ふたなりサキュバス リースロッテの冒険3 – 囚われのリースロッテ – (製品版)

ACT,R18製品版の感想,ライター:エローン大君

*この感想は [エローン大君]さんに書いて頂きました。

シリーズもの第3作。でも、シリーズ未経験者だって楽しめちゃう一品なのです

タイトル画面
▲前作までの主人公・リースロッテは囚われの身。本作はその娘が主人公だ!

ブラックサブマリンさんの「ふたなりサキュバス リースロッテの冒険」シリーズの最新作が発売されました。
このシリーズは、ふたなりサキュバスである「リースロッテ」が冒険するアクションゲームシリーズです。
「ふたなり」ならではのエロはもちろんのこと、「丸呑み」を主眼としたリョナも主なエロ要素。
そんなリースロッテシリーズの最新作は、その名も「ふたなりサキュバス リースロッテの冒険3 – 囚われのリースロッテ -」。
ここで、「ん?」と思われるかも知れませんが、前作までの主人公「リースロッテ」は、本作では囚われの身。
リースロッテとヴァンパイア・ノスフェルの間に生まれた子、「ティルナロッテ」が本作の主人公となっております。
……などと如何にも詳しそうに書きましたが、実は筆者は、今作がシリーズ内初プレイの作品。
ナンバリングタイトルは進めば進むほど、「今更プレイしたところで、追いつけないんじゃないか」と思ってしまうもの……。
ですが、大丈夫。本作はシリーズ未経験でも十分に楽しめる作品です。

オードソックスに楽しめるアクションゲーム。「誰にでもクリアできるゲームバランス」が特徴的

ストーリーとしては、

ふたなりの魔王・リースロッテと、ヴァンパイアのノスフェルの間に生まれた子ども「ティルナロッテ」。
平穏な毎日を過ごしていたが、突然北の地に謎の塔が現れる。
塔を目指すリースロッテであったが、純血サキュバス「リリス」が現れ、襲われたリースロッテは囚われ姿を消してしまう……。
リースロッテの身に何が起こったのか、全く分からないまま探しに出かけるティルナロッテ。
果たしてその身に降りかかるのは、どのような災難なのだろうか……。

と言ったもの。

発情した猫
▲本当に何事だ

シリーズものではありますが、主人公が変更されていることもありまして、別に今作から入っても問題はない作りとなっております。
ゲーム内では、主人公・ティルナロッテのステータス強化の際に立ち寄る「城」に留守番しているキャラ達がおります。
このキャラ達が今作に至るまではどのような感じだったのか、は興味をそそられるところ(発情した猫娘とか本当に何事だ)。
徐々にではありますが、前作からの作品も揃えていこうかな、と考えている次第であります。
基本、私が取り上げるアクションゲームは、ゲーム:エロ比が「8:2」「7:3」ぐらいが主軸です。
しかし、この作品に関しては、ゲーム:エロ比「6:4」、もしくは「5:5」ぐらいはある。
それだけ、エロを重点的に扱った作品でございます。

ゲーム画面(近接)
▲近距離攻撃はダメージが高く、遠距離攻撃はダメージが半分

では、実際のゲーム内容を見てみますと、オードソックスな横スクロールアクションゲーム。
使うのは「方向キー+3ボタン」で、方向キーで移動、ボタンはそれぞれ「攻撃(近距離攻撃)・魔法(遠距離攻撃)・ジャンプ」という割り振りとなっております。
通常攻撃は高威力な代わりに敵に近づく関係で被ダメージしやすいため、威力が半分だけど安全な距離で戦える魔法が重要。
しかし、魔法には残量ゲージがあり、それを増やすにはオナニーをしてゲージの回復をしなければならない。
その上、オナニーをしすぎるとイッちゃって、動けなくなってしまうため、被ダメージは必至。
短期決戦を狙い近距離で頑張って倒すのもありですし、比較的安全な場所でオナニーをしながら魔法撃つのも可。
そう言った、リスク・リターンを巡る駆け引きが面白いゲームシステムとなっております。

ステージセレクト画面
▲購入時段階でも全開放!最初からクライマックスだぜ!

