緊張下の人間模様ドロドロエロで、調教という言葉もより深刻にか…… 今週のまとめvol.281

今週の作品まとめ

今週のまとめ

今週(3/10~3/16)の人気だった記事は
1位

かなりの勢いで売れてますねー。
体験版だと妙なモブの熱さ、程良い塩梅のアクションぽかったり仲間を使ったりする戦闘システムがまず来て、そこも気に入ったかな……
もちろん一番の押し所は化物だらけの異世界に飛ばされて来た弱い人間たちの模様というか、
極限な状況下のドロドロしたエロ+作者氏の過去作から人気の、段階エロなのでしょうけども…。

むしろけして王道じゃないだろう一風変わった作風で、これだけきちんと売れるエロ力の強さが凄いと思いましたね……。
(なんだかんだ過去作から手法を洗練させている、というのもあるでしょうが)

2位

きれいでスケベなお姉さん感!
外伝も含めるとシリーズ第7弾、横ACTとかスニーキングとかありましたが、
今作は原点に戻ったようなフラグ立てのミニRPGと、そして戦闘では触手とのセックスバトル。

格好からして痴女なリオが、スリングみたいな衣装をちょっとどけて現れる薄桃色の乳輪、みたいなエッチへ至る喜びの多さ。
さすがに作品を多く出されてる作者さん、という力量を感じました。

3位

予告で遊んだやつですね……。
元魔王なので超強い(はず)が、力が封印されてしまい哀れ巨乳生意気ロリガキ路線に、配下の魔族らにおちょくられつつも復権を目指す!
やたらとテンポ良く進められ、やたらとシコれるアニメ(手描き)ががんがんとパワフルに挿入される印象でしたね。

あとメニュー開いた時のエロ値の詳細化というのは、この作者さんが初めにしつこくやり始めた一人じゃないか、と思ってるんですが、そこもやはり継続中と(Hするほど「現在の関心事」が魔王の座の奪還から、淫乱に染まっていくと……)

現在は販売停止した物も含めると、かなりの数の作品を作られて来たサークルさんなので、DLSiteレビュー、

安心と信頼の抜きゲー

に頷きますね。

4位

こちらも予告で書いた作品ですね。
往年の可愛らしい、べたべたの少女漫画のような絵柄から繰り出される、執拗・羞恥な痴漢バトルの連続!

お尻を触られても「こんな事して何が楽しいんですか?」と毅然に睨み返すような子ですが、プレイ1時間弱くらいからは、騒ぎになってはいけない状況を悟りされるがままに。
この先、一体どんな目に遭ってしまうのか……っ!(ごくり)

面白い作品は予告でプレイしておきたくて、今も候補が片手では足りない位なのですが(そして追いつかず販売されて行く……)
今作はコレ! という分かり易さ、面白さが一際に漂っておりましたね……

5位

先週に続いての人気ですね。

正義レンジャーの横暴、もうこうなったら亡き祖父の意志を継いで、私(JK)が悪の首領になるしかないっ!(時給のバイト代も高額だし…)
コテコテしたノリが凄く楽しそうな作品、悪の組織の人員を増やしてもっと強化するのだ、悪の女怪人を作るのだ、みたいな> SLGぽい要素が良いスパイス、他に街や人物の歩行グラ、e-mote(Live2D)によるアニメエロシーンにもかなり力を入れてるぞ。
https://super-game.net/archives/matome276.html

アニメの出来が凄く良いという。
今週の[魔王リティ]もそう、[ナイツ・オブ・メサイア【真実の答え】]もそう(これらは両方とも手描きというコダワリよう)
なんだかんだエロRPGにおけるアニメっていうのも膾炙していってるなと……。
最近だとアニメ無いと少し寂しい感じも…ちょっと覚えちゃうもんな……。

PVランキング入りしませんでしたが面白いもの:

