エロゲも、ミニゲーム系がプレイ実況の相性一番良いんでしょうかね 今週のまとめvol.312

今週の作品まとめ

今週のまとめ

今週(10/13~10/19)の人気だった記事は
1位

エロRPGの黎明期から人気を博していたサークルさんが5年半ぶりの新作を……!
今作では大きなドットによる横視点の移動、更に微妙にSF近未来という舞台で、
開幕から調教され済みの巨乳人妻が、プロレスラーとしてリングに上がる……!? と、なかなか他で見ない要素が目白押し。
しかしプレイしてみると、
ツナギが似合う労働者たちの中であっち(の男)へ行ったり、こっちへ行ったり、
ヤらせるかと思えばヤらせなかったり、ムラムラが捗るカットを逐一入れたり……、あぁこのメロドラマみたいな進め方、確かに覚えがあるなぁ……と何か思い出して来たり。

個人的にまだファンタジーで、RPG然としていた前作[砦のローデス]を更にがっつりと煮詰めた結果が今作かなと。
(一点、思い返せば、ローデスの方が”魅力的なボディを持っているけど、男の思いのままにならない女”というのを描いてた気もする……かな?)
フラグ立てADVであるという所は割り切ったけど、
移動だけでも楽しくなるよう、独自のドットアニメでふとした時に乳揺れしたりでムラムラ、
前作も独自戦闘でしたが、プロレスという事で今作は大きくハイライトを迎えられる。
そしてこの人妻をむちゃくちゃに乱れさせたい、となるようなエロシーンの運びは健在……と。

DLsiteレビューもまさに熱ですね。

暴力的なまでの美と蠱惑

時を超えてその存在感をアピール、素晴らしいなあと。

2位

今週一番の売れ筋作品でしょう。
思えばゲームとしては一作目の[[おねショタACT] 狩人の夢守る旅]の頃は格闘ゲームツクールだったのですよね、
それが[おねショタ剣戟ACT パレードバスター]でウディタ製に(この頃から既にマウスで操作・お姉さん達を一気に倒す、という基本軸が一貫してるのも凄い。
あと間に当たる[戦うCG集]もウディタ製で、
これは小規模で試作的に済ませたい……という制約があっただろう中で、”CG集でよくあるシチュがそのまま戦闘風に、不思議にハーレムM責めシチュのエロさ・面白さが強調される”というアイデアの光り方も凄いと思う)
そして一コ前の[おねショタACT スマッシュボーイ]がベルトアクション(しかも本格的なACTでさえ、マウスで操作可能まで練り込む……)。

それら全ての積み立てた物の頂点にあるように、今作はウディタ製、[おねショタACT スマッシュボーイ]ライクな横視点の見た目とマウスOKな操作でありながらARPG、
そして一作目の頃から少しずつ垣間見えていた、夢世界の住人のストーリーなのだ……と。
価格的にもそうですが、総決算足り得る大型の作品なのかなと。
(ちなみに本作におけるARPG感の追求……、武具の装備やアイテムはもちろん、ダンジョンの仕掛けがボス戦のバフ扱いになるとか、
幾つもの勢力を感じられるサブストーリーなどですが、ここを伸ばしても一品出来そうな気配もあるのが、本当に底知れないなと……)

敵を一掃できる爽快アクションに、もちろん敵たるお姉さんたちのえっちな魅力…。
油断してエッチ攻撃に嵌ってしまえば、単体ですら数種類の責めがあるのに、2体・3体との組み合わせにも発展する逆輪姦のボリューム。
敗北してからの長エロシーンでは、それぞれのお姉さんキャラによる責め・シチュの違いなんて基本的な所から、
一回射精しただけじゃ絶対に許さないぞという執着すら感じる、体位や場面を変えつつの逆レイプに「凄いものだ」とただ唸るばかりでしたね…。
(個人的に、主人公ショタの上に乗っかかるお姉さんたちが、今までで最大級では? と感じるくらいの数で、これはもう性暴力だよ……と感じるくらいの苛烈さなのも良い)

3位

先週の「今週のまとめ」ですね。

4位

先週に続いてランクイン、ですね。今見たら7000DL突破!(というか日曜だけでも150本くらい売れてるような)

[妹!せいかつ ~モノクローム~]や[1room -家出少女-]など、「ずっと育てる」SLGが人気な訳ですが、しかし売上的にはそのパイの大きさも分かるですが、同時にハードルの高さも察するというもの。
という所に、[PrincessProject -プリンセスプロジェクト-]や[くノ一椿]でエロRPGでも成果を残してきた商業同人さんが参戦っ!