全部で5ステージあり、各ステージにつき4エリアを配備。
ステージセレクトが最初から全解禁されていることもあり、いきなり後半面からでも気軽に楽しめる作品です。
難易度も複数から選べ、EASYではラスボスすら7・8発の攻撃で鎮めてしまうほどの無双状態。
ここまで来ると「システムさえ分かれば、万人がクリアできるゲーム」と言っても、過言では無いでしょう。

エロは「丸呑み」・「ふたなりならではのH」を主眼。ゲーム展開で変化するエロシーンに要注目!モン娘もいるぞ!

貝娘
▲敵キャラの幅もかなり広いぞ!貝娘にぱっくりと食べられてしまうのだ!

さて、ゲーム・エロの比率が「5:5」くらいはある、という訳でありまして、エロシーンはなかなかに興味深いものとなっております。
全体的な傾向としては「丸呑み」、そして「主人公がふたなりであるが故の肉棒責め」などがメイン。
時には、「犯され孕まされてしまう」展開(この両立が出来るのもふたなりならでは)もありまして、非常にバリエーション豊かなHシーンが楽しめるようになっております。
敵キャラクターは純粋なモンスターから、モンスター娘(スライム娘に狼娘に巨大ラミア、珍しいところでは「貝娘」など)が登場します。

肉棒普通 肉棒巨大
▲通常時と巨根化時でHアニメが変わる敵キャラも。このダイナミックさ、嫌いじゃない……!

また、ステージ中には「霧」という形で罠がありまして、こちらに触れると「おっぱい」「肉棒」のどちらかが巨大化。
巨大化した部分に応じて、敵キャラからHな攻撃をされた時のアニメも変わるため、一粒だけでなく何粒も美味しい。
普段だったら丸呑みしてくる敵が、巨大化したチンポを責めてくる様など、私の愚息もうずいてたまりません。

リースロッテ敗北
▲母親に孕まされてしまうなんてことも……?(4面ムービー・ネタバレ確認)

ボス戦クリア時や、拠点である「城」などでは、Hムービーも流れます。
囚われのリースロッテがどんな目に遭っているのか、城の中にいる発情した猫娘の痴態など、内容は様々。
ゲーム中のHアニメでなく、別のところもきちんと押さえられた、致せり尽くせりなエロ面となっております。

ACT回想モード
▲細かい配慮が有り難いACT回想モード

ギャラリーに関しては初期状態から全開放されており、ゲーム中のHアニメも演出としてのムービーも買ったその場で見放題!
ゲーム中のHアニメ用ギャラリーについては、背景も各ステージのものに変えられるため、好きなシチュエーションでのHアニメを見ることができますよ!
また、ゲーム内でHアニメが見られない方向けに、動画ファイルも別に用意されているという周到さも見事。
ゲーム面でもそうでしたが、「エロを見逃した!」という人が出ないようにする配慮は最高レベルだと言えましょう。

BFシーン
▲戦いに勝っても、Hに負けちゃ意味が無い。逆転されないよう気を付けよう。

また、ラスボス戦後には「連打」という形のミニゲームでこそあるものの、BFシーンも用意。
連打をしてラスボスをイカせることが主眼ではありますが、あえて連打を辞めることで攻められプレイも可能。
こうして並べてみると分かる通り、かなり幅広いエロ要素が押さえられている作品であり、本来評価すべきなのはエロシーンなのです。
ちなみに、本作ではダメージを受けすぎると「アーマーブレイク」(脱衣)をしてしまうのですが、「何回の被ダメージで脱衣するか」が設定できるのも特徴的。
この手のゲームでは、とっとと脱げよ!とストレスがたまる方もいらっしゃいますので、これは非常に良い配慮だと思います。

エロに注力しすぎ!?ゲームとして存在する2つの欠陥

さて、ここからは完全に個人の感想ではあるのですが、「このゲーム面白いの?」と聞かれた時、私はどう答えるか。
それは、「面白くないけど、面白く遊べるよ」です。
まあまあ、アクションゲーマーの同士達よ。意味が分からないと思ってブラウザバックせずに、最後まで読んでくれたまえよ。
一見矛盾しているように見えますが、これには「プレイヤーが楽しく思う瞬間」を軸にして考えると、非常に分かりやすい理由があるのです。
アクションゲームのプレイヤーが楽しく思う瞬間は、
・敵を攻撃した時や・敵から攻撃された時の、音声も含めたキャラ達のリアクション
・ゲーム中における「緊張」、そして緊張からの「開放」の塩梅のよさ
・スコア要素・やり込み要素があるゲームに関しては、目標を達成するための試行錯誤の「苦しみ」と達成後の「開放」
この、主に3つに集約されると思います。
要するに、インタラクティブ性と、「何らかの障害の存在と、それからの開放」が大事な部分。
それを踏まえた上で本作を見てみましょう。