2年前に予告で感想を書いて頂き、それからもちらほらと聞き及んでいましたが、
遂に発売となって体験版触ったら、やはりそれでも、予想を上回る驚きがありましたねえ……。

オリジナルのドットは猥雑な暗黒街をどこかキュートに描き出し、豊富なキャラとの会話は往年のコマンドADV式、ストーリーはSFタイムリープ、それを用いた仕掛けの解き方もあるぞ。
そして敵とのバトルはSTG要素と、STG中エロ(?)もある!
このセンスの発露具合、インディーズ精神というべきものがぐわっと来て、いや、良いものを見た……という気分になりました。

そう、この「こだわり」がもっと多くの人に知られて欲しい……という気にさせられるような…。
Steamとかでも販売出来たら良いんですが。

記事にはしませんでしたが興味深いもの:

[魔王のハーレムは冒険者町にて]


[女騎士と淫魔の呪い]


[色仕掛けに耐えるRPG ラブパラダイス]


[サナと明日の来ない街]


[バーサーカーレディ]

↑このばんばんおっぱいの大きいキャラが出てくる感じと、飄々としたノリ好き…。


[ヘブンズナイト]

↑まぁマイナゲー嗜好でしょうが、これも地味に好き。

アップデート的な情報:

[狐忍退魔伝このは]


[黒麗のレイナ外伝 ~人魚の島と砦の聖女~]


[機械の少女が紡いだ記憶(前編)]

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

壊される氷雪の姫君

やや小型の作品でしょうか、しかしサークルさんの中で一番売れた作品[外道勇者一行]のスピンオフと。
もうそれだけで、ヤラレまくってる所を助けるていで覗く事になる、みたいな流れが透けて見えそうな……!

守護戦姫スズネ

シコれる絵が評判、ただフラグ立てがかなり難しい……という所もあった、[GARDEN][スイカンクエスト]さんのサークルさん。
今回は調教SLGのようで、上手く運べばエロさの良い所取りとなりそう、ですが……?

冒険者育成学校へようこそ!

ベルゼブブ……とは別名義ですが、
とかく昔の商業ぽいゲームコンセプトと、高いスチルクオリティー(&パッチでのアップデート)攻勢のサークルさんの最新作。
ジャンルはRPGで、説明はSLGぽい……

女冒険者が戦うRPGパートがありつつも、自分は鬼畜棒役、宿舎の管理人よろしく気高く強い戦士を犯すSLGパートを堪能……という二本立てって感じかな……?

他の方のブログ

うちに良い文章を感想寄稿して下さっていたさたけるさんが、ご自分のエロ同人ゲーのブログを起ち上げられたので、紹介します。

やたらと股間が熱くなるようなシコい雰囲気を持つエロRPGというのはあって、その度にどうしてこんなにシコいのかなと考える訳ですが、
本作の場合、やはり極限下のドロドロした人間模様のエロ……なんでしょうが、その運びが
まじめ生徒会長→最後には淫乱に
風紀委員長→正義感で仲間の性を搾り取る小悪魔に
という王道はもちろんのこと、
生徒会長を慕う女の子が暴走→敵側に身を売り渡してふたなりレズレイプ、
という意外さや、かと思えば、
濃い男キャラで、絶対竿役だよと思っていたのがナイス漢、
その中でも、初めから最後まで欲望にストレートに我を貫き通すキャラも居たり……
と、けして誰もが”順調に堕ちる”訳でもなく、この辺がよりメリハリある集団生活らしさになってるのかなあと……。

そして、その集団生活における

操られてしまう可哀想な女性2人組。男への嫌悪を示していたのに、キリエに性の喜びを教えようとするキャラに早変わり。このあたりも後述の包囲網を感じます。

裏切りと嘘(秘密)と不審でじょじょに侵食みたいな、更に悪い事になっていく、と。
”調教”みたいなエロにはありがちな言葉も、この状況下では、酷く深刻に感じられるものですな……
(つまりエロがただの淫乱化ってだけじゃなく、後の裏切りとか、ストーリーに繋がって来るかも知れないから)

