魔法少女ユニDefeat! (製品版)

ACT, R18製品版の感想, ライター:エローン大君, エロ格闘

*この感想は [エローン大君]さんに書いて頂きました。

マウスのみで遊べるエロ格ゲー!? ドット絵の精細さにも衝撃

戦闘シーン
▲大きく描かれたキャラクターが細かく動く!本当に一目惚れしてしまう逸品。

目が覚めるようなドット絵に一目惚れ。
C-Laboratoryさんの作品、「魔法少女ユニDefeat!」の感想でございます。
本作はCPU戦のみの格闘アクションゲーム。
「格ゲー」は、コマンド技や操作の忙しさから、キーボードですら遊ぶのが大変なイメージが強いジャンルですが、本作はなんと「マウスのみ」で遊べる格ゲー!
思わず一目惚れしてしまうようなドットアニメの精細さ、ただの立ちポーズですらおっぱいの重量感が感じられる細かなモーション。
これもまた、格ゲーというジャンルだからこそ、存分に楽しめるものだと思うのですよ!

ヒロインピンチの王道を片手ハンズフリーで堪能 ゲームとしても気持ちが良い

本作にはストーリーらしいストーリーはありませんが、主人公である「魔法少女・ユニ」が、敵である「淫魔・ゾルガ」と戦うという内容。
ユニとゾルガが戦いを繰り広げる背景では、他の淫魔達に犯される女性達の姿が描かれており、「助けに来たはずの魔法少女が淫魔に敗北してしまい……」というシチュエーションが楽しめる一作となっております。

必殺技
▲敵を大きく蹴っ飛ばす必殺技も、ホイールクリックだけで出せちゃう!

格ゲーと言いますとどこかハードルが高いイメージがありますが、本作は「エロを楽しむこと」に割り切っており、操作・難易度ともに誰にでも楽しめるように配慮。
その最たる点が「マウスだけで遊べる」という点でありまして、
マウスホイールを上に回すと前進、下に回すと後退
左クリック・右クリックで弱攻撃や強攻撃の打ち分け
ホイールクリックで必殺技
と超簡単操作。ついでに片手がハンズフリーなので、抜くのも楽ちん。
格ゲーとしても、プレイヤーキャラの動きが軽快で、ボタンを適当に押すだけで、コンボがバンバン繋がっていく爽快感が魅力です(効果音も妙に気持ちいいんだこれが)。

プレイ前画面
▲プレイ前には衣装状態や難易度が選択可能。衣装がある程度脱げると、ユニちゃんは恥ずかしがって弱体化しちゃうのだ

ある程度以上のコンボ以上を目指そうとすると、敵に密着するレベルで接近しなければなりませんが、敵の動きが鈍重な上に攻撃頻度も低いので、「強い魔法少女」として敵をボコボコにする、というロールプレイも可能!
難易度は3つ用意されておりますが、最高難易度ですら簡単にクリアできるレベルなので、「格ゲーなんて難しそうだし……」という人でも安心して楽しめます。
一応、「AP」という攻撃の際に消費されるスタミナ的な存在がゲームシステムで用意されておりますが、消費量が全体的に少ないので、必殺技を乱発したりしない限りは、ほとんどゲーム中で意識することはないでしょう。
コンボに慣れてくると、AP満タンの状態からスッカラカンになるまでコンボが繋ぐ、なんて楽しみ方もできます。

捕まる
▲プレイしながら「なんでこんなにエロいのに、ゲームクリアのために脱出せにゃならんのだ」と訳の分からないことを考えてました

そんな魔法少女・ユニ側が有利な本作ですが、敵の攻撃に捕まってしまえば一変。淫魔からの執拗なエッチ攻撃が始まります。
最初こそ、乳房を揉んだり下着越しに秘部を刺激したりする程度。
ですが、ユニの魔力(実質的なHP)が減るごとに、イマラチオやアナル挿入などエロ攻撃も苛烈に!
エロ攻撃はボタン連打で脱出できますが、素晴らしい出来のドットアニメに目が奪われる上、それにカットインCGやテキストボイスまで加わるので、内心ゲームどころじゃなく「このまま眺めているのもいいか。というか抜きたい」という気持ちに一気にさせられてしまうので困ります。

