遊○王的臨場感R18カードバトル 今週のまとめvol.537

今週の作品まとめ

今週のまとめ

今週書いた感想記事を直近から振り返っていく。

2/10(土)は「用務員が主人公のエロゲなのに、社会の苦みを噛み締めるような立ち回り!?」をフックとした訳だけど、そもそもそういった遺作臭作的的な前提ももうあんま通用しないのだろうか、幾ら何でもまだ大丈夫だろと思うのだが…

という訳で主人公はしがない用務員、当然女生徒相手にエロ……かと思いきや、あくまで実行犯は校長。
社会的立場を利用し、巨乳生徒会長に手を出した校長をアシストする役割……、
具体的には行為中の見張りに、対象生徒の呼び出し、それはそれとして校長から御用が掛からない内は普通に床にワックス掛けたりゴミ集めたりの業務もするし、容姿的にも存分に禿げ散らかしている、というポジションのキャラ。

「ヤリ場死守RPG」を謳ってる通り、校長が女をおもちゃにしてる間に持ち場に近付く相手とはツクール形式の戦闘という変化球ですが、ここも言わばガキの副生徒会長なんかに詰め寄られ、そこそこダメージを喰らっちゃうのが切ない。(唯一のスキル「忍耐」で回復するんだ!)

体験版だと1シーンのみですが、エロシーンも結構ぐりぐり、強調すべき所を複数枚のCG・脅迫テキストでお送りしてて、なかなか良く出来てるのではと(☆評価もなかなか高い)
初サークルさんなので次回作はどんな題材になるのか……なんてのも気になるところ。
社会の哀愁が染み渡った男たちの作品が3つ4つとか並んだら、それはそれで笑っちゃいますが……

2/9(土)はなんとなく日本語の雰囲気(あと絵柄のちょっと独特さ?)から勝手に海外サークルと判断したけど、コミケにも出してるみたいだし、早とちりだったかも知れぬ……どうだろ…

眼目は、学生時代に自分をイジメてた女と風俗嬢として再会、「ガチでイカせるか」「ガチでイカせられるか」のセックス勝負と相成った、そしてこれをオリジナルのミニゲームで行う……って所。
まぁシステム的には言うならお互いに同じカードを付き合わせられるかの勝負……と簡単ですが、
その勝負いかんによって完全に手綱を握られてる体位であったり、思い切りヒィヒィ言わせてる責めであったりのスチルが展開される、
この差し込まれる絵っぷりが良いんですな。

元々立ち絵からちょっち病み系入ってる彼女な事もあり、
それが余裕綽々、舐め腐って男をイカせてるのも良いし、逆転的に恥ずかしい汁を迸らせてるのもグッド。
なんというか、体温が、情感が、ある絵だ……と。
絵的な楽しさ。こんなミニゲーム良いよな……という訳で、ちょっとDL数も出てます(1500DL)

イカせ合いの果てにマルチエンド、どう見ても初対面の会話から微妙に主人公に好意を寄せてる風俗嬢の行く末はいかに……とか、ちゃんとオチ付きそうなのも嬉しい

2/8(木)は毎週恒例のci-enで見掛けた面白い話題まとめ。

毎週サークルさんのci-enを確認しまくり、それをまとめ、ゲーム実況したり、このブログも毎日更新してたり、
果ては音声で啓蒙したりと、唯一無二の活動をしているのが111ちゃんだ。
「需要が無い所で頑張ってるだけやろ」とか言ってはイケナイ。

2/7(水)は、たまには話題の作品の(体験版)感想も書いたりしますよ……、という事でこれです。↓

実は私、遊戯王は微妙に世代からズレており、どっちかと言えばジャンプの新連載がなんか始まったな、闇のゲームに巻き込んでイジメッ子とかに復讐する一話完結形式のアメコミ×ホラーみたいな絵柄の漫画だ、といった印象が拭えないクチ。
しかし世間ではカードゲームとしてもう大ヒットコンテンツであり、ジャンプ作家で鳥山明先生、ワンピースをも凌いで一番儲けてる、とか噂される程になっていたのだ……

