魔法闘姫フロスティア (製品版)

RPG,R18製品版の感想

体験版(予告)での感想

*体験版Ver1.0.0の感想です

戦闘でコマンド入力、QTEで危機回避! 魔法少女は今日も戦う……そして一枚一枚の絵の決まり方の美しさよ

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@becomegame

体験版はプレイ30分ちょっと。

前作から今回の発展はかなり驚きましたが、基本は手描きアニメでやりつつも、ところどころLive2Dで動かしてたりして、次にやりたい事・見せたい物が少し仄見える気も
(Live2Dは奥行きのある動きを付け出すと、かなり目を見張る物があるよなと……)

製品版での感想

全5話(体験版は1話)、寄り道イベントも割と取って、クリアまでプレイ4時間ちょっとくらい。

一級の絵を描ける人が、手間も惜しまず作ってるRPG

まず全体の印象から。
予告でもプレイしてたし、さっそく取り掛かった訳ですが、
戦闘のアイコンが変化・入力時にコマンド表が表示される様になってる・他にもボスの必殺カットや、マップでのイベント出現マーク……もろもろ改善されてて驚き。
予告で見えてた、魔法少女モノのシナリオに、システムとアニメが融合している……という地点から更にプレイしやすくなってる印象を覚えました。

なにしろ予告ー発売までの期間に、歌つきオープニングアニメまで制作(ちなみにクリアするとEDソングもあるぞ……!)
見れば分かりますが、商業ADVのいわゆる立ち絵とスチルを加工したムービーと違い、手描きでかなり動くもの。
ますます、
”『一級の絵を描ける人が』『手間も惜しまず』作ってるRPGだ”という印象を強くしました。

全体で言えば、制作側としてはやっぱこういうゲームを作っていかねば…(私も一応そっちの人間なので……)となるような、がっちりしたクオリティを誇っている。
そう言えると思います。

シナリオ運びも実に納得感

特に絵の綺麗さに比べ、シナリオ運びってのは予告(第一話)では見えにくかったんですが、話を進めるとここでもしっくりと来る、さすが、と頷きまくれるのは良かった。

冒頭(一話)ではいきなり変身して戦う魔法少女というのが描かれた訳ですが、
お供のネコとの出会いや、初変身エピソードなどが振り返られる第二話。
そして描かれる主人公フロスティアの学校生活、どうも風委員長とは仲が悪いようだ……、そう言えば、第一話の最後に知り合った(仲が悪い)第2の魔法少女にも”日常の姿”があるハズよね……なんて提示のされ方。

立ちはだかる中ボス・怪人スモウレスラー、そいつを倒したと思ったら次に出て来るのは兄弟子スモウレスラーだという天丼の感じやら、ちょいファニーめな造形。
そして負けると、ふんどし一丁にされて乱取り中出し輪姦レイプだ……
なんて、かなりこの単話で完成されてるコテコテのものがあるなぁと。

第二話の初まり、鋭いプレイヤーなら薄々気付く第二の魔法少女の正体、その話の最後にふとした事からお互いの素の姿で鉢合わせ……なんて、いわばシナリオ運びとしては定番の(欲しい)要素なんですが、
全5話という構成を考えると、その出し方の順番が非常に適切、だから盛り上がるんだなあと。

第三話は最初の魔法少女が敵に捕まり、改造されてしまっている事が分かるエピソード。
ここで新しい必殺技を閃くのと、でも負けるとヘソ&脳姦という格の違い、そして主人公自身も……とか、
第四話では遂に身バレしてしまった魔法少女、敵の怪人は卑劣にも学校にまでも魔の手を! なんてまさに「これこれ」ですよ。

ピンチ、フェチさがツボったエロ

そして勿論、初めにも触れましたが絵の力が何倍にも魅力的に見せている。
もっと言うと基本の肉棒シチュは輪姦多め、たまに入るフェチなエロシチュがはっとなる様な、良い刺激。