一体どのような勝算が、と座して構える所ですが、
「おっぱいサイズの変更」や、テキスト力の上手さが納得の形で炸裂。
つまり、初めはすべすべちっぱいのサキュバスとの同棲(監禁……)生活が始まったという事で、
呼称も「パパ」だし、まぁ娘感覚、
実績開放を求めて勉強させたりしてると、まさにそんな風情だなぁと浸れるんですが、
ひとたび食事としておちんちんをしゃぶられたりすると、い、いけない、そんな……まだ完熟を迎えてないというのに、気持ち良すぎる……っ!(ぴゅっ)
という感覚で、ロリ恋人みたいに一皮剥け。

そこに実績で得たお金でアイテムを買ったりすれば、髪色をビッチぽくチェンジ、お胸も爆乳に。
ちっぱいでは不可能だったパイズリさせたりしてると、これはもう淫乱な恋人だぁ……(呼称も「○○(プレイヤー)」と、いつの間にか変化)
毎日コマンドを選んでると自然に変化していく関係性とそれにまつわる背徳、それを吹っ切られる性テクニック描写、というのがあったのです。

SLG的にはあんまり食事(エロ)を取らさなかったり、あるいはヤリ過ぎると誘惑(チャーム)に落ち、
一切の制御を外した逆レイプ搾精死といった枷も用意されてる訳ですが、
これ自体も「取り扱い注意」なサキュバスと同棲してるエロ感覚、その上で育てるのだ、というアンビバレンツなものを
感じて良い”引き”になっているなぁと……。
さすがきちんと考えて取り組まれてる、と唸るシコさでしたねえ……
https://super-game.net/archives/matome310.html

5位

ワンダープロジェクトJのエロパロ……、つまり原作は見知らぬアイテムに対してアクションを起こすのを見守り、
褒めたり、☓出したりして学習させるゲームな訳ですが、
本作は18禁ゲーならではのシチュも……(まぁ容易く色々思い付きますよね)という、このドリームのような作品が、私が見た時はまだ200DLにも届いてなかったので、
[エローン大君さん]にお願いして、製品版の感想を書いて頂きました。

実際、謎の研究所に閉じ込められて、脱出する為には画面の女の子に指示を出して仕掛けを解かせなきゃいけない、
んでこの仕掛けが”セックスしないと出られない部屋”じゃないけど、エロ絡みしかないので仕方なく、
前段階で、汚いおっさんのちんぽを取り出して、「これは何だろうね」みたいに学習させる……(無知シチュ)とかがっつりやれば、
規模的にも小さく、エロ的にも捌けやすい……つまり無難である気がするんですが、
このサークルさんの職人気質が感じられるのは、まず原作をしっかりとなぞるんですね。

つまり初めは棒の使い方とかを教えていた子が、やがてステージをクリアしていく内に、国家の陰謀にさえも巻き込まれていく……という所まできっちりと。
更にサークル主さん自ら絵を描かれる方なので、カートゥーン・アニメ的な面白さも追求してるなぁと思ったり、
あと学習の結果を試されるステージも、TVの「拾って食べましょう」なるレポコーナー、
落ちてたうんこを食べちゃったよ! うんこは食べる物じゃないって教えないと! とか、斜め上のノリなのも、らしいというかw

その一方で、体験版の私と、エローン大君さんの解き方を突き合わせた結果、
どうも学習→ステージに挑むという流れにも、複数の解き方が用意されてるらしい……(エロで解決するのが一番安易?)
と分かって、その作り込み加減に舌を巻いたり。
独自にシステム作って、膨大なアニメも描いた上で、ゲーム設計でもこれですからね……。
まさに職人気質であり、味のあるゲームなんですが、今のエロゲ市場だとちょっと見た目好まれないかな……というのは分かって、
毎回惜しむんですが、まぁこれからもマイペースに磨き続けるサークルさんなのでしょうね……(だからこそ尊いというか…)

そんな事を思ってたら、元々の原作のゲーム設計にも想いが行ったりして、私もDLチャンネルに記事書いたりしたのでした↓
(しかし話題がとっちらかった感はある):

PVランキングに入らなかったけど面白いもの:

むっ、おっぱいマニア魂を感じる……!
OPからただ意味なく乳首を突っ付けたりして素敵ですが、
ゲーム的には細々と詰め込まれたようなドット感が楽しいステージを、1回5分という制限時間を与えられ、探索していく見下ろしACT。

初回の挑戦では無防備にダメージを食らっていた所も、何回も挑む内に上手く回避できるようになり、そんな上達ごとに実績も解除。
祝福感でついテンションも上がる。
更に時間に余裕が出来れば、それぞれのエリアのギミックを解いては、また大きな報酬が、新しい道が……とぐんぐん広がっていきそう。
そうした時に分かる衝撃の真実とは……なんて重さでも無いですが、
”この世に未練(おっぱい)を残した男の浄化の旅”らしく、一抹の寂しさがちょっと漂う辺りも、良いスパイスになってるなあと(ゼルダの伝説の[夢を見る島]っぽい……?)

