変幻装姫シャインミラージュ 敗北へのカウントダウン (製品版)

ベルトアクション, R18製品版の感想, ライター:エローン大君

*この感想は [エローン大君]さんに書いて頂きました。

面白さのツボを押さえたゲーム部分から、高品質CGによるエロアニメーションまで 思わず脱帽ものの逸品

ミルフィーユさんの「変幻装姫シャインミラージュ 敗北へのカウントダウン」の感想でございます。
極煌戦姫ミストルティア」に続いての、ミルフィーユさん発ベルトスクロールアクション。
パンチやキックでチクチク敵を殴りつつ投げで締める往年の遊び方はもちろん、コマンド技含めた多彩な技の数々を用いた連続技で楽しめる一作となっております。
エロ部分は、残機がある場合には高品質CGによるアニメーション、ゲームオーバー時にはよりエロ面を強化したノベルパートへと移行する形となっております。

商業同人故に4000円弱とほぼミドルプライスエロゲー並みの値段ですが、それだけ出す価値はあります。本気で言います。買わないのは勿体ない。
「ベルトスクロールアクションを分かってる」なゲーム部分・「コンプリートするだけでもやり込み要素バツグン」なエロ部分。
共にそれぞれ高クオリティな上に、UIやシステム面でも「アヘ顔苦手なんですよ、俺」みたいな人向けのために、オフ機能まで用意されている充実っぷり。
いやー、ここまで完成度が高いベルトスクロールアクションを出されると、もうスタンディングオベーションするしか無いです。

斬れ!殴れ!必殺技で敵を殲滅! 必殺技出しまくりな超強いヒロインになりきるのだ

ベルトスクロールアクションと言えば、カプコンやテクノス・ジャパン……と思っている君ィ!何か忘れちゃいないかね!
セガだ!これはセガのベア・ナックル3を、あの正直評判が悪かったベア・ナックル3の不満点を完全に取り除き、最強に仕立て上げた逸品だ!
軽快なダッシュに画面手前・奥への転がりはもちろん、レイピアやコマンド技を使っての技でガン攻め!
敵の戦闘員を掴んでパンチ・パンチ・キックと3発入れたら、後ろに回り込んでバックドロップだワーオ!

……このままのテンションで行くと、何が何だか分からない怪文書になりそうなので、冷静に戻ります。
本作は、方向キー+3ボタンで遊べる、全7ステージのベルトスクロールアクションゲームです。
ゲームパッドにはもちろん対応、マウスにもさり気なく対応していますが、こちらは普通に遊びづらいので封印がオススメです。
特徴的なのは、ダッシュや転がりなどの移動手段の多彩さと、コマンド入力による必殺技と言えましょう。
必殺技を使うには、エナジーという専用ゲージの消費が必要ですが、このゲージはコンボを繋げることで回復。

コンボと言いますと「難しそう」と思ってしまいがちですが、本作は簡単操作。
無敵必殺技すらも、適当に敵を大勢集めて出すだけで、30Hitほどのコンボとなり普通にエナジーの元が取れちゃうので、技を出すことに躊躇する必要はありません!
エナジーなど気にせずに、バンバン必殺技や無敵技・カウンター技などの特殊技を使って敵を殲滅するのが、最善・最良の攻略法!
まさに、「超強い戦うヒロイン」を表現しているゲーム性となっております。ダウン追い打ちに使える技や超必殺技もあるぞ!

技数が多いため、コマンドが覚えきれない人もポーズボタンを押せば、操作方法一覧が出るので安心です。
ちなみに、近距離必殺技の「ブレイズインパクト」は、まともに連続ヒットしたらボスが即死しちゃうほどの威力出ます。爽快感が凄すぎる……。

ベルトスクロールアクションとしては、多彩な技がある代わりに武器は無し。
敵を落とし敵に落とされな「即死穴」ギミックは、1つのステージにのみ存在。敵が落ちたら死にますが、こちらはステージ序盤に戻されるだけで残機が減ることはありません。
バイクで突進してくる敵を攻撃すると運転手が落ちてバイクが爆発したり、敵が手榴弾を投げ合って自爆したり、大きなクレーンやレーザーの壁などの罠があったり。
ジャンルの面白いエッセンスだけを詰め込んだ、そんな印象を受けました。
上手くヒロインの立ち位置を調整すれば、敵が勝手にクレーンやレーザーに突っ込んで自爆!
バイクが一気に襲ってくる場面でタイミング良く無敵技を決めれば、バイクの爆風で他の雑魚敵も一網打尽!超気持ちいい!
個人的には、「もうすぐ体力回復しないとマズい……」と考える場面で回復アイテムを配置するレベルデザインの部分も秀逸だと考えたりも。

