バウンティハンター3 (製品版)

RPG,R18製品版の感想

体験版プレイ

▲発情度がMAXになると前作の後遺症でしょうか、淫乱丸出しになってしまい、戦闘に入るや勝手に降伏したり、レイプされて喜ぶ差分などがありました

インディーズ、同人的なゲーム開発イズム感じて好きですねえ……

そしてオープンワールドならぬオープンシティ的な志向、前作からだと思うんですが本作体験版じっくりやってみて初めて気が付いたっていう……。

RPGとしては元がアニメ強い方ですから、ツクールMVになって一皮剥けたサークルさんと言えるかも。
なんだろう、プレイしてるとアニメが要所要所でばしっ、と決まる格好良さ(構図)がたまにあるんですな……

製品版プレイ プレイ6.5時間、クリア(+3人同棲)

ガンシューティング風の戦闘、ちょっと熱いストーリー、女性たちとの同棲、変わっているけど確かに面白さ味わえる一作

広い町のあちこちに散らばった賞金首を、出没エリアと時間帯の情報を集め、探し出して倒す、戦闘はガンシューティング風……という、もともと珍しいゲームではある本作。
製品版を終えてみると「より変わった所に力が入ったゲームだな」と印象が深まりました。
(悪い意味ではなく、おもしろさを助ける、という意味で)

実はプレイ前は、サークルさんの前作[ゴーストキャッスル・ガンスイーパー]の方がどちらかと言えば好きかな、主人公の気弱な隊員がキモ亡霊に犯されて凹凸の無いイカ腹を精液まみれにさせられて失禁するとか凄くエロスが分かりやすいぞ、と思ったのですが、
遊んでみるとどうして、この小気味良よさと演出のケレン味が楽しい。
これはプレイするまでちょっと伝わりにくい箇所で、体験版で感じた事をつい忘れてましたね……

ガン戦闘も基本的には難しい事を言わずクリックした敵をばしばし撃つのみ、体験版の限りでは途中で飽きないか気になりましたが、
ここに例えばコイントスでコインが落ちた瞬間の早撃ち対決、
一方で遠くから狙撃してくる敵には、こちらも唯一ライフル銃でしか届かない(他の銃だと届かない)
……と、さすが飽きさせないバラエティで、ミニゲームぽいメリハリとして有効でした。

終盤では、腐れ縁の賞金首が「お前を倒すのはこの俺だからな!」とか手助けしてくれたり、「虐げられた少数民族が作り出したこの新式の銃で、金に守られた巨悪を倒す!」とかのちょっとクサいけど熱い展開とかを挟んで、嬉しくなりつつ(個人的にはもっとゴリッゴリに追い詰められたり、苦難をこれでもかと書いてそこからの反発で熱くしてくれても良いのですが、コメディ色もあり、それなりにさらりと済ませてるのも適切でしょうか)
クリアまでは4時間強。

ただプレイスタイルにもよるでしょうが、クリア目指して一直線にプレイしただけだと、実はちょっとやや大人しい、物足りない印象を受けるかなと……。

個人的に本作の妙味を堪能したは一度クリアしてからで、今まで捕まえていた賞金首が再度脱走したのでまた捕まえよう……という展開、あぁ「オープンシティならぬオープンタウン」みたいな所がある本作、何かとやり込む為にお金が入り用だから、これは多分稼ぎ用のルーティンなんだろうなぁと漠然と決め付けていましたが、賞金首の出没位置やイベントがまるっと違う!
しかも以後、5・6人賞金首を牢屋にぶち込むたび、押し出されるように数人が逃げ出して野に放たれるのですが(大丈夫かこの警察署は)
その度に違う行動パターンが設定されていました。
どうやら少なくとも1キャラ3〜4通り用意されていて、それをランダムで選んでる様子……?
一周目では絶対に気付かない所に、この凝りよう。

で更に、発情状態でイケメンの賞金首と対峙してみたらコロリとなびいちゃってそのままSEXで許しちゃうとか、
一周目ではすぐ捕まえちゃってた賞金首を泳がせてみたらこんなイベントがとか、
そして実は一周目では対決できない最後の賞金首がめっちゃ強い、その代わり倒すと銃全盛のこの時代に”剣”での戦いが可能に……なんて、本当に細かく作り込まれてる事を発見するのでした。

その中でも一番驚いたのが、これエロも絡むんですが、”同棲”イベント。
お金を貯めて家(+家具)を揃えると女の子と同棲できるようになる。
OPから慕ってくれていた少数民族の女の子はもちろん、
内気で尽くすタイプだというのが仄見えていた警察署長も何度も賞金首を狩るうちにその逞しさに惚れたか、同棲したいと切り出し、さすがに一つ家でハーレムはまずいってんで、もう1個別の家を買って住まわせる。通い妻状態である。両方とも♀だけど。
そして更に、女の賞金首を何度も捕まえてたら、うっとりと事に触れて何度もプレゼントして来る、そのうちにまたまた告白で、こうなったら3つめの家も購入だ。
んで家で会話とかしてみると、普段の男に媚びないイイ女みたいなキャラから家庭的なエプロン姿でギャップ、あら良いですねえ。
この子は、エッチに誘っても「自分が責めるエロはいいけど」自分が責められるエロはなかなか了承してくれない。
プレゼント攻勢で落としましょう。

という事で、実は全体エロの3分の1くらいが女性たちとの同棲&エロに費やされてる印象。
これはなかなか予想外でした。
残り3分の1はザコ・ボス敗北エロで、こちらはある種サークルさんのお得意というか、性欲過多のキモ男に大量ぶっかけされたり、ピストン途中で膣内に放尿されたりとかの変態SEXで絶頂する感じ。

逆に通常のエロRPGでは結構なウェイトを占めてそうなエロバイトが少なく(収入的にもバイトより賞金首の方が一桁上ですし)
でも「売春許可書」を発行して貰い、どこのベンチにでも座って売春できる、おまけに着衣コスがエロシーンのアニメにも反映される、とか、
メイド喫茶でのバイトだとエロは無いんですが、なぜかめちゃくちゃ失敗しまくるお笑いの一般CGは数枚ある、なんて自由感に一枚買っていました。

あと発情した時のオナニーとかもバイブ・ローション所持でエロシーン変化、女性用ダッチワイフもアタッチメントを別に手に入れると疑似精液が出るようになるぞ……なんて差分が。
(どういう条件か分からぬが、トイレでおしっこする時にたまにうんこもして驚いた)

体験版でも分かる昏倒するまで酔っ払ってレイプだったり、探すと色々面白い趣向のエロが見つかる感じですね。

勿体無いのはこれらパターンの豊富さが、初見のクリアを目指したプレイだと気付かれない所でしょうか……
もう少しやり込んで、奥深さに気付いてくれると良いなと思うんですが。

サークルさんの作品は以前に[ヨロズヤ★プリンセス]を買った事があって、こちらもやや似た傾向でしたが、なんだかんだ敗北エロとエロバイト……のウェイトが大きかった記憶があります。
そこからするとより面白いゲーム性の変化になったなぁ、というのをまざまざと感じました。

途中ちょっと詰まったんですが(アイテム取り忘れ)作者さんのブログで攻略もあるので、安心でした。

あと出来れば、ジャンプボタンをゲームパッドにも対応して欲しかったなと思うんですが、まぁマウス使う機会が多いので、今更ですかね……。