育成謎解き催眠SLG、SF孕ませクリッカー、メタルスラッグ風ACT 今週のまとめvol.523

今週の作品まとめ

今週のまとめ

今週書いた感想記事を直近から振り返っていく。

11/4(土)は予告で書いた、育成SLGの形を借りた革新的な催眠ゲーが一つと、乳フェチとゾンビ愛だけを頼りに完成させた感のある海外サークルさんのが一つ。

これも革新的、そしてこちらはシステム的な意味での新しさを持つもの。
女主人公で催眠…というと、例えばエロRPG、ブへへ ◯◯ちゃん! これから僕好みにしてあげるからねぇ…… とか言ってる、♡のバルーンが浮かんでるキモオタに近づくと段階的に催眠エロが進行する、あとはまぁ王様の側近が催眠竿役とかで、王様の娘=王女たる主人公が物語を進めて謁見する度にイベントが進展して催眠、とかでしょうか。

本作もそういう所が無いでは無いですが、肝心なのが「(催眠の)犯人が分からぬ」こと。
イヤそれだとだいぶエロが描写しづらいでしょと思うかもですが、まあ、一つ一つのエロでは催眠竿役が居るんです。
そこで今作はSLGって事で……、ゲームの目標として、催眠グッズをばらまいてる真の犯人を突き止めるのが目的となる。
パラメーターを上げて見られるイベントで、敵に近づく……つもりが、しかし催眠に邪魔され見ている風景が改変されてる、改変前の世界の”生徒会長”の代わりに、なんかヘンな男が居座りそれを当たり前だと思わされる……
そういった事を、SLGの形でもって、じわじわ、と体験していく事になるという。

もちろん本人は頑張るのだけど、でもその努力が誤認知ゆえに逆方向になる、つまりはこのえろさを育成SLGでやったらえろい訳ですよ。

果たして主人公は元の世界の居なくなった友達を全員集め、真の敵の正体を突き止められるのか。
期間は全100日、幾度も幾度も失敗&催眠痴態が繰り広げられ、コマンドを煮詰めるリトライ性がありそう、それがシコれそうですねえ……。
(何か[風紀委員七変化]が浮かぶ、特に催眠とか関係ないんだけど…。
100日のコマンド・パラメーターで催眠に対抗するSLGの時間軸を、SRPGとして1つのMAP上に展開すると、詰将棋的に配置されたユニットを解いてエロを見る(風紀委員七変化)、となるのかも知れない。
サイコロを平面に分解する的な……)
https://super-game.net/archives/matome518.html

これは実況プレイ時にもすかさずツッコんだし、記事冒頭にも書いた「まるで往年の不知火舞のような」滑らか乳歩行ドット。
あと気付いたのが、ゾンビパニックものとして恐らくバイオハザードの銃を構えてる時? のパロだと思うけど、若干足を引きずるみたいな構え方も、これが本作の場合「乳がでか過ぎるからねぇ……」という説得力になっておるのだ。

まぁ実はゾンビが蔓延る街を探索するACTとしてもかなり熱意もって作られてるんですが、本作はまぁやはり乳。
主人公の乳がPカップくらいのデカさだし、ざっくりと深い谷間も露わだし。
まさか今回のゾンビウィルスは爆乳だと感染しないのか? と思ってたら出て来る女ゾンビも軒並み、というかそれ以上の爆乳であって、説明も特に無いので、最早乳がトゥービッグなのは当たり前、何か理由を求めるのは野暮らしい。

グラフィックもちょっと女体のアタリの適当さや色数の少なさとか目に付いちゃいますが、
しかしそれでも尚「大きなバストのドットアニメを描きたい!」というパッションに支えられた犯されエロ、ゲムオバエロの数々。
感染してるのかただの変態なのか、2体めのボス、ハイレグ爆乳バニーの接触エロは、おっきなオッパイでのぱふぱふ様にホールド。
そのまま振り解けないでいると、ボスも交えた爆乳サンドイッチパイズリで男ゾンビへの奉仕……

恐らくサークルさんは海外の方で、(こちらは伝わり辛いでしょうが…)ゾンビ愛もまた良い。
いつか何かで読んだのですが「ゾンビはどこか侘び寂びのある、哀しい存在でないと」という主張があり、それには自分も何となく同意で、初ボスのSHOP MANAGERなんか、その哀愁ばりばりでした。伝わるだろうか…

いや、プレイ始めの15分くらいはかなりのプレイし辛さ、不親切さにムカついていたのも事実なんですが、じょじょにクセになっていきましたね…

11/3(金)はこんなゲームええやんけ、という作品(というか大概このブログに書くのはそうだが)
あと、そんなええやんけ作品にも関わらず、ちょっとした売上げになってるのはなかなか好事家に選ばれてるというか、ドットの賜物か?

