続編、続編としてどこを抑え何をやっていくか 今週のまとめvol.287

今週の作品まとめ

今週のまとめ

今週(4/21~4/27)の人気だった記事は
1位

[ROBFEOY]等で有名なサークルさんの最新作。
市場的にここ最近何となく大作傾向が続いており、サークルさん的にも凄い一作を期待しちゃうんですが、立ち絵アニメ、ダンジョンのエッチイベでアニメ、戦闘でも逐一攻撃やら防御アニメ(もちろん戦闘中エロも)
そして長いエロシーンのアニメ。
それらをシームレスの一続きに経験した時におっとなる、普通に上質なエロRPGかな……というのを体験版では感じました。

2位

[Lust Grimm]の続編。物語もなんとなく繋がってるっぽい?

前作から引き続き、オッパイが大きかったり、あるいは足がしゅらっとしていたり、
グッと来る絵クオリティーの淫魔たちから、時に逃げつつ・時に戦い・時に会話して、ダンジョンで素材を集めて行くのだ。
BF(バトルファック)としては一戦辺りはごく軽め、激しい体位の攻防だとかは無いんですが、
それだけに、新しい場所に入ると新しいエッチな子たちがばしばし出まくる、というのが純粋に楽しく。

またRPGとしても曜日や時間帯でレアイベが……と、遊び幅を設けてるのも上手い所ですね。

ところでLust(欲望)Friendというの、Last Friendと懸けてるのでしょうか。
だからこう、表紙が爽やかな感じなんでしょうか……とちょい物語も気になったり。

3位

先週の「今週のまとめ」。

4位

先週から続投ですね……

19世紀の大英帝国、ちょっとスチームパンクが混ざった世界を”探偵少女”、男装のクール系女の子という感じの主人公が行く!
謎を解くのもスムーズに楽しく、危険な場所では幾つもの解決方法が提示されつつ、秘密道具で自力で切り抜けるちょっとしたアクションぽさも良し。
まさに探偵RPGなのだ……

多段階エロRPGで有名なサークルさんですが、今回はFANZA(DMM)専売……と前もってだいぶ宣伝されていた事も含め、新しい境地への挑戦が眩しくも楽しい作品、という感じですねー。
https://super-game.net/archives/matome286.html

5位

今回のDLsiteのGW半額記事だっ。

PVランキングに入らなかったけど面白いもの:

[エローン大君]さんに書いて頂いた製品版の感想。
この横エロACTは、感想書くならエロ中心になるかな……とてっきり予想していたのですが、
ふたなりレズ・丸呑み嗜好・画面を複数に分割しての犯されアニメ、そして(恐らく作者さんの想定以上に好評だった?)おまけのBFモードに触れつつも、アクションシーンの感想が特出。
特に前作[ふたなりサキュバス リースロッテの冒険3 – 囚われのリースロッテ –]との比較で語ってるのが、深くて面白かったり。

なるほどー、だから今作は体験版でパッと触った時に軽快だったのかとか、
そうそう、道を進む途中でふたなり・爆乳化のアイテムがぷかぷか浮いてるのなんて何かファニーな感触あった、
言われてみればそうだわ、ちょい(状態が変化してもステージを進む)マリオ3みたいな感じが……とかね、思わぬ所を突いて来る感想で。
ううーん面白いな……と思いました。

絵作りにもこだわってるのがちょっと触っただけでも伝わりますし、
Unity、3Dでの制作もこれだけ自分の感覚でちょっと緩めたり、変えられたり、思いのまま出来るなら、相当楽しそうだなって……。
いやそこに至るまでが大変なんでしょうけどね……

個人的に肉体改造系の作品としてゲームゲームしておりかつシコい、と記憶に残ってる作品が2つありまして、
一つは[CrossinG KnighTMarE ~穢れ逝く聖女達への讃歌~]でこちらはエロRPG、
もう一つは[サクリファイスメイズ〜性神の双子姫〜]なんですね。
特に後者、エロトラップダンジョンとしてある種、金字塔を打ち立てているな……と思っているくらいでした。

それから3年! もうやらないのかなぁと思ってたシリーズに新作が。
しかも敵も味方も複数キャラが登場、エロトラップダンジョンものだとこれはかなり意外なのでどう収めるんだとか、
あとゲーム中の画面構成も、かなりゲーム心をくすぐる物に仕上がってたり、
更に罠のレベルアップ、属性もっ!

