キサラギのエッチで危ない認定試験! 我慢できない濃密試験期間 (体験版)
*この感想は [さたける]さんに書いて頂きました。
pixel定食は前作「服を買うお金も無い! 魔法戦士サクラの1000万G返済計画」でアクションRPGをリリースしています。RPGツクールやウディタで実現しようとすると相当難しい処理を実現し、独自プログラムの強さを見せつけたゲームです。一方で、基本CG枚数の少なさから来るシナリオやエッチのマンネリ化問題も浮き彫りになりました。
本作は、前作の自作ゲームエンジンを改良・洗練した上で、CG枚数も増加。前作と雰囲気や操作性など基礎部分を継承しながらも、より快適によりアクションゲームらしく、そしてエッチに、と全く異なるゲームデザインの設計をしています。
ごろつき退治に劇団見習い、認定試験は未知がいっぱい
キサラギの家系は成人を認めるために試験を行います。その試験を体験するのが本作のストーリー。
まず初めの試験は自警団ギルドの依頼で行うスラム街に巣くう組織の一掃。街中を探索できますが、町娘にちょっかいをかけるごろつき多数……と治安の悪さを匂わせつつ、自警団ギルドと協力してスラム街で集団戦、そして親玉の隠れ家を発見して最奥へ。



▲調査パート。街中をうろつくことができます。ちょっかいを出すゴロツキ。そして、街中での戦闘も。
次の試験は劇団員の練習。見習い志望の女性と共にレッスンを受けるも、団長によるセクハラ、劇場に潜む透明人間など違和感を感じる主人公。女性と友人関係になる劇団日常パートを描きながら、仲良くなった頃に親友が罠に落ちて……。



▲このようにサブキャラにスポットがあたるシナリオも。主人公の姉妹やこのキャラのように立ち絵ありのサブキャラがいる点も前作とは異なります。
体験版でプレイできる試験はこの2つです。メインストーリーの中で町や劇団のNPCを調査し、問題の解決法を探り、事件が発生、そして最終的にダンジョンを探索し最奥でボスと戦うという構成でした。町の人(劇団内は劇団員)と話しながらイベントが進行するため、読まされている感覚が全くないのが、このサークルの良いところです。
前作は短めのフリーシナリオを次々クリアするような仕組みですが、今作は体験版範囲だとメインストーリーを追うゲームです。それぞれプレイ時間約30分〜45分で1シナリオにボリュームがあります。そのため、シナリオそのものも前作と比べると丁寧です。と言っても快適感を出すため、シナリオ重視系とは異なりますが。
前作から進化した簡単操作&面白さを追求したアクションRPG
見た目はツクールやウディタと似ているのですが、プレイ感覚が最も異なるのがアクション部分。敵がわらわら登場する中で無双するゲーム。敵陣に突っ込んで攻撃ボタンを押しっぱにしておけば自動的に敵を薙ぎ倒して爽快感があります


▲ダンジョンの一定場所に進む、一定時間が立つなどの条件で敵が次々出現します。
また、テクニカルな面で語れば、敵に攻撃するとのけ反って後退します。それを追撃しさらに攻撃するとダメージアップ&再度のけ反り。それをetc…、とコンボでダメージアップの効果があります。そのダメージ量はコンボを繰り返すと4,5倍にもなり、ボス戦では重要な要素です。他、敵をジャンプで飛び越え、その隙に攻撃を加えるジャンプ攻撃、のけぞりを回避し、その場で連続攻撃を叩きこむ攻撃など。
魔法を装備するとヒールなどの回復と前作のように波動砲なビームを撃って複数の敵に大ダメージを与えることまで。


▲サブキャラが前作でおなじみのこんなビームを放っていたので、きっと主人公も。
ギミックとしては熱湯や小物破壊など。スラム襲撃中は各建物を壊して中を捜索(ボスを探す)イベントが発生します。その際、屋根の上には熱湯を扉前にぶっかけてくる敵がいます。主人公がぶつかると「あちちち」とダメージも受けますが敵も同様なので、そこに誘導して追加ダメージを与えることも可能。
建物内の小通路がタンスやらバリケードやらで通せんぼされていることも。足止めの役割を持っていて、一つ一つ破壊しながら、迫ってくる雑魚を倒してと、ちょっと変わったギミックでした。


