パワフルな制作環境だったり、ツールの制約の中でこそ練ったり、自分なりの創造性を掴みたいものだが 今週のまとめvol.316

今週の作品まとめ

今週のまとめ

今週(11/10~11/16)の人気だった記事は
1位

事前お気に入り11000越えっ!? と、予告で書いた感想ですね。
まず主サークルさんの絵が目を引く……、それも確かなんですが、同時に共同プロジェクトとして、sugar starさんが入っている事もあり、気が付いたら自然にテンションが上がっていた……という、
実際、相当細かく作られてるのだけど、それさえも殆ど気に掛けない、武道で言ったら”肩の力み”さえも廃したよーな遊び易さになっておりましたね…。

内容的には軽めに遊べるハクスラかなと。
だが戦闘は独自システムで端々に変化を付け、絵の重厚さがストーリーを物語り、ジョブチェンジの着せ替えの率直な楽しさ、そしてエッチ……という牽引力。こちらもやっぱ凄い。

体験版プレイ前は、1万超え~? なんぼのモンじゃい、と喰って掛かるつもりだったのが、終わる頃には、あ、そうだね……これはひとまずプレイしておこうってなるし、
何だったら自分ももっと遊びたいしね、分かる、という最大公約数的な気持ち良さがあったものです。
(これは[フォーリン・ラビリンス -隷属の少女たち-]の体験版を触ったときに抱いた感触と似てるかも)

2位

何故でしょう、最近になってよく伝説の復古というのを目にする機会が多い気がするDL同人エロゲですが、こちらもその一つ。
実に前作は7年半前、今に至る女主人公・エロRPGの礎の一つを作った……と評価も堅いサークルさんが、なんと今週、いきなり登場。

今作は、今の制作環境を測る為の肩慣らし……的な感じも覚える娼館経営SLGですが(スチルや反応が少し薄く、寂しいか)
それでもエロさのツボさを抑えているのは、さすがだなと。
今作とは別に、本格的なRPGも制作されているそうなので、そちらがお目見えした時、
つまり、古のエロRPG制作者が現在のシーンにどれだけインパクトを与えるか……? 楽しみですね。

3位

予告で書いてた作品が金曜日に発売。

18禁タイピングゲー。
調べてみたら、R18作品はDLsite20年以上の歴史の中で、15本という……(その割には専用のジャンルが用意されている)
しかもそれを[お兄ちゃんの半分は欲望でできています]などで有名なエロCG集サークルさんが手掛ける……という事で、これは金字塔になるのか……!? とさっそく予告版をプレイ。

体験版だとエロシーンは無いので(代わりに、ステージやキータイプの打ち分け等のシステムはもう完成しているようで、”これがエロCG集サークルさんの作り方か……”と感じたり)
そんなに秀でたメリットは感じ無いのですが、
タイプが間に合わずゾンビを近づけ過ぎると拘束エロが発生、早く振りほどくのだ! という辺りは、まさにタイピングエロゲーという物でしょう。

広げ方がなかなか難しいジャンルではありますが(下世話な話、どうしても両手は塞がる訳だし……)
やはりこういった物が出てくると、自分も色々考えちゃう、そういう新鮮な空気が嬉しいですねえ
https://super-game.net/archives/matome315.html

4位

予告で書いてた作品が水曜日に発売。

Unity製の2.5Dという趣の、臨場感ある横ACT。
夜の学校、奇怪な見た目の化け物と遭遇、運が良ければ犯され、
悪ければ大口で貪られて一瞬でバラバラに(微リョナ)……
というホラー感。

これは近年のSteamとかのインディーズゲーでも人気な奴だぞという風情を醸しながらも、
このゲームが一味違ったのは、ただ女の子が逃げるだけゲーにあらず。
開始直後こそ死亡&リトライがかなり激しいですが、それでも手探りで学校の全体図を頭に入れ、
金属バッドを手に入れてからは反撃も可能に、あと「コーラ」とかは飲むと一時的に攻撃力が上がるバブアイテムだぞ……
みたいな事もありまして、なんと体験版では化け物をシバき倒し、学校を脱出して街へ。
(ずっと夜の学校で終始するゲームじゃなかったのか、と個人的にはかなり意外でした)

