技術で、センスで。その人なりの全局面的な闘争で完成を目指すのがゲーム制作 今週のまとめvol.273
今週のまとめ
今週(1/13~1/20)の人気だった記事は
1位
3位
4位
5位
製品版の感想は、[サキュバスの剣]をエローン大君さんに書いて頂きました。
何をしても弾む乳・尻・エロ、というのが文章のあちこちで示されつつ、本作の一番重要な所は、実は「不便さである」と看破。
かつてのゼルダみたいなARPGで、あえての投げっぱなし・自分で見つけるというレトロな楽しさというプレイ感までもがそのまま伝わって来る。
体験版で触って知った気になっておりましたが、なるほど深いと見方が変わる、良い感想だなあと……。
PVランキング1位、3位は売れ筋の作品の感想でした。
[囚われの神様と旅の少女]、
予告も無く投下された作品でしたが、おっこれはちょっと、惹かれる感じじゃないですか……? と体験版プレイ。
いかにも定番の女主人公RPGかに見えて、戦闘中拘束エロ・そこからの敗北エロ・博打で負けてエロ・自分で客を誘惑しての売春エロ、お金を稼ぐと衰退した村が復興していくぞ……みたいな気になる要素あり。
しかも売春時はドットアニメだったり、アニメするのが実は敵ボスだったり、普通にUIが綺麗だったり……と演出の数々が独特な面白さもあり。
初日こそDLの勢いはやや弱めでしたがそこからじわじわと伸びたので、やはり見ている人は見ているのだな、という感じですね……
[脱出乙女~prison girl~]、
[マーレと黒き海の迷宮]と言えば9000DL突破のシコ作、そのサークルさんが放つ新作とは、監禁エロとは……? と実に興味深くプレイ。
どうしても前作の存在が大き過ぎて、あ、今回は戦闘中エロじゃないのね……みたいに比べがちですが、
割と頭お花畑、ちょっとイラッ☆と感じもさせるヒロインが監禁され、脱出できるか否かでアヘ顔晒すぐらい輪姦されまくる、このギャップが嵌った時の興奮は確かだなあ……と、頷ける物がありました。
https://super-game.net/archives/matome272.html
予告でプレイした時はそこはそんなに感じなかったのですが、ツィッター見てると
「普通に戦ってると運次第でいきなり負けるバランス」→「でも脱出に成功すると経験値大幅アップor強い武器入手」
という流れが指摘されてて、なるほど、犯されると基本不利になる一方だった[マーレと黒き海の迷宮]から、RPG・ハクスラの流れにエロを組み込もうとしてたのかなと。なるほどと思いましたね……
2位、4位は興味深い作品の感想でした。
[FUGURI FANTASY ~ベルエの受難~]、
戦闘無しのRPG……、すなわち、じょじょにじっくり堕ちる物語を見るADV。
体験版ではエロに掛ける情熱はひしひしと伝わって来ながらも、個人的には、町と郊外の家を往復することを割とやらされたり、あとちょっと歯車が一つ噛み合えばっ……! という物を覚えたんですが、やはりというか、処女を失ってからがドロドロにどうしようもなく堕ちる奴らしいと。
暇だからゲームでもするかさんが、製品版について書かれていました。
DLsiteレビュー、「寝取られゲーで初体験の相手を選べるって珍しい」って、確かにそうかも。
4位[プリシアディフェンス]、
リアルタイム3Dで罠を仕掛けて拠点を防衛するのだというタワーディフェンス要素に、
ただ見守るだけじゃなく、積極的に攻撃を仕掛けてむしろ罠に誘い出す、みたいなTPSぽさがドッキング!
そして強化画面なんかはUnity上にまんまRPGツクールMVを乗せて動かしてる……、という相当な意欲作。必要スペックは少し高いものの、これが遊んでみるとちゃんと成立しているバランス、詰め込んだ様な無理さは感じないゲーム性であり、挙動でした。
女の子の犯されモーションもなかなか良いなと……。
エロゲとしては初サークルさんみたいですが、かなり面白い切り口、市場に殴り込みを掛ける強襲策足り得るかも、と思いましたねえ……
https://super-game.net/archives/matome271.html
ツィッター見てれば誰かしら詳しい人がこのUnity on ツクMVの技術解説をしてくれるだろ、と注視しておったのですが、
相当なエンジニアの人とかもやっぱり「(連携が)器用だ」「分からない」「もしかしてこうか? いや、それにしても……」と首を傾げる感じで、笑ってしまった。
必要スペックはやや高いものの、本当に遜色無く動いてますもんね……。
一体これは……、オーパーツなのか……?
