T-PACK3 -全裸でGO!- (製品版)

SLG, R18製品版の感想

DLチャンネル経由で10年前のゲームに興味を持つ

最新の同人エロゲをやっていると「このゲームは◯◯の影響があるな」とか「◯◯の延長上にある」なんて思い当たる時がありますが、
それは言わば今の最新の同人エロゲから、自分がかつて触れたエロゲへ線を引く行為なんだね、
でもどうだろう、その線は「その前」、つまり自分が知りもしなかった頃へも伸びているんじゃないかね、ことそちらになると一気に知識が暗くなるけれど。
と思っている所に、ところで(皆様もう余り覚えてない方もおられるかもですが)DLチャンネルという、DLsite主導のコミニュティと目されるものが、1年以上も前から展開されている訳です。

そこで見掛けた話題「十年前のゲームをお勧めする「全裸でGO!」」には大いに興味を引かれましたね。
エロRPGの流れの一つに、常時エロを入れてきたい、どうやって入れて行くのかというのがあり、
ある意味で露出ゲーなんかは「移動する事自体がエロであり、ゲーム性」でその究極じゃないかと思う訳で、すなわち[NAKED ORDER](6年前ですね)のインパクトは凄かったなあ、なんて今でも思い返す訳ですが、
それよりも前に、似たコンセプトのゲームが存在したと?(過去作のパック作品という事で、少し前にリメイク&再登録したみたいですが)

エロゲ文脈を考える時に、つい自分が触れた物のみで断じてしまいがちですが、やはりそれ以前も必死にやっていた人達は居るよなぁという事で、プレイしてみた所存です。

視界エリアと交互移動、ローグライクぽい露出システムとは

この時代らしく独自プログラムの作品であり、そのシステム構築による露出の表現もなかなかに面白い事となっています。

つまり自分が動いた後に、敵……本作では見つかってはいけない通行人ですね、こちらも交互に動く。
通行人には視界エリアが存在していて、主人公がその内に入ると、「羞恥」ゲージが減ってしまう。0になってしまったら、恥ずかし過ぎてゲムオバ。

言わばローグ風な行動順のシステムで、視界エリアを掻い潜る訳です。

もちろん主人公の小学生ロリは攻撃だの矢だのは使えない逃げる専門ですが、ただ一つ「1ターン」に3回移動ができる強スペック。
これにより、例えばオープニングの「マンション内露出(5Fから3F・1Fの目的地まで行って戻って来る)」に顕著ですが、
エレベーターを降りて来た住人が目的の部屋に歩き着くまで、そっとエントランスの視界の及ばぬ所で静かに待機、
あるいは廊下を直進していたら突然、部屋のドアが開くので慌てて一気に駆け抜ける(ちゃんとドアが開いて住人が出て来るまで数ターンの猶予がある)
そうしてようやく階段に辿り着き、下の階へ降りるぞ……という時、昇ってくる住人の足音を聞きつけて退散、みたいな駆け引きが。

どうもプレイしてると、マンションの住人には自律的な行動パターンが設定されているように感じ、ここは本当に、苦労をして未知の箇所に行ける喜び、切り開いた喜びというのがあり、臨場感と共になかなか不思議な面白さを味わえました。

ツクール系が全盛の今だと、同じ「視界エリア」でもリアルタイムな見下ろしACTになってしまいそうななか、こう違って来るかと……。

本編(製品版範囲)となると遂に街での露出となり、ここからは”自販機ポイント”と”放尿ポイント”が戦略に加わります。

つまりマンションの外となるとさすがに往来は激しく、がんがん見つかり、羞恥ゲージもみるみる減るので、自販機ポイントで休息を取りたい(羞恥回復)
ただし休息を取ると尿意ゲージが一気に増える。(尿意が限度を超えるとお漏らしで羞恥ゲージ大幅減少)
そこでおしっこポイントで用を足す……という仕組み。

