世間のカジュアルさを、同人エロゲもどう咀嚼していくか 今週のまとめvol.346

今週の作品まとめ, R18

今週のまとめ

今週(6/7~6/13)の人気だった記事は
1位

先週から引き続きランクイン。

世間的にはどれだけの知名度なのかちょっと測りかねるのですが、少なくとも昨今の「ドスケベ女肉(なんだそれは)」を好む界隈では急激に支持されてる作者さんという印象。
(過去作CG集、[褐色むすめ夏季ちゃん~真夏のお留守番編~]は確かDLsiteのトップページでも推されてましたし、商業から単行本も出されてますし)

そんな作者さんの次の一手は……エロRPGだ! という訳で、OLさんぽい感じが良いのか、作者さんが割と長らくテーマとして扱っている東方の幽香をお供に、見下ろしACTの感じでダンジョン制覇。
すると幽香の”貞操や性常識を司る”欠片を破壊できる……という段階エロなのでした。

エロRPGとしては初制作なのでちょっとフラグが分かり辛いかな……って所はありつつも、
まぁ最近の易し過ぎるのに義務感を覚えたりする身としては、自力で見つける達成感も悪くない感じか。
そしてなにより、見てると何か猛烈にシコりたくなって来る、魔性のドスケベ肉体はやはりこのサークルさんならでは! という感じが致しますねえ……
https://super-game.net/archives/matome345.html

2位

予告で書いたものが、水曜日発売。

”ローグライト”、更にWAIFU……! なんだろうこれは、と只ならぬ物を感じて予告でプレイ。
遊び終わった後は、「凄い物を見た」とテンション上がる想いでしたよ…(むろんまだ体験版ですが)

言うなれば、サイコロではなくマス目の(イベントが)ランダムのすごろく、そこで手に入るアイテムをどのタイミングで上手く活用するかっていうTRPG的なバランス……
とも表せるかと思うのですがともかく、起きるイベントってのがエロ、エロ、エロばかり!
NPCのエロ、出くわした事態にとりあえずチンポを出してみるみたいな選択肢の多さ、
相棒(WAIFU)とはいつでもセックス出来てその乳に溺れられる頭ピンク加減でエロテキストも濃い、
出て来るキャラも巨乳におっぱい、爆乳、超乳だらけという飽和度。

そしてそんなにも関わらず、凌いで進んで行けば、何やら壮大なストーリーも分岐・展開していく。
いかにもエロの為にカスタマイズされたという作品っぷりなのに面白さもあり、
まさにローグをこう解釈したかみたいな……解釈自体に驚嘆する、すなわち『ローグライトという風潮』なんだなあ……と。

やたらと情報が並列的に入って、ちょっと慣れが必要なUIとかもそうですが、
そうか、これが(こういう才能が)今はウディタ製から出るのか……という何やら感慨めいた物もありました。
https://super-game.net/archives/matome341.html

3位

概要の説明から、只ならぬ物を感じていた作品を予告でプレイ。
エロRPG文脈で言えば”戦闘エロ中心”に類する物だとは思いますが、いやそれにしても、新しいこだわりが抜き出ていると感じましたね……

霊能力者が除霊の様子を配信して宣伝する事にした……という場面に特化したバトル。
毎分ごとに起き、近付いて来る怪異に、
霊との距離間を正面・背後と気を付けつつ、マウスだけで遊べる、カジュアルでもあり、デフォとは明らかに違いのある戦闘。

グラフィック的には、認識阻害能力で顔がぼんやりと見えなくなっている(マネキンのような白塗りの表情を、基本立ち絵に持って来るという異例さよ……)
実は浴衣さえも霊能力で形作っている……という事で、
もし群がる色情霊に接近を許し、”集中力”を削がれる事があれば……と。