グラフィックのインパクトは、「格ゲー」というジャンルが持つ特性にあった 「ゲーム性に偏重しないエロ格ゲー」の強さ

ドットアニメを絡めたアクションゲームをそれなりに見てきた私ですが、本作に関しては「精細」「エロ可愛い」「動きが細かい」と三拍子揃っていて、一つの芸術品を見ているかのような感動を覚えています。
乳房を舐めるドットアニメ一つ取っても、揺れるポニーテール、張りや弾力を感じさせるおっぱい、バタバタさせる脚に引っかかり揺れるショーツなど、見どころが沢山。
色々と目移りしてしまって、気が付けば1秒程度のループアニメを数分眺めていることだってあります。

適当なアニメ・アニメギャラリーで
▲他のアクションゲームでは無茶なキャラサイズでも、格ゲーなら大丈夫なのだ

ドットアニメ×アクションゲームで「目移りする」というのはなかなか起こりづらいのですが、これは格ゲーというジャンルの特性が関係しています。
それは、「キャラクターをどんなに大きく描こうとも、ゲーム性にはほとんど影響しない」という点。
2D格ゲーで言えば「龍虎の拳」、3D格ゲーである「バーチャファイター」や「鉄拳」などが、キャラクターを大きく描いた格闘ゲームとしてイメージしやすいところですね。
魔法少女ユニDefeat!は、格ゲーの持つビジュアル的な特性を最大限に利用して、「キャラクターを大きく描き、エロシーンのインパクトを大きくする」ことをやりきった作品だと感じました。
ドット絵1枚1枚取っても美麗ですが、体・服装あらゆるパーツの「動き」にも拘ったドットアニメ。
色々な見どころがありますが、お漏らしにあまりピンと来ない私でも「こんなに美しい黄金水の流れ方をするアニメがあっただろうか……!」と衝撃を受けるほどなので、是非とも楽しんでいただきたいと思います。

お漏らし
▲個人的に衝撃を受けたお漏らしシーン。おしっこの描写が見事!

ところで、これまでのエロ同人における格闘ゲームは、大体が格闘ゲームが好きな方が作っている関係で、
・対戦バランスなどを考慮して作り込む
・Hシーンを見るため、特定条件を満たしての勝利を要求する
など、ゲーム性に偏重する傾向がありました。
その中で、「魔法少女ユニDefeat!」や「Sister Fight」「ぶちこめ☆ハイキック!」など、エロを引き立たせるために格ゲー要素を取り入れた作品が成功しているのは非常に興味深い流れです。
前述した「キャラクターを大きく描いてもゲーム性に影響しづらい」ことや、「女主人公にすればヒロイン敗北ものとして描きやすい」ことから、もしかしたらこれからもっと盛り上がるかも?なエロ格ゲーに注目していきたいと思います。

ドットアニメ+カットインアニメ+CGアニメというエロコンテンツの豪華さ ギャラリーモードだけでも一作品として出せるのでは……

さて、格闘ゲームパートで敵の攻撃を食らうことで画面は暗転。魔法少女ユニちゃんのエロドットアニメを見ることができます。
本作では、ユニちゃんの体力バーが無くなる度に衣装が破壊されていき、最初は魔法少女らしい姿だったのに、最後にはとうとうほぼ全裸になってしまいます。
ユニちゃんは恥ずかしさからか、衣装がきわどくなるほど、おっぱいや大事なところを隠すために弱体化していったりも。恥ずかしがる顔も可愛い!
淫魔のH攻撃自体も、ユニちゃんの衣装状態に合わせてエスカレート!
最初は下着の上からさわさわするだけだったのに、後半になるとイマラチオやアナル責めなどが行われることも……!
とは言え、ゲーム的には衣装=残機。ほぼ全裸まで脱がすには何回も体力を0にしないといけません。
そこで本作では、敵に捕まることで「見たいアニメへと簡単切り替え」「カットインアニメ・テキストボイス(台詞)をON・OFF」などの機能を持った、まるでビューワのようなエロドットアニメ観賞パートに移行します。

