作品の価格差が開けば、購入側の価値観も需要も変わるのでは　今週のまとめvol.392

2021年5月2日今週の作品まとめ,R18

今週のまとめ

今週（4/25~5/1）の人気だった記事は
１位

予告で書いたものが、金曜日発売！

異世界に転生した陸上ポニテ女子が就いたのは、「納刀術士」というジョブ。
さぁクエストをこなしてジョブLvを上げるべし（Lv50で転職可だぞ）なんて王道RPG的要素ですが、しかしこのジョブの特性というのが「粘膜接触で力を蓄える」だった、という……。
そんな訳で基本は一つの町で客を取っていく、売春バトルとでも言うべき戦闘＋（エロ）依頼消化の流れでしょうか。
ムラムラが捗る「焦らし」も含めた段階エロの運び、結構色んな入り方をしそうなエロイベント箇所、実際シコが一番捗りそうな、荒々しさを残したＨ絵柄。
明らかに堕ちて行きそうな示唆に、恐らくメインとして大きく間を取るだろう巨根クズ勇者との絡み……？（後半の盛り上がり）

なるほどシコな期待感も頷けるな、と。
https://super-game.net/archives/matome388.html

２位

これはまさに今週一番のダークホースでしょう……、過去作から「なんか独特の事をやろうとしてる」雰囲気は窺えましたが、それが３作目にして、ついにヒットに結び付いた感じ。
内容的にはFPS……というか、まぁ移動のみなので、ウォークスルーという感じですね、
リアルタイム３Dの探索として『廃校に佇む少女たち』を探し出し、援交の交渉をする……といった感じ。

エロRPGでもADV寄りな物は、言っちゃえばエロイベ探しがメインな訳ですが、それを３Dの世界でやったらどうだろうと。
まさにアイデア煌めいた感じに思われますが、
この充分な映像でもって描かれる廃校というのが少し怖くもあり、
そこで売春が行われてるというのが何か、確かに独特な空気もあり……ううーむと。

ツィッターで「BAROQUEみたいな感じで好き」みたいな意見も見まして……、
一瞬、？　となったんですが、あぁ、あの（近付き過ぎて）ドットの塊みたいになった少女と、神経塔という世界観かぁと……！
確かにBAROQUEも（テキストの要素も大きいんでしょうが）あそこに佇む、少女の存在感が深いゲームでありました。
（……とすると、今作をもう少し広げようって際に追加するアクションは、『物を投げる（その反応がある）』……？）

「新しい物」は、それを受け取った人々の反応なんてのも合わせて面白い訳ですが、まだまだ新しい物が出るし、それがエロの地平を拓く様な物ならば売れるのだと。
そんなこの界隈の深さを知らしめる結果になりましたねえ……

３位

歳を取ったからなのか、忙しいからなのか。
全体のスケールとしては小ぶりながらも、おっ、この”丁度良い”感じ、ジャストサイズな感じ……という物に惹かれる訳でして、
特に私の今の所の新作、[シン・アンゼリカ ～チーバ洋上に巨大娘あらわる～]なんか、その辺上手く行かなかったか、という反省もある訳でして。

この[淫魔のダンジョン]は440円という小規模を予期させる価格、実際に、ダンジョンからゲームが始まって即本編という早さ。
だがまずここで一つ、WWAみたいな狭い１フロアに淫魔もアイテムもぎっしり詰まったフロア。
WWAならば戦闘は交互でしばき合うのが通例ですが、今作ではそこもセックスバトルという。
案外この組み合わせ見た事無かったなー、と驚いてると、
次にセックスバトルは自分・敵（淫魔）の行動ゲージを競う半リアルタイムのもので、
また敵は３Dモデル出力だけど、これがアニメもして、なかなか場が持つなぁ……と今度は感心。

敗北すれば少し短めなものの、搾精集中シーンってのも入るし、ダンジョンは全８Fか……と、これはなかなか色々と塩梅が良さそうだ。
安い早い美味いじゃないですが、さくっと遊べてちゃんとＨ、うーむ、何とも整った気持ち良さがあるなあと……。
（しかしまぁ特に最近の傾向として、小編は売上的に苦戦しがちなんですよね……）

４位

実に半年ぶりくらいになる製品版感想！
もう気になるタイトルがとても両手では足りないくらい溜まっている訳ですが、選んだ作品はこの[徹底破壊麻雀]。
まぁたまに時間が空いて、よし製品版やるかって時にはつい、１日で終わりそうなネタゲー選びがちになっちゃうのも事実ですが、これが存外に面白かった。楽しめた。

