ハッとする、粒揃いの良いゲーム毎週出てるよなあ 今週のまとめvol.292

今週の作品まとめ

今週のまとめ

今週(5/26~6/1)の人気だった記事は
1位

[エローン大君さん]に書いて頂いた製品版の感想ですね。
例えばDLエロ同人でも[アルプスと危険な森]が発売されたころ、これは[LIMBO]リスペクト、ってな指摘もありましたが、
本作は逃げオンリー+ステージに奥行きがある……という事で、コンシューマーゲーの文脈で言うなら[リトルナイトメア]か。
しかし2Dとなれば構造としては「ベルトアクション」とも言える訳で、
ベルトアクションで逃げオンリーのステルス行動をこなす(当然、捕まれば犯されるという18禁エロゲの文脈付きで)……という見た目の臨場感としても、ゲームの流れとしてもなかなか面白い事になっています。

隠れおおす為のギミック、サークルさんが得意とする(ある種、怪奇で芸術的でさえある)化け物の造形に触れ、更に見落としがちな音響周り、そして過去作[ホスピタル・オブ・ザ・デッド]とのストーリーの絡み……
とホラーエロゲとして、ソソられる感想になっているなと。
スクショも……ステージ2、怜悧な月の蒼さに赤く炎上する死体、徘徊する化け物の目から逃れるべく棺桶に隠れる……なんて、何かのミュージックビデオのような美しささえありますねえ……

余談ですが、この種の趣向だとヨガチカ系列のアクションで[アリス淫ナイトメア]とか当時、独特怪奇デザインと感じたものですが、この方向性は続いてませんね……
まぁなかなかメジャーになりにくい物があるのも分かりますが……

2位

既に発売から1週間経った作品でしたが、体験版が来たという事でプレイしてみたら、
まぁ……直球ですがエロ絵の強さですよね、商業ADVかというレベルで、何というか「エロ絵の説得力」を感じ、ぴったりスーツの対魔忍だ、触手ダンジョンだという事で、もう分かりやすい文脈でのエロがガンガン入り。

発売当初、体験版無いのかぁ……エロRPGは初めてのサークルさんみたいだし……と警戒してスルーした人にも伝えねば、と謎の義務感に燃えて書いたのでした。

サークルの活動としては、元々ADV出してた絵が上手な人が、4年半ぶりの作品として選んだのがエロRPGというね、エロRPGもどんどんメジャーになり、制作ツールもなんだかんだ、扱いやすく拡張に耐えうるものになり……
そうして次々とこの界隈に押し寄せる才能には、もうゲーム作者としては脅威すら覚える昨今ですねえ…。

3位

予告で書きました。
なにやら変わり種のタワーディフェンスの様子……と興味を持ってプレイ。

Unity製で構築されたそれには独自システム感を大いに感じ、エフェクトも派手だなー、と感心させられましたが、エロさとかゲーム性とかも含めて考えると……。
うーん、今の体験版では少し感じにくかったかな、という所も。

4位

超ろりこんさん目覚める! 白黒世界のノンフィールドRPGで、出会う(戦う)幼女たちを片っ端から倒し、自宅に誘拐……お持ち帰るのだ。
ロリたちの種類の多さ、そして自宅監禁……連れ込んでからは段階エロなので、なんだかんだとエロシーンの多さ。
しかも最終段階ではちっちゃい女の子に不釣合いな、ボテッとしたお腹……という全員孕み状態でのHに。

初めは嫌々してた子も、妊娠する頃にはお兄ちゃん大好きーになる快楽堕ち、
あるいは初めから良く分かってなくて、スポーツ感覚のニコニコえっちで競うように絶頂する子……

色んなちっちゃい子を堪能すべく、移動&戦闘をひたすら繰り返すのだ……! という作品かなと感じましたね。

5位

予告で書いたものが発売。

会話や移動に伴うオリジナルドット・カードの相性を考える自作の横戦闘・その戦闘で残す事も考えつつ、カードで探索するボードゲームぽいダンジョン。
あと釣りをしたりとか、ギャンブルしたり、バカップルのように恋人イチャイチャしたり……
(大きな歩行グラでイチャ付きながら、ふらふらベッドやお風呂とかHできる場所を目指す……というシークエンスがなにげに斬新)

つまりスローライフだったり戦闘だったり、過去作の集大成のような所があるのかな……という事で、予告でも3時間弱く、全体ボリューム20時間! と。

その辺のツクール・ウディタ製とは完全に異なるRPGが来た、なによりシステムがずしんと…、と感じましたねー。
https://super-game.net/archives/matome291-2.html

