4年越しの伝説の作品で、エロRPGの今昔を知るのだ 今週のまとめvol.305

今週の作品まとめ

今週のまとめ

今週(8/25~8/31)の人気だった記事は
1位

これには今週で一番驚きました……。
実に初の予告は(本来の発売予定も)4年以上前、当時プレイした時の印象としては、[Fallen Empire]に並ぶくらいの戦闘中のレイプ感……! と心躍った記憶があります(しかし調べてみると[Fallen Empire]の方が半年くらい先なので、既に何か記憶が怪しくなってるのかも知れない……)
当時は戦闘中エロ、拘束というのも今ほどはなくてね……。

しかし今作の場合は更に、都市運営と冒険面のリソースを一部共用、グズグズしてると悪化していく兵のモラル、敗北エロ後に別の女の子を操作して監禁からの救出、
レイプされた後の少女の痛ましさ、つわりから始まる妊娠などの症状、強さの代わりにじょじょに上がっていく感度にまつわる細かい描写、しっかりとシコい肉付きの絵……と、期待感は格別なものがありました。
記事の記録によれば、当時のお気に入りは2200越えと……。
(当時としては破格の数字。しかしこの事前お気に入りも、今では数倍以上に膨れ上がる事が珍しくなく、これ一つ取っても、思えばこの年月で本当に市場が広がったものだなと……)

しかしそれから幾星霜……、
DLsiteにはそのクオリティから発売されればヒット間違い無しでありながら、ずっと予告のまま塩漬け……という『伝説の作品』があり、
例えば[Dungeons & Prisoners 〜 竜の乙女と魔孕の島][サバイバルダンジョン][夢の魔物とお伽の騎士団](これは本当にもう無理でしょうか)
などが挙げられるでしょうが、間違いなくこの作品はそれらの一角を占める存在となっていた訳です……

それが2019年の今、まさか完成、発売されるのを目にする事になるとは……。
ツクールMV等にツールが変わった事でアニメというのが重視されつつある昨今、まさに古の時代のエロRPGの逆襲という感じが(この伝説感、分かって頂けるでしょうか…)

せっかくなので自分も再び体験版触ったんですが、(多分)4年前と変わってなくてもそこも驚いたぞ……。
(むしろ製品版からの、どこでも処女喪失みたいな所にこだわっておられた様子?)

4年という月日ですから、若干の古さは正直感じちゃったんですが、その事自体にエロRPGが辿って来た変遷を感じつつ。
それでも当時「シコい!」と感じた部分は、今でさえもやはり珍しいもの、なかなかやらない事であって、目を剥く。
あぁこれがコダワリという事なんだ、時代を超える創作性、それが今ここに本当にあるのだ……と頷きましたねえ……

2位

予告で書いたものが発売。
ARPGブームが来るかなー(実際ツクールMVは結構ARPG作りやすいプラグインがあるようだし、あと最近ではアクツクMVとかもある訳ですし)

モンスター、罠、ゾンビ化した人間に犯罪者までもが横溢するダンジョンに潜り、倒れた冒険者を救助する「回収屋」を生業としているという主人公。
当然、他の怪しい冒険者とのやり取りや、女ゾンビを拘束して開帳している闇風俗、
果ては主人公の「回収屋」の仕事でさえも、別にマジメに行う必要はなく、助けるどころか、身ぐるみかっ剥いでも良い……と。

いちおう法の目が届いてる「地上」と、アンモラルな行為が横行する「地下(ダンジョン)」とのコンストラスト。
地上で見掛けた女の子が、地下で遭った時にはゾンビになってるかも知れない……
と、コンセプトの魅力が垣間見られるARPGの予告だったかなと
https://super-game.net/archives/matome302.html

3位

今週は大型作品が、週末にまとめて来ましたね……。
「どれをプレイするか」なんて迷った方も多いのでしょうか、
そしてそんな中、これを選ぶ人は間違いなくおっぱい同士であろう(分かるでぇ……)

おっぱい、巨乳、乳房!
大国の跡取りで遊び人の自分の妻となるべく、パーティー内は全員お姫様、全員爆乳!
(スクショあれこれしてて、いちばん美人で高身長、大人っぽい子の乳輪が、いちばん色素沈着してるのに気付く。ふむ……!)