他にアイテム欄もあり、とあるイベントをこなすと「バイブ」が手に入ったりします。
ただここで今のエロRPGの流れと違うなぁというのは、
本編の「OPの罰ゲームで完全に露出に目覚めてしまった小学生が、いよいよ外の世界に出る(*特に目的は告げられない)」
という始まりからすると、
現在ならば行動中心のエロイベを立ち絵形式でやる……例えば野外おしっこをどんどん繰り返すにつれ過激になる、野外オナニーとかも出来るようになる、放尿中に見つかってしまって……?
などを考えると思うんですが、実は本作、マップで露出が見つかってのレイプとか、自発的なオナニーとかは一回も無いのです。
(そもそも露出を”見つけた側”の反応が薄い)

では本編のゲーム性はというと、
街マップ上の学校や公園など、いかにも「行くと何かありそう」な開けた所に辿り着くとノベルタイプのエロシーンが始まる、
突き詰めれば、羞恥ゲージを切らさずに目的地に辿り着けるかのご褒美エロであり、あくまでその為に自販機ポイントなどを活用できるか……という事ですね。
(おしっこ最中に人に見つかった時の反応はあるものの、差分のセリフが1・2入るくらい)

また説明書にヒントがあるのでそこまで迷いませんが、場合によってはどこでエロが起きるかそのものが分からず、怪しい所に検討を付けて探し出す……となる事もあり、オープニングのマンション内露出からちょっと手触りが変化したな、という所はありました。

これは元々「アクションキー」、言わば「調べる」ボタンに一つのキーを割り振っている事から
・未知の場所へ苦労して到達する楽しさ
・更にそこで新しいオブジェクトを調べたりして、アイテムやらエロイベントを探す面白さ
などを設計していたのかなと思うのですが、
マンションの各階と比べて街は中くらいのマップがでんと約一つ、「調べる」に関してもだいたい所定箇所さえ見付けられればエロシーンが起きる……という仕様なので、
全体の規模・視界を掻い潜りなら調べる手間(面倒臭さ)を考えて、割と中間くらいで手を打ったのかな……という感じがしました。
(10年前のゲームにこんなこと言っても仕方ないですけども)

最近のゲームで似たシステムを挙げるなら、[エルフとゴブリン]が、ローグライクでありかつ時間制限あり、もちろん戦闘もあり、魔法の複数の活用ありで、もっと遊べるように仕立て上げた感じと言えるでしょうか。

https://super-game.net/archives/elf_to_goblin.html

同級生のお友達と、上級生と、ペドい昔の頃で。色んな角度のロリエロ強調

さてその怪しい所に到着してからのエロシーンですが、実はここは自分の想像以上でした。
というのも、昔のエロゲってどうもお色気止まりよね……みたいな偏見があったり、あと元のDLチャンネルの記事の表記、

全10種とイベントやCG枚数はやや少なめですが、

からそんなに期待していなかったのですが、
いやエロの発生箇所は確かに10……と+2つですが、1つのエロシーンに大体3枚前後のスチルを使い、どれも「ロリエロ」を色んな角度から強調するもので、かなり良いなと。

例えば公園の遊具ではだかんぼで遊ぶという少女らしいエロがあったかと思えば、
同じく露出愛好家の上級生のお姉さん(といってもやっぱり小学生)と出会い、僅かに膨らんだお胸や僅かに毛が生えた土手を比べるという比較のエロ、オナニーのし合いっこというシチュへ。
小学校の教室で(同級生相手に)幼いおまんこを開いて見せるなんて鼻血モノのシチュもありますし、
変化球としては(無邪気な小学生ロリを汚すという嗜好から派生したのでしょうか)とつぜん浮遊霊に身体が乗っ取られ、オナニーをさせられる憑依エロ、なんてのも。