ダメージHシーン
▲エロとアクションが融合したゲームなので、このリアクションは◎

「敵から攻撃された時」のキャラ達のリアクションについては、本作では直接的にHシーンにかかってくる部分なので◎。
しかし、「敵を攻撃した時」に関しては、リアクションが薄く、効果音が気持ちいいというわけでもない。
更に言うならば、攻撃をしても一撃で倒れることはなく、ノックバック等が無いまま突進してくるため、「どの道ダメージ」という理不尽さが出てきます。
エロとアクションが密接に関係しているゲームである、しかも「リョナが主眼」が故でありますが、「如何に主人公にダメージを与えるか」に固執している印象。
アクションゲームとしては、「敵を攻撃・倒した時のリアクション」がプレイヤーに直接フィードバックされる部分なので、ここが弱いのは欠点と言えます。
そして、このリアクションの問題は、レベルデザインにおける「緊張」の部分へとモロに影響します。
普通のゲームであれば、敵(障害)が登場すればプレイヤーは「緊張」します。
それを如何に気持ち良く開放させるかが、アクションゲームとしてのキモなのですが、そこが本作の場合大きな問題となっていきます。

魔法(安全圏)
▲「やらざるを得ない」というわけでもないが、しょっぱい倒し方

ジャンプオナニー
▲実はオナニー中は動けないように見せて、ジャンプ移動だけは出来る(見た目的にはおかしいが、ゲームテンポ的にはこっちの方が良い)。高らかにオナニー!

第一に、魔法(遠距離攻撃)の存在。敵キャラは後半面に登場する雑魚・ボス以外は、基本的に近距離攻撃オンリー。
そのため、敵キャラに反応されない程度の位置で、魔法を連射(魔力が切れたらオナニー)を繰り返しているだけで、勝ててしまいます。
第二に、前述した「攻撃してもどの道ダメージ」(ちなみに罠も回避不可)という部分。
「どの道ダメージを食らうし……」とプレイヤーが考えてしまうことで、肝心の「緊張」がただの「諦念」に変化してしまうのです。
この諦念は、ゲーム全体における単調さに繋がり、レベルデザインを練っていたとしても見放されかねない、という悲しい結末にいたります(ただでさえ動画とか回想も初期状態が全回禁なゲームですし)。
「砲台のように遠距離攻撃するだけの敵キャラ」を、アクセントとして各エリアでちょびちょび出すだけでも、緊張感が演出できて楽しくなると考えています。
あと多分、操作系が基本的にキーボードに依存しているのに、画面外のキャラを見るにはマウスホイールを使わないといけないところが、理不尽さを加速させてると思います(ここはキーコンフィグである程度対処できますが)
ちなみに、他の攻撃を複数回当てることが前提なアクションの処理を見てみますと、BlankBlood・ミリア戦記DXなどあの界隈系は容赦なく攻撃してくるので、緊張しっぱなし。
その代わり、「モーションで事前に攻撃が分かり、プレイヤーの操作で回避出来る」という特徴があり、この点でアクションゲームとして高く評価されていると思います。
また、レトロなものでは「ラスタンサーガ」(初心者ゲーマー的には結構難易度が高いゲーム)を上げますと、数発攻撃を当てないといけない敵は「連続して攻撃すること」はほとんど無く、むしろ退却したりと敵の動作アルゴリズム自体に「プレイしやすさ」や「敵を追い詰めていく快楽」などの秘訣が隠されています。

