Fortune Sister (体験版)
今作、表紙からも分かる通り、喫煙女子、しかも元アウトロー…という変わったヒロイン像。
しかもそのやさぐれ感を反映したかのように、戦闘システム自体もなにやらサイコロ・スロットで運が大きく左右するらしい…?
という事で、さっそく予告版をプレイしてみてました。
強運を与えられた主人公…、スロットが揃えば連続攻撃、奥義炸裂!
突如侵攻してきた魔王軍にやられ、虫の息だった所を、精霊との契約で生き延びた主人公。
その契約で与えられた能力は”不死”・”強運”でした…
という事で、本作の目玉であろう戦闘中エロと、ギャンブル式戦闘に繋がっていきます。
まず戦闘。
”そういうスキルがある”位かなと思ってたんですが、スキル・通常攻撃とか関係なく、毎回必ずスロットのリールが回る比重っぷり。
目が揃わないと攻撃もかなりスカ、当たりにくい。
逆に「もう一度攻撃」のReplay マークを止め続ければ何度でも攻撃できる、ベルとかレアな役となればもう、派手な連続ヒットで数倍のダメージ…という落差が盛り込まれています。
しかも”力を授けた精霊が突然カットインで入って来て、ボーナス確定”だったり、リールを回す際のセリフで「あ、これはXXが揃いやすいんだな」と事前に分かるとか、リールを止めた後に目が変化、もう一回揃うチャンスがある…など、パチスロのエッセンスを感じさせる煽り演出まであり。
スキル攻撃で敵を空中に浮かした後、”もういっちょ!”という掛け声とともに再度スロット、
これも上手く揃えられたら、敵を壁にぶっ飛ばす追加攻撃、更に跳ね返って戻って来た所を”もういっちょ!”…
とフィーバー感覚でダメージを重ねる流れに至っては、なるほど新機軸、と頷けるものがありました。
射精・絶頂で心を折りに来る戦闘エロ。漂うリョナ風味も
そして恐らくもう一つの目玉が、戦闘中のエロ。
戦闘中、敵に掴み掛かられると拘束状態となってしまい、そこから早く脱出しないと犯されてしまう…となっています。
(拘束を解くのも当然リールの目ですので、ここはパチスロのジリジリする面、なかなか、逃げようにも逃げられない…が出る訳ですね)
しかもただ犯されるだけじゃなく、何回も責められるうちに主人公の快楽値がじょじょに上がっていき、絶頂させられて大幅にMPが削られてしまう…といった辺りまで抑えています。
敵の快楽値・射精もあって、精子をぶっかけられた立ち絵なんかは、とてもフェチティッシュでそそられる物が。
…まさに期待の要素な訳ですが、しかし個人的にはここ、”もう一歩!”という感じも…。
まず絵柄的に、”拘束”であっても”犯され”ではないかな…というのがあって、特に♂側の差分が無い? のも痛いかなと。
触手に「入って…くるなあ…!」とセリフでは言ってるのですが、絡みついてるだけでパンツは履いたまま、オークに至っては肉棒さえ表示されてない…というのは悲しかった。
ボス戦では何種か拘束絵が用意されてるのですが、どうも捕まった時にランダムに表示される…つまりパターン違いであって、いやそこは、拘束→挿入絵…と段階を進める方が興奮するのでは…という気も。
あと実は他にも、主人公が足蹴にされて蹴られまくったり、巨漢オークに掴まれて、首の骨を折られたり…
というリョナ暴行があるのですが、こちらの描写はかなり尖っている割に、ドットの動きのみの演出。
そもそもフェチな部分で光ってるのはどちらかと言えばリョナで、MP減ると傷差分はあったり、敗北エロにもそのテイストがあるのですが…。
表紙がかなり今風でキレイなので、ついイラスト方面のばりばりの活躍を期待したのだけど、意外にRPG本編の会話パートは顔ウィンドー+歩行グラで語る感じだったり。
(ちまちま感は楽しいんだけどね。だがそうなると、デフォ素材の町チップや、敵グラが勿体ないよなぁ…とか。)
リョナに関しては凄惨さ・グロさを嫌ったのかも知れないけど、どうもまだ初作だからか、チグハグに見えちゃう部分が幾つかあったかな…
チグハグさも少し気になるけど…、新機軸かつ、なかなかのやり甲斐RPGかも
他に挙げれば、”運要素が戦闘のスパイスになって楽しい”くらいかと思ったら、”目押しできなきゃかなり辛い”バランスなのか…とか、
(ボス敗北後の救済措置や、そもそも目押しだけじゃなく、純粋に運を試すのも欲しいところ)
リールの役も威力の強弱だけじゃなく、攻撃&相手を弱めるとか、攻撃&次ターン防御UPみたいな補助要素あった方が楽しめるのでは…とか、
主人公は剣士らしいけど、この設定なら銃持ったギャンブラー女の方がしっくり来ない…? とか思ったり。
(ここは戦闘中のやられエロを引き立たせる為に、剣士にしたのかも)
ただボス戦で苦労するならLV上げすればいいし、
多分だけど、ピンチの時は目が揃いやすいように調整されてたり、
スキル攻撃は性感度が高まってからだったり(MP減ってるので危険な状態)
ハラハラ感を出そうとしてるのは窺えるのですね。
ザコ戦でもけっこう苦労、ボス戦かなりギリギリ…なんて、なかなか進まないのを耐えてる感覚、なんだか新鮮さの中に、古き良きRPGの手応えに通じてる物がある気もしました。
製品版ではどんどん新しいスキルも覚えていくようで、そうすれば目が揃った時の攻撃が一層派手になったり、戦い方もバラエティ豊かになっていきそう?
RPGにスロット戦闘を加えた本作、むしろギャンブルの射幸心とは真逆に、後になるほどじわじわ面白くなりそうな気配もありましたね…
レメラボさんが製品版について書かれています。
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