5位[ショタコンクエスト~僕のおち〇ちんが狙われている!~]は予告で書いた感想ですね。
ヨガチカ系のサークルかと思いますが、謳われてる仕様が気になったのでプレイ。
果たせるかな、(メガドラのファンタシースターみたいな)主人公の背中側も捉えたフロントビューの戦闘に、犯されドットアニメ、射精する前に仲間が助けに入るんだ! とか、結構キャッチーで、意味あるレイアウトになっていたなと。
かわいいショタ主人公が、気の強い女の子の尻に敷かれながら旅する感じとかも(エロはもちろん逆レイプ)割と良いんじゃないかなと。
ただレトロなバランスを標榜してるせいか、初めの20分強がかなり退屈……ってのは本当なので(タイトルでLV5からスタートしますかって聞かれるんですが、これは難易度EASYみたいに捉えず、素直に受け取っておいた方が良さそう)
体験版ちょっとやってみるかって時に、そこだけで見限られそうなのが勿体無くはありますかね……。
他にPVランキングには入りませんでしたが興味深いものとして、
作者さんの過去作[四季の狂剣]シリーズは一つの到達点。
本当に凄くて、大体ゲームで印象に残る所の一つとして
「ゲームのルーティンを堪能させた後に」「ルーティンから外れた事をする」の流れが挙げられると思うんですが
(古い話な上に適切な例か微妙ですが、SAGA1の、さんざん苦労して塔を登った最後の敵にチェンソーを使うと即死、「かみは しんだ」の辺りの脱構築感が今も語られてる、とか……。
あとMOTHER2の最後の最後に来てロボットかよとか、ラスボス戦闘の強さ殆ど関係ないのか、とか……)
そこを完全に抑え、演出と完全に一体になって、なんというか、日本の漫画界隈の熱さとか独自の死生観とかもまぶした作品ですよ。
でその作者さんが(FLASHがアカンくなったので)Unityに触ったり、あとFLASHでは難なく出来たフルアニメを実現する為に、確かSpineとかもちょっと触っておられたのかな(結局これは非採用としたみたいですが)
で苦戦しておられて、……ううう、分かる、分かるよぉおお! と、結局自分もUnityもSpineも諦めたクチ、そこから実力のあるゲーム制作者さんがどう解決するか、本当に固唾を呑んで見守っていたのですな。
で出て来たのがこの[日陰サバイバン]、もうギャグにギャグのどうしようもないパロ逆転裁判ですが、SDキャラのお笑いアニメが立て続いた時のテンポ・カット・演出に気持ち良さあり、見える物あり、あぁ良かった、例え新しい環境でも何とかする、それが実力だよなあ、なんて震えたのでした。
そんな事を考えるとゲーム制作もどんどん奥が深く、難儀、難儀になっていったり。
(なぜか既存のエンジンで効率的に作るのが嫌で、ほぼイチからJavaScriptで作って3年掛かった)自分のゲームも……完成度98%くらいまで来ましたね……。
正直別にツクMVでも出来る内容だし、それを使えば1年くらいで出来た内容だろうな、なんて悟るだけなのが寂しいけれど、同時に胸を誇りたくもあるのや。
予告をお気に入りに入れるなら今のうちだ。)
他に記事にはしませんでしたが興味深いもの↓
[シュガーS対Mレッド]
[シュガーS対Mレッド]https://t.co/aeHyadKzyd
日常的なトホホ描写なんかをしつつ、その世界に当たり前のように出てくる敵怪人や主人公たち戦隊、おお休日の夕方とかにやってそうなノリ……からの、悪の女幹部に負けちゃうMエロBFと。— 111 (@becomegame) 2019年1月18日
お話チャプター→BFを交互に繰り返す流れで、どこを責めたかでフェチ度が蓄積、後の相手の技とかが変わってくると(どんどんマゾが深刻化するとも言える)
表では一応戦隊モノとして、きゃいきゃい戦いながらも裏ではとっくに下半身は服従してる、なんてストーリーになりそうでしょうか— 111 (@becomegame) 2019年1月18日
体験版は30分弱くらいのかなり前振り、お話の割合が多いわけですが、いちおう恋人設定の戦隊イエローが、”ちょっとだけ可愛い感じのショートカット”でグラビアアイドル、って辺りに「あるある」と頷きました。
— 111 (@becomegame) 2019年1月18日
悪の女幹部とはBFだけじゃなく、一応物理的に戦ったりするみたいですが、ここ戦隊ノリっていうよりも「暴行含めて」Mだって事なんですね。コテコテ戦隊もの&恥ずかしく深化して行きそうなM、でフェチ度高いなーと
— 111 (@becomegame) 2019年1月18日
[Wondalice -ワンダリス・前編-]https://t.co/kF87Hi8gmG
不思議のアリスが元なので不条理な展開が息つく間もなく巻き起こりますが、そこに至るまでの機微が丁寧だったり、芸が細かったりでプレイしててちょっと楽しいかも。— 111 (@becomegame) 2019年1月15日
体験版でもちっちゃくなってオナニー→直後に胸が大きくなって母乳、と予想できないエロ展開が。だけどその過程で戦闘中にオナニーが出来るようになってたり、体操服手に入れたら障害物を飛び越せるんだ…と不条理ごとに行動が広がりそうなのも面白そうな期待を抱かせるか。
— 111 (@becomegame) 2019年1月15日
受け身的にばんばんエロに巻き込まれますが、Hシーンも多いのでボリュームもありそう(しかも”前編”?)
