おねショタACT スマッシュボーイ [フル] (製品版)
*この感想は [エローン大君]さんに書いて頂きました。
油断したらお姉さん達に責められちゃう!? マウス操作で遊べる爽快ベルトスクロールアクション
▲一見ではマウスで遊べるとは思えないゲーム画面だ……
excess mさんの「おねショタACT スマッシュボーイ」の感想でございます。
本作は、マウスだけで遊べるという珍しいベルトスクロールアクションです。
「スマッシュ」の名に恥じず、敵のお姉さん達に様々な技を叩きこんで吹っ飛ばす爽快感が魅力!
しかし、油断してお姉さん達のH攻撃を食らってしまえば、押し倒されて立場逆転。様々な形での責めを受けちゃいます。
横からの視点・主観視点でのアニメや、台詞エディット機能などH方面も非常に充実した内容。
体格差がある故の攻撃演出もあり、ベルスクとしても新鮮な気持ちで遊べる良作となっています。
必殺カウンターでお姉さん達を吹っ飛ばせ!やり込みやカスタイマイズ要素もいっぱいだ!
▲マウスホイールを回すだけで敵の攻撃をかわせるのだ!
本作は、基本的にはマウスで遊ぶベルトスクロールアクション。ちなみにキーボードでも遊ぶことが出来ます(この場合は方向キー+3キー)。
「マウスだけでベルスクって無理じゃない?」と思われる方がいると思いますが、本作は縦方向の軸を「3ライン」に限定。
マウスホイールをクルクル回すことで、柔軟に縦方向への移動ができるようになっております。
「軸をずらして敵の攻撃を避けつつ攻撃する」というベルスクの基本にも忠実なので、違和感なく遊ぶことが出来るのです。
▲ルートによっては意外な展開になることも……?
ステージ数は全7ステージですが、一部ステージにはルート分岐が存在。また、各ステージごとに「ミッション」も用意されています。
その他にも、ステージをクリアするごとに「サブクエスト」が解禁。
サブクエストはただ敵を倒すだけでなく、「一定数のコンボを達成せよ」「一発でも食らったら即死の状態でクリアせよ」「特定の敵だけ撃破せよ」など、様々な条件が付いているものも。
全ステージを1周する程度であれば2~3時間程度で終わると思いますが、高難易度モードが用意されていますし、実はクリア後には……。
とにかく、ゲームボリュームはたくさんありますので、誰もが満足できることでしょう。
ちなみに、ゲームが苦手と言う方には、難易度として「ダイジェスト」という低難易度モードが用意されておりますので、ご安心くださいませ。
▲お姉さん達の攻撃にカウンターすると、「スーパースマッシュ」を放てるぞ!
本作の醍醐味は、画面内の敵を一気にぶっ飛ばす「スーパースマッシュ」!
お姉さん達の攻撃へのカウンターが成功すると、お姉さんは一時的にのけぞって動けなくなります。
そのタイミングで、マウスの中ボタン(ホイール)をクリックすると、スーパースマッシュが発動。
猛烈なスピードのパンチのラッシュの後、最後は必殺技で決めっ!画面内の敵を一気にぶっ飛ばします!まさにスマッシュだ!
敵を吹っ飛ばして倒すと、その場にアイテムが出る確率が上がるため、積極的に狙っていきましょう。
▲ステージの中には乗り物アイテムが用意されていることも。軸移動などを使って殲滅だ
また、とあるステージでは拾うことで乗り物に乗ることが出来るアイテムが落ちていることも。
軸移動や左右移動をするだけで、お姉さん達を一気に倒すことができるので、これまたスーパースマッシュ並みの爽快感を得ることが出来ます。強いぞー!カッコいいぞー!
これらのシステムを使って、敵を倒していくのが本作の一番気持ちいいところだといえるでしょう。
▲お姉さん達は通常攻撃の他、Hな攻撃をしてくることも。
しかし、油断をしてはなりません。敵のお姉さん達だって黙ってはいないのです。
通常攻撃はもちろんありますが、主人公とお姉さんの体格差を活かした攻撃は「おねショタ」作品ならではの特徴的な部分。
そして、ある種ご褒美でもありますが、敵からのH攻撃を受けてしまえば、主人公は様々な責めの餌食に!
▲動く〇をクリックすればHな攻撃から脱出できるぞ!
