パイオツ☆ブレイク (製品版)

RPG,R18製品版の感想

今までもダブル主人公というRPGはかなり希少でしたが、あえて言うなら、両方ともヒロイン…という構図が多いように思います。
しかし今作は、男女切り替え!
男はリョナバトル! 女は売春、エロイベント!!
さっそくやってみました。

Version 0.45a版の感想です

貧乏ジムの選手(男主人公)とトレーナー(女主人公)

舞台は底辺街、貧乏ジムに所属する主人公が、試合で勝ち上がってやる…! という所からスタート。
つまり男主人公はジムの選手であり、女主人公はそのメディカルトレーナーという立場です。

ジムを出たらホームレスっぽいオッサンに技を教わる。ある意味、一発で世界観が決まる瞬間…

男主人公の立場では、
(タイなんかをイメージすると分かりやすいですが)他の貧乏ジムも乱立するシビアな中、しかしお腹はどんどん減っていくので配給の食事だけではとても足りず、娼婦を牛耳るマフィアの女ドンの仕事を請けたりして、日銭を稼ぐ。
主人公は日々の働き…、木箱を押したり、上質な食事を採ったりするだけで強くなる…!(まるでカンフー映画だ)
そうして試合に挑む…! という構成。

じゃあ女主人公は何をするのかというと、"精液で強くなる方法"を研究してるらしく、平たく言えば、精液を集めて男主人公の強化を手助け。
集めた精液数により、男主人公が新しい技を覚えられる…となっています。
精液集めは日々醸成される男主人公のモノはもちろん、自分から娼館に勤めたり、あるいはイヤラシイ格好をしてその辺の男を誘う…という事も兼ねているのでした。

女主人公は"類まれなる頭脳の持ち主"という事らしく、頭がトンでるのか売春も初めから可、セクロスもノリノリ。

予告版の限りでは、女主人公はあくまでサポート役っぽい印象でした。
(任意で切り替えなければ、ずっと男のまま進められるようですし)
ただそれが、"男主人公でフラグを立てて、女主人公に代わって進める"…みたいな"細かく目標を、矢継ぎ早に達成していく"楽しさを加速させたり、
あるいは同じ相手に話しかけても主人公が違えば別の反応、同じ娼館でもまったく逆の使い方になる…といった視点の妙味を与えています。

肉を喰らって絶対強くなってやる…! とモチベを煽られる底辺の民たち

今作もまた(過去作のエロRPGと同じく)フリーシナリオっぽい造りですが、血沸き肉踊る世界観もあり、男主人公でもあり、今までよりぐっとやる事が分かりやすく、楽しみやすくなったな…、と思いました。

鍛えた技で女をボコボコにしたった、すげぇきもちいいw

男主人公の色合いが強くなった事で、エロもかなり"スカッと"する感じに。

 

闘技場で女をボッコボコにしてダメージ脱衣させる! は勿論のこと、覚えた技ごとにカットインが入る。
技カットインに半裸・全裸といった衣装差分があるなど、いつも通り相当手が込んでますが、今作ではそれがより効果的に響く響く…。
“ヒャハァ! ボインボインの女の柔肌に、拳が食い込む感覚は最高だぜぇ!"と言いたくなるような爽快な気持ちに。

 畏怖度が上がれば、強い女も卑屈になるのだ…

何度も戦い、勝ち伏せている内に高慢だった女どものセリフが変化、やがて"畏怖度"が上がったオンナの部屋に勝手に上がり込み、プライベートでもボコって震え上がらせる…といった所はまさに、"これだよ…"という感覚でした。

また仕事で女盗賊を捕まえれば、当然のごとく"裸にする"とか"乳踏みつけ"を行って、懲らしめたり。
そういった物を繰り返し見ていますと…いや、ヌクとかではないんですが、とてつもなく"気持ち良くなって"いきました…。リョナ素晴らしい。

エロできる女性キャラは相当居る様子…

畏怖度だけでなく、単純に"好感度"として、例えばマフィア組織の役に立てばそのドンに見直されたり、闘技場で勝ち続ければその主催者のお姉様に認められたりして和姦エッチ…という事もある様子。
もちろん女主人公側のエロもありますし、エロの戸口の広さは健在のようです。
何だかんだエロい雰囲気を合間に挟んで楽しくなりつつ、"ぬあーっ、もっと強くなって、色んな女をボコりてえ!"と自分を鍛える、この感じ。
なかなか明確かつ、爽快なフリーシナリオ感で楽しめそう…と個人的には期待です。

新しいエリアで大挙する新女格闘家、新しい女肉!

