Marionette Memory (製品版)

ARPG,R18製品版の感想

”ちゃんと作られた”ARPGだからこそ、駆け引きが、成長が面白いんだよね

OPから凝ってる造りで、真価が見えるまでプレイ20分ほど掛かりますが、
一言でいうなら、面白いARPGをちゃんと作るんだ…という意志が感じられる作品だと思いました。

選択肢 メニューツクール製ですが、選択肢カスタム・メニューからも垣間見えるこの凝り

それは密度の高いマップや、
ゴリ押しが通用せず、アイテムの補充が結構大切なバランス…、
敵のAIも回りこんで来たり、割と考えてるように動く、
そういう所に弓矢とかの遠距離や、鎌(横3列攻撃)みたいな武器タイプへ持ち替えられる喜び、
お金でスキルを任意の順番で覚えられるって良いね…
(それも力+10%みたいなバフだけじゃなく、新攻撃技やスピード速くなったりと、アクションに影響する物)
といった見た目・システム面でも色々語れるんですが、

ARPG ARPG2攻撃するとちゃんと、ちょこっとアニメ。線上に並ぶと魔法撃ってくる敵には、並列横3マス攻撃の鎌がありがたい…とか駆け引き。

あえてシンプルで根っこな一点を挙げると、
ザコ敵が攻撃前におたけび→数ミリ秒後に、攻撃判定→当たれば打撃音・かわしてると回避音…って調整が良いなと。
これにより、敵の”警告”から実際の攻撃のほんの僅かな間に、慌てて身をかわす…という感覚がしっかりと出ていた。

スキル習得 犯され回数スキル習得とかも面白そう。

ツクールでとりあえず作られたARPGには、「攻撃の結果(だけ)を」音や演出で表すのも多いんですね…。
敵の攻撃に気付いた時には、もうほぼヒット確定だったり。
当たってからボコボコみたいな打撃アニメが出ても、それは結果でしか無く、残念なだけ…。
この一点で、”ツクール製のARPGだけど、凡百の物とは同じになるまい”みたいな、こだわりを感じました。

ボス戦ボス戦もあり。ヒット&アウェーな戦い方が必要だ(炎の魔法を買ってると楽に)

予告版で見えたエロ箇所としては、ボスに負けた場合の敗北エロと、
もう一つはオナニーエロ。

ボス敗北ボス敗北では更に、産卵とかもある様子。塗りにマッチした嗜好ですね

主人公は姉をさらわれ、自らも生き残る為に悪魔と契約、えろい事をすれば強くなれる体質なので(特殊技を覚えられる。また消費した特殊技ゲージは、エロでしか復活しない)
色んな玩具を買っては、新しい自慰を試せるようです。
ARPGとしては、割と早い段階から露出状態で歩けて淫乱度がガンガン上がる、スキル覚えで街中での公開オナニーとかも出来るようになる…
といったマップとイベントのシームレスさも、熱いところでしょうか。
他、物語上でのエロや、淫乱度の街エロ(露出→見つかってイタズラされるや、売春?)とかもありそう…。

オナニーエロ1 オナニーエロ2オナニーエロ

姉を救出したら終わりかと思えば、まだまだフィールドも広そうで、かなり手応えあるARPGとなってそうで期待。
唯一気になるとすれば、話の盛り上がりが良く言えば重厚、悪く言えばちょっともったりしてる…、
平均クオリティが高い分、優等生的ではある(これという尖った要素が無い)とかかな…?

露出オナニー、強制笑顔…恥辱シチュ良し!

予告ではそんなに期待してなかったんですが、エロ要素もなかなか良いです…、
特に公開オナニーみたいな羞恥を煽るシチュだと、完全に”これは、好きでやってるな…”と光ってました。

強制笑顔全身落書き、強制笑顔+Wピースでイけ! というシチュ。シコ。

オナニーを外でしたら捕まってしまい、チャラい男達に悪ノリ的に輪姦される(強制笑顔)
闘技場で敗北すると、観客の前で犯される(犬扱いで、わんわん言うまで暴力)
鉱山街の公衆トイレで全裸になると、おまんこをテープで開かせ、そこ目掛けてぶっかけという「精液当てゲーム」に…
(これは、恥辱シチュが好きでないとなかなか出て来ないのでは…)
そもそも普通のオナニーでさえ、毎回お供のサキュバスが囃してくるので、恥辱と言えなくもないですし。
エロシーンとしては一つ一つがけっこう長め、数も割と多めです。

