コロコロ変わる所もあるからこそ、サークルイメージってのは大切なんにゃろか 今週のまとめvol.358

今週の作品まとめ,R18

今週のまとめ

今週(8/30~9/5)の人気だった記事は
1位

予告で書いたものが(先週)日曜日発売。瑞々しい絵……!

“90年代頃のゲーム雑誌を思い出す絵柄”なんて書きましたが、果たして伝わっているのか……(企画連載の挿絵とかでこういう立ち絵の感じの、あったよね、ね? コピックで塗るようなさ……)

そんな恐らく長年のベテランじゃないかなーという方が描かれる絵、どこか懐かしいんですが、水彩みたいな瑞々しさかと思ったら、一枚のHスチル絵では最近のデジタル的な良さも取り込んでおられて。
とかく皆がオシャレ感覚でビキニアーマーを着ている世界ですので……、
そのデザイン性も含め、あぁ上手だなあ、可愛さが、まるで砂糖がふんだんに使われたケーキのように(?)飽和している……!
飽和している可愛さ……! などと、いちいち震撼しながらプレイしたのでした。
(これだけ描いて、全然最近デビューされた方だったら、すっごい恥ずかしいな…)

RPG的には、すぐ魔王の襲来が、世界の危機が、と期待してしまうのは悪いクセで(まさしく自分もそうでした)
年寄りばかりの辺境、イケてないテント村集落から、都会への冒険を夢見る女の子たち……というのをじっくりと描写しつつ、少しずつ冒険の範囲が広がっていくのでした。
まさに旅で世界の広さを感じる。”冒険”といった足取りのRPG。良さそうなものでしたよ。
https://super-game.net/archives/matome348.html

2位

事前お気に入りの高さが目に留まって、予告でプレイ。
調べてみると[魔法少女ノーブル・ローズ]のサークルさんが制作に関わっているそうで、まさしく新たな魔法少女誕生、TVアニメ新シリーズ(次クルーだ)という風情さえもあるのでした。

章区切りで魔法少女の物語を追っていくようで、
体験版の第一章では、ボスを追っ掛ける→逃げられる→また追っ掛けつつ戦闘……と、RPGとしては意外にもシンプルな感じ?
しかしその合間にもかわいいスキルアニメやイラストでキャラ性盛り上がり、
そんな子が戦闘中Hとなると、押し倒されて挿入され、強制的にイカされるまで出し入れされてしまう。
ボロ雑巾の様に輪姦されてしまう敗北エロ。
これは次章以後のシチュが楽しみ……と、やはり頷かされる所があったのでした。

それとワンポイント的な部分ですが、犯されてる時の不定形のカットインが、ずんずんと”枠だけ”赤く光る(処女喪失ピストン感が募る)、
また戦闘スキルのぐるぐるパンチで枠から飛び出して攻撃する、そういうUIがかなり効果を上げているなと。
UIというと分かり易いもの、小綺麗なものが最上に思われがちですが、
コトがエロゲとなれば、Hには淫靡な雰囲気が大事……と一端のエロゲプレイヤーなら気付いてる筈で、つまりエッチ度捗るUI・エッチなUIとは何かみたいな尺度も、諸々考えられると思うんですな……
(例えばエロRPGの、メニューから開くエロステータス……なんて、まさにその最たるフレーバー感だと思いますし)

3位

クリア後の開発室とか見ると事情が察せられるのですが、サークル存続の危機……と、作者さんに製品版を頂けたので、僭越ながら感想を書かせて頂いたものですね。

Unity製の横ACT、スキルカードの編成で強くなるシステムに、
spineを使い、ゲーム中も、全画面なHシーン中も全て捗る、ぬるぬるのアニメ。
そしてフルボイスで彩られる物語。

なるほど振り返ってみれば、スペックだけ考えると売れ筋に並びそうかも。
(Unity製でぬるぬると言うと、例えば[~Azur Ring~聖女と奴隷のはこ][ミッションマーメイデン-ハスミと深海の姉妹-]などが挙げられますね)