PVランキングに入らなかったけど面白いもの:

海外サークルさんですが、これはいかにも玄人好みな、エロ同人の流れの上にある一作と言えるかも。
(日本訳もやや拙さあるが、翻訳あり)

モン娘たちを指揮官として率い、敵の軍団と戦うのだ…!
基本は最近だと[プリンセスディフェンダー][シーイルサーバー]が有名かつ浮かぶ所でしょうか、横視点のリアルタイムSLGかRTSか……という具合ですが、
ドットで打たれた味方のモン娘・敵のアニメパターンのとにかく豊かなこと。
まさに画面狭しと動き回る! という感じで、戦況を観察してるだけでも微笑ましくなります。

[プリンセスディフェンダー]では味方に男兵などが混ざっていましたが、この「パターンの多さ」のおかげで、今作では恐らく全ての仲間がモン娘というコンセプトの一貫に成功、
更にW責めや3Pエッチ攻撃への発展あり、事前によく考えて編成を組む……などといった差も生まれていますね。
(ステージに出撃してからはもう召喚方面でカバーできないので、初めの編成が大事、というのもゲーム性分かれる所でしょうか)

海外サークルさんもこういう所に注目して、こういった作品を出されるのだなと……。
こういったゲームの元々の源流は……と考えると、ん、「レミングス」なのか……? と思うと、実は初めから海外発祥……?
(さすがに辿り過ぎ、原型留め無さすぎだろうか。
「ロイヤルコンクエスト」とか好きだったのだ……)

あったかも知れない19世紀。
スチームパンク、蒸気と金属とゴスロリと少女人形のメカバレリョナと、悪魔教。
ディストピアな物語の扉が……今開く!
人は選ぶだろうけど、好きな人はとっても好きそうなRPG。

前作[VOYAGE-崇高を俯瞰するための手引-]はお話重視でADVという感じでしたが、今回は蒸気都市をきちんと渡り歩き、戦闘もかなりある、一般的なRPGの語り口に。おかげでじっくりとこの世界のディティールを眺める事が出来るな、と……
(一方でストーリー的には、話を数時間前に巻き戻して語ってみたり、なかなかやらない事もしてますが)

幾らでも重厚に語れそうな世界なのに、登場人物のやり取りは飄々としてるのも妙におかしい。
そして何の罪も無い? 少女人形がその度に解体されたり、ヒドイ目に遭うのだ。たぶん。

予告で書いたものが発売。

[サキュバスプリズン~淫魔の巣食う一軒家~]や[魔立ロリサキュバス妖魔園]さんのサークルさんの最新作!
過去作は逆レイプが多めな感じでしたが、今作はサイズフェチというなかなかニッチな嗜好であり、本当にご自分が表現するべき所はここだ、と取り組むような姿勢が良いなと……。

ショタ錬金術師として、大きくなっちゃった姉妹を治す為にパズルで薬を生成していくのだ、というパズル+RPG(ADV)。
高身長な女性から、ちょっとした小屋くらいの大きさまで(サイズフェチ)
揃えており、そして一番でっかいのが一番幼いロリだというナイスセレクション。
体格に差があるからこそ、現れるおねショタみ……。
表紙の”大! 大! 大好き!”みたいな打ち方といい、気が利いてますねえ……。

毎作違う作風をやりながらも、どれも細かい所まで考えてるんだなって分かるしっくり感。
なにか安心できて、好きですねえ…。
(そこまで細かく配慮して作られる方なのに、毎作ゲストの絵師さんを迎えたりもする……って辺りも凄いなと…。
通常、その二つは成立しにくいかなと思うので……)
https://super-game.net/archives/matome291-2.html

予告で書いたものが発売。

[Sword Of Ryonasis ~キルシュと淫獄の迷宮~]などでアクション、近作[特警シグナルフォース]などでRPGも作られて来ているサークルさん。
今作は[打倒!超魔王様]シリーズから着想を得た…という、繰り返し挑んで強くなり&超強いヒロインを追い込むのだ、というミニゲーム!

パーカー姿でバット持った「暴走族狩り」の女の子。
えっちさと格好良さの両立、ヤンキー女子ぽさが落とし込まれたデザインに頷きつつ、
勝ち誇った時の生意気さ、そして負けた時のボコボコブザマさは、まさに着想元以上の味付けかなと。
体験版ではとりあえず勝利まで行けますが、これを繰り返した時の変化は……といかにも気になる感じでしたね。
https://super-game.net/archives/matome291-2.html

記事にしなかったけど興味深いもの:


[ミラと不思議な錬金術]


[薄暗い部屋の中で一人ぼっちの女の子とランデブ]


[ちょっとHなやきゅうけん]


[不機嫌な姪は取扱注意]


[弾幕アマノジャク 〜 Impossible Spell Card.]

