上手く噛み合わなかったなぁという売上げの新作もあれば、毎回安定のサークルさんもあり…… 今週のまとめvol.324

今週の作品まとめ

今週のまとめ

今週(1/5~1/11)の人気だった記事は
1位

予告で書いた作品ですね。
香る少女っぽさになんとも心をくすぐられまして、この良さは一体どうした事だ、と考えた時、
もちろん絵柄もあるでしょうし、おしっこやシャワーなどの日常ソフトエロシーンが用意されてるのもそうでしょう、
しかし一番は(あちこちに居る)変態のおっさんがハァハァ→「(一瞬、訳が分からずたじろいだ後に)気持ち悪い!」みたいに、ちゃんとセクハラ&女の子の反応、という流れが確立しているからなのかなと。
相手あってのセクハラなんだ!
無邪気に屈んだワンピースから桜色の乳首が見えそうになり、「お、俺はロリコンじゃないぞ……」と言い訳しつつも目が吸い寄せられる道具屋、なんて、少女の瑞々しさを最大に強化したシチュではないか、と。
(”本人は意識してないのに魅力を発し過ぎていて、ただ生活のふわっとした一瞬で惹き付けてしまう”訳で、これが少女ならば本作、大人のお色気女性ならば[Bewitching sword]って事になるのかもと。
見た目は全然違うようで、実は似通ってるのかと)

乙女シートを着けるとふわふわして気持ちいいので能力UP(ちゃんとシートのスチルもあるというこだわり)なんてのは前からありましたが、
女の子がソレを呼ぶ時は「乙女シート」なのに、男は「パ、パパンティーライナー……」な訳で、その呼称の違いに気付いて、改めておおっとなりましたよ……そういう所なんだな。
(今作でその描写の細かさに気付いたのですが、前からこういう事やってたかな……?
今作、少女の瑞々しさの強調と、それへのハァハァ目線がずいぶん向上しているように感じました)

そして女として開花(淫乱化)してからの、天然だけど魔性、まさに魅惑の少女という感じを予言するように、
体験版でも「おじさんが私の胸を見ようとしてた」とそんな悪意無く告げ口しようとして、
家族ありの男を結果的に破滅させようとしてたり、
カップルの男側に話し掛けて、彼女をイライラさせたり、
おっさんだけかと思えば、ショタには自分から行きそうな気配があったり。
同サークルさんはエロの多様さもウリだったりするのですが、単に幅があるというだけでなく、必然性がある、という所も垣間見れましたね。

あとRPGですから戦闘中エロとかもありますが、特にボスの敗北エロ。
「犯されるんだけど、敵モンスターのペニスが細長いので、処女膜の隙間から挿入され、実質処女のままレイプ(処女なのにたっぷり中出しされる)」
というのは、初めて見ましたよ……

分っかるかなぁ、俺は分かると、玄妙なフェチさが癖になりそうな作品でしたね。

2位

予告で書いてたものが、木曜日に発売ですね。

表紙からして孤島、ホラー、お姉ちゃん愛、レトロ……!? と気になっていたのを予告プレイ。(ちょっと[腐界に眠る王女のアバドーン]も連想したり)

プレイしてみると少し前の商業エロゲを忍ばせる高いクオリティのスチルで驚き、
更に繰り返し説かれる孤島の風習、地元の村民からは忌避され、
「命をも落とす」なんていう主人公ショタとお姉ちゃん、”二人の愛”が試される儀式に挑む……。
舞台装置だけでもピンと来やすくて良い感じですね。

そしてエロとして映えるのは、
そこに「初日に貞操帯を付けられてしまい、以後ガマンし続ける(儀式は8日に及ぶそうで、これはかなりキツイですよ……)」
「その上で、誘惑して来そうな島の女性たち」
「貞操帯の勃起メーターが反応したら(射精じゃなく、勃起してもダメ……)”処罰”と呼ばれる性的陵辱」
という、ホラーのゾクゾクにプラスして、Mなゾクゾクっけを上手く合わせてる事でしょうか。

果たしてショタ主人公は、儀式に耐え、お姉ちゃんを守れるくらい強くなれるのか……。
体験版だとまだ本格的なルーティン、RPG部分はほの見えるだけでしたが、なにより昂ぶっていく物語感があって期待でしたね……。
https://super-game.net/archives/matome313.html