捕まる2
▲ゲーム中なのに、ビューワとしては完璧すぎるほどの機能

ドットアニメ観賞パートでは格闘パートでのコスチュームの状態関係無しに、自由にコスチューム状態を変更可能です。
初っぱなから、ほぼ全裸状態でのドットアニメを見ることもできるため、「あの衣装のあの体位でシコりたいなー」なんて時、気軽に切り替えて見られるシステムはすごく良い配慮だと思います。
アニメの質の高さもありまして、クリック連打で敵のHな攻撃から抜け出せるのに、格闘ゲーム中だと言うことをついつい忘れて興奮してしまうことも多々。
「格闘ゲーム部分が無視できてしまうため、どこかシステマチックで趣が無い」と見ることも出来ますが、「犯されて体力ゲージが減っていくのが分かる」というのは回想モードでは味わえない趣ですので、個人的には嬉しいところです。

完全敗北
▲ユニが完全敗北した後は、様々な体位で犯せるぞ!

ドットアニメ観賞パート中にユニの体力が無くなってしまうと、「Extra move」というアニメが解禁。
Hな攻撃の数々に無抵抗になった少女に対して、ムリヤリ口内射精したり秘所を刺激してお漏らしさせたりと、より過激なドットアニメを見ることが出来ます。
ユニのコスチューム状態は全4段階で、各段階ごとのアニメ数は3つ。
これに加えて、ほぼ全裸状態でユニが体力を失ってしまった場合は、タイトルにある通り「Defeat」!
無抵抗になった少女を「立ちバック」など4つの体位で犯しまくることが出来ます。
アニメの質がものすごく高い上、アニメ数もかなりの量があるので、ヒロインピンチ好きならきっと満足できることでしょう。

ギャラリーモード表紙
▲主に「プレイした回数」を条件にして解禁されるギャラリーの数々

それに加えて、隠し要素として「ギャラリーモード」も用意。
こちらでは、敗北した後のユニの末路が描かれたイラストアニメと、「シークレット」として没アニメ・落書きなどが収録されております。

一番最初のギャラリー
▲美麗なCGだけでも十分なのに、アニメ&テキスト付きと豪華すぎる!

ゲーム本編では淫魔とのセックスオンリーでしたが、イラストアニメでは触手・拷問(と言ってもライトな描写)など様々なシチュエーションが用意されております。
テキストも付いているので、正直これだけでも売り物になるんじゃないかと思うレベルの代物。
大画面でダイナミックに動くユニの肢体と、恥丘のぷにっ感がたまりません。

唯一と言える欠点は、一部コンテンツの解禁条件の厳しさ!?

シークレットギャラリー
▲シークレットギャラリーだけは地道に解禁しないといけない仕様

と、ここまで本気で絶賛してまいりましたが、本作で惜しいと思う部分が1つだけあります。
それが、ギャラリーモードに用意されている、シークレットの解禁方法です。
イラストアニメに関しては、すぐに抜けるようにとワンクリックで全解禁できるボタンが用意されています。
しかし、シークレットに関しては解禁されず、またその解禁条件がゲーム後に入手出来る「DP」に限定されているのが問題点。
ゲーム後、ゲーム中に消費したAP(スタミナ)などを元にランクが表示され、そのランクに応じてDPが入手出来ます。
DPは、Sランク(※恐らく最高ランク)で勝利した場合は1000ポイント、敗北してしまった場合は500ポイント、と言った具合で、遊べば遊ぶほど溜まっていく仕組みになっておりますが、問題は解禁に必要なポイント。
最後のシークレット解禁に必要なDPは30000ポイント、つまるところ最短でも「敵に30回勝利」しなければならないのです。