この新境地に挑む姿勢、凄くプレイ意欲をそそられましたね……(商業同人系のサークルさんだと特にそうですね……)

欲しかったらまず後先考えず買うことだ、それが直接DL数という意味で応援にもなるしな、と製品版を買ってデスクトップに置いてあるのですが、
そのまま埃を被らないよう、ちゃんとプレイ、あと感想も書かんといかんね……

うーん、他と違う感触が良いねと頷いてた所なので、この作品はもう少し市場的に響いて欲しい所か……。

基本的には運命の分かれ道、その先の人生を楽しむミニRPGという感じなんですが、マップが一画面、攻略分岐チャートの表示、
どう転んでも不幸しか無いような少女の末路、
そしてどのルートを取っても、一貫してクズな男たち!
(そのせいか、「ああ、そういう行動取るよな」って行動原理が凄く納得できたり。これは案外凄い事です……)

ファンタジー大巨編みたいなこれでもかというシナリオじゃないけど、
テキストに地に足着いた質を感じましたし、システムも見せたい物がハッキリしてて、それに沿った作りをしてるなと。
ただまぁテーマ的にどのエロでもいわゆる、いやらしさ・シコさってのは無いかも知れない…(不幸感を煽る為の装置ですから……)

記事にしなかったけど興味深いもの:
今週末の作品登録数やばかったですねえ……(GW期間だからでしょうか)


[むすめせいかつ。]


[少年退魔伝アシタ~決戦!鬼ヶ城の段~]


[借金令嬢]


[異世界にようこそ(NPC姦)]


[M男いじめ教室からの脱出]


[生徒会長は小便器]


[Busty Warriors]


(個人的にB級嗜好的な意味で好き)

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

不知火伝説 ~宿敵編~

エロRPG的には二次創作ってそこまで主流じゃないんですが(というか、キャラよりもシステムのパロが多いというか……)
やはり持って来るキャラによっては興味をそそられる、ってのがある訳です。
(エロRPGが飽和しつつあるとするなら、今まさに開拓すべき所かも知れないですしね……)

という事で、不知火舞ってだけでやっぱなんか股間がムラムラするなぁと……。
初サークルさん扱いですが、明らかに絵的に描き慣れた物を感じますし、キャリアある絵師さんなんでしょうかね。
なにげにどう作るのかなみたいな、ちょっと楽しみだったりね……

異世界でも魔法少女でもないからHな攻撃しか出来ない!?

戦闘中SEX! SEXで戦う!
なるほどBFですか、と思う訳ですが、サンプル動画観るとむしろ女の子×2人、きもいおっさん達という構図であって、何か嫌々感が高いという。
女の子主人公たちで、嫌々のBF……。良いじゃない……!

集めた精液で拠点にて「育成」すれば、アヘアヘしそうな絵柄でもあり、なかなかこの味、分かるなあと
(というか、明日すぐに発売ですね……)

他の方のブログ

うちに良い文章を感想寄稿して下さっていたさたけるさんが、ご自分のエロ同人ゲーのブログを起ち上げられたので、紹介します。

DMM専売、このゲームの感想は読みたかった……!

警察ルートは怪盗との対峙で練ったストーリー重視を、ギャングルートはゲーム性重視……と(確かにこっちは体験版でも楽しかった所だ)
最近、といっても大型作品のみですが、扱うテーマの複雑化や巨大化に従い、ルート分岐を採用するエロRPGが増えてる……のかな。

エッチ面ですが、

ソフィーの中性らしさを意識した構図やシチュが多く、「男装が好き!」、「男か女かよく分からないけど、よく見たら女性だった」みたいな性癖にはドストライクです。
骨が見えそうなほど細い身体にAカップ(構図によってはAAAカップにも見える)のお胸、オシャレに決めた髪形。

そう……自分もどう言葉で言い表すか迷うのですが、男の娘じゃないんですよね。
ボーイッシュ……ではあるけど、でもオシャレを楽しむのも満更でも無い感じでちょっと違う。
男装かなぁ……と思いつつも、言い表したいのは装いだけじゃなく精神、キャラ性もなんだけどな、とかあったり。
「宝塚みたいな」だと、もう言葉の意味が偏りすぎてるし、「中性的」……うーん。

オシャレ、スタイリッシュ、クール男装。そうですねえ……
貧乳を褒める言葉が自分はあんまり浮かばないのですが、これはあぁ良い、となる文章でもありました。

そして

淫乱度が高くなると、平気で淫語を含む、それでいてクールなセリフを吐くため、こちらも個性的。

多段変化もこういう落とし所を作るのかー、なるほど挑戦だなあ……と面白いですね。

これは……轟爆嵐! ばりばりのアーケード風縦STGの感想じゃないかっ!

