アモル魔法学園 (製品版)
このサークルさんは、かなり意欲的なRPGを出されています。
2012年に戦闘中犯されをフィーチャーした[錬金ファンタジー]、
更にそれを昇華させ、さらわれたり自律的に行動する妹がNTRられる…を志向した[メニミス]。
そして本作も”3人の女性を寝取り合う""心のNTRと体のNTR"という気になるワードが!
さっそくやってみました。
SEX自由! 寝取り・寝取られ公認の学園
魔物の脅威に国が晒される世界。
それに唯一対抗できる魔法使いとなるため、主人公と恋人が学生寮へ転入してきた所から物語はスタート。
しかしこの学校、”魔力を鍛えるには性行為が一番”という法則から、
「女性は性行為を求められたら断ってはいけない」
「また同性同士は、その事で揉めてはいけない(=カップル外の行為も容認する)」
「妊娠は好ましいこと。次世代の育成のため、妊娠したら出産は義務」
という仰天ルールが、国のお墨付きで存在しているのでした。
加えて、”行為で気持ち良くなるほど”魔力上昇が大きく、また魔力を含んだ精液は媚薬のように快感をもたらす…
という事で、まさに合法的スワッピングの場へ。
ちなみに主人公男は入学当時、魔法力0のダメ生徒。(性経験が無い訳ですね)
キスもまだ、エッチしたくても恥ずかしくてすれ違ってしまう…というこの子(彼女)を何とか他のナンパ男から守らねば…
という甘い想いは、すぐに打ち砕かれるのでした。
主人公の彼女も、さっそくその毒牙に…
初日から彼女は教師に「能力を開花させる為だから」と言い寄られ、処女を散らされてしまいます。
体験版でスキップしてる所もあるようですが、その後、
「一中夜ぶっ続けの中出しで堕とされていく」
「浮気セックスの途中で彼氏(主人公)と電話」という、他の寝取られ作品では中盤過ぎた辺りのプレイをOPから展開。
(女主人公モノの冒頭で処女を失うが如く、今作はスワッピング作品なので挨拶代わりのNTR。ここからが始まりなのです…)
理由に納得しているため、どこか客観的に観察する感じだったクール系彼女の心理描写が少しずつ狂わされていくのも良し、
特筆したいのはその夜、いつもご飯作ってくれてた人が居ないので主人公はコンビニ弁当、対して教師は休憩というこじつけで、彼女の手料理を振る舞わせる…との比較や、
疲れ果てた彼女を、教師がお姫様だっこで労ったりの大人の余裕に、少しずつ考え方が変わっていく…なんて、”心から堕ちる”部分を臭わせてるのも上手い。
(最近の寝取られ作品は身体堕ち優先、ドロドロさが足りないのが多いですよね…)
その後、魔物と戦う出撃前の魔力補給で、いちおう公認カップルの主人公と恋人がやっと初Hとなりますが…ここも比較描写。
ものの一分も持たなかった行為の後に、「補給量が足りてない」と教師に呼び出され…
と、そのズルズルNTRはかなりのこだわりを感じました。
下克上! 主人公もスワッピングに参加
しかし本作は寝取り・寝取られ、つまりスワッピング作品でもあります。
つまり「求めたら断れない」のは他の男のオンナも同じ。
出撃補給の際に、主人公が他の子を指名する、あるいは一日の終わりに夜這いを掛けることも。
相手は恋人を除くと二人ですが、一人は主人公の妹(病気治療のため見知らぬ男と婚約、初登場からプロフィール欄の”中出し回数”が500を超えている…)
もう一人は割と遊んでる感じのノリ良い子だったりで、はっきり初エロでは「ちょっと舐められてる」のが伝わってきます。
主人公は魔力が低いので、まだ精液が媚薬になってないのでしょうか…
もっとヒィヒィよがらせてみたい!(自分の彼女がされたように!)
説明によれば女の子たちには
好感度→心の繋がり
相性度→体の繋がり
といった値があるそうで、メインの流れは、昼~夕方の学校で女の子に声を掛け、会話したり、肌を重ねたりでなんとか仲を深めていく…という感じ。
(曜日ごとに出没場所やイベントが違う様なので、ここの攻略がメイン?)
そしてどこに居るんだ…と校内を探すうち、妹がパコられてるのを目撃したり、自分の恋人に対する、公然としたNTRも進行していく…という構図。
またそれにもようやく慣れ出した頃、彼女は「輪姦生放送(身体)」か「同棲セックス(心)」のどちらかを迫られてる…というグイグイ来るシチュは必見。
(エロは大体夕方に行われるので、毎日一緒に下校したりで頑張れば、純愛も可能かも…?