快感に浸るのもアリですが(実はちょっとした恩恵がある)、脱出しなければクリアすることはできません。
その際は、画面左下に表示される、3つ存在する動く〇をクリックすれば脱出できます。
責めを受けている間に敵に囲まれていたら、マウスのホイールクリックで必殺技を出して敵を蹴散らし反撃だ!
▲技は多岐に渡る。君だけのコンボを生み出そう
▲技は「ショップ」で購入できる。中には必殺技「土下座」なんてものも。
マウスクリックで出せる連続攻撃や溜め技、そしてホイールクリックでの必殺技は、カスタイマイズすることもできちゃいます。
技によって威力やスタン力(後述)が異なっておりますので、どのような連続技を組み込むかは重要です。
そして、各技ごとに「レベルアップ」をして威力などを上げていくというシステムがあったりも。後半ステージは敵の体力が上がるので、強化をきっちり行うのがオススメです。
これらのカスタマイズはデッキ形式になっていて、ゲームプレイ中にもワンクリックで切り替え可能なので、場面に応じて連続技・必殺技を切り替えてプレイしてみるといいでしょう。
先述の様々な条件があるサブクエストも、上手くカスタマイズしないとクリアできないものがあるかも……?
▲普通にゲームとして遊びたい人は、有利なスキルを付けまくろう
そして、技構成の他にも「スキル」をショップでは買うことが出来ます。
ユーザを有利にするものがほとんどですが、
▲!?
敵が自動回復してしまったり、一撃即死状態になったり、自分が小さくなってしまったり、効果は様々。
これを上手く利用すれば、ゲームを有利に運ぶことも、様々な縛りプレイで遊ぶことも出来ますよ!
マウス操作&3ライン制ベルスク 簡単そうに見えて凄く本格的なのです
▲画面中央に左右移動用のパネルを置くことで、敵の攻撃にもクイックに反応可能
さて、ここまでゲーム部分に語ってまいりましたが、それでも「3ライン制とは言え、マウス操作でベルスク」というのは人によっては不安が残るというもの。
しかし、ハッキリ言います。動かすだけで快感を感じるくらいレスポンスが凄くいいです。
アクションゲームで3ライン制と言いますと、以前感想を書かせていただきました「シーイルサーバー」も取り入れた手法でありました。
シーイルサーバーの場合は特殊なシステム故にオミットした側面が多かったのに対し、本作の場合はマウスでの快適な操作へと完全に特化するためのオミット。
「マウスホイールを回したりして、キャラを動かすだけで気持ちいい」というのは初めての体験でした。
とことん「ゲームとしてのレスポンス」に拘っているのが感じられます。
キーボードで遊ぶよりもマウスで遊んだ方が面白い。本作はその領域に達していると思います。
▲攻撃前モーションや効果音で、回避タイミングを伝えてくれる親切設計
マウスで遊ぶことを前提にしたシステム面での配慮はまだまだあります。
敵へのカウンター攻撃にも絡んでくる部分でありますが、「敵の攻撃前には(基本的に)効果音を鳴らしたり、攻撃前のモーションを長く表示している」ことで軸移動を促すようになっています。
非常にさり気ない部分ではあるのですが、「プレイヤーに上手く操作出来ていると感じさせる」「カウンターシステムの良さを満喫させる」と爽快感を与えるだけでなく、この配慮を逆手にとって「あえて音を出さず奇襲攻撃を演出する」と一見プレイヤーに有利なゲームを深くすることにも成功しています。
▲赤いオーラをまとった敵は、攻撃を当ててものけぞらない。スタンさせてスーパースマッシュだ!
そして、「敵を吹っ飛ばす爽快感」だけでなく「手ごわい敵を倒す重厚感」も、「スタン」という概念を用意することで実現させています。
普通の雑魚敵の場合は攻撃をするとのけぞるのですが、赤いオーラをまとった敵は攻撃を受けてものけぞりません。
のけぞらない以上は、敵が攻撃前モーションに入っている状態でそのまま攻撃し続けると、普通にやられてしまいます。
では、どうすればいいかと言いますと、敵の攻撃を回避しつつ、様々な攻撃を更に加え続け「スタン」させ、のけぞった瞬間にスーパースマッシュを叩きこむ!