もしかしたら、もっと売れていた作品かも 「誰にもクリアできる」が招いたレベルデザインの難しさ、そして大切さ

2ボス
▲3面のボスまではゴリ押しでいける。ちなみに2面ボスの中には、ボスの飼い主が丸呑みされていて……

正直な話として、本作で「普通のアクションゲーム」として面白いのは、ステージ4・5の後半面ぐらい。
アクションゲーマーから見れば、最初だけプレイして「手応えのないアクションゲーム」と思われてしまうことでしょう。
実際には、後半面のボス戦ではコンティニューでのゴリ押しが出来ない上に、画面外から飛んでくる自機狙い弾をジャンプして必死に避けるなど、アクション性が急激にアップ。
思わず熱中してしまうほどに、面白いアクション性があるというのに、です。
もちろん途中のレベルデザインも大幅に変更する必要はありますが、最初のオープニングシーン(負けイベントがある)で、
「アクションゲームとしてもしっかりと楽しい」(それこそラスボス戦と同じ動きをさせて)
ということを、アクションゲーマーに訴求出来てさえいれば、もっと売れていた作品では無いかな、と感じております。
結局のところ、本作は「エロとゲームの両立」を目指して製作されたと思われますが、「本当にアクションとして面白い部分」が体験版で伝えられなかった、という印象。
そこを訴求できるゲーム面になっていさえすれば、もしかしたら倍の売上は硬かったんじゃないかなー、と思います。
最初から全ステージ選択でき、コンティニュー制限も無ければ、難易度を下げるだけでサクサク無双もでき、実は更に主人公の強化まで出来てしまう。
「クリア出来ない」という声を恐れたが故に、「アクションゲームとしての面白さ」を削いでしまった印象。
レベルデザインを練りに練って「面白いアクションゲーム」と「エリョナ(エロ+リョナ)」を両立させた「5:5」のゲーム。
次回作が何になるかは分かりませんが、是非とも期待したいところです。
仕方が無いんだろうなぁ、と思う欠点としては「重さ」。
一見オール3Dに見せかけて、主人公と背景の動きのFPSを見た感じだと、「キャラは2D・背景は3D」で軽量化は図っている模様。
しかしそれでも重いとなると、体験版の段階で「動かない……」となってしまった方もいたかもしれません。

起動時画面
▲設定例。これだけでもかなりサクサク動作に。

実際にはゲーム起動前の設定画面で、解像度を下げたり、「Fast」設定に切り替えたりすることで何とかなります(解像度は画面上に推奨設定あり)。
ちなみに、データロードに関しては本作は「ステージ開始と同時に徐々にロードする(リアルタイムロード)」という形を採っているのですが、ロード中は結局キャラを動かしても「重すぎてキー入力受け付けない→死」という現象が起きることも多々。
この状態であれば、数枚CGをしたためてランダム表示するという形で、プレイヤーのストレスを緩和しながら、一括ロード方式を採った方が良かったんじゃないかな、と思います。
軽量なゲームであれば、このロード方法は有用だとは思うんですが、重いゲームだとどうしても……、なところがありますので。

リョナのアプローチとしては「正解」なゲーム性。丸呑みリョナとしての勘所をきちんと掴んだ演出が見事

ゲーム画面(やられ)

▲格ゲーとかすごく分かりやすいんだけど、「抜き専用に編集した動画」よりも「偶然のお色気要素」とかそういう方が抜けるんだよね
「アクションゲーム」としては色々書きましたが、実際のところ「リョナってギャラリーで見るよりも、ゲーム中で実際にやられる方が抜ける」わけですよ。
(ここ辺りは「録画して見る・ゲームとしてやる」の比較を体験しないと分からないですが)
そういう意味では、「意地でもダメージ食らわす」というアプローチは、正しかったりするのです。
ギャラリーモードでHアニメを堪能した後に、ゲーム中でアレよアレよという間に汚れていくティルナロッテの痴態を見る。
そうしてみると、また違った形でHシーンが見えてくると思いますよ。
「丸呑みのアクションゲーム」に関しては、最近発売されたものだと「ミリア戦記DX」を連想しますが、丸呑みに対する考え方は別。
ミリア戦記DXは声無しなのでアッサリと呑み込まれる(※グロいのは避けたい)のに対し、こちらでは呑み込みの際にモンスター娘が囁く上、完全に消化されたと思わしき描写まで出てくる。
要するに、「生存の希望全く無しの丸呑み」なんですね。
おぞましいことを囁かれ、「溶かされるなんて……」などと言いながら、あっさりと命の灯が消えてしまう。
こういうのはリョナ的に見ると、なっかなかにたまらないわけですよ(囁きボイスもどことなくM心がくすぐられる)。