エロアニメーションに関しては「残機を失った時のみ」に見る形になるため、「格闘中にレイプされてゲームのテンポが阻害される」ことは一切ありません。残機制だからこそ出来る、最善のアプローチだと思います。
更にミスによるゲームテンポ低下すら気になる方向けに、オプションで全てのエロ部分をオフに出来ます。
ゲームに対する凄い自信を感じますし、実際にそれだけのことをやってのけているのが素晴らしい。

ちなみに、勢い任せに言及しておりましたが、本作の「ベア・ナックル3」へのリスペクトっぷりは半端ではありません。
個人的に感じたリスペクト部分を見ますと、

・Y軸(画面奥・画面手前)方向への転がり
・通常投げ(本作ではフランケンシュタイナー)の他に、ジャンプボタンで背後に回り込んでからの投げが用意されている
・必殺技を出す際に、体力とは別のゲージを使用する
・各種必殺技のコマンドが完全に被っている
・屋内にある部屋の数々を探索する要素がある
(探索を利用したベア・ナックル3プレイヤーなら分かる仕掛けも…… これ以上はネタバレたっぷりなので書けない!)

と言った感じです。
探索に関しては、ボスがいる部屋以外や、封鎖された階段のロック解除を行う部屋以外は無視しても基本的には大丈夫です。
ですが、体力アイテムを落とす敵は雑魚敵が敷き詰められた部屋の中にしかいないので、何だかんだで真面目に探索した方が得をします。
部屋ごとのギミックを把握すれば探索の手間が一気に減るので、タイムアタックという楽しみ方も出来るかもしれませんね。

戦うヒロイン物ならではギミックも ゲーム初心者もチートで安心・やり込み用ミッションまで完備

しかし、戦うヒロインが一方的に強いかと言いますと、そういうことはありません。
本作の敵はガードを使ってくる敵もそれなりに存在し、また「敵の火力も高くする」という形で敵側のバランスも取られています。
一瞬の隙を突かれて痛烈なダメージを負うという、戦うヒロイン物っぽいシチュエーションにゾクゾクしますね。
更に、ヒロインを苦しめる様々ななギミックも用意。

・コスチューム破損で防御力がダウン
・快楽を生む針を刺され、動けば動くほど快楽を感じてしまう状況で戦わなければならない
・敵の持つ技にかかってしまい、ランダムで「通常攻撃が出せなくなる」「操作が反転する」など、自分の体を操作されてしまう

技をバンバン出そうにも、それすら封じられる。普通のゲームであればストレスが溜まる要素です。
しかし、それが如何にもヒロピンなシチュエーションで自然に行われるため、戦うヒロインになりきる上での良いスパイスとして作用しています。

また、「それでもクリアが難しいよー!」という人向けに、ゲーム難易度を下げられるほか、「調整モード」という形で救済措置を用意しているのもナイス。
ステージクリア時にもらえるポイントを使って、様々なチートを購入することができます(購入後にOFFにすることももちろん可能)
コンティニュー回数上限を引き上げしたり、ボスの体力を最大50%まで引き下げたり、挙句は攻撃力を10倍に上げたりと、もうやりたい放題。チートにしてもえげつなさすぎる。
敗北時のエロ回想に関しても、どうすれば解禁できるかのヒント表示を行うこともできれば、解禁が面倒な人向けにポイントで解放できるようにも設定できると、至れり尽くせり。

また、「ミッション」といういわゆる「実績」の概念がありまして、このおかげでゲームのやり込み度も大幅アップしております。
全てのミッションをクリアすることで、何かご褒美があることを示唆されております。
1ステージ1ステージが短いため、ステージごとにも用意されたミッション獲得のための周回も楽々。
ただし、中には「ボスが出した攻撃を誘導して、自爆させて倒す」と言ったトリッキーなものも存在し、さすがに今の私の実力ではまだまだ無理。
これからも頑張ってプレイして、ミッション埋めをしていきたいと思います。とりあえず攻撃力10倍で。
ちなみに、様々な技を持つ本作の性質を利用したコンボ関係のミッションもありますので、こちらは要練習です。
入力時間には余裕があるので、ゆっくり焦らず挑戦するのだ。

