L.Depth (製品版)

ADV,R18製品版の感想

L.Depth
L.Depth[リーフジオメトリ]

体験版プレイ

*2022年3月29日予告時の感想です

定番RPGシリーズの作者さんによる新しい作風 闇を探索するホラー風ADV、拠点に戻ってホッとしたらヌキヌキだ

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@becomegame

体験版はプレイ10分ちょっとでしょうか、もうちょっと「闇」の探索をしたかった所ではありますが(何となくの勘だけど、発売時の体験版ならもうちょっと先に進めるようになってそう……かな)
”Hシーンは40種”と多さが嬉しい。

Hシーンはごく一部を除き、探索中には発生しません。

という事は、何か気持ち悪いけどえろい怪物に襲われる、とかは無いのかな

製品版プレイ

プレイ5時間30分、3人で脱出するENDを完了。
さて、このゲームをネタバレ無しに伝えるのはかなり難しそうだけど、
あえて一言で始めるとすれば、「こんな印象が二転三転するゲームはなかなか珍しい(しかも表紙から騙しに来てるとかでもない)」だろうか。

配慮はあるけど、実は高難易度ADVかも

正直、予告の体験版で遊んだ予測としては「たまに現れる化け物から逃げ隠れしつつ、基本的には館の闇の中での探索に終始する」ゲームなのかなと(よくあるインディーズのゲームと同じ様に)
だがひとまずのクリアを見た今となっては、『途中で詰まるかも知れない高難易度ADV』の側面もあるかなぁと思っている。

これがインディーゲーにありがちなホラーゲームなら、怖い目に遭いながらも何とかそこをやり過ごして先に進んで、最後に何らかの物語的なENDを迎える、そんな所だろう。
ただ本作は化け物に対峙し、その時々での逃げ方・倒し方の発見であったり、謎解きであったり、キーアイテムを闇の中で見付けたり……であったり、”解かないと先に進めない”場面が多い。

キーアイテムは(いかにもツクールぽく)光を放ってるって事も無く、本当にちゃんと探さないといけない。
そして後になるほど探せる箇所は広くなっていく。

もちろんプレイ上の配慮はされていて、作品の説明文にもある通り、メモ欄から今現在なすべきことが一応メモしてあるし、
一時的に来た道を通れなくするなどして、あさっての方向に迷い込まないよう制御してたり、例えば手に入れたアイテムの意外な使い道などは、ヒロインに見せるとヒントらしきをくれる……とか、進ませ方が練られてるのも感じた、感じはしたが……。

本作のような雰囲気で調べるべき箇所が丸分かりだったら台無しってのも分かるのだけど、
しかし、最近のホラーゲームにある近くに幽霊がいるとノイズが走って感知する……じゃないけど、アイテムが近いと何か警告するギミックとか、ここに一つ仕掛けを設けても良かったんじゃないか……という気もした。
なんだろう、既にこれだけ売れているゲームの”格”とかも考えてしまって、徒手空拳で探すのは少し寂しいのが正直なところ……というか。

いちおう自分も二度三度詰まる度、作者さんのci-enのコメント欄を見たら一つのENDまで進めたので、そこを参照という事で……。

ホラーとしての恐怖の種類

『恐怖の種類』を挙げておくと、まず体験版でも感じてましたが、音による効果が多め。
怪物が近いことを告げるうなり声、アイテムを取った途端に入り口の扉から謎のノックの音が、気味の悪い赤ん坊の声が、今はけして行けない所から聞こえる……
次に心理的にゾワッと来るもの。
手描きの絵(そしてこれが後になると……)、机の上に放置されてる鍋を空けたら……?(そういえば本作、バイオハザード ヴィレッジに結構近さも覚えるアレコレがあるような)

そして捕まればゲームオーバーという意味でも焦る(直前からやり直せる親切設計ですが)
化け物から逃げる、あるいは隠れるのだ……と。
ここではお約束通り? クローゼットの中で息を潜め、やり過ごせるだろうか……とドキドキしてる所に……とまぁ、
ホラーゲーにはなかなかお馴染みの要点をあれこれ抑えているかなと。
(個人的なプレイ感としては、ホラー演出にまずちょいビビり、その後に「あぁだからあそこで○○させたのね!」と一本取られた気分になる所が数箇所も)

ただそういったホラーの基礎的な演出をしっかり抑えているからこそ言うのだけども、
正直プレイしていて思ったのは、「まぁしっかりやってるけど、これが主観視点の3Dだったらもっと・本当に怖かっただろうな」という事で……。
元も子も無いと言えばそうだけど、2D、しかも見下ろし視点だと、まぁ今度はそういう事をやってくるのか、上手いね、という位にしか感じず……。
それで言うとマップ素材もツクールゲー的には割と見た事あったりで、まぁ記号的に見えちゃうよね……とかね…

化け物に追われながら館の探索……からの、想像以上の広がりへ

つまりそれは『2Dのホラーゲーなら、2Dしか出来ない体験を追求した方が良いのでは』みたいな不満なのだけども、最初に印象が二転三転すると書いたけど、まさに序盤を過ぎれば、その影が見え隠れする。