まぁ一回数分で終わるだろうゲーム。
すなわちシステム的にはいわゆるラン・アクションであって、やる事はくノ一になる為の補習修行と称し、二種類のジャンプで障害物を飛び越えていくのみ。

でまぁこの分野もR18作品は少ない訳だけど、それでも「女主人公で、回避に失敗すると犯され」というビジョンは割と早い段階から試みられて来た([くノ一 美霧 疾走伝]とかね)
今作で結構驚いたのは、「なおジャンプは、後を追う鬼教官の、尻への一撃によって行う」ってな所で、なぜか主人公も上は体操服、下はお尻丸出し(よく見ると開幕からお尻が若干赤い…)という姿で走る走る。

作者さんは過去作[退魔師みならいスズカ]などでシコ・ドット技量を見せ付けた方ですが、その密度のドットによって、必然的にブルブル波打つ尻の駄肉が、容赦無い教官の竹刀スパンキング&ジャンプが描かれる!

ミスしたら犯されるランアクションはあっても、逐一のジャンプがエロとはなかなかの彗眼。
しかもスパンキングというフェチ寄りなエロ。

あと最近気付いたのは……ドットの巧さを考えた時に単に密度ばかりに目が行ってましたが、「そのトーン(タッチ)」も大いに重要だなあ、と…。
つまりファミコン風は厳密に言えばカラーパレットが極めて限られてますし、往年のカプコンとスクウェアを偲ばせる物では、それぞれドットでもタッチが違うと。
今作はそんな「ゲーム的なわくわく」も一杯に詰まってるかなぁと…

ドットには「わくわくする」作用があると思いますが、それって単に密度が美しいだけでなく、
その背後に歴代のゲームカルチャーが覗くからこそでは…

とは中々良い事言うなあ、俺、と自画自賛。

11/2(木)は、毎週恒例のci-enで見掛けた面白い話題まとめだよ。

DLsite、たまーに登録した新作が新着一覧に表示されないバグがあるよね(別に自分が勝手に言ってる訳じゃなく、そうおっしゃってる作者さんのci-enを取り上げてる)
なんて書いた記事を、ちゃんとクリエイターズ(1000pt貰える)に認定するDLチャンネルの男前よ。
なんならこれで別部署だろうけど、DLsite本体に話が行ってバグ修正されたらもっと男前だな。

他、同じ話題を音声で語り、濃密で長くなったポッドキャストはこちらだ。

11/1(水)は結構前に予約投稿してたんですが、まぁこれ知らへんやろ、と。

すなわちR18のSlay the spriteの感じである。
まぁUnityにアセットがありますから、同タイプのゲームは片手じゃ足りないくらい見て来ましたが、今作が凄いのは「逐一の攻撃カードでエロ」。
Slay the spriteの戦闘中にエロがある……なら[Lost Chapter]がありますが、だがこっちは攻撃する度にエロ! 攻撃がエロで表現される!
これは初めてだし、それこそエロでSlay the spriteでやる理由じゃないか、と今後の方向性も垣間見える?

まぁ…実際には攻撃カードの種類とかあんまり関係無く、乳牛娘二人によるパイズリカットがランダムで入るぞって事みたいですが。
しかしこの乳カットもなかなか一筋縄でいかないフェチさ。
こっちの出来もやりますねえ、となるのだ
(初作[乳アドベンチャー]で、「長乳とは言うけど、幾ら何でもやりすぎというか、垂れ乳フェチ?」と少しだけ注目してたサークルさんが、3年半でこうまでしっかりした絵になるとは思ってなかった…… 嬉しみ)

あとDLsiteレビューにもそう書かれてるんで、製品版もそうなのでしょうが、難易度がかなり高い!
カードゲーム的にはミス無しの戦いは当然、勝利後の入手カードの運もかなり必要としそう。
で……実況プレイでざっとやって、悔しい想いをして、その時はそれで終わったんだけど……、後からなんかもう一回やりたくなってな…
ちょっと暇になった時、再度やろうかと思ったくらい。
まぁ結果的に思い直し、そもそもSlay the sprite風とか気軽に書くけど本家をやった事ないやんけ、とSteamで買ったんだけど。
今は…一週間で20時間くらいやってますかね…(ドハマリやんけ、同人エロゲの製品版やれよ!)

10/31(火)は発売当日、ちょっと存在感あった一作を。
まぁ……正味レトロの範疇、そこそこマイナーでもあると思うので、果たして元ネタがどれだけの人に伝わっている…かな……?