ちなみに、前作の「極煌戦姫ミストルティア」と比較しますと、

・ダッシュなどのスピード感が大幅アップ。
・エナジーがコンボ数で回復するため、攻撃すれば攻撃するほど有利に(前作は基本的に時間回復)
・空中技のキック技など、過去作には無かった技のバリエーションが追加
・(あまりゲーム部分とは関係ないですが)追加パッチにて搭載された「画質向上」の標準搭載

と言った感じで、爽快感を上げるための仕組みがパワーアップしております。
画質向上に関しては、PCスペックのことを考えてからか、オプションモードから「最高画質」を設定しなければならないため要注意です。

惜しむらくは、コスチューム破損システムがせっかくあるのに、立ちポーズでのシャインミラージュが常に背中を向けているため、どのように破損しているのかが分かりづらいところ。
立ちポーズの変更だけで済む部分だけなので、ちょっと勿体ないところであります。
また、せっかく用意されたスコア部分が、件の即死穴でステージ序盤に戻ってしまう仕様上、永久パターンでスコアが稼ぎ放題になってしまい破綻しているところぐらいでしょうか。
ちょっと難しい部分かもしれませんが、敵を倒した時の声などがあったら爽快感がアップするので嬉しいなぁと思ったりも……。

ただ、それらの弱みを踏まえたうえでも、スタンディングオベーションレベルの出来となっております。
爽快感・軽快さ共に、前作から大きく向上した「変幻装姫シャインミラージュ」のゲーム性は、体験版でも味わえるので遊んでみましょう。
前作「極煌戦姫 ミストルティア」は買ったけど、追加パッチは購入してない……なんて方も、最高画質でのCGを体験できますよ!

アニメーションから濃厚ノベルシーンまで ミス数すら影響するエロシーンには要注目

非常に凝ったゲーム部分にも要注目ですが、エロシーンは更に凝っております。
なんと、アニメーション・ノベルシーン共に、全敵キャラにアニメーション・ノベルシーンが実装されております!
敵の組織の戦闘員はともかく、洗脳された一般人などの明らかなモブキャラも実装しているという凄まじさ。
残機を失った時にエロアニメーションを見るか、イベントCG付きのノベルシーンを見るかは設定画面で決めることができます。

「イベントCGによるシーン」を選べば、一枚絵CG(+差分付き)の本格的なノベルシーンが見られる……のですが、この部分の凝りっぷりが異常と言っても過言ではありません。
最初に出会う敵、戦闘員のパターンを例にいたしますと、

・戦闘員に敗北1回目
・戦闘員に敗北2回目
・戦闘員に敗北3回目
・ゲームオーバー時

こちら、ほんの少しではありますが、それぞれ微妙に文章の内容が変わっているんですよ(最初の1・2行だけ変わってたりする場合もありますが……)。
敗北3回目などは特に顕著で、1回目・2回目と乳首責めを受けた際に「痛み」が先に来ていましたが、3回目では「快楽」が来てしまう。
負ければ負けるほど、快楽へと堕ちていく様子が楽しめるのがなかなかに良いと感じました。ゲームオーバーにまで至ればその堕ちっぷりは……。
ちなみに、本作は幕間や敗北シーンなどのノベルパートで、セーブを行うことができます。地味にノーコンティニュークリアを目指す際に役立ったりも。
セーブを行った際に初めて分かるのですが、主人公が犯された回数はしっかりと記録されております。セーブをするたびに犯された回数が表示されるというのも、汚れていく様子を意識させられてなかなかにナイスです。
ちなみに、エロアニメーション・ノベルシーン共に、ボイスに関しては主人公兼ヒロインのシャインミラージュのみとなっております。

乳首責めもあれば、巨体な敵からのイマラチオ、触手責めにふたなりチンポを生やされて敵の幹部に弄ばれ、挙句には噴乳させられる。
変身ヒロインであるシャインミラージュは学校の生徒会長ということで、身バレして変身が解かれた状態で犯される場面もあったりします。
あと、バッドエンドによっては汚っさんにバニーガール姿で犯されるシーンがあったりも……。
街の一般人による犯されとかもそうですが、守るべき存在に犯される戦うヒロインっていいよね……。

