも、あるかも知れないんですが…)
体験版やって、我こそはゲーマー、久しぶりのやり甲斐と珍しいシステムに心躍るわい(あとエロ)という方は是非、どうでしょう。