正しくハーレムな状況ですが、それだけだとギスギスしちゃそうですし、メインは、世界の危機を救うのだという冒険。
こちらもロマサガライクなシステム・雰囲気をしっかりやっており、閃きに技連携、陣形、
敵グラがザコに至るまでちゃんとアニメ設定されている……。
うーん、じっくりと腰を据えても飽きない出来。
堅いRPG進行だと思いましたね(初作[ハーレムファンタジー この世を救うは善か悪]は王道な展開ですが、少し途中で飽きるかなというのがあったり、2作目[福音のアパスル]は学園×異世界という派手さが好きでもあるのですが、少し付いて行くのに難しさを覚えるかな、と思ったので……)

もちろんマジメにクエストこなすだけでなく、
旅の途中で色んなハプニングスケベが・おっぱいへの自由な揉み揉み蹂躙が待つ!
それらエロシーンはフルボイス、そして10年後とかのネットの片隅でなぜか劣化したGIF動画となり、出展のよく分からないミームとなってそうな……(偏ったイメージですが)
そんな、動画ならではの伝説級の乳フェチ魂を表現。

たっぷり遊べて、フェチにすこれそうな作品の予感がしました。
https://super-game.net/archives/matome304.html

4位

この「今週のまとめ」で表紙絵をチェックした時から、長めのキャリアから来るだろう、絵が一段上手い感じが気になっていて、さっそく予告プレイ。
結果にはゲーム中の絵も凄く上手、丁寧な差分がある、と驚きながらも、
「まぁ初RPG作品みたいだし、ゲーム部分はシンプルって事かな……」なんて決め付けてた部分が、一番良い意味で予想を覆されたり。

基本は敵を倒しながら(強くなって)ヴァンパイアの女王が自らの居城を目指すぞ……なんですが、回復地点をスルーすればする程、敵が落とすレアアイテム確率がUPなんて仕様がアツイ。
しかもこのアイテムっていうのが、「敵の攻撃力を奪って自分にプラス」とか、かなり変化球かつ、強力そうな魔法習得だったりするもので、つい集めたくなるのだね。

またヴァンパイアなのでTPを上手く貯めれば、吸血で回復しつつ戦えるので、回復地点を使わず、つい粘ってみたり……(そしてそこがエロにもなる、というスムーズな設計)
次の目的地への道も、起伏に富みながらも結構長く。
「(拠点に戻るのではなく、補給しながら進む)継続するハクスラ」と自分では上手く表したつもりですが、果たしてこの一捻り効いた面白さが伝わっているでしょうか……。

見た目はツクールぽさも割とある訳ですけども、会話にもテキストセンスを感じたり。
うん、こういうのが良いRPG……、出来うる範疇で凝ったRPGというか、気が利いた良いRPGだよな……と思わされましたよ。

5位

割と埋もれがちな所でしたが、表に出れば目を引く作品だからか、先週のものが粘り強くランクインですね。

予告では、可愛いけど微妙に[エリナの借金返済物語 -私、なんでもします-]に似てる女の子キャラデザやな……と気になっていましたが、プレイしてみると、割と女主人公エロRPGの(いかにもな)流れながら、割と細かいこと気にせず進める、そしてたまに入るエロが”丁度良い”尖り方だな、とちょっと気に入りました。

エロとしては、戦闘中での犯されが中心(ただし一回で挿入〜中だしまで終わる)
街エロとか、エロのボリュームがもう少し欲しいかなとは思いましたが、犯され後のイキポーズなどは良い感じだ(ここに一番フェチみを感じる)

依頼達成のためオークの巣穴と化した1つのダンジョンに何度も挑む事になるのですが、
潜入がバレて逃げる・逃げる途中で橋を落として時間稼ぎ・なんとか逃げ遂せたものの、入り口が崩落で塞がっちゃう・別の入り口から再潜入、とか、色々メリハリある展開を用意してるのも割と良いなと。

つまり初めは土のダンジョン、次は火のダンジョン、次は水の……なんて用意するのが、この手のRPGだと普通の流れになってると思うんですね。
でも狙ってやったかは分かりませんが、こっちの方が展開に凝りさえすれば、話が立体的になって割と面白くなると思うんですね……。
(オークの巣穴となっているなら、普通に考えて、出入り口は一つだけで済ませてるはずは無い、とか考えられますし…)
ただ毎回”同じダンジョン”ではある訳で、上手くやらないと飽きやすさとも背中合わせでしょうが。

サークルさん2作目のRPGのようですが、少しずつ的が絞れてるのかなあ、と感じました。
https://super-game.net/archives/matome304.html

PVランキングに入らなかったけど面白いもの:

そう、期待の大型作品は横ACTにも。
今週はこれも発売した週だったのですよね…

以前からその高クオリティーぶりが何となくツィッターとかで伝わって来てましたが、発売も間近という事で、私も予告版を触ってみました。

Unity製、嫌味なく最新な表現も用いつつ、基本は荒々しくも美しいドット、アクションとしての手触りも綺麗にまとまってる……
プレイしてすぐ「あぁ凄い奴だ」と分かるというか、そうですね、期待感しか無いですな、これは……。

唯一気になるとすればエロのシコりにくさか、
でもこれはリョナ風味であるという事で、雰囲気に耽溺する物のような気もしますしね……
https://super-game.net/archives/matome303.html

Ci-enの支援者用プロジェクト発、体験版(無料)で最後までプレイできるやつ。
(作者さんは他にも長期企画だったり、小型の思い付き作品だったり? 色々と公開しているようなので、Ci-en登録オススメでしょうか)

