AttackJK(アタックジョーカーキングダム) (製品版)

STG,R18製品版の感想

10年前に発売された、あの疑似3DSTGのR18風をプレイ

——今さら10年前の感想かいっ!?
という声もあろうかと思いますが、元々このブログは”自分のゲーム制作の参考になりそうな作品をプレイして感想を残す”が発端やし。
それにDLsiteレビューを見るに、2年とか3年に一回みたいなペースで、ぽつぽつ感想が投稿されてたりもする作品だし。

なんでかって言うと、まぁ見る人が見れば分かる…あるゲームのR18版という装いだからだが、まァここで「シェンムーでプレイした事ある! これ、スペースハリアーだ!」なんてハシャいでるのはまだまだ中級Lvだね。(いうてシェンムーとか言ってるのもだいぶオッサンだと思うぞ……って方が、マトモな感覚であろう事はさておき)
DLsiteレビューでもある人が指摘してる通り、「これスペースハリアーに見せかけて、FCのアタックアニマル学園かいっ!?」とツッコめてこそ上級者。
でも俺は、その上を行く? 下を行く? Lv111だからね。
ここで「それもあるけど、このサンプル画像の右下ステージとか、ゼッタイ神武伝承リスペクトやぁああん!!!(あと左下はナイトストライカー?)」
と叫ぶ。叫ぶんだな。

神武伝承!
デーン
第一国 山城

でででんんんでっ…(何の説明もなく始まり、遙か上空から降下する金髪の山伏)でれれーーーんん!!!(着地に合わせて盛り上がるBGM)(山伏が忍者とかを切りまくり、地蔵をブッ壊して葛籠から「神 武 聖 剣」などを得たりする)(2面も名曲)(ただ途中の、ノーヒントで正解のルートを選ばないとループするステージはまじキツイ)

まぁそんな感じで、疑似3Dにおける宇宙ニイちゃんとか女子高生とか山伏とかが奥から飛んで来る敵を撃ちまくったりして倒す、爽快感重視のまぁ分類したらSTGかなあ、
それにも広いDL同人ゲーの世界ではR18版があるんス、という事です。(ちなみに他にも[BOOSTER GIRL]、AIで[あうあーあーあー(AUA-AA)](これはアフターバーナーだが)などのR18タイトルがあります)

スペースハリアーって派手だけど、なんかよく分からん内に死ぬくない?

……で、ここでいきなり自分の浅薄さを披露しなきゃならんのですが、スペースハリアーとかアタックアニマル学園とかゆってさぞ知識マウントで気持ち良かっただろう。うん、気持ち良かった。
…スマン、実は俺もスペースハリアーはシェンムーで初めてやったクチだし、アタック~に至っては知識だけ、触った事も無いんや。
でも、信じてもらえるか分からんが……そんなんでも本当にワシ……心から神武伝承は好きなんだ…! それだけは事実なんだ……!

…いやまぁ、今回は神武伝承の話をする回じゃないけど。
言いたいのは、スペースハリアーとか数回やったきりであって、(だって俺がやったのはシェンムー内で、横須賀の高校生になってオヤジの仇を追って、愛すべき強敵(とも)を持たないといけなかったし……)
その時の印象としては『なんか知らんけど、派手で楽しい』『がちゃがちゃ移動してる内になんか知らんけどやられるゲーム』でして、ほんの数日前までそんな理解度で来てしまっていた……ということ。

だがこのゲームで、その認識が何十年ぶりに覆った。
それだけでも充分、偉大な事やおまへんか?