そのプレイして感じた実際な所を、書いたつもり。
ボイス付きのアニメHシーンはやっぱりシコ度高まるなぁとか、
ただアニメするだけでなく、意外に細かい差分を入れてくるのだなとか、
孕むまで時間を置いての陵辱描写、そしてボテ腹H多いよね……とか。
フルボイスって所に表れてますが、物語に結構力入ってて、そこも意外で新鮮だったり。
初Unity制作らしく、ここをもっとこう出来たら……というのも無いではないですが、
例えばボスのEX戦とかもただやり甲斐ってだけじゃなく、特別な物語が解禁されるとか、ならではの措置も感じました。

自分の見方としては「寝取られRPGを作って来たサークルさんが、NTRのタグが付いたエロACTを……!」という所が一番の注目だなぁと見込んでいたんですが、
うーん、これは玄人目線かつ、手頃な売り文句という奴で、いちプレイヤーはあんまそんな所にこだわって無いんだろうか……?
(…という事を、感想書いてる途中で気付いた……)

予想以上に売れた時、売れなかった時、なんでだろうと考えるのですが、
現象としては明らかで、
5000DLならば、何らかの形やゲーム要素で5000人の気持ちが”買おう”って動いた、
1000DLなら1000人の人しか心が動かなかった……(それでも凄い事ですが)
まず、その現実は確かな訳ですね。

だ・か・ら、それだけの心を動かす為、どういう内容や技術や制作、あるいは宣伝手法にすればいいんだ? ってのが肝心なんでしょうが、まぁそこが悩み所というか……。
数字が答えだというか、それが唯一明解な現実であり、考えるべき”始まり”のように思われますね……

4位

予告で書いたものが金曜日発売。

前作[ミリィと生贄の森]はエロトラップダンジョンを進んでいくエルフ、というシンプルなものでしたが、だからこそ厚塗りな絵の美しさ、そしてコダワリの差分の魅力が際立っていました。

そんなサークルさんが今度はエロRPGを!
5Fのダンジョン(塔)に挑んでクリアを目指すというもので、
異種姦敗北Hに、戦闘中エロ、あとエロトラップ……街ではお金稼ぎの売春と、やはりオーソドックスっぽい運び。
しかし「このエロシーンでは、これがしたいんだ」という様な、シチュごとのコンセプトが伝わる差分具合。
やはり絵の力、持っていかれる物がありましたね……
https://super-game.net/archives/matome356.html

5位

予告で書いたものが、木曜日発売。
(DL数的にも、CG無し? にしては、マニアな堅い売上げになっていて、見込んでいた通りかも)

色々な性格、見た目、それに職業……を選択、オリジナルのキャラを作ってダンジョンに送り込む……
道中の罠(イベント)はランダム、しかもNPCは自律的に動き、お互い干渉している……。

エロトラップダンジョンぶりを確認しようかな、くらいに予告を触ったものですが(むしろ体験版範囲ではそこは控えめか)
遊ぶうち、TRPGをデジタルに持って来た時のテキスト生成式、特にその奥深さ・プレイ模様が面白くて、これは記事に書こう……と決意したのでした。

記事中でも、2回めのプレイでは他のNPCの奴隷となった妹に襲われて敗北、レズられるとか、
3回めでは他のNPCに意地悪しまくって敵対関係に、しかし行く先々で因縁浅からぬ様に絡むイベントが起きまくる……(協力しなきゃいけない時は協力する、みたいなエモさも?)
みたいなプレイイングが繰り広げられていますね。
(TRPGで言う所の、リプレイ集ぽい感覚?)
歳を取って来るとこういう、変数因子やデータ構造で垣間見える奥深さが興味深くてな……。

戦闘も定番の能力+ダイスチェックではありますが、手元に所持ダイスがあり、そちらと交換する事で温存にも切り札にも転がせるという捻り方が、ちょっと気が利いてる感じ。
そして体験版最後に示される「観察者モード」の存在……、これまでの展開もあって引き込まれた物でした(H的にはむしろこっちがメインなのでしょうか)
https://super-game.net/archives/matome357.html

PVランキングに入らなかったけど面白いもの:

事前お気に入り数は低いみたいですけども……、こういうのが好き。同人らしくもあるし。

昔のパソゲー、そしてFCでも発売された『シャドウゲイト』のパロだ!
って聞いた時点で、「あぁ、じゃあ死にまくるのね、エロゲっていう事ならそこにリョナを絡めたり?」って想像が走るくらいの知名度かと思っているんですが、
もう昔の話、昨今ではそうでも無いのでしょうか……?