そんな訳で「ブラックマジシャンガール」「ブラマジえろい」という言説を見るにつけても、独裁政権に暗黒次元、と呟くのみ。
まぁ子供の頃体験したエロとか将来的にも刻まれるよね、位に思っていた。

しかしずっと何となくは気に掛かっており、例えばカード×エロゲというラインの追求。
これがまぁ市場に出るものを見ても、なんとなく”そうじゃない”というか、ゲームとして成立させなければいけない……という制約に潰れてかな、あんまり上手く行ってない。
これはプリンセスシナジーの登場を待たなければいけないのか、でもこれはslay the spriteライクであって、遊戯王じゃないんだよな……とか逡巡したり。
思わず、商業エロ漫画の方面もチェックしてみるか、なんて[絶頂デュエル 魔法のカードでセックスバトル]とか買った事もありました(ちなみに序盤がエロカードバトルとしては一番MAXというか、段々とそっち方向に行くのか…みたいになっていった記憶)

でこの度、そのフェチズム完全に理解した! というか、「漫画形式で本来、カードの絵柄のキャラが戦う事によって生じる興奮」があるんだなあ、と納得行ったのは本作のおかげ。
言うなら麻雀漫画という……、その中で出て来る伝説的な雀士とあわよくば同じ打ち方をしてシンクロ出来るリアル・テーブルゲームだからこそって物がありますが、
遊戯王カードも漫画の連載が先とはいえ、今や「漫画も」「リアルでカードも」あるのだから、そこで出て来る女子的なカードキャラとか、まさにそれ。
気分はピカチュウ(ゲームでも活躍、リアルグッズも沢山ある)

そしてこの私のような無知な男にも、「触って分からす」ほど完璧な臨場感、エロカードゲームとして望む仕様がばっちり嵌まってるのが本作だと思いました。
イヤもちろん、色仕掛け・誘惑な内容とか、H箇所の多さ、そのボリューム、あるいは続けてるとちゃんと出て来るデッキ構築の戦略性など、触れうべき所は幾らでもあるのでしょうが、長年考え続けてた事への『解』として、まずそこに感服つかまつる心持ちでしたね……

2/6(火)はまだ未完成みたいですが、地力窺えるアクション。DLsiteレビューが全員☆満点という事態なんです。

文章を書いてると、この作品のことを言葉でどう言い表してやろう、という事に日々悩むんであって、
本作の場合は『ドットのエロさ』『ドットアニメの楽しさ』みたいなフレーズがいのいちに思い付いたものの、いいや、ちょっと違うな、と。
確かにドット形式であり、それが強調の手伝いをしてもいますが、今作の動きよう・アクションっぷりの核的なところはむしろ、「アニメーター的なアニメーションの面白さ」ではと思ったから。

ヒロインのダッシュキック→こける
ブラを取られて→全てのモーションが羞恥挙動に!

そしてそれを軸にして、アクション要素にも繋がる。
素手では弱いヒロイン、地面に埋まってる野菜を掘り出し、武器にして戦うのだ!
ニンジンソードを構えた頭でっかちな可愛さ、レンコンマシンガンを如才なく摑み、頭上に掲げたり、足元に屈んで撃つ時の丸っこさ。
あとギミック的にもカボチャを爆弾に使ったり、仲間っぽいハリネズミを敵に投げ込む事で無力化(逆レイプ)させたり……

そして当然その動きはエッチさにも発揮されていて……、と基本ウザ系、キモ系の敵たちが竿役。
「ボクたちの唇には催眠効果があるんだよん」みたいな口調の、妙に腹が立つ厚ぼったい唇の半魚人に、キスを無理やり迫られてしまう乙女。
しばらく唇を重ね合っていると、ぽわーんと抵抗が薄れ、自分から舌を……
体験版では本番は殆ど見られませんでしたが、前戯中心のねちっこさで細かく表現された、コレだ、なんというか職人によるアクション感がこれだよ、というものを感じられたのです。
前作[ferns bloom]はかなり「堅い」というか、割と難しめなアクションゲーだったのですが、今回はそれなりに易しい印象、
動かしてるだけで楽しい……ってギミックの多さに落ち着いたのも、進化を感じるかな、と。(前作☆評価4.18→今作4.5くらい……の変遷に、一番ソレを感じる)

