退魔夜行神楽 (製品版)

タワーディフェンス,R18製品版の感想

他のDLエロ同人ゲーがそうなように、TD(タワーディフェンス)にエロを加えるという試みも、色々な事が行われてきました。
まず[魔物っ娘ディフェンス]のように、クリアしたらご褒美のエロシーンがあるもの。
[アールヴヘイムの三賢者-終焉前奏曲-]は「攻め込まれたら拠点が喘ぐ(!)」
[タワー&スピリッツ]のように、「攻めたり、攻められたりでエロシーンが発生」するものも…(これはRTSぽいですが)
さて今作は、”配置したタワーが女性キャラ(巫女さん)”という、逆転の発想がエロ面白そう。
登録時はボリュームが心もとない感じでしたが、四度のアプデで強化…という事でプレイしてみました。

横視点・乱交・タワーディフェンス!

まず敵が左から右に一直線に向かってくる、横視点のTDというのも割と珍しいですが、タワー=女性キャラという特徴を活かし「HPが0になっても消滅しない」「HP0で敵に重なられたら犯される」というエロゲらしいルールが。

これにより、HP0で無抵抗になった巫女さんがにじり寄ってくる敵をくっ…と全裸で受け入れるしかない、
あるいはまだ元気なキャラでも、大挙してやってくる敵に弾を撃って抵抗するも、じょじょに押し切られてしまって…という事態に。
これは見た目に分かりやすく、ソソる前振りになってると言えるでしょう。

そしてその結果、あちこちで犯されが発生し、乱交状態になる…という一つの流れは、かなり滾る物があり。
ちなみにギャラリーモードでも、単に犯されアニメを一体ずつ見ていく…という仕様じゃなく、ぽんぽんと画面一杯に配置、乱交絵図を作れる辺り、コダワリを感じました。

割とざっくりプレイできます

ただTDとしては、効果的な組み合わせを見つける…という特有の面白さは薄いかも。
まぁ一般的なTDが見下ろし視点で小さいタワーを配置、攻撃範囲も細かい円状とかなのに対し、本作は横視点、範囲もマス単位なので、どうしても大雑把にはなる。

むしろプレイヤーキャラの巫女長を任意に動かせて、コツを掴んだら単体で敵をかなり足止めできたりする。
防衛地点のHPも多いし、かなり甘めのバランス。
まあ自分も、ガチガチのシビアなTDだとクリアできないので、ここは有り難い…。
ただやはりちょっと、ボリューム不足は否めなかった。
元々簡単な難易度で、ステージ数が4+αステージ(敵の無限湧きモード)
物語デモとかエンディングも無し…なので。
コツさえ分かったら一時間くらいで最後まで行けたり。

もうちょっと遊び応えが欲しかったかな…

巫女さん4種に、敵も4種。
敵を1種増やすと巫女さんの分だけエロが増える都合上、難儀だと思うけど、まだ無い組み合わせもあったり、エロ部分にもちょっと寂しさは覚える…。

そんなに配置にこだわらなくてもクリアできるけど、
3面は周囲攻撃で、4面は貫通弾の敵…と、きちんと面ごとに新しいタイプが出現したり、無限湧きステージでは敵にLV2や3とかもあったりするので、
もっとコレクト要素を入れてプレイ尺を設ければ、満足度高くなるのに勿体ないな…と。

配置ユニットの昇格など、TDぽい機能もあり

簡単なデモとかも欲しいけど、途中からもっと奥行きがある別舞台(神社以外)に移る、ステージクリア時に余らせたポイントが溜まって、新巫女や巫女長の衣装の追加ができる、基地の防衛システムとかも増設できる、ぶっちゃけ新ステージに進む権利もそれで買う…。
クリア時の評価次第で、追加ポイントがある…とかも王道だけど燃えるかなとか。
あとreadmeの敵紹介も、ステージ開始前とかに見せたら違ってくるよな…と思ったり。
ただ「乱交のTD、良くないかな!?」っていうアイデアにトライした感はとても好きだし、そのエロにはかなり、可能性を感じましたね。

前回ver1.04から7ヶ月ぶり。
ちょっとずつのアプデが重なった感じで、既存敵とのエロシーン追加がメイン。
ゲーム性はほとんど変化なし。
あとは召喚無制限でエロが試しやすい自由遊戯…と、遊び易さが少しずつ向上。

触れるだけで次々と自慰状態を巻き起こしていくラスボス、という風情が出たぞ! 割と豊満チックな描き方になってる…?

これで一通りの敵とのエロパターンが揃って、打ち止めの様子。
次回作も、可能性とエロ溢れる作風を期待したいですねー
(今作のエロ部分で言うと、絶頂とかは分かりやすく潮噴いたり、ペニスある敵なら肉棒抜いた後に精液垂れ…とか、絶頂大の字とか欲しかったかな…)