霊系のエロだけあっての操り系のエロとか、通常では得られない様な連続絶頂、
”認識阻害さえも忘れるほどに乱れる”という表現の活用であったり、
そうして明かされた本当の顔も、容赦なくネット配信されている、
負ければどんどん性的に弱くなる”霊障”を負ってしまう……
という、ホラー系と配信シチュ(+戦闘中エロ)の上手い取り合わせに感嘆でした。

youtuber的な実況プレイとかと相性良いからでしょうか、昨今ではホラーフリーゲームとかが人気だったりもするのですが、
そんなカジュアルプレイの時代の波とかにも合ってそうな……
(まぁばりばりの18禁エロゲなので、実況プレイする猛者は現れないかと思うんですが……。
いやこの辺り、海外だとポルノと一般ゲームは厳密に切り分けるんですが、
日本では「面白いものを何でも混ぜ合わせたら最高やんけ!(カレー+ハンバーグ美味いやんけ!)」の精神で、エロとゲーム性が渾然一体になってるのが、今の同人エロゲが置かれてる状況かと。
だからホントにエロゲOKな実況配信サービスが待たれるんだよなあ、
こういうのが見えてる隙間なのに日本のIT、ニコニコとか何やってるのかと……(昔、ニコニコR18とか言ってAV会社と契約してたかと思うんですが、今は解消してるんですな…)
いわゆるクレジットカード会社は完全に海外だから、そっちで目を付けられたくない、みたいな事なんでしょうかね…ぐぬぬ)

4位

ふーむ、肉感ある素晴らしい立ち絵・エロスチル、
ドットエロアニメも、レトロな物としては昔のPCゲームぽさを懐かしみつつ、エロシチュを強調する構図で良いな……
ゲーム部分もまぁ、アクエディ4製なのに見下ろしACT、壁やら障害物を壊してアイテムを次々と獲得、ゴールを目指すのだ、という意外性がある、
と局所ごとの素材で見れば、クオリティ高くていかにも興味は惹く感じ(まぁヨガチカ……ぽいというか)

ただ予算がそこで終了となったのか、素晴らしい絵は面クリア後のHシーン……というより、イラストのみの表示で、ゲームとしてもまぁ、これを延々ずっと繰り返すんだろうな……と底が見えちゃう感じが窺えたりも。
あともう一段・二段のこだわりや捻りがあれば、確実に名作になりそうなのに(例えばヨガチカリリースでも、単純に制作者が報酬に見合わない形で頑張りまくった[氷晶の迷宮]とか思い出す)
そこはスルー……って辺りに、まぁ侘しさ、どうしようも無さも覚えるでしょうか…。

5位

気持ち悪い! と心では思っているのに、肉体の疼き、そして女友達からの勧誘……なんていう組織ぐるみで精液中毒に染まっていく[精液中毒]がエロかったサークルさんが、エロトラップダンジョンを! と気になり、予告でプレイ。

片道を1部屋ずつ進み、エロイベントをランダム抽選→その反応というシンプルながら、
段階の多さ、同じエロイベでもその時負ってる性ステータスで分岐する(『触手壁』に対し、”頭がおかしくなる!”という感度1000倍状態と、自らんほぉっと楽しんでいく淫乱ビッチ娘状態…)
……などの反応の多さ、何より5分も経てばもうド変態! みたいな、加速度的エロ嗜好のエスカレートにはさすが、と頷いておりました。

見れば自分のエロトラップダンジョン作品[ありすの乳頭エロトラップダンジョン ミルクバースト!!]の発売とかよりも更に前、1年半前以上に予告を開始しており、支援サイトで公開してはシチュを組み込んで行く……という形態だった様子。
なるほど言われてみればエロトラップ、そういう方法とも相性良いんだなという、
一つの可能性も見せて貰った気分でした(そうなると、製品版ではここから鬼のようにエロイベや状態増えるんだろうな、と思うと凄そう…)

PVランキングに入らなかったけど面白いもの:

言葉の壁がまだ薄いぶん、本気で活路を開こうと取り組んでる海外サークルさんが最近、エロACTに多い印象。

2段ジャンプ・空中ダッシュ・空中での必殺技発動・降下はゆっくり・落下攻撃も……なんて高スペック仕様で、
実際、空高く打ち上げた敵にボコボコ打撃コンボを入れられる暴力魔法少女の横ACTだ。
軽快な操作性もですが、それ以上に本気を感じるのがボリューム。