そして、特にすごいなと思ったのがボス戦。
アジトボスの場合、無限に出現する雑魚を蹴散らしながら、ボスも攻撃します。ところが、ボスの部屋には沢山のタンスが。そしてボスは各タンスの上に瞬間移動しながら飛び道具で攻撃するため、こちらから攻撃を仕掛けることができません。では、どうするか、タンスを全て破壊するのです。すると瞬間移動は健在ですが、地上戦になりダメージを与えることができます。ここで大事なのがコンボ。行動パターンが「攻撃→瞬間移動」のため、敵が攻撃した直後から、できるだけコンボを叩きこむことが基本になります。
次のボスは巨大な魔物。弱点が見えていますが、たまに五芒星が光り、その間は弱点に与えるダメージがオール1。そして四方からの弾幕と左右隅のレーザー攻撃。五芒星が光っている間はひたすら攻撃を避け、光が止まったら弱点にコンボ。



とにかく一工夫が必要。その代わり、ネタが分かれば適度に倒しやすさもあるバランスでした。アクションは間違いなく前作より面白くなっています。
ダンジョンでのエッチな敵キャラの差分エロ攻撃で処女がビッチ化へ
エッチは町でのハプニングエロやイベント進行、敗北エロなど。テキストは短め。代わりにCGの一部を拡大、文字を浮かび上がらせるなど、基本CG1枚に対して有効的な利用を行っています。
町中の食堂でお尻を触られたり(町の会話イベント)、劇団でセクハラな発言を受けたり(メインイベント)。軽く流しながらテンポよくエッチが発生します。
今回は衣装を着ており、戦闘でHPが減少していくと、3段階ほど衣装が破れていきます。最大HPに連動して受けたダメージで衣装が破れるようになっており、HP回復後も衣装ダメージは継続しています。つまり破れるし、破れたら修繕するまで直りません。



▲実は何故か着衣時も乳首が見えています(たぶん作中キャラは見えていないプレイヤーのみのサービスショット)。
基本は雑魚を倒しながらダンジョンを進みますが、特定エリアではエロい雑魚敵が登場します。衣装が全て破れた(裸)の時に、その敵の攻撃を受けるとエロイベが発生。何度か段階的に進みます。
スラム関連のイベントでは、ならず者のレイプイベント。1段階目は、もう駄目と思いつつ払いのけるものの、2段階目(2回目に攻撃を受ける)は、ついに処女レイプへ。そして3段階目は身体がセックスを受け入れてしまい、キサラギ家の家訓と相反してしまう状況に混乱するという演出です。
劇団関連では、ボスから「犯すな」命令が出ています。エロい雑魚敵の攻撃を受けた場合、手マン、パイズリなど3種のイベントがランダムに発生します。


おそらく製品版以後もステージ毎にエロい雑魚敵が登場するのかと。段階的に発生して面白い試みですが、仕様上、淫乱さの管理ができない点が気になります。例えばスラム関連の敗北エロ処女、3回攻撃されると淫乱ビッチに早変わりです。かと思えば劇団関連にうつると、控えめなオーラルセックス。この段階的なバランスをどうするかは製品版の課題かもしれません。
また、今回はサブキャラエッチもあります。劇場イベントは劇団新人の友人が攫われ、それを追う主人公という構図です。主人公がダンジョン階下に進むごとにイベントが進行し、「攫われる→犯される→薬でビッチになる→主人公と会った時はアヘアヘ状態」と、元気な新人だった彼女がどんどん快楽に溺れていきます。



▲2つ目のダンジョンは、進行でこのサブエロが、そしてエロ敵の攻撃で主人公エロと2種類のエロが混在して発生します。
前作でツクール離れを目指しているなと感じましたが、今作はそれがさらに進化しており、単純にアクションが楽しいゲームでした。また、町パート、ダンジョン探索中共にエロが適度に入り、エロアクションRPGの一つの方向性を示しているゲームだなと思います。ただ、今作もエロ関連は最初から飛ばしているのでマンネリ化が起きないかは気になる部分です。
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