アントロポセン1889 (体験版)
▲まるでショウのM.Cが宣言するが如く、「あったかも知れない19世紀」、スチームパンクに彩られた蒸気都市の幕が開く!
そのまま画面は囚われてる男に倒れてる少女へ……とカッコイイ運び
▲女の子を操作、とりあえず近くの男を助けて一緒に行動するが、事情の説明を求めても肝心な事ははぐらさかれるし、危険なロボットと対峙したら一方的に戦闘を任せやがるし……とどうも怪しい
▲戦闘レイアウトもまた良い感じ。
ちなみに銃を撃つ(攻撃する)とお金がそのまま消費されるらしく、このさき所持金が底を突かないよう、適度にあちこち探りつつ進むのが大事そう……か
▲そして凄く強そうなロボットと鉢合わせ。しかも「なんでそっち側に付いた?」といった発言に、一体何が……と訝しんでいると、思い出させてやるみたいに服を傷つけられ。
少女の白い肌が晒されたのも束の間、その下はメカメカしい金属であり、挨拶代わりのメカバレ要素だ
▲そして思い出される数時間前の物語……(こういう入り組んだストーリー運びをするRPGなのだ)
まだロボットらしい従順な態度を取る少女を連れ、機械技師の男は巨大企業の依頼を請けに来たのだった
▲巨大企業の長からの(半ば脅されながらの)依頼は、反乱を企てたというロボットたちの鎮圧であった。さっそく当該の炭鉱に向かう二人
▲しかし機械が反乱するなんて事が……と、炭鉱をあちこち調べるうち、機械に職を奪われて行った人間たち・悪魔教・一人の少女を実験台に、新しく開発されたロボットに自我を与える薬……といった背景が見えていく
▲そして炭鉱の最奥、蒸気の向こうに霞む機械仕掛けの悪魔像を崇めるロボットたち……というエモい光景の前で、反乱の張本人たちと対峙。
しかしこちらの少女と同タイプというゴスロリ少女ロボに簡単に無効化され、しかも件の、自我に目覚める薬を打ち込まれて気絶してしまったのである……(今の時系列に戻る)
▲そして現在。
同じく自我に目覚めたロボットたちに、さあお前もこちらに来るのだ、人間の奴隷という立場から脱するのだ、と理想を語られる場面から再開ですが、少女は適合性が高かったのか、「大企業側の方が生き残る可能性が高い(金になりそう)」とすごく人間臭い理由で戦闘続行である
▲ただ機械技師の男に今までコキ使われた不満はあるようで、隙あれば殺す、と考えているようだ
ここに歪つな協力関係となったのである(人間臭い)
▲眼の前の敵対ロボを一掃した二人は、その後、あちこち探し、お金とか装備をゲットしたり、ようやく反乱の張本人を見つけ出すものの、逃げられてしまったり
▲再び眼の前に立ち塞がる、同タイプの少女ロボット。
ゴスロリ機械少女 VS ゴスロリ機械少女 が啖呵を切り合う良い光景、うむ……!(ちなみに戦闘に負けてもお金を払えば勝った事にして進めるよ)
▲あんなに勇ましかったのに、負けるとすぐヘタレてアジトの情報を吐く敵ゴスロリ少女(かわいい)
だがそれを阻止すべく、突如現れた金属度の高い少女ロボが口封じする……!
口汚く罵りながらの暴行、機能停止してやがて物言わなくなってしまうゴスロリ少女の瞳。女の子のいじめ感、良いですね……
▲けっきょく壊れた女の子を家に持ち帰り修理、仲間にしたりするのかな……と思いきや、そんなタマでもなく「破損箇所がどんどん修復されてる、これは興味深い(解剖しよう)」「眼球が破損したのでこの子のが欲しい」「(気付きやがった)……何もしないよ?」みたいな軽妙なやり取りの後…
▲やたらと差分の多い、素晴らしく凝ったシーンへ。
ゴスロリ機械少女のつるつるお肌をしげしげと観察するだけでも良いものですが
▲まずはネトつく眼球の取り出し。機械だからか、女の子が悲鳴というよりも、「こんな事されちゃった」的な絶望を煽る感じなのもまたツボだ
▲そして念入りに両腕、腹部を破壊! その結果、破損箇所を自動修理していた謎の触手がお腹から出て来たのである(猟奇でエロイ)
これが「悪魔教」の正体、別世界のテクノロジーのようだが……? と、物語はますますこじれて行きそうです。
この先どんなメカバレリョナが待つのでしょうかっ
[アントロポセン1889]https://t.co/GRTiwfs8Ea
スチームパンクなRPG第二弾…! 今回は舞台こそ前作と同じものの、戦闘中心に、よりアクティブに動いて行くことに…。味方として・敵としてゴスロリ機械少女が多数登場、人にやりたい放題に翻弄されるメカバレ(リョナ)の猟奇性が上がっているような— 111 (@becomegame) 2019年5月30日
世界観が強い作品なので重厚にやるか…と思ったら、登場人物たちの言動は妙に肩肘張ってないのも面白い。ディストピア、自立意識を持ち始めた機械と人間の対立・機械と人間の線引きはどこか…と幾らでも崇高なテーマに出来そうな所、「金!」で解決してしまう、妙に現金主義のヒロイン機械少女とかね…
— 111 (@becomegame) 2019年5月30日
戦闘では金=弾丸というノリで所持金を発射、ボス戦もお金を払えば勝った事になる…!
前回では上層だった? 世界を、今度は底辺の人間として舐める様につぶさに見ていく事と、メカバレ(酷い事してる側の共感性の無さがやばい、まぁ相手ロボットなので…)を楽しみたい、という設計を感じましたね。— 111 (@becomegame) 2019年5月30日
背景は全て手描き。手描きの線丸出し+蒸気機関というのも面白いと言えば面白いですが、多分もっと”重厚”感出して、価格もドカンと上げた方が、ピンと来る人は多かったりするのかな、とは思う…。
(というか、理解しやすい+お金を多く払う事は、次の行動への呼び水となりやすい……)— 111 (@becomegame) 2019年5月30日
ニュメーレ、こんな事されてるのに一応仲間にはなってくれるっぽいのか……って(本作のエロというか、可哀想ポジ担当?)
・製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓
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