アルハランの聖杯 (製品版)

ARPG,R18製品版の感想

アルハランの聖杯
アルハランの聖杯[ウォータースプーン]

立ち絵エロオンリー、この臨場感…!

Hシーンは立ち絵の変化のみです。

というこの一文で分かる通り、"ゲーム中でのエロ"にこだわる玄人向け、
本来のゲーム部分から独立したエロシーンなど、エロCG集かADVでも見ていろ…! という貴兄にぴったりの作品です。

出るトコ出まくって強調されたエロ立ち絵

意外にもゲームとしてはややフリーシナリオっぽい所があるARPGで、かなり目的は薄め。
主人公は淫魔の呪いを受けてるので放っておけば淫乱度が蓄積する中、手探りで色んな事を試してみる。
まぁそこら中でエロに発展するよね。

ボタン連打でまんこをくにくにして自慰! なにげに新しい…!

発情や疲労といった一時的な蓄積値は、"HPはもう0で抵抗する事すら敵わないのに、意識を失うまでひたすら敵に犯され続ける"
といったシチュを可能にし、そこに淫乱度・絶頂・自慰・膣射回数という計測値が被さるという具合。

 HPが尽きれば犯される…

当然、全裸でスラムをうろつけば襲われたり、媚薬で一気に発情状態に持って行き、メニューから「オナニーコマンド」で辛抱堪らず人前でしてみたり、この"立ち絵エロ"は豊かに状況を反映して、目まぐるしく変わるのです…
結果、まさに"エロゲでのシコリ体験"という他ない、些細な事からどこでもエロスを感じ、常シコリ状態…といった事態に。
ただいわゆる"エロテキスト"が無いため、まだ目覚めてない方には"エロい雰囲気はやたらあるけど、明確にシコれる箇所が無いなあ…"といった感じではあるかも。
(音声のインポートが出来るようになってるので、差し替えるとかなり具合が違いそうな…。「俺の喘ぎ声素材フォルダが火を噴く時がきたぜ」…?)
だが玄人な貴兄なら、このゲームの流れでシコる、常シコリ状態ってのがどんなに興奮して、これで射精するとどんなに気持ち良いか知ってるはず…。
そんな感じです。

フリーシナリオぽいARPG。なかなか楽しいよ

こうした数値計測が多いARPGは、どこか複雑な物が多い印象ですが([攻略されちゃうARPG]とか…)
かなり分かりやすくなってますし、またウディタの見下ろしARPGという事でインフレがち、大雑把な戦闘になりそうな所、ここも"疲労""PP(攻撃に必要なスキル値)"でバランスを取る事に成功していて、ゲームとしても結構目を見張らされた。

鬼のようにある着せ替え(アンダー、上着、帽子はそれぞれ別扱い。髪色も染められる)

レベルがかなり高いからといって、調子乗ってダッシュでダンジョンを突っ切ってるとPPを少しずつ消費、また一回の攻撃にPPが割と必要(足りないと攻撃さえできない)
さらに疲労してると、防御力がダウンしたりもする。
…という事で、敵に大量に囲まれるとPPが底を突いてしまい、抵抗さえできず、押し倒されてがんがん犯される。
そうなるともう防御力関係なく、疲労がすごい勢いで蓄積していく…、ただゲームオーバーは無いので、進みまくっていきなり強い敵に出くわして焦って逃げるのも面白い…(犯されたら経験値入るし)

スラム街の小屋で寝ていたら犯される…(2回めともなると人数が増え、両穴同時に犯される細かさ)

なかなか緊張感と、でも気をつけていればそれなりに進める…という遊び心地となっています。
武器を買い替えてみれば、ダイレクトに攻撃範囲・PP消費に影響、戦い方が変わる感じで、ゲーム的にもなかなか侮れない…。

妄想が尽きぬ

まぁこうも多様なエロ立ち絵の反映…臨場感あるソレをやってくれると、妄想が捗り過ぎて、叶えられない所ではチラホラと不満を抱いてしまうのが悲しき性。
まず主人公が言葉少なのが個人的に残念かなと、行動や数値が多岐に渡るので制限を設けたのでしょうが、やっぱキャラ性がある程度掘られてると、犯されまくった時にやはり興奮が一際強くなるのですよね…

 定番の借金も可能。足りない分を一発2Gで返済する事に…。とんでもない膣射回数に

あとは主人公のロケットみたいな爆乳、乳揺れはするものの、あんがい揉みしだかれるみたいな責めは無いのかなとか、
ダメージ脱衣でインナーのスーツに穴が空いて良い感じに食い込んで欲しいようとか、
人前でオナニーしても反応無いのは悲しいとか(ある人も居るのだろうか?)、
身体を洗う時はやはり服を脱いで洗う、この一連の動作が欲しいとか、

「ぶっかけ状態」にも段階あってびっくり。まんこどろどろの全裸えろい…

そもそも立ち絵の臨場感は認めますが、何もオール立ち絵にこだわらなくても…
犯されてる時なんかは別にイベントCGで画面を覆ってくれても操作には困らないし、とか(描くのが大変でしょうが…)
敵に囲まれ、ひっきりなしに犯されてる時も、犯し×回数分のループ…じゃなく、射精された時に主人公の表情差分とか、どんどんピストンが激しくなっていくとか、やっぱそうなるとテキスト・モノローグ差分が欲しいなあとか…
製品版では淫乱度の変化でどこまで行くのか、という興味も付きなく…(というか体験版でエロ見せすぎでは無いでしょうか…?)
まあ結局言いたいのは、非常に期待!