トイレで犯されそう

ただ個人的にはそれだけに、是非とも主人公の心理描写が欲しかったなあ…と。
それと段階エロとかは一切無いみたい。
野外オナニーでも、一回目→見つかりそうになるけどギリギリセーフ
二回目→バレしまって…とか見たかった気がしますが、さすがに贅沢か。
オナニー(×オモチャ分で計8種)、ボス敗北エロ、
そして街ごとに固有の施設があって、一応、風俗みたいな完全に1対1のエロもあったり、女主人公モノRPGチックでもあり。
(エロ箇所豊富ですね…)
冒険しながら見ていける感じ。

ゲーム部分もやっぱり楽しめるよ

ゲーム部分は、進むほどに考えて作られてるのが分かります…、やっぱり感心。

NPC新しいNPCの子も出てきたり

敵がただ突っ込んでくるのじゃなく、少し迂回するような(ランダム+ときおり経路探索?)動きにはやはり緊張感増す…。
広範囲武器だと分かんなくなっちゃいますが、敵に「攻撃が当たるか、避けられるか」のタイミングが肌で感じられるのはなかなか。
ただスキル・装備品によってかなりバランスにばらつきが出そうではあるかも。
(予告版で、初めのお金で回復アイテム買い込んだら苦戦、製品版で鎧重視にしたらかなりラクだった)

廃村廃村を探りつつも、うろつくゾンビと戦闘。バイオハザード4みたいな雰囲気でなかなか緩急…

ストーリーは初め、けっきょく姉があっちこっち連れ回され、
それを追って、毎回モンスター退治を請け負うって形かぁ…とやや退屈だったけど、宝島に行く辺りから、少しずつエンジン掛かって来たかも。
というか、マップチップがなかなか見た事ないのが多い…、そういう所で緩急付けてきたな、という感じも。

次々と駆け付ける警備兵の次は、ロボットが起動…! こういうボス演出が良いんだ

ただボスを数体用意して後は出すだけ…じゃなく、各ダンジョン、ギミックや演出を凝らしていく姿勢はほんとに偉い。
武器のリーチがけっこう重要なだけに、壁に邪魔されたり、ARPGとしては「屋内で戦ってる」感が出てるのもなかなか珍しかった。
今回、自分はカジュアルモードでプレイしちゃったけど、勿体無いことした…と思ったくらい。
(ゴリ押しできちゃって簡単すぎるので…)

全体にとても優秀、受け身感がちょっと気になったかも?

ただゲーム全体の進み方としては、やっぱり、やや中だるみはあった…か。
(製品版プレイ1で感じたような、もろもろの工夫も伝わってくるんだけど…)
何故かと考えると、たぶん、”言われるままあっちこっち行く”受け身のストーリーで、街部分での、自主性を発揮する所が薄いから。
この影響は意外に大きくて、街に着くたび、ちょっと”足が止められる”感じを覚えちゃったり
(街が割と大きいだけに…。
息抜きの意味もあるのだろうけど、ゲームテンポの違い…にまでは無っていなかった)
終盤の展開にも伏線はもちろんあるんだけど、なにか腑に落ちなさはあったかも。
ARPG的には、流れるようにもっと行きたかったかなあ…と。
プレイ時間比で言うと、かなりエロシーン数は多い。
だけどやっぱり、ゲーム進行と関係するエロほど興奮が大きかったように思う。
(個人の嗜好は大いにありそうだけど…)
野外オナニー→輪姦されるは興奮だけど、
ボスと戦うたび、敗北をわざと負けて見る感じはううーん…と。
(敗北シチュでも、ラスボスのNPC巻き込んだ乱交とかはストーリー上、結実した感があるので、おおっと思わされる…)
風俗エロは現状、やる意味が無いので、個人的にはううーん…。
(衣装ゲット→その衣装での前振りあって…、なら?)
ただ人気の嗜好ってやっぱ大事だろうし…悩ましいところ。
全体に、今回でこれなら次回作はどうなるんだ…って気になる、優秀な初作でした。
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