しかし余り能力が伸びず、魔物との戦闘で苦労することに)
考えてみればエロRPGで能力強化のためにエロするって状況は珍しくないですが、今作はそのいちいちが寝取られか寝取りになる訳で。
これは深いなと思いました。
エロCG集では「SEXが挨拶代わりの学園」とかのネタがありますが、ここまで上手い形でエロRPGナイズしたのは驚き。
そうしてエロをさんざん行い、パーティーの能力が上がったら、本来の仕事である魔物退治へ出撃、ボスを駆逐する…というのが最終目標となりそうです。
しかし負ければここでも敗北エロ。手も足も出ない男の前で、モンスターによる異常アクメに追い込まれるヒロイン、
それに当てられ、盛りだす別カップル…なんて乱交模様に。
自分は異種姦あまり好きじゃないのですが、ここもえろく仕上がっていましたね。
製品版ではNTRでカットした描写、長いエロシーンが待っていそうな休日、途中で「恋人の変更」…という要素もあるようで、期待です。
体験版では省略されていた、NTRの第一部・覚醒しスワッピングへと吹っ切れる第二部
まずざっくり第一部(NTR)~第二部(スワッピング)のパートと、分けて考えた方が良さそう。
体験版で途中省略されてた部分、主人公の彼女が教師に寝取られるまで…がまず1時間30分くらいあります。
この間はダンジョン出撃もそうそう好きには進めず、夜這いもできず、出撃前のSEXも彼女一択…
と、ほぼ一本道で、じょじょに侵攻していくNTRを味合わされる感じ。
エロで光ってたのは、常識破壊系のCG集ぽいシチュ…つまり、「この特区ではこれが当たり前だから」でエロい事が公然と行われるってところ。
例えば授業で「魔物に負けた時の練習」と称して(男は恋人が魔物に犯されるのを最後まで見届けた後、救出しなければならない)
教師が恋人をクラスメイトの前で犯す。
女生徒も男生徒もその様子を観察しつつ、あれこれ煽ったりする…とか
(主人公は結局ガマンし切れず飛び掛かりますが、当たり前のように跳ね返される)
魔法学校の生徒は「売春アプリ」を持たされていて、これをONにすると公共交通機関も了解済み、
車内アナウンスで告知されて当然痴漢されまくる、ちなみに平日は常にON状態が義務付けられてる…とか。
そんな目に遭い、まじめなので頭から信じようとする恋人が、
「私の魔力が伸びないのは、一般常識が邪魔しているのかも…」とエロ当然の世界に染まっていく、
教師も魔力強化をお題目に「AVを参考にして、もっと男性が喜ぶように喘ぎなさい」「日常生活でもこのペニスの快感を思い出して、耽るように」
「いつでも、どこでもSEXできるように」野外SEXへ持ち込む…という具合。
常識破壊とNTR、この二つの嗜好のドッキングで相当エロい事となっていました。
そして主人公は、(NTRに耐えられず、飛び掛かった事への)「補修」と称して、恋人の浮気SEXを目の前でひたすら見せられる事に。
ここに来て主人公は”寝取らせ”に覚醒、その痴態に大興奮。(その前からおこぼれSEXだったり、教師がその方向に持って行ってましたが)
他人ちんぽをハメられたままの恋人にハッキリ別れを告げられた事で、ここにスワッピング上等という第二部への舞台は整ったのでした。
第一部かなりエロいですが、やはり事実上一本道ってのと、主人公が寝取らせ性癖&割と気遣いの無い男で、それは寝取られても仕方ないのでは…って所は気になるかも知れない。
(そういう意味で、スワッピングこそメインかも)
やっと寝取り返した恋人が、再び他の男のイチモツに惑う… これが寝取り合いエロだ
第二部になると振っ切れた主人公が、いよいよ他人の恋人ともエロれるように。
ただ感じたのは、ここのイベント周りが割と少ないんですね…。
身体と心の相性が50超えたくらいで寝取り・恋人になれるみたいですが、女の子に話し掛けても毎回同じパターンの会話だったり…
エロシーンも、じょじょに感度良くなってるみたいな差分もほとんど無く。
そうなると変化が感じられなく、つい自分は明確な目標があるダンジョン攻略を目指してしまい、毎日同じエロばかり新しいのが見つからん…という悪循環に陥ってしまいました。
(二部制といい、ちょっとやりたい嗜好とRPG的な部分の噛み合わなさも感じる…)
*設定から、「好感度倍率」をいじると良さそう(重要)
恋人になると楽しいです。(結局、ここに来るまでプレイ3時間くらい掛かりましたが)
会話イベントとかも割とあって、無為に過ごしていた土日もデートに出掛け、エロ。