自分の遊んだ予告版から様々な追加があり「あれやって、その頃にはもうこれが出来てるから、次はこうで…」みたいな、細かく"すべき事"が入り組む快感が、より得やすくチューニングされた感じ。
試合するついでにメモリーボールにパワーが溜まり、ホームレスに教えを乞えるようになったり、女主人公はただ過ごすだけで下着が「汚れた下着」になって売れたり…色々と。

より強き者を求め、外の世界に行っていた格闘家たちが戻ってきて…

しかし名声を効率良く上げる為に、同じ相手と何度も戦わなければいけないバランスではあるかなぁ…なんてチャンピオンベルトを獲得して飽き始めた頃に、別のエリアから新しい格闘家が舞い込む、丁度良い転調。
これらもなんとか退けた所で、金持ちしか入れない新エリアに入れるように。

 南エリアは働き手を探している。貧民エリアとは対象的で皮肉である… 左官の仕事は十字キーでこなせ!

ここでまた新しいイベントや仕事、女格闘家が大挙して現れたのは「もう一段あるのか!」という驚きがありました。
元のスラムエリアとの対比もあって、自分は井の中の蛙だったのだ…! なんて、王道だけど思い知らされるという。
(その事をくどくテキストで強調せず、ゲームバランスと所属ジムの配置で悟らせるのも良いかな…。
ゲームをやってると自然に"エリアの地続き"を感じて、世界観を深く感じさせてるというか)

南エリアに行ってからも、元のエリアのキャラの好感度が上がって、新しいイベントが展開する事に驚いたり。
新天地と古巣でも、平行的にエロとイベントが起きていく。
なので後になるほど楽しくなる、スメル系だと思う。

 アームロックなんて技にもムギュッとした肉カットインがあるのだ

特に戦闘がですね、やたらと豊富な主人公・敵の技カットイン、敵の脱衣絵、倒した後…とCGが目白押しで、まあ全面的に女肉のくんずほぐれつを展開しており、ここに「今は勝てないが、細かいイベントをこなしてグングン強くなる」&「バインバインな女格闘家が次から次へと大量」という繰り返しに、なんだか楽しく没頭していく自分がおりました。

女肉に食い込む暴力! そうでないシチュもあるけど!

ただでさえW主人公、しかも性別が違う…という事で、エロ箇所は多く、まあ形もこれと決まったものはありません。
売春にしても男なら買う側、女なら売る側だし。
キャラの好感度も試合してれば上がる子から、プレゼントしないといけない子もいるし。
プレゼントタイプの子は、好感度MAXまでに何段階も、エロ衣装を目の前で着てみたりキスしたり、オイル塗ったり…という豊富なイベントもあり…。

中出しされて「腹の中が気持ちわりぃ!」「メチャクチャ垂れてる! 精液が垂れてる! なんて事をしやがるんだぁ!!」とかセリフもすげぇイジメ心をくすぐる…

その中で、個人的にグッと来たのはリョナレイプ。
試合中、乳を振り乱しながらボッコしたりボッコされたりするのも"くすぐり"として良いんですが、
その後、倒した女性の家に勝手に上がり込んで、さんざん柔らかくて引き締まった肉を暴行した上に、身勝手な首絞めレイプ…ってのは心に大いに響く物がありました。
こういう酷い事できるのは試合後に"畏怖度"が上がる一部の子だけなんですが、このスカッとする気持ち良さは、主人公を鍛え上げるモチベになっております…。
人を選びそうな女性のガチムチ系絵柄ではありますが、これは"ならでは"だなぁと思いました。