勝利後 敗北後
▲負けると貰えるDPが減ってしまうので、解禁するためには勝つのが最短だが……

本作の格ゲー要素は、「エロを引き立たせるエッセンス」の色が強く、敵に負ける楽しみこそあれど、敵を倒す楽しみは「コンボをどこまで繋げるか」「主人公の最弱状態で勝利出来るか」を試行錯誤するぐらいしかありません。
コンボをどれだけ繋いでも、最弱状態で勝利しても、特にご褒美がある訳でもないので、全解禁しようとするとどうしても単調さが出てきてしまいます。
問題に対するアプローチとしては、「要求DPを少なくする」が一番お手軽。
ですが、「コンボを○回繋いだら解禁」など実績要素を用意しつつ、達成できないプレイヤーの救済措置としてDPを用いることで、リプレイ性を高めるのがゲームとしては楽しくなると思います。
格ゲーに限らずエロアクションゲームは、「ゲームとしてもっと遊んでもらいたい」という気持ちと、「操作が複雑だったり難しかったりするとプレイヤーを選ぶ」という実情のジレンマが発生するので、ある種仕方が無いところではありますが……。

ドット・CG共に、アニメのクオリティの高さに脱帽 そしてまさかのアップデート告知……

第四段階
▲ここまで脱がされると、「捕まる=敗北」のちょっとしたオワタ式状態に

というわけで、魔法少女ユニDefeat!の感想でございました。
恐ろしいほど高クオリティのドットアニメは元より、カットイン含めたアニメイラストなど、様々な形でのエロに注力した本作。
マウスだけでも遊べる簡単操作ながら、格ゲーの楽しさのエッセンスも表現できており、ゲームとしても興味深い作品です。
「エロを引き立たせるための格ゲー」という選択がもたらした、大きく描かれたキャラクターによるダイナミックなエロシーン。
もしかしたら、これからのエロアクションゲームを変える金字塔の一つとして語り継がれていくかもしれない作品だと感じました。
また、作者さんのブログにて告知しておりますが、「触手プレイのドットアニメ」や「CG差分追加」を主としたアップデートが行われる予定とのこと。
正直な話、現状のコンテンツ量だけでも「超お得」と言った印象、しかもアニメを1シーン追加するだけでも大変そうなのに無償アップデートとか正気か、と驚きを隠せない……。

余談:マウスで遊べる格ゲーについて

ここからは完全に余談ですが、本作のように「格ゲーとして遊べて、かつマウスなどで操作できる」というゲーム自体、かなり珍しかったりします。

▲大体1年くらいで終了した悲しきオンラインゲーム
商業ゲームだと「ストリートファイターオンライン マウスジェネレーション」(※オンラインゲーム・サービス終了)、フリーゲームだとUnagi88さんの「蟻鳩」がマウスで遊べる格闘ゲームとして思い浮かぶ程度。
恐らくまだ他にも作品はあるとは思うのですが、後発作品の名がスッと上げられない辺りに、「簡易操作の格ゲー」というコンセプトの難しさが分かるような気がします。

▲移植前は1軸+3ボタン。攻撃に使う2ボタンをタップ・スワイプに割り当てている。
ちなみに、スマートフォン用の格闘ゲームに関しては、そもそもストリートファイター2から連なる格ゲーの文脈で作られていないものが多いですが、PC用のフリーゲームの移植で、タップ・スワイプを操作のメインとしたB.cosさんの「NAMAKO02F」が印象的。
「蟻鳩」や「NAMAKO02F」はちょくちょく遊ぶのですが、ゲーム性の複雑さを保ちつつ簡易操作をもつ格ゲーを作ると、逆に操作が忙しくなったり慣れるまで混乱しがちになったりするようで、「コンボを繋げて敵を倒す!」という格ゲーの気持ち良さのエッセンスを抜き出した本作の割り切り方は、結構興味深かったりします。