そして勿論、ステージでHポイントを取って集めれば、
乳揉みや、体験版でも縦・横という2種の違いがあるパイズリ(違いが分かる男)
相当な労力を割いただろう、暴れ巨乳ドットアニメーションを堪能できるのだ……
更に報酬が貯まれば、メガネに帽子、手袋やうさ耳とかの外見カスタマイズ。
これは何度でも乳を揉みくちゃに出来る、シコれそうだなあと…。

個人的にゲームの手触り、アイデアの面白さ(のみ)を直球に楽しめるミニゲームがほのかに好きだったりする訳ですが、本作はまさにそれ。
当世のゲームセンターとかでよくあるコイン落とし……、若干子供っぽいとは思いながらも、単純な挙動が面白くて、ついざらーっとメダル取りまくれるまでやっちゃうよね……
という奴と、大人が遊ぶおさわりモノを、一画面に融合!

つまり画面の左側でコイン落としつつ、隙あらば画面右の女体を弄るのだ……という風変わりな作品。
しかし一応、コインをたくさん落とすと女体の感度が上がり、女体をイカせれば特殊なコインが、左側の台に落下と連携も考えてるし、
もちろんUnity製のリアルタイム3D・物理演算なので、少しずつ少しずつ溜まって山になったコインが、
ふとした一瞬から崩壊、ざらーっと手に入る、あの嬉しさも再現だ。

何故かいちいち手積みからやるし(たぶん必死に目で追いかければ、ヤマの牌がある程度分かる)
懐かしの脱衣麻雀の筐体風UIまで用意されてる、[対戦雀姫RX]とかも買ってるし……なんだろうな、やっぱ好きなんだな、玩具的なもの……。
そういうのは感想書くにしても「楽しかった!」「これ凄くないですか?」で終わっちゃうんだけどね…。
(たぶん感想というより、実況プレイ動画とかが相応しいジャンルなんだろうな…。
エロゲのゲーム実況、そもそも今がプラットフォーム的にハードルあり過ぎですが、
もしそこが解決されたら、案外ここが伸びるジャンルなのかも知れない……。
逆にエロRPGとかは思い切りネタバレになるので、あんまり恩恵無さそうか?)

記事にしなかったけど興味深いもの:


[Twilight Cat’s -猫娘と人間の欲情日記-]


[妖精騎士フィリア]


[素晴らしい休養日]


[敗走のラストダンジョン~屈辱の女武闘家イリーナ~]


[絶頂神楽。~我慢した先で待つ極上の快楽~]


[山賊の紋章]

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

亡国の姫騎士エリス

実は一時期、商業展開もしたりと聞く、知る人ぞ知る[アダルトRPG~TOKYO天魔~]のサークルさんの最新作だ。
今回はサンプル画像見る限り(あっそうか、chobitなら予告からサンプル登録できるのか……、と今初めて気付いた)
本物が感じられる良きドット、見た目からしっくり来る横ACTのようで、確かに期待。

まぁドットは[ぬるぬるドットアニメRPGコレット姫の大冒険]を一部流用……だそうですが、そもそもこの作品がスマイルビルダー製……、
つまり3DのRPGなのに、ウリはぬるぬる動くドットであって、正直、質は高いのにちょっと画面的には浮いてたので、再利用は歓迎と言いますか。
さすがに勿体無かったわねと……。

他の方のブログ

うちに良い文章を感想寄稿して下さっていたさたけるさんが、ご自分のエロ同人ゲーのブログを起ち上げられたので、紹介します。

ドット・人間関係・プロレス。
けっこう独自のポイントが多く、感想を書くのが一苦労な作品かと思いますが、堂々と向き合っておられますね……

エロシーンの見せ方は寝取られではなく、浮気エッチにはまっていく人妻です。

あぁそうですね、一般的なNTRではなく、主人公にほとんど拒否感が無い浮気(尻軽)って事で、初めにハッキリ書いておかなくちゃいけないですね。
忘れがちだが、ここはしっかり……ですね。

ストーリー的特徴は、作中で指示された通りに動くとメインイベントが発生するタイプのため、テンプレート的な抜きノベルゲーです。

本来、この種のシナリオをRPG化するとノベルゲーの雰囲気が残り、RPG好きの私からすると「ノベルで良くない?」となるのですが、本作は別です。

そう、すっぱり書くとADVなんでしょうが、だがそれは悪い評価にはならない。
というのは、その前にしっかりと、

アメリカ風現代に限りなく近いけど、何か違う世界観が楽しめます。あくまでフレーバーなので、そこまで深くは掘り下げてはいませんが、それでも独特の都市での浮気事情は盛り上がりました。

