Leviathan (製品版)

2017年12月1日RPG,R18Leviathan,製品版の感想

⇒予告での感想はこっち

ノーマルでプレイ。
けっこー死んではリトライしてるので、プレイ時間はもっと行くかも…。
経験値を溜めてLVアップ…という通常のRPGの場合、強い敵・弱い敵、誰を相手にしても成長できる。
だが今作は武具のクラフトだけが強くなる手で、良い素材の為に強い敵をまず倒さなきゃいけない…という、”挑戦”が必ずある構造。
やはり本作は、そのテンポを自分で掴めるかで、かなり面白さが変わるのだと思う。

コツを掴むまではダレる。そしてちょっと、そうなりがちな仕様でもあり…

正直プレイ2~3時間めの段階では、猛烈に飽きがきてた。
フィールドが本当に広くて、広すぎると逆に計画が建てられなくなる…というか、広大さの割に、途中のストーリー展開がほとんど無くてメリハリが無いな…とか。
いつまで立っても中期的な目標が立てられない(クリアできる気がしない)という感覚に入ってしまうと、辛い。

空き家
▲隠れてるNPCとかを発見するも、条件を満たすまではみんな割とノンリアクション。ひとまず深く考えず先に進もう

あえて言うなら、”挑戦”でガラリと変わるゲーム性の割に、そのリスクを取るのがけっこう辛い仕様ではある。
例えば一段強い敵と戦うにしても、
死んだらリスタート無しのゲムオバだし、戦うまでランダムで敵種にブレがあって分からなかったり、ようやく勝っても、アイテムドロップしない事も。
この状況では、もう少し落ち着いてからにしようか…、と日和りがちになる。
結果、ラクになるコツにも気付きにくくなって、ジリ貧だったり。
(エッチシーンのほとんどが、軽微とはいえバッドステイタスを伴うのも、躊躇させる元となってるかな)

船発見
▲脱出する為にこの島の秘密を解き明かしていく事になる…となかなか大きな規模

実際のところは、あえて新しいエリアに踏み出さずとも、「スキル取得」「拠点強化」で整っていくって道もあり。
だがそもそも膨大にある(ように見える)クラフト候補や選択肢の中で、それと自分のプレイを結び付けられなければいけない。
(余談だけど、初めは装備の修理も”コストが高すぎる、これは使えないな…”とか思ってた。
事実、一つめの武具は修理するより新しく作った方が手近で、二段階めになると修理コストが倍になるから、怯んでしまったのだが…。
実際は、修理コストの石や木なんて基本中の基本、いくらでも手に入るようになる事に気付けないといけない。
その幾つかある、楽になるコア部分に気付くのが面白いゲームでもあるんだけど…、同時に、ずっと思い込んだままの状態だと辛いんだよね…)

分かってくるとハマりますよこれは…

装備品
▲ここまで進んだー。というかこの辺りでまた一段ハードル上がってる気が…。ネタ着せ替え揃えられるかな…

逆に言えば分かって来ると、掴めてくると、とても面白い。
現状では恐らくここまでしか揃わないな…、ならばここら辺りまで装備を作ろう、
この素材はきっとアイツらから入手できるな、一段上のレベルの敵だから、このアイテム使って一時的な強化を施せば少しはマシになるか…、
(敵が目当てのアイテムを落とさなくても)くっ、手こずらせてくれおるわ…なんて。
目標さえ見定まれるようになれば、その経過の苦戦も楽しめるものだし、中盤からは展開的に変化も付いてくる。
見紛うこと無く、ルールの下で”自分で組み立ててる”楽しさを実感できますね。
一度に5時間もプレイしたのはちょっと久しぶりだし、こうして書いてもうずうずしてるってのはありますねぇ…。

わぁい、エロパート わぁいドスケベエロ

踊り子 潜入
▲踊り子という設定で潜り込む一行。見つからないように進もうと言われるが…。

前回から更にプレイすること3時間(累計8時間)。
武具もいい感じに整った所で、「この島から脱出するには(今まで道すがらスルーしてきた)遺跡の謎を解かねば」となり、荒くれどもの住む集落にその答えがあるという。
知り合った女騎士と共に、踊り子として潜入するのであった…。

パイズリ フェラ
▲やっぱりエロじゃないか! 他と比べても明らかに長いスケベエロ(なにげに髪の毛先きれいに描かれてる…)