しかしここも人っ子一人居ない寒々しい街なのでした……
少女はこの世とあの世の境に来てしまったのか、まぁそれは置いといて、とりあえずハンドガンをGET。
と、「近年のホラーゲーぽい世界を臨場感たっぷりに次々見せてくれるのだけど、それはそれとして、
少しずつ安全を確保しながら強くなっていく探索ACTでもある」
と、なかなか意欲を感じる、面白そうな取り合わせになってましたね……
https://super-game.net/archives/matome310.html

5位

予告で書いてた作品が先週の日曜日に発売、でした。

初めの予告発表から割と長かったり、そもそも前作[Gate of Windnest -隷属の少女-]が売れてるというのもあるでしょうが、現在の事前お気に入り6300……!
これは、とプレイしてみたものですね。

この体験版自体がダイジェスト、見所をてきぱきと説明するもので、なるほど、そんな所からも上手さを感じました。

奴隷少女という、”何しても良い”二人のヒロインを連れ、ダンジョンに挑む。
和姦に努めても良し、お構いなしに恥ずかしい衣装を着せたり、調教したりのムリヤリ方面でも良し、
そしてやり込みを窺わせるダンジョンでは新しい衣装や、嫌がってても調教で強制絶頂させる道具を手に入れたり、街では好感度を上げる為のアイテムも購入……と、
なるほど、やり込み(こちらはこちらで人気がある)+ヒロインを弄くれる嗜好の融和が、よりハッキリと分かる感じ。

[ダンジョンタウン ~遺跡の森と夢魔の薬~]や[SEQUEL colony]が浮かんだりして、なるほど、腑に落ちたものですね……
https://super-game.net/archives/matome313.html

PVランキングに入らなかったけど面白いもの:

[銑鉄の探索者][放浪都市]など、どこか乾いたドットワークの横エロACTを作られて来た、サークルさんの新作。
今回はモフモフきつねコンビなのかー……と体験版に取り掛かったら、これがのっけからRPG様式なプレイ感で、相当意表を突かれましたよ……。
これ、アクエディ4製よね……、こんなん出来るのか……? って。
(しかし思えば、RTSぽく従者を自動で戦わせる[Ethereal LegioN]に、[放浪都市]もひたすらスローライフっぽく廃材を収集する感じでしたし、
ツールの制限を逆手に取りつつ、変わったゲームを作るスタイルは以前からかもですね……。
パワフルなツールや制作環境も素晴らしいですが、同時に制限があるからこそ、その中で出来ないかとアイデアを捻るというのも、事実の観測として……否定できない事ですね)

ゲーム的には、二匹で一つとばかり、コンビを組んだ主人公達を動かして、敵の群れを切り崩し、森(ダンジョン)を探索していく見下ろしARPG。
片割れがリロードする時は、自分がカバーに入って隙を無くすように務めるべきですし、またその場所の地形を活かして罠を張り、敵を足止めしたりも……。
視点こそトップビューとなっていますが、その感覚は何となくリアルタイム3DのTPS、集団戦をやってる趣きさえありました。

まさに磨き抜かれたという感じがする、密度高いドットで描かれるステージ、探索で見付けた武器で、こんなに強くなったぞー! という所も抜かり無く。

ただし敵に接近を許してしまうと、そのまま犯されへ……。
しかも二人のきつねはそれぞれ♀、♂ですから、まんまん・ちんちん両方を楽しめる、という具合なのでした。

これはそうですね、今週一番の”めっけもの”感あるというか。
余人は殆ど気付いておるまい……このゲームの良さを……みたいな所がありますね。

基本は女体化された(探偵ぽい)主人公が、因習溢れる村の事件を追っていくADV。
エッチ的には女の子の肉体に変化したのをしげしげと眺めたり、弄くったりのTS的なソフトエロに、
証拠を突き詰められても吐かない容疑者を(感じやすいカラダに溺れそうになりながら……)H交渉で吐かせる、とかまでありそうですが、
この要所要所に挟まれるアニメがやたらと細かくて、感動するのでした。
(でも作品説明にはchobitのPVを載せてなかったり、勿体無い……)