システムとの相乗具合もあり、例えばつい敵の犯されは一種類かな……くらいに思ってたんですが、ボスはむしろ暴力系の拘束技多し。
さば折りにネックハンキング、おっ 魔法少女の「ヒロピン」な感じをくすぐる方向だと。

あと発見だったのがQTE、これはまぁ家庭用ゲームにもあるモノだし……くらいに思ってたのが、ことエロRPG的となると、あの「わざわざ自滅用アイテムを使う」わざとらしさから(一部)解放されるんだなと。
QTEに失敗、変身する間もなく犯され始めてしまう……!(ちくしょう、変身さえ出来れば…)なんて、戦闘では出来ない、自然な形でのピンチ演出感があるなぁと。

一部のシチュ……、さんざん犯され、解放されるかと思ったらそのまま敵の基地に監禁、
(古いですが個人的には[アルハランの聖杯]を想起する)キー押下するまで延々順番待ちの戦闘員に種付けされ(しかもLive2Dアニメ)
やっと牢屋に放り出された後は、くっ脱出しなければ……と敵の視界掻い潜って進むパート(そして見付かれば、今度は別の体位で……)
とか、ゲーム感と「こういうのあった方がえろいな」を取り込んで来たな! という興奮があったものです。

Hシーンはわざと負けなくても、話の終わりごとに回想が埋まっていくので安心。
回想を分けるなら3タイプ、ボス敗北シーン(フェチ系)に、寄り道のサブクエストでのエロシーン(輪姦多い)、そして戦闘中エロを再現する為の戦闘。

ザコ相手だと本気でプレイしてるとなかなかエロは発生しませんが、ボス相手だとついバリアが切れ(特に後半、敵が連続行動とかして来るので)油断の敗北を喫することも。
まぁ時々エッチ見ながら進め、逃したものは回想から……ってのが楽しいでしょう。

最後がね……っていうのと、他もろもろ

というのが、おおよその所。
だが今しがたクリアした方にはちょっと納得できない想いもあるでしょう、まぁずばり、最後が尻切れトンボじゃないかな?? とも(特にそれまでのシナリオ運びが完璧だっただけに)

ネタバレになるので伏せますが、最後四天王とか言いつつ、全員出て来ないんかい! とか、
正直、最初の魔法少女の件もあったので、掠われた第二の魔法少女を救出しにいったら……ね、正直、期待するものがあったのですが、割と無事なのであった。
なんとなくアップデート追加来そうな気もしますが、
敵の組織の正体は杳として知れぬ、それは次代の魔法少女の役割なのだ……というのもまた定番ではある……のか。

(クリア後のおまけ敵が一体いて、コイツが戦闘中エロ攻撃でキスハメ・敗北ボテ腹孕ませシチュっていうのに、描きたかったんだろうな……という情熱は感じましたが)

あと細かい所では4話かな、これだけの運びをする方なら「学校を戦場にしたら、今までの寄り道イベントのサブキャラも出せるな」と考えるかと思ったんですが、
結構ダンジョン探したんですが、特にそこは無かった……。

思い切り処女レイプされたけど、割とその後の態度が変わらない……のは、まあ普通のエロRPGとは違う、イベントこなすのではなく章立て方式だから致し方無い所か。
一応話の最後に落ち込みカット入りますし(そもそも体験版でも分かる所ですし)

つまりシナリオとシステムとアニメの融合、全体で言えば見事な結果となりましたが、そのやり取りの中で、ややぽっかりとシナリオ方面で割を食った点が? と。
まぁ他が凄く出来ているからこそ一点が気になるという、完璧を求めすぎかもですね……

*「前作の前日譚」なので、この後は魔法闘姫リルスティアに続く、という事らしい。なるほど……(この作品のみプレイ)

前作:

[魔法闘姫リルスティア]

関連:
変身ヒロイン・魔法少女・闘うヒロインというか

[光桜閃姫プリセシール]


[祓魔少女シャルロット]


[魔拳師さら]


[かなちゃんは魔法少女~もしも変身シーンを見られたら~]


[ナコの魔法と純欲の怪人]


[種づけ孕ませ☆魔法少女~The_RPG~Ver2.11]