3位

予告で書いた作品ですね。

いわゆる[ルゴーム砦の脱出]のシリーズの第三弾。
初作はまさにゲームブック風の記述に脱出をメインにしたエロRPGとして、エポックメイキングな出来。
続く2弾目は今度は”逆”、つまりお宝目指して潜入だ……とそんな手で来たか、なんて唸りました。
そしていよいよ舵取りが難しそうな3作目、どうするのか興味深く触ってみましたが、
この作者さんは本当に地力があるなぁ……と痛感する結果になりました。

今回は(他のエロRPGでも稀にある)まさかの無人島シチュ? と驚かされた後に、
実はその島は海賊のアジトで……とごく自然に潜入に移行。
脱出の為に必要な食糧集めで、恐らく無人島的な所も活かされそうですし、
「一人で脱出するか」「捕らえられてる人を全員助けるか」と複数の目標も提示、
もちろん例によってステルスで見つからないように進み・もし見つかってもお色気で何とかする、といったゲームプレイに、解き方が幾つも分かれそうなアジト内の探索ですよ……
それだけじゃ続きモノとして少し弱いというのも分かっているのか、
今回はツールがツクMVに変わった事で、なんと初めて喋る! Hはアニメも! というパワーアップも。

ルゴームぽいステルスであったりフォロワーの作品って色々出てる訳ですが、
やはり本家、と唸らされるような予告となっておりました。

4位

昨年から、かつて名を残したサークルさんが突如復活する、という事態が相次いでいる訳ですが、
昔々……そうですね、2011年頃にDLSiteで検索してると、
かなりインパクトを残していたのがこのサークルさんだった記憶があります(実際売上も、当時の規模を考えるとかなり良い)

2011年を最後に活動が途絶えており、しかし作品そのものの魅力はある訳で
「今の若いモンは知らない、隠れたネタとして新作に使おうかな」
くらいに企んでいたのですが……ここで驚く事に、新作の予告が!

体験版は動作確認としながらも、まぁゲーム開始して即(数十秒)で驚くと思います。
疑似3D(ダンジョン移動じゃなく、バイオハザードみたいなカメラアングル固定で、部屋の奥や手前へ行く)をADVツールでやってる……!?
だがこれがキワモノのアイデア狙いかと言うと、そうでないと分かるのは、
バイオ1とかもそうでしたが、固定画面での移動ってやはりある種の心理効果、例えばホラーとかに向くんですね……
本作はホラーではありませんが、まるでヒッチコックもかくやみたいな大胆な画面構成から繰り出される、圧倒的に不審者のおっさんたちの存在感が強い。
そして巨大なグラフィックで操作する訳で、おっさん達に翻弄される女児……という所も、格別にしっくり来ておりました。

移動→出先におっさんが居る、居てエロイべ、という流れには
ほんのりと(私もよくは知らない)windows98辺りのアドベンチャーの空気も感じたのですが、エロRPGが全盛となってる今、改めてその意味を深く噛み締められるような……。
その意趣の意味はきちんとあって、この形式ではこれが正解なんだ……と深く納得しました。

復活したかつての名サークルさんの中には、なかなか最近の流れに付いていけない……というのを感じさせる向きもあるのですが、
こちらは何を悪い事があるとばかり、当時そのままのツールを継続使用(既に開発終了したLiveMaker)というのも、一本筋があるものを感じるなぁ、と。
(その上で奇しくも、エンドレスゲームである=終わりが無くてぶらぶらし続ける、というのはどうも題材は昔のゲームから取ったようですが、むしろ最近でもそういうのがヒットしてるのですよね……。
懐古が一周回って新しい、と偶然性さえ覚えます)

5位

価格によらず、対象作品ならどれでも10個で4400円ぽっきり! さぁ詰め込め……!
最近のDLsiteは割引ばかりやってるじゃないか、勢いが付くのは分かるけど、それだと定価で買うとなんか損した気分になったりして、
なんだ、足元が危うくなるんじゃねえのか? などと危惧してたところ、
欲しかった「アイデアのある割引キャンペーン」が来たので、急遽書いてみました。
割引もクーポンも毎度毎度だと、何か義務じみたルーティンみたいになってしまいますから、ここでの楽しさの仕組みは重要ですよ……。