細かいこと

まあ細かい所で少し雑さは見られるのですがw これは玄人受けして欲しいな…
●闘いながらだと割と迷いやすいので、周辺確認マップ表示くらいはしたかったかも
●ダッシュのスタミナ制限ある中で、ちょっと広めの町は少し面倒かも
●ダンジョンから町へ瞬間ワープするアイテムもあるといいかなぁ…

立ち絵によるリアルタイムな、"ゲーム性の延長上でのエロ"…に期待したのだけど、今のところ、体験版でも見られた街エロがピーク…かなぁ。

 敵から得た素材を投函して、犯され部屋を完成させていくのね…そう考えると、犯してくるモンスターめちゃくちゃ多いことに

まず対人のエロはちょっと少なめ、モンスター相手に犯されるのが圧倒的に多い。
ただこれも、触手で種類が被っていたり、責め方にそれほどバラエティを感じなかった。
(基本的にセリフが無いとか、立ち絵オンリーなので取れる構図に限界がある…という事もあるので)

せっかく全裸で男湯に入れるようになったのに、発情薬使っても、オナニしてみても、それ以上進展が無い?*→追記

リアルタイム(立ち絵)の敗北エロなので、"突っ込まれるまでの過程"・"突っ込まれてからの発展"に差別化図って欲しかったけど、毎回"倒されて、犯される"という流れが同じで、ちょい物足りないかな…

じっくりプレイなARPG部分が目立つ

それより顕著になってきたのが、"じっくりと探索していく"ARPG感。
油断して疲労度かPPが尽きれば、どんなに強くても一気に押し倒されるバランスの中、かなり広めなフィールドやダンジョンを歩いて行く。

敵の追尾が割と優秀、逃げてる内にいつの間にか囲まれること多し。こうなると気絶間近…「ボスより、ボスに率いられたザコ集団」の方が怖いリアリティ。

目的地の情報も結構ざっくりした物で、敵から逃げる内に迷子になるし、だが迷った先で思わぬ脇道の発見をしたり…。
なにしろゲームの途中で"飛翔石"というアイテムが手に入って、これは小さな穴を飛び越えられるようになるのだが、近年のゲームならここで普通は誘導が入るところ、本作はほぼヒント無し。
片っ端から踏破して、怪しい所を見つけていくのだ。

 絶頂時に集中線が付くオプションも。数あるモンスターでもワームはナイスなえろ雰囲気

だがこれがまったく苦ではない。
不思議とメインの道筋は見つけやすく、戦闘の緊張感が心地良い。
(もしかしたらエロではなく、戦闘のバランスやシステムに一番気を払ったのかも)
じっくりと向き合う気なら、この探索感はなかなか楽しめると思う。
(反面、"矢継ぎ早に立ち絵エロを見たい"人には辛いかも)

6時間30分でクリア。
ARPGとしての面白さは、最後までなかなかのもの。
(ちょっと淡々とし過ぎた感もありますが)

エロの惜しさ

後半になると女性型モンスターとかも増え、敵にメリハリが生まれた。
全体的に少し残念だったのが輪姦、かなり良さげな雰囲気なのに、"多人数にヤラれる"責めは二穴くらいという。
挿入されつつ両手でちんぽをシコシコさせられる、しゃぶらされる、
途中で小休憩が入り、その間にまんこから中出し液がこぼれて来る、休憩中にも手マンでかき回されてイカされる…
とか見たかったね…(あと借金踏み倒しの肉便器であった、ちょっとしたドットの演技もあんがい大事だなと…)

あと淫乱度が恐らく数字だけなのも悲しい。
ピストンで胴に足を絡めたり、ベロチューしたり、輪姦とかでも自分からちんぽにしゃぶり付いてく姿勢が見たかったが、立ち絵のスペースでは、やはり難しかったろうか…

荷物を隣町まで運ぶ途中、押し寄せる盗賊たち…。主人公もかなり強いが、数で押し切られる…! 当然捕まってしまうと…

立ち絵によるスムージングなエロ・怒涛の輪姦・豊富な着せ替え…とすっごくエロそうな雰囲気を出してますが、"惜しいっ!"ってな所が割とあり。
もっとエロに対して…、頭が沸いたような情熱が欲しいっ…!
しかし前作からの進歩も凄い本作、次回は相当突き抜けた事になりそうで注目。

コメントありがとうございます、
精液搾取は、スラムで犯されてから近くの女に話し掛けてラーニングね…気付かなかった…。
(全裸だと話し掛けても反応しない?)

奉仕系3Pだ!

こちらに奉仕系のエロが固まってて満足。
他の輪姦の時も、淫乱度でこれ混ぜたりすれば良かったのでは…と思ったりも…
他、攻略は暇だからゲームでもするかさん