高いクオリティーで優等生的なエロRPGと、長尺寝取られRPGと 今週のまとめvol.275

今週の作品まとめ

今週のまとめ

今週(1/27~2/2)の人気だった記事は
1位

2位

3位

4位

5位

今週は製品版の感想は投稿できなかったのや……。
自分も金曜日くらいからインフルで倒れ(というか今も胃が痛い)、ゲーム制作も思うように捗らずの週でした……、
半額期間が明日2/4までだってのに、とてもお気に入りから選定できるほどの元気が無いんや……いつの間にか、2/12になっとるやないか! やったぜ!
だから君たちは…お前たちだけは悔いの残らぬよう俺の分まで楽しむんやで……くっ…!

1位・2位の作品は売れ筋ですね、
[Ambrosia アンブロシア]、
シスターとして布教、友達を救うためにダンジョン攻略、そしてお金稼ぎや強くなる為にエロなどなど……
これらが全て噛み合って、楽しくRPGしつつ淫乱になっていく段階エロを楽しめる。
まさに”待ってた”所が来た、というようなエロRPGですね。

単純なエロイベ量だけじゃなくその内容、個人的には
さんざんNPCに弄られるカットインエロでは、じょじょにハートゲージが溜まったら・酒場のバイトでは回数を表す♡が溜まったら・敗北エロなら異種姦犯されに移行する前に、ちょっと歩行グラの演出も挟みつつ・エロへの入り方としては、いつも行ってる活動(布教)の後に突然エロイベが発生して……などなど多様で驚いたり。
それぞれのエロへの引き立て方が練られてるのも注目だなと……。
(あとHスチル、きちんと背景込みで描いてるのもシチュ差を出しやすい要因なのかなと)

[VALKYRIA]、
予告から約2年……、もはや陽の目を見ないのかと思われていたRPGが発売だ!
その開発期間に見合ったプレイ32時間、Hシーン181シーンという量、
前作[SHADOWCORE]の「敵に負けるとヒロインが拐われ、早く助けないと段階的に寝取られてしまう」システムを採用しながらも、
今作は序盤から思わせぶりな描写が連発、じっくりとストーリーを描写した果ての寝取られって奴のエロさに賭けてるような気がしました。
人は選ぶのでしょうが、ハマれる人には至高の作品になるのかなと……

体験版を2時間弱プレイすると「まさにここから」という所で終わるのですが、
見れたHシーンの数とプレイ時間の割合がまだ全然薄いので、まさに製品版以降の怒濤の展開こそが、という事なのでしょうね。

興味深い作品は3位、4位の作品ですね。
[ママンズレポート]、
敵国の街に潜入した母と息子ショタ。
母がショタを誘惑して(この世界には妙齢の女性とショタしか居ない)
あるいは息子が大人の女性に薬を盛って押し倒して……と情報収集でモブ全員にエロあり、
それからも母のちょっとした戦闘エロ、敗北エロ、ストーリー上のエロ、恥ずかしい衣装でバイト(衣装ごとに差分あり)
敵の熟女っぽいボスを倒せばこれまた尋問の元にエロだ、と豊満むっちりした女性の目白押し。

RPG的には平凡ぽいですが、個人的にはなかなか良いものだ、と頷きました。
(あと分類すると確かに”母親寝取らせ”なのもマニアな所か。
息子の方も完全エロガキだし、ママンはすぐに順応するしで、そこまでは重たくありませんが)

[森のオークと女騎士 ~なめらかタイツ風味、くっころ仕立て~]
動作環境が重いって事かな……、それとも価格の割にボリュームがあんまり、って事かな。
今週もうちょっと見て欲しい作品かも。

エロ格ゲーという、制作が大変ゆえに作品数こそ出ませんが、昔から細々脈々と続いてる一ジャンルがありまして、
自分がそれをだいたい認識したのが[デブオタの俺が悪魔を召喚してやりまくる]くらいからなんですが(拙いものの、やたらと女の子の女体と動きに力が入っており、熱いアニメ魂が感じられた)
でこれ自体が格闘ゲームツクール2nd製という事から分かるように、
そのシステム構築の大変さからか、主に同ツールが使われて来た背景がある訳ですね。

