DROOM(体験版)
壁に刻まれた人型、天使の繭、獰猛な姉妹たち……
AI生成絵ならではの「圧」の強さを利用したノンフィールドRPG
獰猛な遊ぶ姉妹、練り歩くミミズのような機械、壁に刻まれた人型の染み(「こいつはわたしのことを侮辱した」)、「戻るべきではない」平穏な狐娘たちの部屋。
やや青臭い(初っぱなからドグラマグラの引用から始まるっ…!)
印象もありますが、まぁそれもコンセプトが明確って事で、悪くない、まったく悪くない…。
センシティブ、な感じが、じんわりと染みて、いや、良いですねえ、となりました。
AI生成絵独自の「圧の強さ」を利用、頽廃した世界を1歩ずつ進んで行くノンフィールド的RPG。
「次の階層」に進める条件はただ一つ、「殺害数」を10にすること……。
つまり出会う化け物や、少女、その間の子みたいのをSATUGAI必須なんですが、彼女たちもタダで殺されてくれない。
常に「殺害確率」が問われ、失敗すれば体力が減る……。
頼りとなるのは直前に殺した敵の部位、これが装備としてセットされてると確率が上がるぞ……と。
(これ、例えば『少女の狐耳』だったりするんですが、AI生成におけるコマンドプロントでの入力=fox ears みたいなのを、装備する事で再解体してる気分になりましたな……)
自分が弱い内は殺害以外にも相手に合わせた諸々のコマンド、会話とかを試みたりとかするんですが、まぁ狂った少女たちに裏切られ? 攻撃され、体力、精神力が減る事もしばしば。
体力、精神力、そして殺し過ぎても今度はカルマが限界を迎えてゲムオバるようだ……と駆け引きが。
行く先々の圧倒的光景に気圧されつつ、何が有利となるか、不利となるかを覚えていく……というのが、ある種のゲーム性となるでしょうか
ただ有利イベント? でも、「体力をでたらめにされた(本当にランダム設定)」など、かなり翻弄されるような運任せが。
Lvが結構上がっても、そんなに殺害確率に影響しないみたいだったり…? 装備、値などはシンプルを保ってるのに、なかなか雰囲気を反映した奥行きがある。
(死亡後にわずかに能力強化してリトライできるので、まぁ死亡上等って事ではありますね)
天使たちの繭を発見した→「弄ぶ」なんて選択肢もありつつ、エロは無い、SATUGAIオンリーの模様。
R15作品。
AI生成ゲームズの可能性かあ、と……
体験版は一定歩数まで進んだ所で? 終わり。
15分くらいかな
スクショでは伝わらないけど、モノトーンみたいな静かなBGMにしたのも良いなって
・この作品のゲーム実況はここでしてます
関連:
[LOOK]
とかも思い出すわけです
全年齢ノンフィールドRPGですが、
[Ark Noir / 箱舟のノワール]
とかも良いですよ
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