「理解」していなければ、1面で余裕で数十回は死ねる

そんな訳で今作は恐らくCF2.5製のゲーム。
その辺りも10年前の香りを感じたりしますが(今ならアクツクMV? いやUnityか?)驚くくらい良く出来てる……と思う。
知らん。俺かて数回やっただけだし。でもDLsiteレビューにもクローンゲームとか言ってる人が居るし、そうやと思うよ。

言いたいのは、まぁ俺も初めそうだった「なんか知らんけど派手で楽しい」くらいの認識だと100%クリアは不可能で、1面(本作は任意の面を選べて挑戦できますが、まぁ一番難易度が低い左上の住宅地ステージを1面とする)の中ボス、というか前編さえもクリアできず死ぬ。
(本作は全4面+αですが、1面が前・後編に分かれてる構成)

ここはマジで意味が分からないんだけど、1面クリアするまでなぜかずっとリトライする度にOPムービーが流れるのも(飛ばせるけど)マジで心折って来るし……。

ただ思えば、これが昔のゲームである。
プレイヤーは、お客様じゃねえ!!
クリア出来なんだからワガの頭で攻略を考えんかい、それがゲーム性の解釈になるし、また体験にもなるんだよ!!

という訳でスペースハリアー、そしてこの手の疑似3DSTGのゲーム性と向き合う事になったんですよ。

「疑似3Dの錯覚」がお前の前に立ちはだかる イメージと違ってディフェンス重視のゲーム性、それがこの手のジャンルだきっと

で朧ろげに掴めて来たのは、これって一見ハデに撃ちまくるゲーに見せかけ、実は「防御のゲーム」なんだな、と。
本作は道中飛んでくるケーキを取るとどんどん自機の女子高生の弾がパワーアップ。
で、これが強い。
数個取ると最終的には敵登場→即ぶっ壊せる、ボスでさえ5秒くらいで殺れるくらいの破壊力になって無双なんだけど、逆を言うと「そうでもしないとクリアほぼ絶望」だと思ってもらっていい。

…でここに、「敵の弾に当たるとせっかくパワーアップした攻撃が初期(Lv1)に戻る」という仕様が覆い被さってくるわけですよ。
(記憶がおぼろげだけど、元ネタでは被弾=1Lvダウンだったような気がするので、原作より厳しいバランス……?)

おまけに弾が当たるとしばらく動けなくなって、その間も敵が近付いて来るわ、飛来してる次のケーキを取り損ねるわ。
要は一度弱くなったらまぁ「復帰」がかなり絶望的なゲームで、
最強火力なら楽勝、問題はいかにその最強火力を保つかが争点のゲームだと言い換えても良い。

しかもここに、疑似3D最大の特徴である「錯覚」が作用する。
本作は奥へ向かって、自機が飛んで行くSTG。
故に、なんかスピード感がスゴくて爽快感がすごい……ように思えるワケですが、実際の命のやり取りは弾で行われてるんですよ。ここに注目すべき。
で弾に着目すると、
自弾→(自機が手前に居るので)画面手前から奥へと発射される
敵弾→画面奥から手前へと発射される
という位置関係が見えてくる。

分かるだろうか?
自機は奥へ奥へ進んでんだから、奥にいる敵が手前へ放った弾はメチャクチャ速く巨大になるし、逆にこっちの撃った弾はなんかトローンとした速度で、ゆっくり小さくなっていくのみ!
(*あと錯覚で述べるなら、プレイしてるとつい敵の弾の当たり判定が「カメラ」にあるように考えちゃうんだが、当然ながら当たり判定は「カメラのちょい手前のJK」にある。ここも厄介…)

そんな感覚があるよね……って話だが、
これが錯覚じゃない!
なんなら「見たまんま」繰り広げられるのが、今作だと言えよう……(多分元ネタもそう変わらないと思うので、このジャンルが宿命的に帯びる難易度かも)

はい被弾、一発で弱体化決定!
「今の当たってねぇえええって!!!」と何度も何度もブチ切れそうになって……。
あぁ、昔はコントローラーをよく叩き付けてたなあ……

STGに限らず大体のアクションゲームが「主人公有利」「敵不利」で、それを数で埋めてくる……というデザインをしてると思うけど、このジャンルは基本主人公不利、ディフェンスに徹して初めて勝ちうる、と思ってもいい。