しかし格闘ゲームツクール2ndはもう15年以上前とかのツールな訳で(それだけ名ツールという事でもありますが)
今の技術、今の最新ツールならもっとコストを低く出来るのではないかとか、仕様や制約に縛られないエロ格闘を作れるのではないだろうか、というのは思う所でしょう(アニメ一つとっても、手描きするより3Dモーションの方が楽でしょうし……)

そんな流れの中で登場したのが今作という事で、Unityの3Dモーション再生上で格闘をこしらえると確かにそうなるか、というような”入力から一拍遅れて行動が繰り出される”挙動に。
そしてそれを解決する為に攻撃よりも”防御”が主体、よく見て後手で勝っていく、というバランスなのが興味深い。
(そういえばスト5が出た時、”3Dで2Dのクイックなアニメ感をいかに表現したか”が頻繁に講演されるくらい、難しい事だったのだなあと)

そしてダメージにより鎧パーツが部分的に吹き飛ぶとか、敵に負けた時のHP残量で後のエロシーンが分岐する……等は今までのツールでは見られなかった事だなと。
かなり深く考えながら、触れさせて頂きました。

今作は3Dな訳ですが、同じUnityでもspineとかのボーンアニメを使って、2Dのキャラを量産した物とかも見たいかも知れぬ……
(同じく普通にやると、ぼんやりな格闘感になっちゃうのでしょうが……)

5位の[プリシアディフェンス]は先週書いて頂いた、製品版の感想ですね。

Unity上でなぜかRPGツクールが動いている、という謎技術が一部で話題になったゲーム。
しかしてその実態は……という訳で、TPS+タワーディフェンスというメイン部分の、両方を上手く立ち回る必要があるバランス、
そして「元ネタ」っぽいゲームにも触れる博識さが心地良い(自分、Sanctumシリーズを初めて知りました……)

体験版プレイした身からすると、製品版だと砦の外に遠征してエンカウントバトルもあるんかい(RPGだ……)
しかもその戦闘も従来のTPS形式でやるのか、などと驚きつつ、罠自体はそこまで広がらないのだなーと思ったり。
(TPSとの両立を考えると、これくらいが限度なんでしょうかね……)

何となくこのシステムで、もう一作くらい拡充した作品を見てみたい気がしますね……、
そうですね、今度はステージに「高さ」があるとか(坂で敵が遅くなったり速くなったり)、主人公側に仲間を設けるとか……?(RPG部分でパーティー編成できたり)
あるいは新作でも、更に謎の技術が披露されたりするのでしょうか。
今後も目を話せない面白さがあるなと……。
https://super-game.net/archives/mori-ork-onnna-kisi-nameraka-tights.html

うーむ、こういった挑戦を見てると、私も早くゲームを世に出したくなりますな……
実際にはそういう志を抱いてから平気で数年とか掛かる訳で……ゲーム開発はそのズレが辛い、
一本数ヶ月くらいで完成しないものかね(全てのクリエイターの夢であろうが……)

あと、PVランキング入りしなかったけど興味深い作品として

普段は書かない言葉なんだけど、多分このゲームの場合は狙ってやってると思うので書くんですが、”つまんない”偽クッキークリッカーみたいなゲームを、デバッカーとして同時に4本こなす……という、ゲーム内ゲームみたいな作品。

でもメインは「その作品を作った女の子」との触れ合いで、余り裕福でない状況の中で結構なお金を投資してこしらえたのがこのゲームか、1本だとあんまり面白くないからと言って、4本まとめればいいみたいな考えじゃダメだぞ……
なんて思いつつ、だからこそ健気というか、傷の舐め合いみたいな形で少しずつ深まっていく女の子との仲。