記事にしなかったけど興味深いもの:

ナイトインザダークネス ~薄暮れの国の女騎士レイシア~


[ナイトインザダークネス ~薄暮れの国の女騎士レイシア~]

「身体付きはすごいエッチなのに、表情はまいっちんぐ的なギャグ顔!」という嗜好だった初作[30代がはじめて作った『バニーガールが主人公のえちえちゲーム。』]から一転、シリアス傾向へ…!?
二作目らしい発展を遂げた作品かなと。
ただ戦闘のポーズなんかの凜々しさを見るとオーソドックスなRPGのようにも思えますが、初めのダンジョン→騙されて犯され、捕まる→奴隷坑道で働く……と、シーンごとに物語を送るADV的作り。
価格も安めだし、作りやすさ、分かり易さを抑えた結果かな

ただそこで語られるシチュがうーん、そんな魅力的でない……というか、そうなるまでに時間掛かる感じかな、と。
前作は同じADVスタイルでもバニーガールとして、またお遊びがあって楽しかったのですが、今作の場合、初めに「騎士だな」と呑み込ませたと思いきや、次々と巻き起こる事態、しかも受け身の展開が続く。
ややイメージと違って展開に戸惑うというか。
あとセリフのやり取りだけで背景を描写する場面が多く、必然、テキストも多めになっちゃってて少し退屈、というか…。RPG的な手管でそこは綴って欲しかったかなあ、とは。
(一応戦闘あり、間に連打ミニゲームとかも入りますが…)

ただ所々に入るエッチ絵は本当に素晴らしい(女の子デザインも楽しい)。
戦闘での立ち絵なんかでも、ダメージ脱衣、おっぱいがまろび出た! って興奮が。
SEXシーンではフェチな肉付きも非常にソソる。
他にも縦長スチルをスクロールしながら鑑賞する実験的Hシーンみたいのもあり。

あと、主人公の表情が優しい系で、当初そこが(シリアスさとコメディの間にあるようで)しっくり来なかったのですが、おねショタシーンでのでっかいオッパイと優しさを見てると、少しずつしっくり来るようにもなって行きました。

個人的には初ザコ敗北での、やっぱりあった「ギャグ顔エロ」でニッコリ。
なんならSDキャラでツッコミながら「破廉恥なのは私の体なのか…!?」とか言って恥ずかしがる……なんてのに、イヤけして斜に構えてる訳ではなく、本当にムラムラする特別な物があったので、ここを何とか昇華してくれたら見た事のない凄い逸品になりそうなのですが……うーむ。

D-Zone


[D-Zone]

左右から押し寄せて来るゾンビたちから、(中央の)家を守れ!
複数のヒロインたちを左や右と操作して移動、あるいは罠起動などで守るのだ……と、『ゾンビサバイバル・タワーディフェンスSLG』を冠されています

ステージを生き残る毎に加わっていくナイスバディな女性たち、ステージ進むと物資を得るか(新しい罠を作れる)、戦闘訓練をするか(キャラ強化)などで迷いつつも上げて行く能力……
とまあ、プレイを重ねると面白くなっていく気配はちょっとあるかな

ただまぁ恐らく一番混乱するだろうのは「(視界内に入れば)勝手に射撃してくれる」という仕様。
これが全然起こらず、死亡まっしぐらなんですね。
まぁ結論から言えば「実は手前・奥のラインがある」んですが、そもそも射的範囲が選択時に表示されなかったり、防護壁が壊される表現もメーターだけ、呆気ない感じ…エロの犯されアニメも正直拡大できないのは寂しい……とかまぁ色々突っ込みたい粗も。

(むしろ立ち絵のイイ女感を思うと、立ち絵犯されがあって欲しかった気も…?)
ゲムオバ=犯されエロ。
複数ヒロインなのであっちこっちで犯されてるのをカメラ移動で確認するんだ……等々、割と意欲的な作りというのは頷けるんですが…