セルアニメっぽいくっきりした塗り分けによる、
戸惑いながらのパンツ脱ぎっぷりや(脱衣アニメの細かい描画……良いよね…)
しげしげとすじまん観察っぷりを堪能できる……。
またADVとしても、疑わしい相手の発言の矛盾や、証拠を突き付ける推理バトルなどもあり、良いアクセントになっていると思います。

若人よ、かつてフリゲ文化という物があったのじゃ……
エンターブレインによる、インターネットコンテストパークという大会が毎月のように開かれ、3分ゲーコンテストとかもやや前後して、この時期に行われておった……
(しかしその文化はやがて、大手のコンテスト開催がほぼゼロになるまでに萎み、入れ代わりに出て来たのが同人エロゲの黎明期……と私は認識してますね。
最近はまた、何だかんだニコニコ→商業作品とかの展開があったり、フリゲ文化もまた盛り上がってるように感じますね)

あの頃のフリゲの花形だったのがそう、HENTAI FILMのゲーム群であり、その作者さんがなんと10年ぶりに(一応、散発的に再開したりはしていましたが)
本格始動を告げたのが、前作[2号三昧]だった訳です。

本作はそのお礼、ファンディスク的な位置づけのようですね。
(”本当は0円で配布したかった”ようで、体験版でも95%くらいプレイ出来ますし、前作のパスワードを持ってると残り5%、別アプリもそのまま遊べると)
ぶっちゃけスゴロク部分はR15、セミヌードのお色気止まりなんですが、それにしてもワクワクするドット技術は健在……。
(これはかつての携帯ゲー、i-modeテイストなのでは? なんて見識も飛び出す……。)

あと個人的に注目なのは、前作[2号三昧]は昔懐かしいRPGツクール2003での制作でしたが、今作はCF2.5で、しかもスゴロク……とかなり面倒臭そうな内容も手掛けていること。
この作者さんのドットワークを活かす手段として、ACT系もあるのでは……と思っていただけに、これは将来的にも(また)固唾を呑んで見守りたい、取り組みを感じたのでした。

[エローン大君さん]に書いて頂いた製品版の感想ですね。

このサークルさんの唯一のネック……として、割と作品ごとの(見た目の)違いがそんなに差が付きにくいってのはある気がして、
今作は横視点のARPGかー、前作[おねショタACT スマッシュボーイ]はベルトスクロールアクションだったけど、その(ウディタ上の)エンジン的な事を再利用したのだろうな……くらいに思っていたのですが、
これが話を聞くと、本当にきっちりと収めてくる、
むしろ前エンジンを続投した利点だけがあり、”ARPGらしい”仕様とは何かというのを
がっちり煮詰めてある……と強く感じさせられる物のようなのです。

ARPGとして、いつにない(それでいて、過去作でチラホラと匂わせていた)設定の重厚さから始まるストーリー。
ダンジョン探索の切れ目はテンポの良い設計、
敵の通常攻撃は(マザー2のような)ドラムロール式のHP減という異例さに、
有利・不利、戦う状況がどちらに振れても別々の戦い方があるシステム、
想像の上を行く武器種類の数々、
あと感動したのは、サブクエストをこなすと、今まで(舞台である、夢的な存在の象徴ぽかった)シルエットのNPCが姿を現す……とかだったり、
あぁこれはデザインの面でも、ゲームの進行の面でも分かるなぁ……と何か深く感銘。
そこまで細かく気を配られた設計に、深く頷いたものです。

そんなこのゲームの深さを、真っ向からゲームルールを紐解きながら解説、
もちろんエッチ要素の分厚いボリュームに触れる。(エッチアニメはLive2D……)

初見の人も、既にクリアした人も楽しめる感想なんじゃないか、
何か昔のゲーム雑誌の記事というか……、正統な感想の楽しみってのを思い出す仕上がり。
良い感想だと思いましたねえ……。

ところで私は(信じられない事に)このブログのアフィの売上げで生活をしている身なのですが、だんだんこのブログもきつくなって来ましてな……まぁ自業自得なんですが。
そういった訳で、大君さんに感想寄稿をお願いするのも今回が最後になってしまったのです……(少ないとはいえ、ご依頼料を払っているので)

