こだわりを、どう見せるかなんだよな…… 今週のまとめvol.290

今週の作品まとめ

今週のまとめ

今週(5/12~5/18)の人気だった記事は
1位

予告でプレイした作品ですね。
綺麗&かわいい、ぴかぴかのイラストと羞恥……! というサークルさんの最新作。
今回のモチーフは中華・拳法娘かーとそのデザインのしっくり行く感じに頷きつつ、ゲームとしては割とシンプルな、簡単な試合ー合間の休憩時間に街エロという構造かな?

体験版だとエロシーンまだ割とあっさりめかと感じましたが(しかし既に公開レイプ・全裸やオナニー見られるなどをやらかしている……)
これからどんどん執拗になっていくのでありましょうか……

2位

予告で書いた感想ですね。
会話や移動に伴うオリジナルドット・カードの相性を考える自作の横戦闘・その戦闘で残す事も考えつつ、カードで探索するボードゲームぽいダンジョン。
あと釣りをしたりとか、ギャンブルしたり、バカップルのように恋人イチャイチャしたり……
(大きな歩行グラでイチャ付きながら、ふらふらベッドやお風呂とかHできる場所を目指す……というシークエンスがなにげに斬新)

つまりスローライフだったり戦闘だったり、過去作の集大成のような所があるのかな……という事で、予告でも3時間弱く、全体ボリューム20時間! と。

その辺のツクール・ウディタ製とは完全に異なるRPGが来た、なによりシステムがずしんと…、と感じましたねー。

3位

予告で書いたやつですね(今週はそればっかですが……)
前作[狂想のヴァルキュリア]は私もプレイして、序盤からもう冒険の行動分岐がばしばし入る、
さすがプログラム(DXライブラリ)で作られたRPGってのもあって、
クォータビューぽいマップ視点や、状態異常&行動順を意識しないと重い打撃が重なってすぐ負けちゃう戦闘とかも良い味出してるな……と思ったものです。

ただ分岐が多いという事で、特別なエロイベがやや見にくく感じたり、
そのため最後の方の街に、ちょっとエロを固める設計にしちゃったかな……という印象も持ちました。

続編たる今作は同系システムを継承しつつ、冒険というよりも、危険な歓楽街の中からスタート。
人を捜すのだけど、歓楽街の住人がすんなりと教えてくれるはずもなく、エロか腕っぷし(魔法)か……という風に、街の中での分岐を設けた感じ。
どのようなアプローチを取るにせよ、一つの困りごとが解決すると、場所柄的に混浴風呂・リゾートビーチと、エロの絡む施設が解禁されていくのも良い…。
(一般的なエロRPGでは売春宿が代表的だと思いますが、何か色々凝った事が出来るんじゃないかっていう特別な想いを、”エロ施設”には抱いちゃうよね……
前作[狂想のヴァルキュリア]では呪術でフタナリちんちんを生やされ、しばらく悶々と続いたりしましたが、今作も何か色々拵えてあるのでしょうか?)

なるほどー、きちんと前作に向き合って、そう改善したかーって感心しつつ舌を巻きつつ、
なにげに一番驚いたのは、事前お気に入りの高さかも……(地味に映りがちな作品だと思っていたので)

今作はHシーンボイスありだぞ……といったエロの影響力もありそうですが、
やはり他と違う事をしてる作品は、1作出すだけじゃまだ”点”、2作出してやっと”線”、出来れば3作出して”道”もしくは”シリーズ”になるのが望ましいかもっていう、
認知の話を考えさせられましたね……。

4位

先週の「今週のまとめ」ですね。

5位

先々週から……かな、長い(売れてる)。

立ち絵からして「重力」を感じる様な、もっちり巨乳オッパイとかなりのハイレグ、その割には正義のヒロイン気取りなのが堪らない。
そんな子を連日のクリック調教で、どんどんえろくさせて行くぞ……と。