車に乗る時は隷子の乗降用ドット、そして(前に進むだけとは言え)実際に巨大な車をプレイヤーが操縦する快感、洗練されたフィールドマップでの移動など、全般的に世界観が実感できます。

と述べて、丁寧な足固めをしてるからですね……。
読んでて、納得のある段取りでした。
(SF感は本作の要素としては薄いので、何故だろうと思ったものですが、ADVへの言及タイミングで成るほどーと)

プロレス戦闘、整体での回復、各種浮気キャラのドットアニメーションによるサブエッチなど本編ストーリー以外の要素を豊富に用意することで、単なるエロノベルの枠からははみ出しています。

後半になるとエッチな整体も交じってきます。

製品版以後の展開ですが、プロレスで疲労した身体を癒やすためのエッチな整体……!
今作の、”入れてくるべき所に、すかさずエロを入れてくる”この感じ、良いですよねぇ……。

エロとしては、

いちおう夫がいますが、夫とのエッチは一切ありません。序盤でも空気で、さらにゲーム途中からはプロレス関係の雇い主の策謀で出張に行ってしまいます。

後半になると、とある事情でセックスプロレスラーとして働くことになります。そこで指令を出されるのですが、

辺りの過激化、大変シコが捗りそう(セックスプロレスラー……!)
と想いつつ

「お金のため」「夫の出世のため」と納得しながら一歩踏み出して特定の知人とセックスする背徳感と、指令が過激になっても耐性がついていく様がよく分かる物語になっています。

この描写のめくるめく感じ、ステップも大事ですよねえ……。
このサークルさんらしさでもあるかなと。

そしてプロレス……、

序盤はマスクを付けてプレイだけど、後半になると素顔を晒し、さらにトップレスにてプロレスをすることに。移動時も技を決める時もドットアニメーションのおっぱいがプルプル震えています。

トップレスになる頃は隷子の気持ちも趣味のプロレスからお金を稼ぐためのプロレスに変化。

ここも変化するとは少し意外で、かつエロい所ですが(ドットアニメに力を入れてた本領発揮かな)
何かそれ以上に熱い気持ちがするのが、プロレスの魔力であろうか……w
(淫乱になる=男にチン負けするばかりでも無い女性の描き方が、このサークルさんの特徴でもあるかなと思ったり。
むしろ必死に(恥ずかしい姿で)戦う動機になっている……)

プロレス、体験版ではいきなり負けたり勝ったり分かりづらいなと思ったけど、
基本、「相手の弱い部位を見付ける」「そこを集中的に責める」を構築していくシステムだったのかー、とも分かりました。
(だから体験版の練習試合だと「戦意」を削げばすぐ勝てたのかと。そこが弱点だったのね…)
一応RPGの戦闘って事も踏まえると、相当に斬新ですよこれは……

ちょっと分かり辛かったり面倒だったりなんて所を示しつつも、
全体的なじっとりとしたテンポ、「ムラムラする雰囲気」と「本当に行為に至った時の興奮」という本作の特徴を
文章からでもしっかり感じられて、偉いなぁと思いました。

不思議と、他の感想サイトさんの感想も集中した作品。
自分は体験版では「なかなか快適な挙動だ」ってくらいなんですが、

どの敵もプレイヤーにストレスを溜めるようなイヤらしい動きをしません。そのため、敵の挙動さえ掴めば避けるのが容易だからです。

プレイしやすい仕様があり、一部の敵やボス系以外の全ての雑魚は主人公の攻撃を受けると攻撃がキャンセルされ、硬直します。

と踏み込んで考えてるのが素晴らしい。(快適な挙動の理由)

これらから、アクションゲームが苦手なプレイヤーがノーミスを狙える難度に調整していると考えられます。

という結論に至るのも、自然で納得の流れ。
読んでて綺麗だと思いましたねえ……

そのため、雑魚敵に関しては単調になりがち。そこで工夫しているのが地形を一辺倒にしないこと。

にもううーむ、指摘が明快かつ、対策という流れが最小限な感じできっちり嵌まって、気持ちいい文章だぞと
(そう、Unityなら高低差とかもやりやすい……気がしますしね)

各ステージ紹介でその地形の豊富さを見せてるのも楽しい気分でありました(背景きれいだな…)

橋の上でのプレイで敵の挙動はマリオのぷくぷく。だけど状態異常攻撃を持っており、ぷくぷくってこんな強かった?と思ってしまうほど多彩な動きをします。

これも、地形のレベルデザインで変化するもの(最初期のマリオではそこまで複雑にできなかった訳で)
を感じさせてて、良い”気付き”風、プレイスタイル風に綴った文章だなあと。