女主人公なので敵の男やモンスターに犯される……は勿論、女の子敵ならレズっぽい犯されも。
果ては倒した女の子に対し、触手的な犯し(つまり女主人公→女の子敵へのエロ)もあり。
敵一体につき複数の犯しパターンがあったり、感じて来るとただピストンが速くなる……みたいな速度差分だけじゃなく、
もっと大胆に体位が変更したり、ステージクリア後にはスチルにより弄くりイベントエロもあるぞと。
(説明によれば敵は全部で49とのこと。それぞれに複数犯されがあるとすれば……?
とんでもない数になりそうな)

そして拠点では装備や、ポーション、投げて敵を巻き込める爆弾などのアイテムも作成できる……と、ゲームプレイ的なボリュームも忘れていない。
(そもそも結構な広さを持つステージが全部で9というのも、割と同人では抜きん出た規模のような)

RPGでは最近、集団制作体制も試みられたりしてますが、エロACTではまだ個人の職人の感性に頼ってる感もあるのが、同人エロゲ界隈。
これはうかうかしてると、道を固められそうだ……なんて危機感も覚えるほどでしたよ。
(まぁどこの国が作ろうと、日本のプラットフォーム上で展開されるなら大して問題ない気もしますが……
このままスムーズにSteamに移行されたら辛いですね、まあ現在の理不尽規制的にはそうはならないと思いますが…)

ううむ、DL同人エロゲも吸収合併(?)の時代、個人から小規模な会社みたいになるのでしょうか…。
そもそもACTってのが、リソースが大変な世界だからってのもあるかも知れん。
(ヨガチカも、ACTでは結構良い評価を受けてますしね…)

今週の製品版感想!
なんと12年前の作品となりますが、しかし今でさえ類似の作品を見ない
「ロボットによる格闘ゲームで、しかも18禁」
という内容なのだ。
(記事中では家庭用の例として、[機動武闘伝Gガンダム]とか挙げていますが微妙にネタ枠、
普通は[サイバーボッツ]か……と書き終わった後に気付いた)

超絶巻舌の英語コールによるメタル感?
禍々しさと生体ぽさも兼ね備えた様な各機体のデザイン、
格ゲーの標準からしても重々しい攻撃、当たれば破片は飛び散り蒸気は吐き出す。
一時期の彩京というか、萌えとはやや異なる、かつてのゲーセンにあったようなエロい娘たち(脱衣麻雀ぽい?)
そしてダメージがパイロットの各コスプレ娘に反映され、おっぱいがブルンブルン揺れる、
とセンスが織りなす全体の魅力を、余す所なく書いてみた所存です。

現代の視点からすると、エロ的なボリュームは物足りないでしょうかね…(いわゆるムフフ止まり)
しかしやり込み要素で満足感を設けようとする姿勢にも、ゲーマー的な魂を感じたものです。
このイズム、感性なんだ。
昔はここに、確かにそれがあったのだ。
これを今の我々がどうしていくか、って話なのだ。

次は今週のPVランキング2位、脳内ドピンク爆乳乱舞なローグライト、
[Touring With WAIFU ~~幼馴染嫁と行くいちゃハメ魔王退治の旅~~]を途中までプレイしたので、その製品版追記という形になると思います。

記事にしなかったけど興味深いもの:


[QrinSway03 催眠編]


[私の雇い主は変態店長 -お金が欲しいからどんな恥ずかしいことでも・・・ヤリます!- 2]


[トラブル・トラベル ~精霊の道~]


[シエルと淫堕の魔窟]


[黒衣のおしごとっ!]


[冒険者の里帰り]


[Stray Cat Girls!! 終わりの雪と石の世界 (製品版)]


[アーチャーさやちゃんのゆるい大冒険]


[ゴースト・アイ]


[赤い妖精]

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

淫魔のトラップアイランド

月の水企画さんの、エロトラップだ!
嗜好的にあまりお乳が大きくない少女感、そして罠は触手系が多そう……つまり安定だ。
短編としての仕上がりも上手なサークルさんなのですよね…

八重ちゃんの巫女さん奮闘記

直近だと[少女勇者]、ちっちゃくて、お目々がまんまるした可愛らしい子が、
立ち絵犯されとかで石化だったりのマニアック、あるいは異種姦で酷い目に遭わされちゃう! という嗜好の、サークルさんの最新作。
今作は、何か漂う……総決算感…!?
原画は7人、声優さん21人、登場キャラ40人と……!

予定価格は未定となっていますが、かなりの大型企画になりそう。気になるところです。