なーんだ無料なら大した事ないのでは……と思うかもですが、出所ゆえの長所を肯定的に見れるかなと。

Ci-enに公開するという事で、腰を据えて描かれただろう、複数のお姉さん感とおっぱい感の素晴らしいCG。これが10枚。
更に思い付いた事をちゃっと試せるからでしょうか、エロい予感がばりばりするアイデアがあちこちに。
BF(バトルファック)で、バニーお姉さん達に4P逆レイプされる主観視点→しかも搾精される毎に、こちらを覗き込むおねーさん達の位置取りや体位が変わりつつ続行。
無駄撃ちごとに精子○○億匹……などのカウント、心折れてからの奉仕の日々。
などなどが示唆されておりますよ。

まぁ絵を堪能するだけでも良き~〜となるものなので、無料ですし、手に取られてみては如何でしょう。
(*感想は、紹介という事で良い感じで伏せつつ、抜き出して書くように務めました…)

異世界に飛ばされて来た俺は、見目麗しい冒険者をひたすら仲間に加えつつ、180日以内に悪のドラゴンを倒すべく頑張ってみる……!

ガチャ的な「友情券」で呼び出したり、ダンジョンでは自然とお近づきに、
あと風俗行きまくったら嬢が魔法使いで、こちらもやっぱ仲間に、どうしてもアテが無いなら、その辺の市民もメンバーに加える。
と、パーティーを増やしまくる&その度にソシャゲを意識したのだろうか、美麗でエッチな立ち絵が楽しい。
(当然、異世界転生だからか、何となく初めから好感を持たれてるし、実力が買われてる、みたいな態度)

しかし戦闘パーティーは4人までだからね……と思ったら、全回復の宿とか便利な物はなく、回復しようと思ったら数日掛かりの自然治癒で期日が気になる、
なのでたくさん居る仲間から交代しつつ(休ませつつ)ダンジョンを進む……という運用が求められると。
戦闘も「こっちの攻撃コマンドを一方的に選ぶ(敵からのダメージは、全て反撃のみ)」という珍しくも簡易な奴なんですが、これも分かって来ると、消耗をいかに抑えるか、なかなか楽しい物があるなと。

まぁ、へーなかなか面白そうなコンセプトと感じながらも、シコ的な面では、登場キャラが多すぎる為か、海外のサークルさんだからか、
仲良くなってのHイラストはあるのに、テキストが共通っぽい……というのは寂しい所かな?

記事にしなかったけど興味深いもの:


[クトゥルフ神話RPG 水晶の呼び声]

製品版の感想は以下のサイトさんが書かれていました↓


[BFサーガ(見習いハンター編)]


[M勇クエスト1章]


[ゴブリンロードのやり方 彼氏に見せながら犯される彼女]


[異世界委員長]


[Red Room]


[性道のアリス]


[ビッチ勇者パコ・パティーン]

アップデートとかのあれ:


[Ambrosia アンブロシア]


[大好きズリーネさん]


[らびっと工房]

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

ラストエンブリオ -はじまりの物語-

なにやら雰囲気がある絵、ファンタジーぽいのに背景に汎用人型兵器めいたものが!? と表紙から高まりますし、

三頭身のオリジナルドット&サイドビュー戦闘!

という説明の、しっかり遊べそうなプロジェクト感。
うむ、なるほど……

個人的には”TRPGエロ”を謳ってるのもうーん、気になる作品ですね…

RAW MEAT

電撃とか当たり前だ!
快活で話せる、良いなーと思ってた子が、負けるや、人権蹂躙のような鬼畜で苛烈な陵辱に。
またそれでイカされる描写がシコれる……というサークルさんの最新作RPG。
実は過去二作が短編で、少し嗜好が弱まってるとか言われてましたが、今作はミニサムネから「超鬼畜」の文字が踊っており、お、おぉ……と。

他の方のブログ

うちに良い文章を感想寄稿して下さっていたさたけるさんが、ご自分のエロ同人ゲーのブログを起ち上げられたので、紹介します。

最近出た、監視カメラを操作して(……だと思い込んでたのですが、実は”猫の目”なんですね)定点ぽく裏路地の風景の移り変わり(エロドットアニメ)を観察する……
という作品、[裏路地ノ事情-Back Alley Tales]の方が有名なサークルさんでしょうか。
その萌芽たる一作目から抑える辺り、さたけるさんらしいなと……。

自分が体験版プレイした感じでは、「独自の横視点風景&歩行グラは目を引くけど、プレイ感というか、物語の進め方がそんなにピンと来ないかな……」とかだった記憶がありますが、こうしてスクショで見てみると、思ったよりずっと目を惹くものですね…
(2作目のヒットがあるから、見る目が変わっているのだろうか……?)

これも海外サークルさん。
少しずつ海外勢での存在感も増してる……かな?(でも決定的なヒットが出ないと、やっぱこういうのは意識しないものかな…)