って訳で、表紙にでかでかと大きく謳われてる通り、メタスラ系アクション=メタルスラッグが元ネタのモチーフ。
”使用アニメコマ数8000以上”とも銘打たれてるけど……私的にはそれでもあのシリーズに特徴的な、手打ちのドットで超高密度なのにぬるぬる動く感じには、ちょっと及べてないか、と(同じぬるぬるでもspineとかのフルアニメーションのぬるぬるじゃあなく、さながら90年代の予算が豊富だった手描きアニメみたいな、動くこと自体に感動があるようなぬるぬる感なのだ)

それよりもアクションのゲーム性にこそその影響が見て取れてるなと思って、
ステージ途中の人質救出! 助けた時の演出も細かいし、ボヤボヤしてると殺されてしまう、なんて事も。
なんならステージ中に分岐があって、クリアする為に別に片方は通らなくても良いという取捨選択やら、
アイテム取ってより強い銃になれば、未開な原住民がいつまでもわらわら湧いて来る藁の家をガガガガ破壊しまくれる!

また体験版は1面だけですが、何も考えず戦ってると敵の量に追い詰められるけど、
攻略ポイント(強い銃になれる地点)を覚え、敵の位置や動きを抑えれば、まったく寄せ付けずゴリゴリ倒していける、懐かしく思い出せるような手触り。あぁそう言えばこうだったなあ、と。

10/30(月)は記事でも書いたとおり、長期的に売れてる(でも実はもっとロングスパンで売れ続けると思ってた)作品です

[苗床クリッカー]以来、一つの流行ジャンルとなったR18クッキークリッカー。
当然そこにはまばゆいニューカマーな才能が投入される訳で、他のジャンルとクリッカーを合わせてみたり、和風にしてみたり、乳搾りで苗床クリッカーに続くヒットとなってみたり……
色んな様相を呈しているのでした。

今作はそこにまた一つ、新たに打ち建てた作品という感じ。
何が新しいかというと、例えばクリッカーの責めシーンがなかなかクオリティ高い3Dエロシーンとかにも目が行くんですが、後世語り継がれるだろうなというのは、孕ませ・出産数。
元々異型孕ませをクリッカーのゲーム性に絡めてインフレ的に扱うとえろい……とは苗床クリッカーも指向してましたが、一方、感度強化的な方向もやってて、やや散りがちではあった。
本作の出産数は凄い。
私の体験版プレイでも75万人出産させたなんてスクショがありますが、製品版では「数十億」なんて数値まで聞こえてるインフレに継ぐインフレ。

舞台は、生き残った男は主人公たった一人のみという未来世界(女は沢山いる)。
人類を救うため、交尾しまくれ……ではとても追っつかないのは明らかで、そこにクリッカーによる資金調達と技術革新が促され、
瞬く間に俺の精子はギリギリ妊娠可能なまでに薄められ、機械工場で次々と女性への種付けに利用されたのである。
そうして人類の文明復興は回り始め、体験版(10分です…)の間には、核融合などが可能になっていったのだった。

SEXするぜと画面クリック連打してたら、10分の間に俺の子供が75万人とか誕生するし、文明を超発展させていたんだ
まさにSF孕ませクリッカー……
SF的なインフレと絡ませるとこんなスケール、面白くなるのか、とまざまざと見せ付けられた気分でした。
これにはSFの名作、『三体』もビックリである(そうなの?)

まぁそんなネタ感でまとめブログとかで延々取り上げられ続け、いつまでも回り続ける作品になると思ったけど……うーむ。
”見た目”のインパクト、スクショ一枚でネタになるような所が無いとそれも難しいのかね?

記事にしなかったけど興味深いもの:


[NPC姦 おふらいん]

111
@becomegame


[魔法少女フウカ]

111
@becomegame


[シナトと不思議な悪夢R]

111
@becomegame

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

魔法闘姫リルスティア spin-off リルスティア最後の一週間

かなりの知名度を持つ絵師さんによる魔法少女RPG。
しかも過去作の『バッドエンドを掘り下げた』短編……!

ロリキョニュー星人に攫われて逆レされるお話

実際、ディーゼルマインさんは[飼い犬勇者と魔王の城][Milking Farm]などで、顔よりも乳がでかい……というかそれだけで留まらない、”乳魔”とでも言うべき、ころころした爆乳女児のドット作風の確立に成功したなぁ、と思う訳ですが、今作もそれか……い、いやロリキョニュー星人だとっ!?
一体どうなってしまうんだ…!

DECOY 群青の魔女

微妙に何かインディーズゲーな感じも醸す、格好良い雰囲気の横ACTだ(そして格好良いだけじゃなく、ちゃんとHさもそそるのが素晴らしい)

平均的なゲームクオリティも上がってる同人エロゲ、恐らく次なる目標は世界レベルのインディーズゲーに伍する事になるんじゃないかな……、とぼんやり考えている
それはゲーム性も、世界観も、ゲームアイデアって意味でも。
暫くは本家Steam的なインディーズゲーを強く意識する時代が続くのかも知れん。しらんけど。