ここ、やっぱり即堕ちした女騎士が高圧系ビッチ(?)みたいになりシコ、3Pもシコ、他より明らかに長いエロシーンの連続となっていた。
今作は通常のエロRPGと違ってエロ頻度低くなりがちだったし、別フェーズとしてがっつり補充した感じで良かったね…。
(あとビッチエロは過去作から伝統だけど、描き方がさらに上手くなってたような)

システムだけじゃなく、レベルデザイン的な調整の向上も窺えました

という訳で遺跡に眠るボスたちを倒せるようになり、いよいよ脱出の準備が。
それと実はラスボスは専用武器なので、武具調達の苦労はいらないんだね…。
ハードルを上げ過ぎなかったのは良かったと思う。
という事で、プレイ11時間くらいでひとまずクリア。
…なのだけど、明らかに旅の道中で出会った人絡みで分岐がありそう、
そもそも魔王城とか紋章など、いかにも気になる謎が全然解けてない…、これはサークル史上、一番やり甲斐ありますね…。
星座のレリーフとか12個集めるみたいですが、クリア段階ではまだ半分くらいだし。
素材を調達・武器作成が中盤までのメインプレイだったけど、そこから潜入エロフェーズあり、
その辺りから実はその時点での最強武器じゃなくても、ちょっと珍しい特殊な武具や爆弾瓶とかを工夫すれば格上の敵を倒せるようになる…というのも良かった。

マルノミ胎内
▲色々探してみると、けっこう意外な展開も。マルノミというモンスターに呑まれたかと思えば、胎内から脱出だ

難しさとやり甲斐の配分が難しいゲームだと思うけど、そうしたレベルデザインも上達していたように思う。
(前作[BibleViolet]では、実は甘かったところでもある)
途中、「金」を発掘できるポイントが見つけられなくて唸ってたのだけど、どこかに隠れてる訳じゃなく、向こう岸にあってちゃんとその姿を見せる(実は隠し通路で行ける)とかね…。
気付いて感心しました。
…しかしひとまずクリアは出来たけど、正直NPCとの絡み(真エンド)が埋められるかは、自信ない所だ…、もうちょっと頑張ってみますが。

素材集めは苦じゃなかったけど、単純にピアノの音階を当てるのにこんなに大苦戦するとは思わなかった…
もう動画撮って音感ある人に聞いたよね…
(何回も間違ったら「一音めは◯」みたいなヒント欲しかった…)

NPC1 NPC2
▲知り合った人たちを外に連れ出すべく説得しよう

粘った結果、なんとかNPC子1人の救出に成功。あとは2人かな…
EDで個別のエピソードも入るみたいで、ちょっと頑張り甲斐はある。
([BibleViolet]でも出てた子のロリ時代かな? 随分むちむちになったものです…)
しかし割と色んな解き方があったりする本作だが、ことNPCを救おうとすると、広いフィールドから一点絞り込み…みたいになる訳で、なかなか厳しいね…。
ひとまずクリアして二周目に入れば、素材は買えるようになるので、そっちの方が楽かな…と思ったり。
(ただ何故か負けた感が…)

レリーフ
▲レリーフは10個まで集まったんだが…。攻略見ずにここまで行ったのは褒めて欲しい

しかしどうもオラクルハートが手に入らぬ、というかそもそも魔王城に入れぬ…
冷静に考えたらそもそも、MPの意味が全然発生してないので…早い段階で何か見落としてる気配…? ううーん…
正味、「攻略wikiプリーズ…」という詰まり加減だす…。

マニアック衣装
▲マニアックさに拍車が掛かっていく衣装。ヘルメットも相まってソレ系のAVみたいな感じに(嬉しい)

ネタバレおじさんのコメントにより、新しい道を拓いた111。
そこから先もけっこう強敵揃いでしたが、同時に攻撃スキルのラーニングに気付いたことで(今までまったく無しでやってた)
何とかなるのでした…。
という事で、無事オラクルハートもゲット、あとは兵士長もなんだ2階で休んでたのかとなり、NPC全員救出!
またレリーフも12個揃えられたので(さすがに倒すまではしてないですが)
おかげ様で、これは完クリと言っても差し障りない…はず。
だいぶ遊びましたねえ…、楽しかったですね。

回想
▲しかしまだ回想が全然残ってるのはナイショだ…(全員救済ENDで全開放っていうのは…だめですかね…?)

どうしてもエロの間が空きがちになるのが、唯一の注意点ですかね…。
次回作辺りは、エロしまくりの作品になったりして。
(実はゲーム形式としては一つ前の、[むちむちさきゅばすのじゅなん]がそんな感じなんですけどね)
攻略場と化してる作者さんブログコメント