希少ジャンルである18禁STG、本作の目玉であろう、”弾が近づくとスローモーションになる”(アクツクMVってこういう事出来るんだ、と目を見開いたなあ……)
システムはもちろん、他にもこうあるべきだ、という数々の判断が覗けるなと。

つまり

だいたい1ステージ6~8分の計8ステージ

これ、アーケードの縦STGとしても、恐らく一般的なSTGとして考えても、ちょっと長めなんじゃないかな? と。
自分も[脱衣STG]とかで1面作るごとにリソース的に数ヶ月とか掛かる(まぁこれは制作手法がしょぼいからですが……)
大体全5面くらいが相場だよな、全然終わらへん……
なんて頭を抱えた物ですが、それを顧みるに、8ステージってかなり多い気が。

元々アーケードとかは1コインで3分プレイさせよ、その間に山場を1回持って来い、みたいな思想で設計されてた訳ですが、
それが家庭用としていつでも遊べるならどうなるかみたいな変遷があり、そして今はPCなら、そして18禁だったら、という事もあるんですよね……

アーケードSTGのボリュームだと何となく呆気なさを覚えるだろうなとは思ってましたが(恐らく高難易度が家庭用だとそんなに肯定的に受け止められないでしょうし……)
ふーむ、興味深い……

18禁バージョンは、機器取り付けやゲームオーバー時の暴走シーン、及び監禁されているユイを調教するシーンが動画オンリーで収録されています。

あとここもそう、正直エロSTGにどうエロを入れるのかってのはあって、
見下ろしACTで常時立ち絵のエロやるみたいに、がんがんシコれる本格的なアニメを入れても良い……んですが、それだと普通にゲムオバったり、スクロール止めるとSTGとはなんぞや、みたいになったりね……

今作ではステージ幕間のエロ動画という形にしたか、ふーむと。

音楽はFM音源を主体とした往年のシンセで統一されており、昔の古代祐三氏あたりが好きな方にはたまらないのではないかと。

こことかはまったく気付かず、なるほどなーーと嘆息した所でした。
シンセだと、あぁいうガギガキした音の感じになるのですね…… そこは一切考えてなかった…さすがですね

これは正直体験版では、いわゆるミニエロRPGのフラグ立てを3Dダンジョンでやる……というのがあんまりピンと来なくて(仲の良くない男女の距離が縮まるシチュではあるとはいえ……)
Hシーンはエロさあるけど、寝取られにしても、どうもたまに入るおちゃらけた雰囲気が気になるな……(ただTVのバラエティ風で恥辱としてシコれる、ってのは凄く頷ける……)
などなど思っていたんですね。

ですが想像以上のギミックが仕掛けられてると。

5周(1周目に寝取られ回避するなら6周)前提のストーリー構造になっています。

間男に堕とされてしまった場合はその結末を、間男の誘惑を振り切った場合は別の結末になります。数種類ある間男エンドは胸糞悪さ全開で、「The 寝取られ」感が強く出ています。

ダンジョン攻略が面倒そうと感じる方は是非、体験版だけでもプレイしてみてください。「寝取られ」もよく出来ているし、熱いシナリオも魅力的です

体験版でも、このテンポでダンジョンクリアできてしまって大丈夫かと思ってましたが、1周目と2周目では違うキャラ……というか寝取り男と。
3・4周目はそれを彼氏(未満)の男の子視点で見守るしか無いという……おお、これはNTRとしてかなり打点高そうな構成。

そして5周目……の「熱さ」!?
これは現在のDLsiteの高評価も納得だなと……

さたけるさんのこの作品の感想を読みたかったのだ……。

欲情の暴走、政治的な問題の押し付けるなど、一部の人物が自己保身を図るためアイリスが被害者になり、悪意を表現しています。

”この世は悪意で出来てる”と言っても、中には良心の欠片を覗かせたり、親身になってくれる人も居る。
しかしそれが当事者ではない者の干渉で、誤解からすれ違う……という悪意の形が特徴的ですよね。
まさに引き裂かれるというか、だからこそ社会という物を感じたり、幸福からの緩急となるのですが。

村→街→都市に入ってからは縦の分岐となり、

あるイベントに関わることになり、そのままイベントを達成するとエンド、イベントの途中で棄権すると次の話に……という風に様々な勢力に関わっていきます。新たな勢力に関わることで前の勢力との利害関係も発生して

という入り組み方が凄そうだなと。
(これ、村長がだいたい権力を握っていた閉鎖的な「村」編との違いを、そういうアプローチで炙り出してる?)

そして

アイリスが両親の手がかりを見つけるルートがあるのですが、実は全ての戦闘に勝利していると不可能で彼女は何も知らずイベントが進みます。
アイリス自身の過去にも厚みが出てきます。その時の悩み・安らぎがアイリスの血肉となっています。

うーーむ……「感動的」というのも分かる……。