ただ立ち絵のアリスのドット感とかは可愛いらしいんですが、一方でエロスチルの拡大・減色したようなドットぽさは個人的にはちょっと寂しいかな…— 111 (@becomegame) 2019年1月15日
ところでダークメルヘンという事で? 確認してみたら[BLACKSOULSII -愛しき貴方へ贈る不思議の国-]https://t.co/gBqBZqhzL3が7500DL突破、その前作は1万DL超えしてて驚きましたね…
もちろんこれほど狂気の世界でもやり込み推奨でも無いかな、と思いますが。展開と行動が広がるメインですね…— 111 (@becomegame) 2019年1月15日
[最強レズセックス部隊『ロリス♀ワン』がイク!]https://t.co/Cfh4lRtlDB
開始10秒でもうノリがおかしいですが、実はユニットグラや戦闘アニメはオリジナルで力作。ばんばん出て来る女の子や何となくエッチぃカットを楽しみつつ、ぶっ飛んだシナリオを進んでいけそうなSRPGだなと— 111 (@becomegame) 2019年1月14日
一応過去作スターパイズラーシリーズの続編……なんですが、まぁ知らなくても問題無さそうかなと。https://t.co/3cQwLGsjne
— 111 (@becomegame) 2019年1月14日
[バトルアックスは乙女のたしなみ]https://t.co/V8T89WXcLA
陣形・編成が大事というテンポ良いパーティー横戦闘と、ステージクリア後の会話を繰り返す、全年齢RPGというかSLGと。Unity製、ソシャゲぽさが凄い— 111 (@becomegame) 2019年1月17日
強化石を使ってランダムに抽選、仲間のアビリティを付け替えろ! といい、あくまで左クリックのみの操作とか(他媒体でも出すのかな)、大きいおっぱいがLive2Dでぷるぷるしてる斧ヒロインとか…
— 111 (@becomegame) 2019年1月17日
もし本チャンのソシャゲなら仲間の加入も強化石でランダムに召喚、強化石をリアルマネーで買うのだ……となるのでしょうか。
逆に個人開発でこれだけの物が形になると考えると、凄い時代かも知れぬ— 111 (@becomegame) 2019年1月17日
[ザリガニー部 けがにフレンズ]https://t.co/eqPi3TANsB
けものじゃねえ、ケガニだっ! という全年齢格闘ゲー、泥臭い(文字通り)ながらもゴリッとした動きが気持ち良く、ネタ必殺やキャラごとの性能が特徴的。これは対戦したら面白そうだなあと…— 111 (@becomegame) 2019年1月17日
長身テナガアシナガガニ、意外に正統派だけど巨大な片バサミが痛いシオマネキなどに混じり、一人だけおっぱいの大きい牛(カニ)さんも居るのでした
この子は[ストリップファイター5 ABNORMAL EDITION]https://t.co/RBHSvvNRAm にも出て来た子ですね…— 111 (@becomegame) 2019年1月17日
アップデート的なあれ↓
[洗隷の艦]
アップデート情報。悪堕ち見下ろしACTだ! [洗隷の艦]https://t.co/GdIktIoQMIにクリア後のエロイベントが追加された模様。応募から選ばれた5件のシチュ、女体化に改造、自我の崩壊……ほほお…
— 111 (@becomegame) 2019年1月15日
7日間予告ランキングを覗き見!
DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)
今週は……なんと「今週のまとめ」を続けて来て初?
1位~10位までに気になる、新しいゲーム作品の登録が無い……?
ま、まさか同人エロゲ王国の崩壊なのか……!?(まあ2月は例年、過疎りがちって事だって思う)
他の方のブログ
うちに良い文章を感想寄稿して下さっていたさたけるさんが、ご自分のエロ同人ゲーのブログを起ち上げられたので、紹介します。
サークル「ミニマムゲーム工房」さん、ちょっと何か良い感じですよね……。
私のブログでも、↓
とか書いて頂いたのですが、特徴としては、記事中でさたけるさんがおっしゃっておられる通り
毎作ひと風変わった狂気に満ちた世界観とそれに翻弄される女の子達のドラマ
丁寧に作られた小規模フリゲのように、毎回独自のシステム
の二点でしょうか。
しかしこのゲームを今なぜ……という疑問は、ここ最近の(今でも人気だという)フリゲのホラーブームと、エロゲにそれを取り入れ来た先駆者達は、どうエロに着地してきたか……という流れに納得(そして何より、半額期間中でもありますしね)
エロホラーゲーの先達は、最後にはエロとしてのオチを優先する事が多かった訳ですが、本作は陵辱・ホラー(とロリ。恐怖にはロリが良く似合う?)分多めと。
ホラー×エロ……気になるよねっていうのと、その位置付けの中で、このサークルさんの魅力を示すような感想で良いですね。
おっ[脱出乙女~prison girl~]についても書いておられる……。
記事として一本丸々書く訳じゃないけど(しっかりした文章を書くって、実はかなりコスト高いですし……)
いつもより軽いノリで語りたいゲームがこれだけある、言わばこれだけゲームやってるって、凄い事ですよ本当に……。
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