クッキークリッカーぽさを押してもいますが、そこはううーん……と思いつつ、Unityでシコい絵のリアルタイムLive2D描画の破壊力・えろさをまざまざと思い知った気分でした。
https://super-game.net/archives/matome288.html

PVランキングに入らなかったけど面白いもの:

発売前からツィッターで、どうも玄人のゲーム制作兄貴たちに注目されてるようだ、と感じてた作品。

体験版プレイしてみて納得、常時立ち絵エロ+戦場で群がって来る敵達にエロされまくり+色々な状態異常を負ってしまいそう……
という、なるほどそのラインかと。
自分も、OPでお決まりのエロシーンかと思ったら、実はここに選択肢が登場、
抜け出すまでに時間が掛かるほど本編の難易度が上がる(エロシーンとコンフィグを兼ねて来るとは!)とか、
1面ボスの敗北エロ、絶頂禁止でさんざん責められるシーンの後に、少し操作できる移動フェーズを挟み、やっと拠点に戻って来たところで、絶頂解放エロを……という
「システムに凝った時の、ゲーム特有のエロい感じ」を追ってるのが分かり、うむ! と腕組み頷いたものです。

油断するとすぐ犯されまくって弱体化するので、要所要所で必殺技を使っていく必要が……という戦場見下ろしACT感も悪くないものですが、
ただリソース的には過去作[ミーサのなんでも屋]を流用した作品なので(だからこそ今回はシステムに、実験的に凝れたのかなとも思いますが)
状態異常とかフェチ度あるエロ感を出しつつも、あと一歩、ここにもうちょっとエロ差分絵が欲しい! という、痒い所に手が届きにくくはありそう……? と懸念しましたが、どうでしょうね
(逆に言うと、次回作以降が本当に凄いものになりそうな……)

記事にしなかったけど興味深いもの:


[Lost Life]


[仮面委員長セックス]


[ばくだんねこ]


[Project E.V.A.]


[ロストクエスト -失われし時を想いて-]


[新説魔法少女+]

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

WARRIOR GIRL

なんとあの[SHINOBI GIRL -EROTIC SIDE SCROLLING ACTION GAME-]のサークルさんの最新作だ……! って、先週も書きましたが、こちらは[KUNG-FU GIRL]とは別ライン、なんと同時開発なのだ……!

[KUNG-FU GIRL]の方は今や”あの”という感じもするサークルoneone1が制作協力として挙げられてたり(実は制作に協力したりとか自体は、かなり前からと記憶していますが)
[WARRIOR GIRL]はWARRIOR GIRLで、エロドットで有名な湯村きの氏(同人エロゲ的には[女戦士アオミ]とかありますね)
が絵のメインと……!

新しい才能を注力したらどうなるか、自分のブランドを暖簾分けしたらどうなるかなど……色々実験してるようで、これは興味深いですね……

Tentacle Tower Defense

海外サークルさんでしょうか、注目度は薄いものの、触手のぬる感アニメが良い感じだったり、
あと横視点・マス単位に何かSLG的に配置してるタワーディフェンス……? と個人的になにか気になるかも。

他の方のブログ

うちに良い文章を感想寄稿して下さっていたさたけるさんが、ご自分のエロ同人ゲーのブログを起ち上げられたので、紹介します。

……分かるっ!
私なんかは、どういうシステムか・手触りかって所に興味があるので(語りやすい所でもありますし……)
シナリオの良いゲームは分かっていてもつい語りにくい、及び腰になってしまうのですが、本作は体験版プレイでも、しっかりした(突き抜けた)ギャーグを感じるものでした。

仮面委員長セックス!(アイキャッチ的に叫ぶ)

「日常シーンが笑いになる」を超えて「シリアスが笑いになる」、「エロが笑いになる」まで、作風全体がコメディの嵐で吹き荒れています。

面白いw とても良い掴みですねえ…

ちなみに怪盗編はめちゃくちゃ笑いました。セックスを題材にして爆笑するとは思ってもみませんでした。

フフ……w 売上的にはきっとサークルさん、過去作のNTR作品を専門にした方が良い……のでしょうが、寝取られでも重要である、シナリオのセンス……に裏打ちされた物を別の分野でも活かしている、と言えますね。
(あと今回、過去作よりエッチ絵にもう一段、力が入ってるような?)

