FART BUBBLE DX (製品版)

R15,ACT製品版の感想,ニッチ性癖

FART BUBBLE DX
FART BUBBLE DX[カプリット球]

うッ……おなかが痛い!
しかし乙女ですもの、「トイレに間に合わない」も、そして「放屁をヒって人に聞かれる」も避けねばならぬ!(ちなみにタイトルのFART=おなら)
かくて、前代未聞のフェチなアクションゲーム? は始まった……!

おしゃれな女子三人……が繰り広げる便意と放屁の闘い!

画面の左側には、お腹とコウモンを抑え前屈み、通行人の中を必死の形相でてくてくとアニメしながら、ゴール=トイレを目指す乙女の姿が。
そして画面の右には、今この女の子の腸内こうなってますと言わんばかり、
刻一刻と「数字が刻まれた泡」が溜まり、放っておくと泡同士がくっつき、より巨大に膨らんでいくゲーム領域が……。

要はこの泡=ガス、無慈悲に言えば屁の元。
なので、出来ればクリックに継ぐクリックでぱんぱん割っていきたい所ですが、その際気を付けないといけないのが、「泡の数字」と「(画面左の)通りすがりの人間に刻まれた数字」なんですね。

つまり泡をパンッと割った時よろしく(この辺をポップに、オブラートに包もうとしてるUIが上手い)
数値が大きくなるほど周りに響く(屁の)音が大きくなる、って塩梅で、
その時にいた周りの通行人の数値を上回ると屁バレ。即ゲムオバってしまうと。
周りの状況を見ながら気付かれない小さな屁を小出し、それでもどうしても出来てしまうでっかい屁泡は、周りに人が居ないときに派手にぶっこけ!(作品の説明文より)

通行人に気付かれぬよう屁の素を小出しにせよ、50mごとの猛烈な便意を耐えよ!
これがエロとゲーム性の両立!?

操作は(画面右側)泡クリックと、あと早くゴールを目指す「(画面左側の)RUN」ボタンだけ、というのも上手く練られてる。

これだけの操作で駆け引きを作れていて、
RUN時は当然ゴールまでの距離が早く進みますが、屁泡の生成も早くなる(あと主人公と同じ方向を進む通行人は去るまでに時間が掛かるようになる……とかも細かい)
周りに人が居ない時に溜まったガスをぶっこきたいのはセオリーですが、そんな時に限ってすごい勢いで通行人が横切ってアウトという、このチャンスかゲムオバか、みたいな所であったり、
あと感心したのは、ガス泡が溜まってステージ下の危険ラインを超えると、普通ならゲムオバ……にする所ですが、「溜まったガスが全て連鎖大爆発する」なんですね。
もちろん通常ならゲムオバになりますが、たまたま周りに人が居なければ、むしろ助かるという。

他にも50mごとに突然腹痛の「波」が訪れ、ヤバいタイム到来……などの設計もあり。
挑めるステージ数=屁ピンチに陥ってる乙女キャラは3人居ますが、
一番難易度の高い、高身長巨乳お姉さんのラスト数十メートルの泡の叩き込み方なんか、もう弾幕ゲームもかくやぐらいにガスが生成され、なかなか手応えを覚えました。

「エロとゲーム性の両立」なんてのがエロRPGの世界で叫ばれて久しいですが、それで言ったら、これほど両立したゲーム設計は無いんじゃないか、と(まぁエロというよりフェチ要素ですが…。RPGじゃないし)

若干のブサマ嗜好? マニアでエッチな楽しみあります

ちなみに『フェチ』部分ですが、屁バレ、ゲムオバとなった際の余りに盛大におならを撒き散らしている三者三様のCGが一枚ずつ。
そしてぶじゴールに辿り着き、だらしない大きなお尻をトイレにご開帳している、ヘブン状態のCGが一枚ずつ。
本編がオシャカワ系のBGM曲にUIなのもあり、まさに屁が屁たるフェチのギャップ衝撃となっているのでした……

そもそも本編のゲームシーンからして、皆オシャレな感じの衣装を纏いながら、顔がひきつり、お腹を抑えながら歩いてる、これがダッシュさせるとポーズも変わるっていう凝り方。
2人めのお胸もお腹も目立つ太めの女の子なんか、まさに「こういうブザマさもありだなあ」という風情で。
プレイしてて、股間がふっくらする感覚があったのですよ……。
マニアックで良いものでした。

製品版でプレイ。でも30分で3人クリア、かな(3人めは結構アクションの腕が要りそうだけど)

実はこれもフリーゲーム版があるらしい。

・この作品のゲーム実況はここでしてます

関連:
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[トイレ転生~頑張れT○T○君!]

[復讐の放屁RPG]

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