ただ「あともう一歩」が欲しいエロが多いかな、悲しいな、最近のエロRPGなら「2回め差分」がある所だけど…… なんて思っていたら、”同じエロシーンでも条件を満たしてると、エロ差分が発生する”シーンもあって驚きました。

例えば駐車場で成人男性に捕まってしまって脅され、性行為を強要されるシーンは、初めの方に見るとフェラなのに対し、後から来るとアナルレイプ。
それが終わると「バイブ」を手に握らされて解放される……という事で、
今度はその後に憑依エロを見てみると、手でのオナニーが、バイブオナニーに変化。
絶頂し過ぎて路地裏でぐったりしてる所で気が付く……なんて具合。
(同じシーンの多段変化エロというよりも、同じ場所に行けばいつでも同じエロシーンが見られるので、後からもう一回見てみると条件を満たしてる事が多くて、追加で発生するエロ部分があって驚く、という感じかな)

あとエロシーンの変化絡みだと、オープニングでも僅かに出番があった友達のサブヒロイン二人に関するシーンは、同じ場所でも差分どころか、丸々新しいシーンでキャラ補完。

やんちゃだけど性に興味津々な女の子が、弟相手に無毛おまんこの解説遊びをしていると分かったり(指を入れるとギュウギュウ締め付けるので怖くなり、逃げ出したくなる弟……)
お金持ちの天然な子が、実は父親と早くからアブノーマルな関係を持っていて当たり前に「成長記録を残す撮影」や、SEXまで行っている……
という背景が明らかになっていき、無知エロなロリ模様という雰囲気、かなり満足度がありました。
(全てのエロをコンプすると、主人公×やんちゃっ子のレズが最後に解禁されるのも何となく物語として良い締めかなと)

そもそも小学校中学年くらいの主人公が「数年前」(つまりペドと言っても良い頃)の出来事をふと思い出すエロとかもあって、
無邪気にすじマンを見せて河原で遊んでたら、ロリコンにレイプされた(もちろん処女)記憶を思い出す……とかなんですね。
最終的に数えてみると、まだ小学生なのに処女・アナルは開通済み、憑依とはいえバイブオナニーもしちゃうし、友達の父親に中出し3連発とかされるという(この時は「わ~入ってくる入ってくる」とケラケラ笑うという無知エロ)
過激度なんですね……、ただそれでも最後にはコメディなスチルを入れたり、そもそも無知なのであっけらかんとした感じで済ますのも、なかなか楽しみやすく興奮しやすく、良かったなと。

10年前のものを改めて発売するという事で、

・絵の描き直し、文章の修正

というのも良かったのか、ロリキャラにも古さを感じる事はありませんでしたし。

コンプまでは大体2時間プレイくらい。スチルはエロだけで数えても、全部で50枚弱。
ここは時代とか関係なく、かなりのロリエロな満足感がありました。

ちなみに本作は、過去作のリメイク&パック作品なので

・今回はゲーム2作品を収録。

という事で、経営SLGも付いてくるというボリュームでもあります。
(こちらは一切手を加えてないそうで、ちょっと遊びにくいかな……)

ただ一点注意なのは、ここだけは昔基準なのか、BGM・SEが無いのはちょっと寂しかったかな……。
(単に賑やかしじゃなく、エレベーターやドアの開閉の効果音が付けば、露出ゲームとしてももっと臨場感が出ると思う)

そもそもの動機はオリジナルプログラムの作品という事で、

・WIndows7以降に対応

がメインだったのかなと思いますが、PCではそう、今作のように10年も経てば何だかんだ昔のが動かなかったり、貧弱な表現になったりするんですよね……。
そういう意味では大体2010年頃にエロRPGが夜明けを迎えたと考えると、DLエロ同人も、そろそろ(あと数年で)リバイバルブームになったりするのか……? なんて思うのでした。

関連:
コスプレイヤー露出なんていう作品もあったのですよ↓

[COSPLAYED1~TSD区民館編~]