そして他の男が再び寝取りに動きだす…。
なにしろ放っておくだけで好感度が落ちていくので、ちょっとかまけてると、すぐに他の男になびいてしまうかも知れない…、
また”恋人がいるのに…”と言いつつ、すっかり開発された子が快楽に抗えない様はえろい。
まさにここに”寝取り・寝取られ合い”というコンセプトを感じました。
これがヒロイン3人分ある…となると、なるほど納得。
ただエロシーンの場面に割と偏りがあって、ゲームの進め方次第では空白期間も生まれちゃうと…、そこは注意ですね…。
あとCG30枚、エロシーン100以上って比率なので仕方ないですが、やっぱCG流用が割と多めなのはちょっと寂しい。
更に恋人と身体を重ねれば、「寝取らせる(他の男に積極的に抱かせる)」も可能になるようです…
ダンジョン攻略が一段落付くと、恋人を他の男に寝取らせるとかも解禁。
ダンジョンクリア時ではエロシーン回収率44/130、
それから恋人を取っ替えひっかえ、恋人ごとに出撃前のエロ×3、寝取らせ×3、夜這い×3とかあるもので、75/130まで埋められた。
実はダンジョン終了した学園生活のエロの方が長い気もする(ここでのエロは新規CGも大きい気がするし)
こうなってくるとかなりカジュアルに寝取り・寝取らせって雰囲気に。
(ただやっぱり、幼馴染の拒否感ある寝取られが至極…、妹は頭軽すぎて普通にいい話だなーになっちゃいがちだし(むしろ3Pとかしてみたかった気がする)
さばさばした子は、普通にH好きだし…。)
終わってみると…あと一歩痒い所に手が届かない、惜しい! って感じもした。
NTRを期待してた人は最後にはスワッピングになるのには反対だろうし、
スワッピングとしては、幼馴染以外のエロがちょっと…ってのもそう、あと寝取りエロな部分も欲しかったか。
感覚としては”寝取られエロを見るために、寝取る(恋人宣言する)”ってぐらいの比重でNTRに偏ってる気がして、
例えば自分がやられた、実はデート前に他の男に中出しされてて、バイブで蓋をされたまま自分と会ってる…
といった事を、今度は自分が他の人間にやり返して、女の子が慌てるさまも見たかった気がする。
(NTRの時はきちんと主人公の名前なのに、逆に寝取るときは一律で「彼氏」呼称なのも、分かってはいるがちょっと味気なかった…)
さんざん臭わせてた観光地のエロとか、妊娠出産周りのエロとかも無い…?
とはいえまだエロが55残っていて、未知数…(心の堕ち方と身体の堕ち方で変わってくると書いてあるし、何か重要なモノを取り忘れてる気が…)
ひとまず満足しました。
寝取らせの心がグラつく興奮って、けっきょく自己愛か…
アップデートで回想部屋、もとい”回想学園”が来ました。
「ドットでヤってる現場を見つけてしまうってエロくね」という作者さんの思惑が見える…ような。
シーン全解放もありで有り難い。
さて見つけられなかった50箇所は…というと
クリア後の寝取り合戦になってから、ごっそり見れてなかったね!
まず恋人が夜這いされた時も、相性高で別のエロあり。
更にそのまま値が進むと、寝取られイベント発生。
しかも好感度(心)・相性度(身体)で別扱い、「寝取られビデオ」も送られてくるという…これだって感じ。
つまり夜這い高1+好感・相性別の寝取られ2にビデオ2×これが3人(男)×3人(女)で45…!
身体の相性エンドはやはり捗りますし(幼馴染のマジメ落差がやっぱ一番クるなあ…)
淫乱が推奨される環境なので、むしろ心堕ち方がえろい場合もあるってのも新発見よ…
「寝取らせ・スワッピング」ですが、むしろ他の男の手が迫ってる方が、恋人に対する不安感から「好きだっ!」
とキリ無く確かめたくなるという感覚。何か泣きたくなる。
NTRはズーンと来る昏(くら)い興奮ですが、これは男のナルシズム的な恋愛感が適度に刺激され続け、なんか妙な不安と昂揚の間で、気持ちが絶え間なく揺れるのだなあと…。
喧嘩した後の仲直りHが、なんか心ががーっとなる感じで凄い興奮するよ…に実は近い?
けっきょく自分の気持ちの揺れ幅に浮かれてるだけだけど、そこがエロと結びつくとかなり特殊感。
(という事をここ数日考えていた)
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コメント一覧
#追記
クリア。エロシーン75/130
#追記
アップデートの回想部屋。見てなかったエロとは