I am Toroko (体験版)
病み×R18クリッカー……!
想像するしかない物語、90年代末的ゲーム雰囲気を思い出す
表紙から自分に銃口を突き付ける少女。
何か昔のフリゲとかにあった気がしますし、どころか、今でもインディーゲーム辺りで見られるのかも知れない。
ある種、いつの時代でも普遍的なテーマ、イメージを感じさせます
すなわち鬱、病み……というか。
本編は体験版で殆どプレイできる? みたいですし、まぁゲームとしてはごく小さい、18禁ゲーとしては申し訳程度のえろが解禁されていくのみ……なんですが、だがゲーム体験として妙に印象に残る、感想を書きたくなったり、人にちょっと伝えたくなるなぁと。
(そんな所もフリゲっぽい?)
私はクリッカー×鬱や病み要素という組み合わせに惹かれてプレイしたのですが、ゲーム開始するや、すぐ少女へのお触り=1ポイント獲得だと分かる。
成る程と、従来のクリッカーよろしく触りまくってると、どんどん顔が曇っていき、どこからか取り出した銃で自殺、死亡……、ゲームオーバー。
(なお殆どテキストによる説明は無く、こちらがゲームプレイでちょっとずつ意味を汲み取っていく感じですね)
何度かプレイして要領を得たのは、おさわりで得たポイントでアイテムを買うこと、そして真っ先に買うべきはチル用のジュース? で、これを飲ませれば心の負担が減るらしく、少し触っては飲ませ、少し触ってはまた飲ませ……で何とか落ち着かせ、ポイントをじわじわ貯めていく。
そうして少しずつ新しいアイテムを購入していくのだと。
購入できるアイテムとしては、緊急脱出みたいなマークに、♡、銃(しかし、既に女の子は持ってるはずでは?)……と、嫌な予感を感じさせる物ばかり。
若干ネタバレになりますが、拒絶値が定期的に回復するハートを買ったら、なぜかアイテム欄にtorko1.mp3、torko2.mp3 … なんてのが追加されていき、クリックしてみると、ただ心臓の音だけが聞こえたり。
新しく買い与えた銃の使い道は……と、意外さも刺さって良いですね(ファイルが追加されてびびるって辺り、serial experiments lainのPS版の感じ……は言い過ぎか)
そして進む度、服を脱がして触れるようになったり、後ろ向きでお尻触れるようになったり、ちょびっとエロも解禁される。
けして上手くはないんですが、妙に心を捉えて放さない一瞬、みたいのが存在する絵なのが良いですね
(わざわざジュース飲んだ後に、ホッと一息吐く一枚があったり…)
エンディングは恐らく三通り、クリッカーとして最後まで迎えると、恐らくあぁそういう事だったんだな、となんとなく分かるでしょう。
なぜ「I am torko」なのか、という。
90年代末の様な痛みや、世紀末病みコンテンツぽさを久しぶりに嗅ぎ、なんか懐かしく…、妙に刺さるのでした(安っぽい死の扱い…みたいな事も言えるんですけどね…。だが、それが良い。響くんだ)
製品版ではおしっこ的なエロも解禁される……様子。
体験版はプレイ15分くらいで、一通りのENDまで行けそう。
歳を取ったのか、リバイバルって事なのか? 90年代末くらいの世紀末的雰囲気が最近、妙に恋しいぜ…。
「90年代末と、今のコンテンツの雰囲気の違い」は、旧劇エヴァとシンエヴァの差を見ると、顕著だよなあ……とかも言いたくなる。
(むしろシンエヴァでは、ゲンドウ側にあの時代の血生臭いものが背負わされ、お役御免的にされてるという。
それは監督が年齢的に成長したからで、今の時代の若い子だって、やっぱそっちに惹かれる向きもあるんじゃないか、と思わなくもないぞ…!)
・この作品のゲーム実況はここでしてます
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