このジャンルに対し、なんとなく好ましく感じてた派手なスピード感も目の錯覚が影響してると思うけど、それを超えたら、敵有利のデザインとして立ち塞がる……。
これがこのジャンルのゲーム性だし、また「派手で楽しいけど、何か知らない内に死ぬ」の正体だったのだなぁと。

唯一幸いなのは、本作は任意のステージに挑戦できて、1ステージは順調にいけば5分も掛からないから、まぁ一回の挑戦に換算したらほんの1~2分で済むだろうってこと。(途中で止めてもクリア状況はセーブされる)
これはこのジャンルのゲーム性を学ぶ、最高の環境だったのかも知れない…。
クソッ、くそっくそっ、と毒づきながら連コンティニュー。
気が付いたら1時間遊んでた……という経験がありましたねぇ……。

ショップ購入とかもありますが……

まぁ一応の救済措置として、ステージ中のコインを拾って集めればショップで最大HPアップか買えるかも…とかあるんですが、まぁ無いから、そんなの!
なにしろHPアップは10000とかなのに対し、ステージ中拾えるコインは100ずつ。本当に雀の涙もちょちょ切れる少なさ。
結局、中ボス・最奥ボスを倒したリザルトのみ、大幅にコインが増える仕組みなんだ。
……だから、逃げ場なし。
最低でも自力で中ボスクリアできるようにならなきゃいけないし、まぁそもそも最大HPが1つ2つ増えた程度でどうにもなる程じゃないんだ、この「錯覚」は!

お前が、やらなきゃいけない!

……で自分は見事クリアできたワケで、ぜひその攻略方法を伝授したい……わけですが、これが言葉に出来ねえんだな、言葉に出来ないけど、何度もやったら何となく掴めていく。それがこのジャンルの奥深さなんだって……。

一応、1面はこのジャンルの有名な格言「8の字に飛んでれば何とかなる」を思い出して攻略できたのだけども、2面以後は適当じゃホントにむり。(常に浮力が掛かる水中ステージ、壊せない上に邪魔な障害物が多いステージ……などで対策を取ってくる。
そう思うとステージごとの特徴でちゃんとゲーム性の波を作れてるよな……って感心できるのが、腕が向上した証し?)

もう何回でも死にまくり、
目で見えてる奥行きは嘘。弾が当たる際の二次元座標のみを頭の中に思い描くべき」だとか、悟りを得た気分でまた死にまくったり
「敵や弾を見た目じゃなく、レールとして捉えるんだ」とか、挑戦しまくるなかで学びを得ていくんだけども。

結局言えるのは、「何百回と死ぬ中で、”こういう時に死んだな”・”この状況を放置してたら、後々嫌なことになったな”」をステージごとに身体に染み込ませていくしかない……というか。
そうして確かに伸びていく生存時間。見た目の3D素早さを超え、不思議と身に付く「あ、このままだとダメージ喰らう」みたいな予見能力。

かくて錯覚に挑んだゲームプレイは終わりを告げたのでした。
ありがとう……。
プレイ2時間で全クリア。

Hシーンはムービー

エロとしては各面クリア後にHムービー再生あり(実はクリアしなくても見られるのはナイショ…)
前戯~本番みたいな数段階に分かれ、コス・全裸差分なんてのもあって割とエッチだけど、まぁシコ目的だとちょっと寂しいかも。

豆攻略↓
ショップで最大HPの他に衣装が買えて、ちゃんと戦ってるドットも変わる(デフォだと制服姿のスカートがひらひらしてぱんちら、ここが思ったよりちゃんと気合い入れて打ってある)……というのが一つのウリだけど、
単なるドット着せ替え要素に見せかけ、ステージに合った衣装にすると特殊効果がある?
(2面の水中ステージで水着にすると浮力が働かなくなる、4面の神社ステージで体操服(なぜ)にすると、被弾してもデフォ火力が3からに?(←この措置で正直、後半はかなり楽だった……))

STG,R18製品版の感想

Posted by 111