暇だからゲームでもするかさんも書いておられてて、ちょっと意外だったような、でもそうかもって。

さたけるさんが、NPC姦周りを研究されておられるっ……!

NPC姦、そしてモブ姦って一括りにされがちですが、
元々は「ゲームの世界で、一定行動を繰り返すNPCを犯す」嗜好、
つまり勝手に犯すという意味では時間停止(まったく反応が無いのがお約束なんだよな……)とか、ゾンビ姦(これはこれで見た目の制約が厳しい……)みたいな事と、
あともう大メジャーですが[気に入った女子のアソコにいきなりチ○コ突っ込んでも怒られない世界]みたいな、そういう世界だからという事で、次々と女を堪能できる特別感とがあったと思いますね。

この2つの流れだと、例えばCG集[無視せざるを得ぬ町…っ! ]とかもあったなぁと思う訳ですが、
ジャンルとしては、普段、海外のオープンワールドRPGとかで抱えてる、「見た目リアルなのに、目の前で起きてるおかしな事に反応しない」
という”あるある”を抱えたのが、製作者を惹き付けやすい所なのかなと。

これらを凄く上手く、分かりやすく落とし込んでヒットした作品というのが、
あぶぶさんの……(元々流行ってる要素への理解・自分なりの解釈が凄く早くて、基本的な頭の優れた方ですし…。
ちょっとドラゴンボール→幽遊白書、ジョジョ→HUNTERXHUNTERの念みたいな、富樫先生ぽい頭の使い方というか……いや済みません、閑話休題…)


[NPC姦MOD]

なのかなーと思いますが、
この顔が絵文字みたいな……モブだから良いんだ! っていう嗜好は、実は似てるようで結構このサークルさんの独自のフェチさというか、それはそれで別流派、という気もしますね。

エッチが実際にはじまってから、「その女の子が何故主人公に身体を許したのか」、「今までどのように生きてきたのか」、「エッチの気持ち良さ」などを寝物語のように語り合っています。
上記のようにモブ姦ゲームなんですが、対象は「初めて出会った芋娘とラブラブエッチをするCG集」と考えてもよいと思います。

NPC姦というからには、顔もやっぱモブっぽい方が良いのかな……? と思ってたんですが、同じミニRPGでも(ヨガチカ謹製の)[異世界へようこそ(NPC姦)]は割と売れていたし、うーむ……(これは絵がしっかりしてて、あんまりモブって感じがしない)

心も許し合った男女どうしが一生会えない離別の時。ほんのり寂しさが心に沁みるほろ苦い挨拶。「男女が出会って一瞬で(女性が)恋に落ち、身体の関係を結び、そして二度と会えない別れを迎える」を、それぞれの人生を生きた9人分用意したショートショート集と置き換えることもできます。

とかのご指摘まで考えると、最近発売された[ダンジョンと娼婦]のエロ嗜好もそうだったかな、と……。
行きずりの関係……ではあるけど、事情や性欲がないまぜになった情交であり、だからこそ一瞬離れがたくなるような、切なさか……(大人の関係?)
モブ姦もですが、これもゲームだからこそ良い感じで体験できる関係、エロなのかも知れぬ。

なんだか寝取られの、裏でもしかして……というギリギリまで分からない焦燥感、腹の底にズンッと来る、鬱勃起が良いんだというガチ勢と、
感じちゃいけない相手に乱れる人妻とかが見たいんだ! というカジュアル勢の違いのようにも思えたり。
(大体はその間の、配分具合で変わって来る訳ですが……)

そう考えると実はネタのようでNPC姦、煮詰められていきそうな要素はまだあり、もっと伸びて行く……のでしょうかね…?