これからは自分も製品版の感想書かねばならん、前の様にな、と思いつつも、
まぁぼちぼちとした運用が続きそう……

記事にしなかったけど興味深いもの:


[ぶちこめ☆ハイキック!追加パック~おじさんのお部屋~]


[ラブラブ!マイばでぃ:クロス]

DLチャンネルにもやたらと熱がある記事がある、それがラブラブ!マイばでぃなのだ:

私も前版はプレイしているが、全然プレイ時間は短いのだ……


[貧弱アクマと極上セーシ -貧弱勇者II-]


[RAW MEAT]


[淫魔街からの脱出〜獣化&ゾンビ化調教〜]


[私の森の家]

アップデートとかのあれ:

[むっち無知 カンちがいなか生活]


[NTRヒロイン クリスタルミナ]

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

アルテミスパール~海賊姫ルビナと幻の秘宝~

おぉ、[くノ一椿][PrincessProject -プリンセスプロジェクト-]、最近では純愛SLGとして[Charming Mate ~女王サキュバス育成日誌~]
一躍ゲームサークルとしての立場も確立した、商業同人さん。

最新作のエロRPGとなる本作は……海賊!(と、騎士のWヒロイン?)
海賊娘は良いねえ、なんとなく好きだね、というのと

まずは採取&クラフト!

海賊船を大きくしよう!

おお、これは普通にワクワクする要素だぞ……

アリアと迷宮の秘密

サークルさんの過去作にも出てるキャラを、メインに据えた最新作と。
(今から入るなら、体験版でゲーム部分が全部できるという[アリアと地下ダンジョン]をプレイすると、手っ取り早いでしょうか)

作品説明からは微妙に伺い知れませんが、ローグライクっぽいとも聞き及んでおり、ちょっと期待が膨らみますねー

閉鎖エリア ブロックZ

うん、ティファ(旧衣装)だねw
とはいえ前作[僕の探検隊]も結構、不思議で新鮮な探索アクションゲーム感ありましたし、エロ面で満たしてくれれば、なかなか面白そうな。

手広く展開してる海外系サークルとして、本体のアリバイさんは解散された……ようですが、これが記事中にある「旧アリバイエンジンを使っている他のサークル」という事でしょうかね。

他の方のブログ

うちに良い文章を感想寄稿して下さっていたさたけるさんが、ご自分のエロ同人ゲーのブログを起ち上げられたので、紹介します。

おお……自分も”同人エロゲ的には[ボクの奴隷娼館]に連なる、ああいう、ビルをね、ずっと建て増すようなSLGの流れね”と知ったかぶれるんですが、

本作は「Fallout Shelter」などいわゆるブロックを組み立てて発展させていく系統の経営ゲームで、

こういう時に、さたけるさんのバシッと的確な知識は有り難いのだ……。

読んでて思ったのが、なるほど、本来はたっぷり時間を掛けて遊ぶジャンルだけど、小規模でエッセンスだけ楽しめる……って、案外エロゲとして狙い目なのかなあと。
マインクラフトとかもハマったら楽しいだろうけど、どうも尻込みする、クラフト部分だけを良い感じに楽しみたい……とかあるかもだし。

その意味で、私も体験版を触った時から何となく察してましたが、

次から次に施設解放、解放された施設をエリアにどのように配置するか悩む時間など含めて忙しさで一杯

上に上にへと建て増していける訳じゃないので、配置を考え、詰め込めるレイアウト・デザインを考えるようになる、と。
言うなれば、盆栽みたいな楽しみになってる(?)のは、結構面白い変化かも。

一応、風俗施設(エロ)の拡大アニメーションもあるんだーと頷きつつ、

あと、会話がコミカルで非常に面白いのだけど、ゲームのメインでないためか会話イベントそのものが少なかったので個人的にはもう少し欲しかったかな。

おぉ、これは勿体無いなと……。
会話の緩さと絶妙なやり取りセンス、開幕から引き付けられるし、何だったらメインコンテンツになるまであるのに……とか思いましたね。