百合里ぐらし


[百合里ぐらし]

女だけの異世界でのスローライフが幕開ける!
植物を採って来たり、樹を切り倒したり……というUnity製のクラフトゲーム、いかにも売れそうですが、ただ体験版少しやった感じ、けっこう目的意識が薄くなりがち?(その割に、村は結構広かったりで移動が辛い…)
レベルデザインの部分がちょい厳しいかなあ…
クラフト部分が結局、女の子イベントの起点とも感じられて、ADVチックというか、お遣い的にも感じられたり。
想像よりもじっくりやるテンポかな

一方で、女だけだからね……って事で始まるレズ描写はかなり”好きでやってる”雰囲気。
タチ側の女性の確認しながら(でも強引に)触ってくる仕草とか、一シーンでの絵量の多さとか。
あと出て来る子が皆清潔そうというか、キレイめなお姉さん多めなのも良いかな

Next King


[Next King]

かなり鮮烈なヴィジュアル・インパクトを誇る全年齢作品(正味、Steamとかで話題のインディーゲーと比べても遜色無さそう?)
ゲーム始めると90年代アニメ感ある、熱かったりする男やマブかったりする女、計8人からキャラを選び、始まるは、倒した異型の者ども(剣とかローソクとか)を次々と仲間に迎え入れつつ、”次の王”となるべく、その居城を行くかつての英雄、というRPG……。

縦長パネル形式のUIはやたら格好良く、立ち塞がる敵の異型デザインは無機物さと禍々しさが絡み。
処刑台のようなチェックポイント、戦闘画面では右下に猿のような男の顔? が…。
なによりジャンルは一応RPGとなってますが、まるでACTが如く、とにかく戦闘で、ダンジョンとなる城マップで、ぬるぬる、あるいはドット風味で美しく動く……。
あ、あとたまにパズルゲームもあったりするみたいです。

本当に雰囲気は一流インディーゲームのそれですが、ただまぁ一点、インパクトにやられて分かりづらい…部分は。
というか、デザインの為にあえて分かり易さを切り捨ててる所もありそうですが

体験版を触った感じ分かったのは、RPGとしては意外に戦闘モリモリこなす系。
しかも難易度NOMARLだと、初めの数十分くらいは敵の攻撃を許さないほど一方的に倒せる……、割と簡単?
正直見た目のハードコアさに比べ、意外に緩めのJRPGみたいなシステムしてるような…。
曰わく付きの世界観を行きつつ、敵が落とした素材から合成で鍵とか作り、寄り道の強化アイテムをたまにゲット。
その為、敵は素材を複数落とすけど一つしか選べないし、あと猿のような顔も青とか赤のオーラを纏っており、落とす素材を示してるっぽい……?
ふふーむ。
むしろ”世界観の見せたさ”が先にあり、システムが後から来た、という勢い先行感を覚えちゃいましたが……

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

オペレーションダークサイド:聖核戦姫壊滅作戦

初サークルさん? らしいのですが、かなりしっかりしてそうな座組み。そして変身ヒロイン×悪落ちSLG……
[神具姫ヒーローアンチドミー]とか思い出しますな……

バッドエンドバトラー

2作前の[トラップ・バトルロワイヤル~女の子の誘惑を振り切れ!~]の「色仕掛けジャンルだけど、デスゲーム風」という所からだいぶ覚醒されたように思えますね……、表紙が魅力的というか、作られた世界観が面白そうというか。
昔は逆レイプM作品と言ってた性嗜好が最近では色仕掛け・誘惑とか言われる事が多いんですが、
その違い、ゲーム的には

罠に嵌まると弱体化してしまう変身システム搭載!

戦闘だけではなく
選択肢を間違えるとバッドエンドになったり、
アイテムを貢がされたりと様々なシチュエーションを搭載しています。

ここだと思います。
エロ箇所を入れられる場面が豊富だという。今作、その違い(またはその違いから発生した需要)をいかにも抑えておられるなあ、と。