ここで加える攻撃も、技のカスタマイズで「スタン力が高い攻撃」を盛り込むなど様々な工夫が必要で、「ゲームプレイ中に攻撃技デッキの切り替えができる」というシステムを強調しています。
一見、ただ「敵をぶっ飛ばすだけ」に思えるゲームにアクセントをつける、非常にいい要素です。
▲スーパースマッシュは凄いダメージを叩き出せる利点もあるのですが……
ただ、スタン絡みのシステムで、なかなか避けられない部分ではあるのですが、惜しいところがあったりも。
それは技の組み合わせ次第で「スーパースマッシュを出すよりも、スタンさせる攻撃を続ける方がストレスが溜まりにくい状況がある」という点。
スタンさせるために6万ダメージを与えることができて、スーパースマッシュを使うと10万ダメージほど。
そんなシチュエーションだった場合は、ちょっぴり長いスーパースマッシュの演出を見るよりも、普通に殴った方がプレイヤーとしては手っ取り早いため、スーパースマッシュの魅力を削いでしまっているんですよね。
根本的な要因としては「主人公の攻撃力が敵の体力に見合っていない」=「スーパースマッシュ演出をたくさん見ることになる」ということですので、いくつかスーパースマッシュ演出を用意してランダムで演出を変えるようにしていれば、私がそのような印象を持つことは無かったのではないか、と思います。
また、ルート選択の仕方によっては、ラストのギミックが解けない人が出てくるかもしれない点も、少し惜しいところ。
ゲーム勘のある人ならば大丈夫だとは思いますが、どのルートを通っても出来るだけローリスクでそのギミックを触れられる機会があれば、更に良かったかもしれないと感じました。
ちなみに、発生条件がよく分かっていないのですが、ごく稀に「男として大事なところを蹴られてしまう」という演出が発生したりもします。
必殺技を出すにはテンションゲージが必要なのですが、それが一気に0になるので大ピンチ。
条件をきちんと把握しておきたいところですが、「攻撃のカウンターを取られてしまったら」ということでいいのかしらん……。
(もしかして一部敵だけの特殊攻撃だったりして)
細かい配慮を積み重ねたシステムの数々に脱帽 どんな環境にいるゲーマーであっても安心だ
ここから、ちょっとしょうもない話をしますが、本作のシステム面でも重要な部分ですので言及いたします。
ゲーマーの性と言いましょうか、プライドと言いましょうか、「レベルアップ要素があるアクションゲーム」に対して「レベルを上げること無くクリアしたくなる」というのが人情と言えましょう。
実のところ、私もその性に抗えずプレイしていたのですが、いつしか敵の体力が上がり、スーパースマッシュを決めてもろくに倒せなくなりました。
それでも意地を張りたくなっているところに、とあるサブクエストが現れました。その内容は「一撃で〇ダメージを叩き出せ」というもの。
考えられる一撃での大ダメージ技は必殺技ですので、試しに一番強そうな必殺技で試してみる……全然ダメージ足りないじゃん!
というわけで、強情な縛りプレイを諦めて、普通にレベルを上げてクリアしたのでありました。
▲このくらいなら余裕。最終ステージ付近のサブクエストで「どうやってもノルマの半分しかダメージが出ねえ!」と思って悟った
この「一撃で〇ダメージを叩き出せ」というサブクエストはたびたび登場しまして、実質的に「上げておくべきレベル」をプレイヤーに示す役割となっています。
このようなレベルアップへの導線を用意しているのも、本作の配慮の良いところ。
その代わり、高難易度を求めるゲーマーには難易度変更や縛りスキル(一発即死)などを用意。
満足できる内容となっておりますので、ご安心くださいませ。
▲前作「パレードバスター」でも拘りを感じさせた細かい設定画面
話を変えまして、ゲームとしての前作である「パレードバスター」から引き続き、痒いところに手が届きすぎるほどの設定が用意されています。
限りなくストレスが無いようにプレイできるよう、様々な設定を用意してくださっているのは非常に嬉しいところです。
ゲーム画面の見やすさや操作のしやすさに関わってくるところもあれば、「ファミリーモード」や「全年齢・成人向け切り替え」なんてものもあります。
実家暮らしで、ドアをノックせず母親が入ってくるような人でも、安心してプレイできる。それが本作なのです。
前作では味わえなかったエロが実現 ステージ作成や台詞編集機能でエロはより高みへ
さて、全年齢作品として見ても十分遊びまくれる本作ですが、やはり一番注目したいところはエロですよね!
excess mさんと言えば「おねショタもの」ということで、本作もお姉さん達に攻められまくっちゃう内容ばかり。
本作では、「横からの視点のエロ」と「主観視点でのエロ」の両方が楽しめるようになっています。
前作と比較しますと、「パレードバスター」は一人称視点のアクションゲームで、本作はいわゆる三人称視点のアクションゲームという違いがあります。
そのため、前作の場合は騎乗位や手コキなど、非常に没入感の高いエロを展開することができ、そこが一つのウリでありました。
しかし、「パレードバスターではどうしても描けないエロ」が存在したのです!