体験版無しなので、恐らくは「松戸ローカルルール」を謳う麻雀で勝利して、作品タイトル通り、格闘ヒロインをリョナい目に遭わせるんだろうな……とまでは当て込んでいましたが、手にしてみると想像以上に裏松戸（？）。
少牌・多牌なんでも作り出せる場の状況、けどそれすら意に介さず敵は「端到（タンダオ）」という聞いた事無い役で和了続け、
ルールの理解と共に、実はちゃんと駆け引きが……ある……！　なんて所にも気付いて、ふふふ、面白いじゃん、と。

詳しくは記事を読むべしって訳ですが、これも低価格であり、
また配信用配慮なんてオプションがある事から察せられる通り、
一杯やりつつ、ネタ的な感じでどうだって臨んでみると、結構楽しめるんではないかと思います。

思うのは、案外エロ同人ゲー、これから割と二極化するのかねぇ……と。
つまり、例えば工具のドライバーを100円ショップで求めたとすると、期待感としては「まぁ最低限動いてくれれば」となるでしょうが、
これが2000円のドライバーとなると、最低の機能以上……もっと使い勝手とかを、みたいな物も期待しますね。

つまり価格により明らかに需要が違うってのは普通であって、
今までの同人エロゲ、あんがいここの所が曖昧、何故かと言うと価格が割と団子状態であり、そこまで価格帯でクッキリと、プレイ前の心境や、手に取る側の需要が異なるってのは薄かったのかなと。
今や価格も上がりつつある一方で、クーポン/割引といった事もある訳で、まさに二極化ではと。

ただそうなった時に痛いのは、要はエロって場合によっちゃネタにも成り得るよね……ってのがその本質な訳ですが、
しかし依然、配信とかに乗せにくい……ってのは変わらずで。
何かその辺の空気を打開するような、小規模もしくはネタゲー上がり、だけど今は大スター、みたいな事例が出ないかなーと思うんですが……
（[Rabbit Burn]はモロネタゲーかと思いますが、Steamではかなり売れたと聞きますね。
同じ雰囲気で[芸妓玉]とかもSteamに出せば売れそう？
やはり、狭い日本を飛び出し海外……海外なのか…？）

５位

先週から引き続きランクイン。

本作、
「進める箇所が上に下にと分岐」
「今は行けない場所も、隠し部屋で二段ジャンプとか取れば届くように」
「基本ステージが丸々大きいので、ワープ箇所を繋いで行く」
といった遊び心地はまさしくメトロヴァニアかなと。
ただその地味って印象を覆すのは、連射しまくるガトリングガンを構え、
マウス照準＋キーボード操作で移動なんていう、こちらもまた稀にあるアクション・スタイルと掛け合わせてる事かなと。

必然的に「ガトリングガンでも追い付かないくらいの敵湧きに出くわす」といった、突発的難所も用意。
やられれば犯されふたなりアニメドットエロも発生しますし、くそう、敵を倒したお金で強化してやるぞ……とやる気も湧くというもの。
言わば「二段ジャンプを取ってれば届くし、取ってなければ回り道して取って来てね」という両極端の間に、腕次第で苦戦、鍛えれば倒せるかも……というグラデーションが爽快感も相まって挟まる感じ。
あ、これは面白いと。

未知の場所に到達する驚きや刺激を表すように、予想できないホラー演出といい、ゲームデザインの設計を感じる良い作品の予感がしましたね…。
https://super-game.net/archives/matome391.html

ＰＶランキングに入らなかったけど面白いもの：

予告で書いたものが、土曜日発売！

４人の巫女たちに、スライムがぐへへへと迫る……、これだと[神隠し しょぅじょ贄]とかも浮かぶ所ですが、
本作は情報収集がてら、少女たちのただただ可愛い交流イベントをがっつりと摂取、
このイベントスチルにごちゃごちゃ演出、そしてただシステム的の済ますのではなく、ゲーム操作との一体度が高いＵＩに、”新世代のADVでは”（ADVを殆どやらない人間なのでこういう事も言いたくなる）という感慨を抱くのでした…

（略）

そして無事一人の少女のカラダに寄生してからは「憑依・洗脳・乗っ取り」嗜好が炸裂、堪能できるというか。
これまで微笑ましい少女同士のやり取りを、指くわえて眺めるだけだった邪悪なおっさんが、その間に挟まる！
自ら可憐な少女は絶対着ない卑猥な衣装を開発、食い込ませてほくそ笑んでみたり、
女の子同士だからと油断してるぷにぷにの恥ずかしい部分を、たっぷりと視姦する！（美少女がゲスに笑う表情が余りに良くって、何かワタモテ・もこっち的な物すら覚える）

