F.F.A (FINAL Fxxxx ADULT) (製品版)
*この感想は [エローン大君]さんに書いて頂きました。
ケンカの話の時間だオラァ!というわけで、お久しぶり、エローン大君でございます。
本当におひさなので拙い部分もあると思いますが、よろしくお願い致しますー。
超本格派!ゲーム・エロ共にこだわりを感じるエロベルトアクションゲーム!
FFと言えば何かと言われますと、大体の人が「ファ○ナルファ○タジー」と答えますが、これは違いますね。
正しくは「餓○伝説」(海外版)です。ほら、テリーの帽子にもちゃんと……え?ベルスクの話?
というわけで、ファ○ナルファイトリスペクトのエロ同人ACT、「F.F.A」の感想を書いていきたいと思います。
エロ同人でベルトスクロールアクションと言いますと、個人的にはStudioSさんの「フェイタルファイト」が頭に浮かびます。
本作も奇しくも開発ツールが同じ「Flash」ですが、本作は女主人公でいわゆる「やられエロ」なゲーム。
どんなゲームになっているのか、実際に見ていきましょう。……ハッキリ言って、名作ですよ?
敵を一気にやっつける爽快感!元ネタリスペクトにも要注目!
ベルスクと言えば、以前アンコクマモリカンさんの「UNBERAKER」を取り上げさせていただきました。
そこで、基本的にベルスクは爽快感重視の「FF系」と、ガチの殴り合いを楽しむ「ダ○ルド○ゴン系」に分かれると言うお話を致しました。(ちなみにUNBREAKERはどちらかというと後者)
本作はモロにFFの影響を受けた作品となっており(ちなみにフェイタルファイトもFF系)、敵自体も「こういうやついるいる!!」みたいなパロディが面白い一作となっています。
FF系のベルスクで肝心なのは、「上手く立ち回りつつ、複数の敵をまとめて倒す爽快感」!
本作は、リスペクト元の面白いところを忠実に引き継ぎつつ、かなり特殊な性質を持つボスで差別化を図っております。
「懐かしさを感じつつも、ベルトスクロールアクションとして純粋に面白いアイディアも盛り込まれている」のは流石の一言。
破壊可能オブジェクト等は無く、武器・回復アイテムともに「敵を倒して手に入れる」という形になっています。
ちなみに、おなじみテクニック「パンチはめ」も実装されていますが、「↓+攻撃ボタンを連打」(実際にはちょっとだけ違う)とちょっと変則的。
ダメージを食らうと脱衣をしたり、特定面では特殊コスチュームがあったりするのですが、全裸状態から復活するためのコスなどもアイテムとして登場。
「俺は意地でもメイド服でラスボスまで行ってみせる」などの独特な縛りプレイも出来て面白げです。
スクリーンショットをよく見てください。
このオプション画面を見て「んん!?」と思われた方もいらっしゃると思いますが、実はこのゲーム、「エロシーン無し」に設定も出来るのです。ゲームを純粋に楽しめるように出来るというこの配慮の細かさよ。
本作は全4面・3周制。面ごとでも難易度がじわじわ上がっていきますし(3面ボスはえげつない強さ)、周回が進む毎に更に難易度がアップしますので、ガチのベルスクファンもお楽しみに。
最初プレイした時は、何か動きがカクカクしてるなぁと思いましたが、ゲーム性・作り込みの良さもあって1分後には頭から消え去りました。
ちなみになんですが、多分2周目開始時の「デレレッデレレ〜ン♪」(ステージ開始音)を聞きながらゲーム画面を見た時、ベルスクファンは噴くと思います。私は爆笑しました。
あと、オープニング・エンディングデモで語れるストーリーも面白いので、是非とも見ましょう。
「惜しいなぁ」と思う部分は、スコアアタック要素が無いところでしょうか。
後述しますが、本作はダウン中に敵が接触するとシームレスにエロシーンに突入、でもエクストラ攻撃ボタン押せばノーリスクで中断可能と、非常にゲームとしてテンポが良い。