それは「顔面騎乗やキス」というシチュエーション。主観視点が故にそれをやってしまうと「女の子の顔で画面が埋まり、肝心の没入感が死んでしまう」のです。
▲視点を切り替えることによって、様々な体験ができるのも魅力
その点、「ベルスクである故の横からの視点」と、「主観視点でのエロ」、双方取りそろえた本作では問題無し。
前作のような「分かりやすい没入感」は薄れてしまっておりますが、顔面騎乗・キスなどの特殊シチュエーションが多いため、第三者視点と主観視点を切り替えてエロを楽しむことが出来るようになっている。
ここが本作のエロにおいて、非常に重要なポイントだと思います。
肝心のエロに関しては、敵キャラのH攻撃を受けると発生。
押し倒されてとことん責められるというシチュエーションに、おねショタ好きだけじゃなくMな方も思わず興奮してしまうことでしょう。
▲好きな組み合わせを探してみるのだ
H攻撃自体もキャラによって様々ですし、お姉さん達は20人ほどいるので楽しめること請け合い。
しかも、一人のお姉さんに責められている間に、別のお姉さんにも責められるケースももちろん用意。
お姉さんの組み合わせも色々ありますので、自分の中で溜まらないHなシチュエーションを探ってみるといいと思います。
とは言いましても、狙ったお姉さんに責めてもらう、というのは普通のゲームプレイではほぼ不可能。
というわけで、本作はお姉さん達を配置できる「ちょっと一戦」モードが用意されています。
▲ここでお姉さん達を配置して……
▲好きな娘達とのHシチュを満喫だ! ちなみに出てくるお姉さん達をランダムにすることだってできちゃうぞ!
ステージ作成画面はシステマチックで難しそうに見えますが、四角をクリックしてお姉さんを選ぶ程度なので簡単。
好きなお姉さん達を配置したら、実際に戦闘に突入!
H攻撃してくるのを待つのもいいですが、ランダムで確実性にかけますので、ここで使うべきは一撃即死スキル!
わざと負けて、その後にお姉さん達が責めまくってくれるのを待ちましょう。
そうすれば、自分が思い描いた通りの様々なエロシチュが生み出せ、とことんヌキまくれることでしょう。
更に、ステージ作成だけでなく、「お姉さん達が責める時の台詞」すらエディット可能。
こちらについては、フォルダ内にある「TEXT.csv」を変更する形になりますが、サンプルや編集方法も書いてあるので、それに準じて行えば大丈夫です。
上手い感じの台詞を思いついたら、他の人と共有してみると面白いかも……?
ゲーマーもおねショタ好きも満足!ストレス解消にも性欲解消にも持ってこいの一作だ
▲ナースとかOLとか色々登場しますが、個人的な趣味でスクリーンショットを貼っておくね……
というわけで、excess mさんの「おねショタACT スマッシュボーイ」の感想でございました。
マウスで遊ぶ3ライン制のベルトスクロールアクションと、結構特殊な作品ではあるのですが、操作の簡単さ・難易度・配慮の細かさなど、あらゆるゲーマーをターゲットにした良作だと思います。
技を組み合わせて遊ぶ楽しさや、敵をぶっ飛ばした時の脳汁が出るような快感は中毒性がありますよ!
エロ面は、おねショタ好きとしても、マゾっ気がある人も楽しめる良内容。
スキルや必殺技の組み合わせでは「土下座」や「臆病」などを使った、怖がりの男の子としてのロールプレイなんかもできたりします。
前述した通りエロ面においては、前作は主観視点のプレイがメインで、本作は第三者からの視点のプレイがメイン。
エロの方向性が異なるので、おねショタ好きやマゾっ気のある人ならば、どちらの作品も押さえておきたいところですね。
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