やたらと丁寧な、身体乗っ取り描写のフェチさ、更に複数の少女のカラダを操れる様になったら……？（製品版範囲へ）
いやぁ良い物があるもんです……とこれも震えた予告でしたね。
https://super-game.net/archives/matome390.html

これはそこまでメチャクチャハマるって訳でもないのですが、Unity製、独特のシステムを構築していて、割と遊び心地が良いものだなと。

横７マス、縦にひたすら長いフィールドを、上に上にと進行。
左、右と場所を移る事は出来るが、「後ろ」にだけは戻れない。
結果、罠に回復アイテムにモンスターと、選択を続けながら進んで行くしかないと。
一方でボス戦では、ド派手な攻撃を縦横無尽に動いて回避だ……などなどメリハリもあったり、ドットやキャラの動きなども、カジュアルな見栄えがしておりました。

まだ初サークルさん。
勘ですが、今後みるみる腕を上げて行きそう……と思いましたね。

予告でプレイしたものですね。
現在、事前お気に入りは200未満……とまぁ、やや心配になる値ですが、大丈夫、この作品の場合はクオリティうんぬんより、性癖だからさ……。
しかし情けないぞ、変態で鳴らしたDLsiteの民よ、このくらいドドンと受け止めてみせよ！　むしろ最新の性癖だ！

という訳で、現代からやって来たリーマン男♂が、異世界のカワイイ男の子、いや男の娘モンスター♂を戦闘で脱衣させ、倒しちゃあ種付け。
男の子ちんちんと大人のビッグサイズちんちんを時に比べたり、
あるいは巨根同士のおちんキスから始まって兜合わせだ、わっしょいわっしょい！　ホモ♂ホモ♂カーニバルだ！
種付けって言ってもアナルセックスじゃん、ぼく、男の子だよぉ……という疑問も束の間、
男の娘っていうのは、直腸中出しで孕むんだ。
これはもう（ホモセックス業界の）常識！

そんなこんなで、戦闘でモン娘を捕まえ、メス堕ちさせ産卵させ、従順になった彼を「男の娘牧場」へ放ち、以後は前戯フェラや乳搾りならぬチン搾りなどの交流も。
あとお供のツンデレぽいヒロイン♂も居るよ。
まぁエロRPGとしてはスタンダードな流れなんですけど、これが男の娘♂への止めどもない愛溢れるＨイベント量となっておりました。

この道を迷わず行けよ、行けば分かるさ、と先人も言った。
じっさい性格の描き分けから格好まで工夫が凝らされ、男の娘特有のあざとさだったりで可愛いよ。コケティッシュだよ。どうかな。

記事にしなかったけど興味深いもの：

[死神教団 ～淫森に呑まれた村セグルメット]

[新生 むっち無知 田舎性活 ～過ぎ去った時を求めて～]

[記憶を失くした姫巫女は呪いを解く為に魔女の弟子になりました]

[陥落のソーサリア]

[ruruka craft]

[破天鬼姫永羅伝]

[UNDER WALKER]

[魔法使いさんは呪われてしまいました。]

[チラシの裏のえっちゲーム]

[サイバーパンククライシス]

[はたらけ、サキュバスちゃん!]

[潮吹きゴルフソリティア]

[女王キャロル様の侵略返し]

７日間予告ランキングを覗き見！

DLsite予告の７日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ（この時点ではまだ体験版触ってないぞ）

おねショタ剣戟ACT 廻るハゴコロ

これは……サークルさんの作品の中でも、フロントビュー的にお姉さんと向き合う視点で蹴散らす（もしくは色仕掛けでやられる）
[おねショタ剣戟ACT パレードバスター]シリーズの続編、しかも時代モノですとっ！

細かい事を言うと、PVの出始めからして凝ってる気配ですよ……。
毎回言ってる気がしますが、実際、過去作のゲーム系の売上を見ると本当に壮観というか、
きちんと遊べる物を構築されて、Ｈアニメも力を入れまくり……、全て１万ＤＬ超えてますからね。
（その上で同人誌とかも出してるっていう。生産性高すぎる……）

世の中には凄い人も居る、JAPANの創作まだ大丈夫だ、という気持ちになるのでしたよ。

最近やってること

製作中のエロ格闘ゲーは、描画ライブラリのpixi.jsのしっくり来なさが酷いな、いちいち調べて（だいたい英語）進めてませんねえ……
これはまさか、技術選定をミスったのか……？　うぐっ……。

キーボードで構築してた操作をマウスにしたり。
マウスでプレイするエロ格闘ゲー（もどき）
フーム……

もっとバババッって作って、しゅしゅっと出して行きたいんだがなあ（アホみたいな語彙を……）