消化後
▲敵によっては、消化されてドロドロの液体になることも……。救いもなにもない…。

ただ、個人の要望を書くとすれば、「囁き→丸呑み→消化」の流れの中で、消化の直前に、溶かされるにあたっての「恐怖」であったり「快楽」であったりを描写してもらいたかったり。
「溶かすつもり?」と強気のコメントを言っておいて、即刻「キャアアアア(消化)」みたいな流れもあったりして、流石にそこまでくるとギャグっぽくなってしまうな、と。
逆に「それがいい!」という方もいらっしゃるかもしれませんけども……。
もう一つは、完全消化だけだとアクセントが無いので、「残留物」などの演出が欲しいですね。
リョナの本場でもある格闘ゲームには、様々な猟奇表現が存在しますが、基本的に洋物な上に初期モータルコンバットなどはもう行きすぎてギャグ。アレはギャグ。それに影響されたカネコの実写のやつは忘れろ。
一方、日本製の格ゲーでガチの猟奇表現をやらかしたゲームがありまして、それが「サムライスピリッツ零SPECIAL」でございます。
サムライスピリッツシリーズには「ナコルル」「リムルル」など可愛らしいキャラがおりまして、2D版の3〜5作目では「このキャラに関しては残虐表現一切無し」という対応が取られていました。
そのメーカーとプレイヤーとの暗黙の了解が崩れたのが、「サムライスピリッツ零SPECIAL」。しかもシリーズ随一の過激さで、何というかもう様々な問題が発生しました(表現修正に関するゴタゴタもありましたが割愛)。
様々な残虐表現が仕込まれた問題作ではありますが、ジャパナイズされた残虐表現としてこれほど参考になるものはない、というほど興味深い作品です。
(あまりにもアレだったため、サムライスピリッツシリーズを集めたオムニバスソフトからもハブられていたのですが、近年何故かPC版のみ発売されました。持っているけど修正版かどうかはまだ未確認。)
そこで行われた残虐表現でも、印象的なのが「妖怪腐れ外道」というキャラの絶命奥義(一撃必殺技)。
内容は敵を捕まえて、画面外で「いだだぎまぁず」と言いながらガチ喰い(※相手は人間)。
そして画面外に戻り、ナコルルであればリボンなど象徴するアイテムを吐き出したあと、こちらを向いて「ごぢぞうざまぁ」と一言。
「おぞましい」の一言でありますが、リョナ的に見ると恐ろしく秀逸な表現なんですね。
何と言いますか、「生きていた証が物として残ること」に趣を感じる、といった感じ。
もし、丸呑みもので次回作を作るのであれば、是非とも挑戦していただきたい部分であります。

ゲーム性が好みかは人それぞれ。リョナゲー・ふたなりゲーとしての評価は間違い無く「高」!

動画フォルダ

▲この「見られない人のために動画ファイルを置く」という配慮は普通しないし、なかなか思い付かないと思う。
というわけで、「ふたなりサキュバス リースロッテの冒険3 – 囚われのリースロッテ -」の感想でございました。
プレイヤーのテクニックに寄らず回避不能な攻撃・罠など、普通のゲームとしての評価は個人的には正直に書くと低め。
ですが、それ以上にエロシーンへの拘りが素晴らしく、また「見られないかもしれない」人へのユーザビリティも非常に良い。
私の中で「賛否」が同居する形となっている、不思議な作品となっております。
「逆にこのくらいヌルく、楽に死ねる方がリョナゲーとしてはありがたい」という意見もあるでしょうから、ゲーム性の評価は本当に人それぞれになると思います。
動作が重い都合上、体験版でまず動作チェックしていただく(軽量化設定も忘れずに)のをオススメしますが、エロに関しては本当に注力されている一作。
「丸呑み好き」も「ふたなり好き」も、そして「そうでない方」も、体験版だけはプレイしていただきたいです。
何しろ、「どちらとも特に好きでは無い」と思っていた私が、「丸呑み」「ふたなり」とちょっと尖った界隈に引きずり込まれるほどなのですから……。