エロRPG史上「普通に歩いていたらいきなり顔面を殴られる」ヒロインが存在しただろうかw THE・女性への暴行である。

作品の価格が思ったより高かったのですが、リョナ系のRPGって全然少ないですし、実際CGがばんばんと繰り広げられてるのを見ると、代えがたい物はあるな、と…。
ただ男女主人公の立場の違い等からシチュが分散してる…リョナオンリーって訳じゃないので、"良いなあ"と自分にピッタリはまる所と、"そうくるかあ…"という様なもどかしさはあるかな?
まあこれは自分が、男主人公好きだからかもですが…

結構やり込んだと思う。
ストレートなクリア(王者ライオーネ倒す)までなら7.5時間だけど、そこからもかなり作り込んであって、ついムキになり…。

恋愛エロ|女性ごとの書き分けが良い

(意外にも)恋愛関係の作り込みが、かなり濃かった印象。
セリフの変化が数段階あるのはもちろん、仲良くなると出来る前戯or本番もそれぞれ違うという。

「ワキを嗅ぐ」が前戯になる女性から、イラマ・フィストOKな女性、「ボールギャグ付ける」が可なドMな格闘家も。
ただでさえ大きいガタイのガチムチ女性が、ボールギャグでふごふご言いながら犯されるのを悦んでるとか、新しい性癖の扉を開きかねない。
実際自分も、プレイ時間が重なるにつれて乳のでかさ・筋肉の豊かさが弾むエロシーンに馴染んでいき、普通にシコれるように…

ちなみに情事中は受け答えが何回か起きるのも、雰囲気高めてたかな…

そもそも皆「強い女戦士」か「部下を率いる女性」なので、ギャップや落差が強い。
例えば妙齢の女性とエロすると「これじゃ歳上の威厳が台無しだねえ」、
筋肉ムキムキ、無骨な格闘家は「こういう事するのは、ほとんど初めて」という不器用な可愛らしさを見せる王道。
クールキャラだと思った子が一旦エロするとしつこい程淫乱だったり、誰とでもヤる子が「これからはキミとだけしたい!」なんて、キャラごとの違い、しがらみの書き方が上手いのでした。

 会長たちが格好良い所を見せるイベントも。そこからの容赦無い制裁!w

恋愛度の上がり方も3タイプに分かれていて、戦ってれば上がる戦士系、その女性の組織に役立つ事をすると上がる一般系、プレゼントでのみ上がる幼なじみ。
特に気に入ったのは2番めのタイプで、最終的にその女性固有のイベントをこなさないと、Hまでは漕ぎ着けられないんですが(限界突破イベント)
そのイベントが"今まで気になってたけど、入れなかった場所"へ進む物が多い。

壁尻は挿入だけじゃなく、アナルパール・スパンキングも。こだわり…

こういう女性固有のイベントってあんがい、出涸らしみたいなお使いのイベントが多かったりするんですが、大事なエピソードにきちんと大事な位置のイベントを宛てがってるなと。
RPGとして楽しいスケール感があり、またその途中にも勿論エロ、クリアしてから壁尻屋がオープンしたり。
これは女性を攻略するのが嬉しいというもの。
(過去作もこういった系統のRPG(箱庭?)が多いですが、そのノウハウが活きたのかな…と)
逆にリョナへ繋がる"畏怖"タイプは2人しか居ないかな?
まあ豊富なエロシーンの一つ、という事ですね…

 戦えなくなった門下生、女主人公と何度もエロしてるとどんどん増長してきてむかつくw

ちなみにジムの貯金を増やし、金持ちの南エリアに移ると、まさかの"婚約指輪"ゲット。
全てのキャラにプロポーズできるという…予想を上回る作り込み…!(婚約すると、エロシーン中のセリフも変化…)
これは大変だったろうなあという、まったく自重を知らぬ勢いで、同人らしい楽しさが味わえました。