そもそも初印象で館内探索モノかと思ったら、割と早い段階で外へ、意外に行ける場所が広いぞ……ともなったり。
予告の体験版では出会えなかったお姉ちゃん(ちっちゃい)とも遭遇、
そうしてヒロイン姉妹に闇の中で見付けたあれこれのアイテムを渡した時の反応パターンも多く、通常の会話も多くて(当然Hも充実していて)、あぁこれはやっぱ華やぐな、楽しいなと……(陰惨な雰囲気からの落差ってのもあるかな)

そして見えて来る物語の核……、闇に呑まれた演出、複数の視点、繰り返す死、新たな化け物、急激な殺害意識、やがてヒロイン達との一緒の探索……

どこまで書いて良いか分からないが、ここに(3Dだったらもっと怖かったのにな、と言われるような)単なるスリラーやパニックホラーじゃなく、精神世界まで含んだサイコホラー的な、予想の上を行く意外さが待っていた。
そういう意味でのスゴみはあったと思う。

思ったのはそう、2Dというのは『世界観をずらす』事が出来るよな、それが3D表現よりも得意ではあるよな……と。

この世界(L.Depth)に嵌まるか否か

率直に言えば、自分はまだこの世界に半分くらいしか浸れてないのかなと。
初めにこうかなと考えていたゲーム像との結構なズレもあって、
まぁ途中では正直なんやねんの連続、悪い言い方をすれば自己満世界観ではとかも言いたくなり……ただやはり、最後はエモい気分で迎えていた……。良かった。
(これがゲーム表現の不備なのか、単に自分に合っていないのか、分かりかねている…。
途中で詰まって攻略見ちゃって、興を削がれるとかはあった訳だし…)

だからこの世界観にどっぷり浸れた人にはこの上なく、衝撃的な作品になるだろうとも言える気がする。
散々理不尽な演出や語られる精神世界、その理解にリンクするように、意外に広い探索場所のあちこちが開かれていく。
これは何かの寓意だろうか、とすれば「闇を探す」とは……という様な。
(端々ではバイオハザード ヴィレッジを感じたけども、本当に核にあるのはサイレントヒルの裏世界といった所かも知れない……?)

伝え聞く所では他にも色々なENDルートがあり、そちらもエモかったり、凄そうだなと。
私が見たのは恐らく「ヒロインと仲良く」の方向性だと思うけど、他にもあくまで化け物を殺す事にこだわったり、あと他には……?

理不尽や異常とも思える世界観を突き付けられつつ、そのエンドルートの発見に本気で取り組む。
それが出来ればまさに、L.Depthを感じる事が出来るのかも知れない。

Hシーンは素直に楽しめる、わぁい

一服の清涼剤とも言えるHシーン傾向としては、
妹ちゃん(大きい)= 主人公がショタに見える位の体格差と、肉体のむちっ♡ 感が強め。
逆にお姉ちゃん(小さい)は、主人公が成人男性に見える逆体格差で、言わば一粒で二度の体格差が味わえて美味しいぞと。
しかもどちらもM男嗜好……。
初め、お姉ちゃんなんかは主人公の方が体が大きいんで、一見責められるかのようでいて、やはりどちらのヒロインも急激にSっけに目覚めていくのでした、と。

体験版では「ヒロインに頼んでヌいて貰う」流ればかりかと思ってましたが、
Hしてると実は「発情」になったり、あと肛門経験の値とか非処女であるとかで、拠点の中だけとはいえ、割と発生条件が凝ってる。
その結果、部屋を訪れたらオナニーを目撃(段階エロ)、オナニー見られて吹っ切れたのか、話し掛けるだけでエロに巻き込まれ、くそう、だいぶHになってるじゃねえかあの姉妹、と床に着いたら襲われる、目覚めの逆レイプなんて、
後の方になると寝ても醒めてもエロ的な畳み掛けがあって嬉しいなと。

そしていずれのHシーンもMに偏っていながら、毎回引き出しの多さを感じる、ここでも「そう来ましたか」ですね……そんな趣向が楽しい。
あと部位的にはアナルの窄まりの描き込みがしっかりしてるなと……(アナルセックスを「お前なんて汚い尻穴だけで充分」的な、M的な意味を込めて描写したのは初めて見たり……、なるほど)

最後の方になれば、姉妹揃っての3Pも段階的、かなりあったりも。
あ、あと1シーンだけ♀化け物とのSEXも。雰囲気作りに余念が無い…(死亡イベント)

関連:
雰囲気的に、

[温泉旅館のパイズリ怪異]
を一番に思い出したかも

ホラーだと

[淫界人柱アラカ~JK退魔師ホラー探索RPG~]
も思い出すよね


[FOUND DEAD -ファウンドデッド- Ver 1.7]
のアプデ分では、暗闇でえろい肉付きの化け物に襲われる……みたいなシークエンスあったな

R15だけど

[還道]
もホラーエロですよ


[まなびや]
はそういう事だったんだろうか、どうなんだろうか?