そしてエロシーン的には、7段階に及ぶという堕ちる過程はもちろんのこと、
触手による改造(体験版の触手登場って、あれ鬼とは別の勢力が居るって描写だったのね……)
竿役が独自のルール設定の部屋(世界)を作れる+バッドエンドif、
といった強いポイントを経て、
人妻教師の貞操をアヘアヘにぶっ壊す、みたいな満足度かつシコ度の高さへ……とね。

ゲームはメインのあれ以外にも、割とミニゲームぽいのもあるのかーと意表を突かれたり。
(そしてアユム君、見た目アレなのでショタおねとかなるのかなぁと思ったら意外に真っ当なキャラ、そしてユウトの扱い、残酷だ……。そういう事もあるというのもまた、大事なのかも知れん)

サブキャラはまるでサーカス団のような変なキャラが増えます。

キャラの賑やかさだよねー! と頷いたり、
体験版だとヒロイン操作のみなので、会話時の「SEX」を誰でも行使できると考えがちですが、
この辺りは実際は息子操作時が殆ど、しかも女性キャラに襲われる感じなのねーと(体験版範囲の1章に続き、母親公認での逆レ、受難……)

気になる物語は

第一章は、このタイムリープスマホを使う前提の2種類のルートによるクリア方法があり、第二章はタイムリープ前提で情報を集めるようなギミックがあります。アドベンチャーとしての面白味はこの序盤2章に詰め込まれ、第三章をターニングポイントとしつつ第四章以降はほぼ一本道のシナリオへと変化します。

なるほど、タイムリープ系の巻き戻りギミックをもっと仕込んで欲しかった……という気持ちも正直ありますが、
(自分、中華屋の娘さんに100万払いたくなくてタイムリープしてたまたま上手く行っちゃったけど、あれ本当はそのまま進むとバッドエンドってルートだったんですね……
なかなか細かく解き方に対応してるなと)
実際、管理が本当に大変で収拾付かなくなるでしょうから、最初から少しずつチラ見えしていた、時間を巻き戻れる主人公でさえも不可解なキャラという所にフォーカス、
第四章以降の展開に集中する、満足度に繋げるってのもまた良い着地なのでしょう。

STG要素は多分ウケが良くないだろうなぁ…とは多分、作者さんも何となく分かってたとは思うんですが、それでもやっちゃう姿勢が好きですねえ……

レトロゲームライクなサークルさんと、プログラマー気質なサークルさんがタッグを組んだ、メトロヴァニアなACT!
それぞれ単体の場合と、タッグを組んでこその違いとは何か、考えたくなりますよね……。

対してピクセル定食が担当した本作は、見た目こそレトロですが、操作性やプレイ感覚はむしろ現代のエッセンスです。快適な操作性、易しい難易度のレベルデザインと攻撃力による難易度調整。
そのため、らいぶらはーと産とはターゲットが異なっており、似て非なるゲームです。

見た目は確かに過去作と被ってしまいがちですが、こう説明されるとなるほど、
それで割と自由にスキル購入とか出来るし、仲間を引き連れまくりだし、途中でサキュバスチェンジ、凄まじい火炎威力! となると……?
逆手に取ったような面白さですねえ……、なるほど、気になる。

かと言って、大雑把になるかと言うとそうでもなく(この辺がタッグのバランスの良さでしょうか)

その代わり目に見えるストーリー的ギミックで驚かせています。例えば、ある場所まで行くと新たな村につきます。町の外はゾンビ達で埋め尽くされている中、「平和」に暮らしている人々。どこか狂信的なセリフ。そして一度入ると、戻ろうにも進もうにもループして町に戻り閉じ込められてしまいます。どうして?

こういうギミックで驚かされるってのもまたイメージ出来て、面白そうですねえ……