「エロACTにおいてスコア要素は必要なのか」は是非があると思うんですが、ゲームとして純粋に面白い本作に関しては、あった方が面白かったと思います。
あと、ネタバレになるのでボカして書くと、最終面のボスの特殊能力はどうしても泥試合になりやすい(パンチはめ使えば違うんだろうけど)ので、2・3回ぐらいしか能力発動できないようにした方がいいかと……。
ちなみに、本作はFlashゲーなのでゲームパッドは使えないのですが、デフォルト設定のキー配置が興味深い。
WASDが移動キーを担い、矢印キーで攻撃・ジャンプ・エクストラ攻撃と一見奇妙な配置となっているのです。
これに関しては、ゲーム筐体におけるコンパネ(レバーが左・ボタンが右)を意識されていると思うのですが、もう一つ良い点があります。
「左から右に進む」ゲームな以上、移動を司るボタンは左側に置いた方が操作が直感的なんですね。(※プレイヤーの無意識レベルの話なのでアレなんですが、これは割と他のACTでも応用が利く)
その代わり、キーボードでゲームするのに慣れちゃったー(レバーが右・ボタンが左)って人は、素直にキーコンフィグを使うのをオススメします。一方、大君はJoyToKeyを使った。
細かい衣装破壊に、それぞれに用意されたエロアニメ!?恐ろしく手の込んだドットHなんです
スクリーンショットを見ていただくと分かるのですが、主人公体力バーの下に謎の2つのゲージがあります。
これ、実は「衣装ごとのHP」でして、上着・スカートがそれぞれ分離して破壊されるようになっているのです。
エロACTでよく見るのが「全裸状態でのみHアニメ」なのですが、本作に関しては「馬鹿じゃないの」(良い意味で)と言ってしまうほどの凝りっぷり。
「上着は残したままぶち込まれる」など、それぞれの衣装破壊(それこそ靴下まで)にHアニメが対応しているので、非常にエロいですし感服します。
また、敵キャラはそれぞれ2パターンのHアニメ持ち。作る際の手間がどれだけかかったのかが気になる……。
ゲーム中でのレイプシーンは、攻撃ボタンで「ズーム」も出来ちゃうので、純粋にゲームを気にせず抜くことも可能。
飛散する精液がこれまたド派手で、レイプされてる感じがしていいんだ……。
敵キャラは汚らしい男(失礼)だけでなく、ショタや女性キャラもいるので、「ショタおね」「レズプレイ」も完備。
男の娘との近親相姦もあったりするので、様々な性癖に対応した良い作品だと思います。リョナは無いので苦手な人は安心してね。
ギャラリーモードでは、それぞれの衣装破壊&敵の組み合わせを楽しむことが出来ます。
その他にも「主人公の肌の色を変える」ということもでき、やろうと思えば宇○戦艦ヤ○トのガ○ラス人みたいに、肌の色を青くして楽しむことも。
ちなみに、アクション苦手だし……という方も、全解禁コマンドが作者さんのブログで公開されてますので安心です。
ちなみに、ゲーム中でもギャラリーでも見られるゲームオーバー(これもベルスクではおなじみ)は、レイプされる主人公が描かれます。
ピストンのたびに揺れるおっぱいなど、ゲーム中のドット絵とは趣の異なるデカいHアニメが見られるため、こちらも必見。
あえて難点を挙げると、ゲーム中ドット絵だと「モザイクが大きすぎて何をやっているのか分かりづらい」というのが一つ。
レトロゲーム意識したが故の荒いドット絵も相まって、プレイヤーとして見るならば残念な結果に。
これに関しては、作者さんも苦心されていて、「DLsite.comで何度もアウト食らった、これ以上は無理」と言うことなので、どうしようも無いところです。
もう1つ個人的に挙げたいのが、「乳首が分かりづらい」という点。これも打てるドット数自体に制限があるので仕方が無いですが、明るいピンク1ドットで乳首を表現するのだけはどうか!