ゲーム内ゲームと書きましたが、それをダシに、ある意味、脱構築的に、女の子の魅力を描写していて驚かされましたね……

スクショだと伝わってないだろうか……、世界名作劇場みたいな、ギラギラし過ぎてない絵柄で、中世の片田舎の封建的な雰囲気、子供にも容赦なく掛かる親からのプレッシャー、大人同士の確執、みたいな事を描きつつ、
それとは対立的に”向こう側”の存在……
えっちな魔女や魔族と、主人公の少年が関わって行く事になる物語。
(スチルの枚数と、女体のちょっとフェチな描き方に並々ならぬ物を覚えたり)

少年にとってはお姉さんの筆下ろしは夢のような出来事だよなと思いつつ、
果ては子供にタバコを吸わせてたりするので、ちょっとそれはどうだろうな、
向こう側の世界に憧れつつも同時にやっぱりちょっとモラルがズレてるかな、
退屈ではあるけど、こちら側に留まるのも……という気持ちにさせた所で、そこで幼馴染の女の子の分岐選択肢を用意するとか、まっとうに正しいなと。

体験版最後に教会の大司教や名家の公爵が出て来て、片田舎と異界の住人たちを騒がす大事件に……と発展するのもいかにも冒険モノらしいストーリー展開、何か心地良さある……。

エロゲとしては売れないのはまあ……分かるんですが、さりとてこういう物って誰が、どこで、評価されるべきかね、なんて思うのでしたよ……。
マニアック趣味はもっともっと高いですが、[VOYAGE-崇高を俯瞰するための手引-]とかにも同じ事が言えますかね……

記事にはしませんでしたが、気になったもの↓

[GOGOアリナ]


[聖樹伝説]


[働くアイリがキリ斬りス]


[ネトラレ冒険物語]


[聖マタニティ学園・催眠洗脳プロジェクト]


[女子校生肝だめし5]


[疲れ目剣士ちゃんと肉欲のダンジョン]

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

ナイトメアスクール~迷い場の少女達~

なんだかんだと意欲的な作品を出す事も多い商業同人サークルさん、[ディーゼルマイン]さんの新作。
今回は脱出を目指しつつも、捕まってしまうと集団逆レという定番の運びながらも、”淫魔”とかじゃなく、こう、女の子たちが”メスガキ”みに溢れている……というのが、今風を取り入れた所でしょうか。
くそっ…このメスガキ…ッ…! 大人をバカにしやがって! ウッウッ!

胸が未発達なクセにお尻・太腿がとんでもなくデカデカ、というドットアニメには過去作[ゆあ・すいーと・はうす ~サキュバスママと異界の館~]のノウハウも感じられますね(こちらはお胸、ビッグバストですけれど)

色仕掛けに耐えるRPG ラブパラダイス

エロRPGでも例えばBF、逆レイプって訳でもなく、ただそこに至るまでの過程……負けちゃダメな女の子からの「色仕掛け」こそ良いんだ、という趣向があるんですな。
自分が初めて感じたのは[幻想世界マインディア ~ドキドキ誘惑マインドバトル~]でしたが……
(「誘惑して来る言葉量に比べて、エッチ自体の描写とか絵が少ないなあ」とか思ってた)

今作はそこ、色仕掛けに特化したRPGと。
艶っぽいお姉さんはもちろん、天使、くノ一、メイドさん、ロリまで揃った女の子から色仕掛け。
まさにコスプレ風俗感が凄いですが、でも風俗にしても楽しい所って、案外そういう所じゃないかな、と思ったり……

痴漢の衝動if

一作目[痴漢の衝動]、電車……ではなくバス痴漢、といった辺りのえろさが評判だったサークルさん。
今作はキャラも4人に増えてボイスあり、まさしく正統にボリュームアップした感じでしょうか。
あとタイトル通り[if]という事で、前作で「痴漢レイプしなかった」1年後、JKだった前作ヒロインが、いかん、果実を早くもがなかったからだ……みたいな気にさせるほど成長して、はち切れんばかりになったお胸で登場するのも陰湿かつ、良いっすねえ……とツボを抑えているかなと。