記事中にも少し書きましたが、これが俺の福袋だっ! と開帳したり、人にあげたり出来ると、更におもしろ感も出るかなぁ……と。
従来の割引が単なるセールなのに対し、むしろこれはDLsiteからの、こんなのどうですか、というプレゼンテーションの機会と捉えても良いかも知れない。
DL同人も、もっと柔軟に広がっていけたら良いですな…

PVランキングに入らなかったけど面白いもの:

これは目立つ要素もあり、ちゃんとしてるなぁという部分もあり、良い取り合わせの作品だなーと感じました。
まず目立つ所としては、ヒロインがモンスター娘、しかもラミアという……。
そして最近でも[妹!せいかつ ~モノクローム~]とかエンドレスの育成的なSLGも出まして、やはり巨大な人気となっている訳ですが、
本作もラブを持って育成を行う、つまりモン娘育成なのですよと。

更にそこから一捻りの特徴として、バストサイズが極貧から始まり、育成で大きくすれば
見た目のサイズも変化……と、そういうのあると嬉しいよね、という一点が。
更に「モラル」値が下がるとギャル化するぞ、なんてのは、
かつての伝統的な娘育成SLGを偲ばせる。(プリンセスメーカー)

錬金コンテストと美女コンテストのどちらかで勝つのだ(後者では恋のライバルも登場するぞ!)とか、育成には不可欠なヒロインの健気さ、でも端々にモン娘としての描写も意識させたり。
これらを揃えながらも、見せ方としてはテンポ良く、良い采配だと思いましたね。
(おまけに価格も安め……という)

よく考えて作ってあると思う訳ですが、でも作品として売れるには諸々が優良といった所よりも、
本作であるなら、モン娘好きな人の心をもっとくすぐるデザインとか、逆レ搾精とか、
欲望を刺激される一点突破の方が、突き動かされる人は多いんだよな……とかも常々考えてしまう所です……

[Little Life]とか[コッペリア・カンパニー]とか色々頭によぎりつつ……。
こっちの作品よりあっちが売れてる、なんでだろう、なんて安易に比較して、
大概は戦略やら属性やらで括って納得しようとする訳ですが、
本当は5000DL売れてる作品ならば、5000人分の買った理由が集まり、その結果、起きた現象であるって事が全てで、
それは「たまたま目に付いた」が5000回繰り返された結果かも知れないし、
あるいは数人の熱烈なファンがめちゃくちゃ布教しまくったのかも知れない、
もちろん、そのゲームの掲げる要素が5000人分の心を動かしたってのもあるでしょうし(人が購入するという事は、本音で考えたという事だ、とかも言われる)
あるいは過去作でのファンが初めから1000~2000人くらい居るので、認知度が違ったとか、理由は複雑に絡み合っているのですよね……。
(まぁ”理由は色々”じゃ結局何も分からんやんけ、というのもまぁ分かるんですが……)

記事にしなかったけど興味深いもの:


[ファックリング!!女警官をリングの上で屈服させろ!!]


[女騎士アメリアと闇の組織 ~リアルタイム3D拘束シミュ~]


[ワンダーM]


[アソビメ]


[ゴブリンと性交]

アップデートとかのあれ:

[紋章騎士ノルド ~隷装の騎士編~]


[撃電妖異譚-AE1-]


[発情バニーハナ]

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

悪魔の石板と呪いの犬姫

写実的で生々しい背徳感があるおさわり・ロリ犯しアニメという[Lost Life]のサークルさん。
(今見たら想像以上にDL数が伸びてて二度見した……。ご時世的に厳しいロリ・レジスタンスが楽園を見つけて集まったのか、当初から多言語対応だからか……?)
今作もおさわり……なんですが、過去作のようなタッチは潜め、思い切りアニメ風に?
だが

悪魔と神経衰弱勝負!

MWS (Magic Word System)
ランダム会話システムを新しく搭載。

とは一体……。海外サークルさんだと思うんですが、新しい事をしていこうっていうのは良いですな