中間色を使って、もっと乳首は主張させた方がいいと思います。最初SS版スー○ーパイみたいに乳首消してるのかと思ってビックリした。
ゲームとしても良作・エロとしても良作と死角無しの一品
本来、感想を書く以上は「意地でも諸手を挙げて賛同してやるもんか」と思いながらプレイするんですが……。
ここまで、プレイヤーのことを配慮した作品を見せつけられては、ホールドアップにてサレンダーです。
主人公の攻撃挙動も非常に素早く、爽快感のある効果音で「ダダダダダ」と敵を倒すのは非常に快・感!
「本当にモザイク規制だけは歯がゆい」ですが、ゲーム面だけでお釣りが来るだけの作品です。2面の犬は許さねえ。
一見ノスタルジックなだけの作品に見えがちですが、やっていることはエロACTとしてかなり高レベル、作り込みも半端ではありません。
ベルトスクロールACTファンだけでなく、「ふぇぇ、ベルスクやったことないから怖いよう」なんて人にも、是非とも遊んで欲しい一作です。
恐ろしいことに、敵キャラの追加も(プレイヤーとしては現状でもお腹いっぱいなのに)「まだ」予定されているみたいなので、そこもお楽しみに。
アトリエ黒猫村さんがかなりの頻度で「F.F.A」をアップデートされていたのですが、今回のバージョンアップで一段落ということで、アップデート内容をご紹介。
まず、敵キャラが3体追加されています。こちらはギャラリーモードでのみ見られる、現在ゲーム内には登場していない敵キャラ達。
とは言え、バガー系(元ネタならアンドレ)・エンジェル系(元ネタならポイズン)・その他雑魚敵系の3種なので、差し替えようと思えば簡単に差し替えられそうです。
新ステージ製作も視野に入っているということなので、もしかしたらそのステージで登場するのかもしれません。
そして、基本的なレベルデザインは変わってはいませんが、ゲームバランスが少々変更されています。
例えば、3面ボスのエリーなどは3周目でもタイマン勝負だったのが、雑魚敵が乱入してくるように。
これによって、元々難しかったパンチハメでの攻略が更に難しくなり、難易度が上がりました。こういう時はジャンプキックだ!
パンチハメ対策か、ガード時にカウンターで攻撃もしてくるので、もう「犬」としか表現しようが無い強さを見せつけてくる2面ボス(犬の強力さは健在)を踏まえても、かなりボスとして格が上がった感があります。
それと、こちら旧バージョンで検証しようと思ったら、空に飛んでいって検証できなかったのですが、ラスボスの元々の体力も下がった気がします。
1周目は回復無しの模様、2周目からは一定条件で回復し始めるので、カウンターに注意しつつ回復させないよう近距離戦を挑みましょう。
エロ面的に見てみると、「下着」の追加が大きな変更点。
1周目でのみ確認ですが、敵を倒すとたまに下着を落としまして、それを着るとボーダー柄(縞パン!)の下着を身につけることが出来ます。
冷静に考えると旧バージョンではノーパン・ノーブラな女だったのですから、クーパー靱帯にも気を付けるようになったということでしょうか。
もちろん、その分「ブラのみ破壊」「ショーツのみ破壊」など差分が恐ろしく増えるわけでして……。
ギャラリーモードでも追加されておりますので、是非ご確認を。
ちなみに、ギャラリーモードの「カラーチェンジ機能」では、全体の色だけで無く衣服の色・下着の色などを各々変更することが可能になりました。
より自由度の高まったギャラリーモードも見どころとなっております。
ちょっとマイナスな面となってしまいますが、唯一の投擲武器だった「ナイフ」が処理的にアレだったらしく削除。
その分、衣装などの服系アイテムがやたらと出やすくなったような……。路上に服が散乱しているというシュールな光景。
その代わり、EASY MODE(敵キャラの防御・回復無し)が追加され、ベルトスクロールアクションが苦手な方でもよりクリアしやすくなっております。
コンスタントな更新で様変わりした「F.F.A」。購入された方は、再ダウンロードして進化した「F.F.A」を遊んでみましょう。新規の方ももちろん楽しめる作品となっていますよ!
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