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

〔新作30%OFF〕CATTLEYA’S REPORT

主人公が爆乳保安官の、ウェスタンRPG!
[孤高の銃士ティナ 〜復讐に燃えし肢体は磔刑に晒される〜]とか、あとガンマンという事で[うちの牧場は300エーカー!]とか思い出しますが、なんでしょう表紙の感じ、ソシャゲにも登場しそうなデザインが今風というか。

しかしこのキャラが

カトレアの持つ銃「W.S.」には呪われており、(略)
強力な攻撃をすることができる代わりにカトレアを催淫する。

となる直球さのエロは、やっぱ分かるかなあ……と。
(*などと原稿段階で書いてたら、本日付けで発売された模様……)

他の方のブログ

うちに良い文章を感想寄稿して下さっていたさたけるさんが、ご自分のエロ同人ゲーのブログを起ち上げられたので、紹介します。

私などはこの作品の体験版をやった時に、「過去作のシステムが集約したような、がっつりプレイの作品」と感じたのですが、
さたけるさんの場合は(もちろんそこも欠かせていませんが)
様々な勢力に翻弄される小国という舞台、章ごとのメインヒロインと成長、そして政治的な駆け引き……といった点での着目に、個性を感じて面白いですね。
(過去作の製品版をプレイされてるってのもあるのかな……)

プレイ時間は15時間とのことで、これは相当な大作……と思いましたが、”明らかに続編を狙った終わり方”と! 凄いな……
(そして単純な続編にせず、またいったん目先を変えた、何か新しい事にトライしそうな作者さんでもあるのが恐ろしい所だ)

うん……この作品ですよね…! 大変興味深く、面白い感想になってると思います。

自我に目覚めたロボット(が生み出す、脚本上の面白さ)を

例えば感情入手後は生への執着感、死への恐怖が付くため、命のためなら簡単に裏切ったり秘密を吐いたりします。
その思い切りの良さは人間の社会生活を送ってこなかった、ある意味赤ちゃんがそのまま基礎常識を持って大人になったかのような違和感。
この違和感が、人間とのギャップが面白さにも繋がっており、且つ人形というアイデンティティにもなっています。

というのは、まるで気づいてなかった側面にハッとさせられる……、良い文章でした。

スクショもこれでもか! と映えてますし、

特に後半は「未知の技術」を演出するため、夢日記にも繋がりそうな意味の分からない造形物も次々出現し、本作世界観の不気味さも高まってきます。

こことか体験版最後の悪魔教の下りからだろうな、と思うと、非常に禍々しそうで良い、良いなあ……と。思わず妄想しちゃいます。

ゲーム中では弾とか燃料代わりに……と説明されてた戦闘=お金というシステムですが、どこか暗示的だよな、と思ってた所に

お金は二度と復活しない固定シンボル敵のドロップアイテムと、ダンジョンの固定位置に落ちているのみ。
よって私は倒す必要も無い雑魚シンボルも全て倒してお金を回収していく、正しくお金の亡者みたいなプレイになりました。お金のためなら、人形なんて全てスクラップだ!という血も涙も無い勢い。

ラスボスの体験をプレイヤーに実感させるために、このシステムを入れたのかとびっくり。

という……、まさしくゲーム体験を通し、作中にシンクロさせるという仕掛けまであるのか……と。
本当に唸らされました。
(ザコ敵シンボルいちいち倒さず、即負け&お金払って即勝った扱いにしちゃってた……)

体験版でも不遇の子みたいな扱いにされかかっていたニュルメール、

こちらはメカバレが好きな奴のみついてこい!というメッセージを感じます。

わざわざスクラップ時専用の歩行キャラを用意しているぐらい、何かあるとすぐ壊されてしまいます。眼球が抜き取られた状態の立ち絵も。

というね、もうここら辺りの表記には、ぐへへっと感じずにはおれないコダワリが。ぐへへ……

作者さんが同人エロゲ以外にも精力的にフリゲ作品出されてるというのも、初耳でした(つい同人ゲー以外の情報が疎かになる…)
ムービーだけという事ですが、youtubeで喋ってる機械人形たちも可愛いなー