ともあれ想像の通りで、試しにアイテム「剣」を「自分」に使えば死に、柵が途切れてるじゃないかと試しに「移動」してみたら死に、
番人が通せんぼしてるんで、押し通る! とばかり「剣」を使ったら死に、穏便に「会話」で済ませようと思ったら、お酒を飲まされて泥酔レイプ死に。
リョナと言うと、まぁ女の子を苦しめるのがいいんや、あるいはグロいのが良いんや、という向きが強いかと思うので、
そことは少しズレるかもですが、まぁともかく、どのパターンでもあっけらかんと死んでは解いていくADVとなっていますね。
(こういう謎解きADV、自分は苦手なので懸念したんですが、コマンド自体はそんなに多くなくて、体験版では総当りで何とか進めました、ホッ……)

原作は渋いテイストかと思うんですがそこは同人。
見た目の可愛さをふりまくネコ耳メイドや(殺害できる)、冷徹かと思ったら結構話せる死神(胸にイタズラできる)、
ラスボスかと思ったら顔色悪くてコミュ障な悪の魔女……と、なんだか色んな表情を見せてくれる女の子たち。
良い所に収まってるというか、新しい魅力になっているのじゃないかな、と思うのでした。

それとHSP製とかノベルツールかな、と思ったらCF2.5ってのもちょっと驚いたかも。
でも画面上のオブジェクトをクリックするのには、確かに向いてるのか…。

記事にしなかったけど興味深いもの:


[吸精鬼の村]


[Pregnant Angel compilation]


[妖精くすぐり脱出遊戯 製品版]


[そうだ売春経営しよう Ver2.0]


[種付けタイムアタック!]


[アラアラアニマル]


[ジャスティスフォースRPG]

アップデートとかのあれ:

[むっち無知 カンちがいなか生活]


[DREAMLAND -夢魔の王国-]

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

聖騎士リッカの物語 白翼と淫翼の姉妹

ほほうこれは……美しい背景、そしてモデルの二次絵ぽいおにゃのこ子モデルの質の高さ!
まさしく期待させる、リアルタイム3Dのアクションですねえ……

気になったのは、

このソフトウェアには、(株)CRI・ミドルウェアの「CRIWARE (TM)」が使用されています。

ゲームエンジンはUnityなんですが、ミドルウェアとしてCRIWAREというものを起用……?(日本製なんですね)
なんだかこの界隈も凄くなってきましたな……。
(これはエロゲとしては初では、と検索したら[炸裂!排卵拳!絶滅への反逆!]もそうだったという。
なぜ強制排卵拳が……。
そもそもミドルウェア、CRIWAREとは何をするものなんだ? と調べてもこの辺りしか分からなかった。フーム……?↓

音や絵関係ファイルの圧縮とか、パッキングとかそういう……?)

REMAINS REBIRTH

おっ[楽園歩きのリフレイン]や、[リサと淫魔のグリモワール]などのサークルさんの最新作ですね……。
インパクトとしては、未だに綺麗な絵+戦闘中エロであった初作[マーレと黒き海の迷宮]が根強いですが、その実、色んなシステムも試してたりしておりますからね……。

今回は複数ヒロイン(ボイス付き)のラブHで探索?
(微妙に[プリンセスは負けられない]のサークルさんとかと、ちょいイメージ被って来つつある気も……)

コロコロ変わる所もあるからこそ、サークルイメージって大切なんにゃろか