ただし、注意すべきことがあります。本作は基本的に「尻推し」で、アナル責め方面に尖っています。
と言いますのも、敵の組織であるダーククライムのボスが「処女は守るように」と厳命しているため、よほどのことが無い限りはアナル処女を奪われることはあっても、本当の処女が奪われることはありません。

アナルに関しては本当に容赦なくぶち込まれたり、特殊な精液を浣腸されたりと、アナル大好きな方は楽しめるシチュエーションは多彩。
それに加えて、お口を責めたり、胸を責めたり、ふたなりにしたりとバリエーションを増やしていった形ですね。
また、本当に軽めではありますが、追い打ち攻撃や電気責めなどのリョナ成分も含まれております。
苦手な方はスキップボタンが用意されておりますので、そちらを使っていただければすぐに飛ばせますよ。

逆に言えば、かなりの割合を占めるアナル責めにピンとこない方にとっては、少々物足りない部分は出てくると思います。
ただ、BAD END系などでは戦闘員の暴走で処女を散らされるシチュエーションもありますので、「アナルに偏っているものの、様々なシチュエーションが楽しめる尖り方」と言った方が正しいでしょう。

回想モードは、チートモードなどを利用することで「ポイント」を使用し購入も可能。
1つだけ恐らく「ミッション全クリア」でのみ解禁出来るであろうものがあり、そちらの内容は気になりますが未だミッション全クリアは出来ず確認はできておりません……。

もちろん、ゲーム部分の犯されアニメの回想もあります。
アニメ回想に関してはノベルシーンの回想と連動しておりますので、ノベルシーンの解禁さえすれば簡単に見られるというお手軽仕様です。
ついでに、背景やモブ追加なども行えますので、好きなシチュエーションで彩ってみてもいいでしょう。

システム的に結構細かい配慮がされておりまして、CGだけを見るモードでは、ボイス再生の有無から、アヘ顔を表示しない機能まで備わっています。
本作のアヘ顔はそこまで癖が強いものではないので大丈夫だとは思いますが、苦手な方は是非ご利用を。
(回想モードでは、アヘ顔OFFを出来ないのが微妙に惜しい……)

漫画では数ページ・小説でも1章程度でエロシーンに入らなければならないため、「強いヒロイン」を演出するのは難しいものです。しかし、ゲームでは様々なアプローチが可能です。
それが、例えば本作のような、超強い性能のヒロインを主人公に据えてゲームとしての面白さを保ちつつ、しかしうっかりすればやられてしまう敵を用意する、というバランス。
これは、「強いヒロインの演出」に対する一つの解答なのではないか、と考えております。
つまるところ、ヒロピン好きにとっては、スタンディングマスターベーションものの出来、ということです。
変身ヒロイン好きも、ダメージでバイザーが欠けたりするCGがあったりするので、性癖問わずたまらないシーンはあると思いますよ。

変身ヒロイン好き・アナル好きならまず買い。4000円弱出すだけのコスパ、あります。

というわけで、ミルフィーユさんの「変幻装姫シャインミラージュ 敗北へのカウントダウン」の感想でございました。
ベルトスクロールアクション独特の気持ち良さを「分かっている」ゲーム部分の素晴らしさ。
そして、変身ヒロインものとして、ゲームテンポを全く崩さずにシームレスに楽しめる「敗北→恥辱」の流れ。
アナルに偏ってはいますが、様々なシチュエーションが用意されたエロシーンの数々も含めて、脱帽ものの逸品です。
値段は多少張りますが、ゲーム部分が素晴らしい故にやり込み度の高さは保証付き。
エロシーンに関しても、本当にモブキャラまでエロシーンを用意しておりますので、コストパフォーマンス的にも十分と言ったところでしょう。
ゲーム好き・ヒロピン好き・アナル好き、全ての人に胸を張ってオススメできる一作です。

ちなみに、前作「極煌戦姫ミストルティア」、そして「変幻装姫シャインミラージュ」共に、ヒロピンものでおなじみの「二次元ドリームノベルズ」レーベルから発売された小説からのゲーム化となっております。
本作に関しては、実は「小説家になろう」のR18部門である「ノクターンノベルズ」からの出身です。アナル責め要素が強いのも、原作からの流れだったり。
「小説家になろう」から商業小説化して、更には商業同人ゲームとして発売……。本当にすごい作品ですね。