他の方のブログ

うちに良い文章を感想寄稿して下さっていたさたけるさんが、ご自分のエロ同人ゲーのブログを起ち上げられたので、紹介します。

今週の傑作のプレイ感覚を説明すべく、システムにたっぷり言葉を費やされてますね。

本作はフリーシナリオ型のエロRPGに段階差分と日数管理を組み合わせたシステムです。
段階差分系としても優秀なのですが、この3システムが絶妙に交じり合うことでさらなるエロさを出しています。

こうして言葉で整理されると、改めてしっくりと来たり。
読んでみると、ダンジョン攻略も後からは自由になるのかーとか(いきなりムズい所へ挑みたい所)
そう言えば釣りもあるけど、ネコを飼えば毎日取って来てくれるんだよなとか、
つまり到達するまでの道を幾つも用意しているからこその自由なんだと、腑に落ちます。

スクショ一つ取っても布教の選択肢(むしろ自分から)とか、広がりが分かりやすく、
酒場では初めセクハラのみだったのが、やがてさくっとフェラヌキするようになんて、これはついプレイしたくなりますねえ……。

エロ系を一言でまとめれば「欲張り」に尽きます。

このキャッチーな言葉よ……。
この表現にたがわず、エロトラップダンジョンでエロられたりもあるのか、淫乱LVも2・3段階になると「危険な」シチュが増えて監禁脱出も盛り込まれて、練られてるのか……! と流行りのエロRPGの要素をがんがん取り込んだような優等生ぶりに、思わず感心したり。

これですねえ……(体験版プレイしてて、ヒロインのドクズっぷりに若干引きましたからね……)

私のプレイ時間は10時間ほどですが、うち9時間がエロシーンです。

という記述からすると、想像以上にそんなヒロインが弄り倒される転落記なんだなと。
そして5段階の立ち絵段階エロ……。
スクショからも、あらゆる事を起点に恥辱エロが始まり、そして段階エロだ、と差分発展してるのが伝わって来る。

もう裸にして恥ずかしい想いをさせられるなら、それがカジノだろうと、闘技場だろうと、
NPC会話キッカケだろうと、何でもいけるって事なのだ……なるほど

一つだけ45分ほどかかる特大イベントが用意されています。強制露出+ギルドで今までアリスに虐げられてきた人間達が関わるシチュ。

という、凄い力の入れ方ですよ……(まあでも確かにこれがないとという、因果応報感はある)

体験版で気になってた主人公の”夜の人格”や、拐われた難民がどうなったの、とかにも触れられてて嬉しい。
これだけエロられる中で、ENDが6種類に分かれるってのも面白いなと……。

こう、労働者っぽい服装(郵便配達員)と長い髪ってのが、好きだぞお……!
という事で、一癖ある絵柄が光るサークルさんですね。
セクハラされての困惑顔が可愛いな……

1日のうちに村のあっちこっちに配達するのですが、

10日ぐらいかけているのでは?と錯覚するような

ま、まぁ普通に配達中に切り上げて風呂入ったりしますしねw

届け先はどこからでもOKで、だから順番が厳しく定まってる訳じゃなく

ゲーム開始時から複数のイベントが解禁。AとBをクリアするとCが発生、ある大イベントクリア後の任意イベントをこなすと、Cをベストでクリアできる条件が整うなどのように、フリーシナリオに近い構造になっています。

となるのが特徴だと。

この具体例が面白いですね、
娼館デビューする為にはまず借金フラグが必要だけど、仮にデビューしても客が付くかはこれまで次第……と。
隠れたフラグ立てから結果が分かるまで離れてるとか、一つのイベントで後になる複数イベントのフラグが同時に立ってる、一度終わったと思ってたイベントに戻って、とかって事なのかな……
ただのお遣いじゃ味わえない、あっとなる面白さがありそうですね。

そこまでしてる作品だったのだなー、と感心させられます。
が、同時にフラグの探しにくさというのもどうしても出てくるよね……という所は出ちゃうんですね……