アオハル的なタイムループNTR、本格3DエロRPG、主観視点ホラーゲー再び 今週のまとめvol.549

今週の作品まとめ

今週のまとめ

今週書いた感想記事を直近から振り返っていく。

今週は良いゲーム……というか、遊び応えのある作品が4つ、という感じの記事群になりましたな……
5/11(土)はアオハル(青春)的な画風に、寝取られ×タイムループというコンセプト、かなり重ね合わせて来てる一本です。

記事内ではタイムループという性質上、初めはまず寝取られイベントの収集から入る、んで、これを覆してやるぞっと悔しさと、その為の「覚悟値」上げなどの探索的面白さ、NTRシチュの絵師さんのシコさ、などに触れました。
けっこう周到な作品だと思うのですが、発売から3日でDL数は2000超え……、モチロン悪くないけど、大化けはしてないか? という感じでしょうか。
今までCG集や音声作品出してたサークルさんの初ゲーム作だから警戒もあったのかな、いやイマドキは座組み(スタッフ)さえ保証されてれば、そこで躓かないか……
NTR好き、NTRでシコりたい人にとっては微妙に、結局覆したらダメやん、寝取られに勝っちゃダメやん、もっと憂鬱な方がシコれるやん、という事もあったのか……などと考えたり。

実はゲーム部分の制作を知り合いの方がやっておられて、故にゲーム性で感心したところ中心の記事になっちゃったのはナイショ。
でも、自分でもここを気を付けるだろうな、という所を……っていうか、100%の力を出せてやっと出来るか、みたいな所をキチッとやっておられ、偉い、と感心したものでした。

5/10(金)は、これはなんだかんだ今週一番好きなやつですね……

つまり等身の低い、ツクールの歩行グラをそのままポリゴンに持って来たような2.5Dという物も(ツールの進化などもあって)最近少しずつ増えて来てますが、こちらは作業量を考えれば未だにハードル高いであろう、すなわち3Dの本格エロRPGが遂に来たっ! という塩梅です。

……などと煽りつつも体験版をプレイするまでは、とはいえ価格も中級帯だし、どこかで誤魔化してるのかな……みたいに半信半疑な所はあった。

ところがデモシーンのモブ男までフルボイス、冒頭で厨二病デザイン優先みたいな大剣を背負った男が登場、そして君が今作におけるティファか、みたいな、つまりエロ格好爆乳娘なんて展開を見、
フィールドではちゃんとスキル技での隠し通路発見みたいなアクション要素を入れ、
広大な平原の向こうに巨大ボスを認めてやばい、みたいな3Dらしい経験もあり、
そしてJRPGの3Dはっっぱこれよ、という戦闘を見た時に、あぁ、めちゃくちゃちゃんとやってるな、と……。

まぁエロRPGとしてはエロ部分がやっぱヌード、見抜き的なエロイベントに正直少し水増しを感じたり、
爆乳娘に比べ、他の子のモデリングがちょい甘いか、と感じる時もあったけど…(これ言うべきか迷ったけど、まぁ…
むしろその本格さから、switchでありそうと錯覚した後、しかしそれにしては格好がえろいし胸が揺れるし、果ては乳頭を曝け出して二度びっくりする、みたいな腰の据え方が正しいと思われる

体験版では終始プレイしてて楽しかったなあ…
ゲーム実況しながら遊んでるんですが、やっぱ質の良い3Dは、なんというか発見の連続であり、実況も楽しみながらやれるんだなあ、と勉強になった感じが。
(やらしー格好の女子をカメラぐるぐるで眺めてるだけでも、幸せになれるからな…)

5/9(木)は毎週恒例のci-enで見掛けた面白い話題まとめ。

P/PCというのは言わば金の卵を産む鶏の考え方であり、まずそうした鶏(PC)を持つのが大事。そしてそれを持ったら都度世話をして長持ちさせ、なるべく卵(P)を受け取れるようにするのが大事……という事なんだが、さぁそれをお前の稼ぎに活かせと言われてもキツイよね

感想ブログで言えば、体験版の感想よりも、より長く参照される製品版の感想/攻略の方がよりP-PC的である、と言える。
出来てへんやんけ!

ところで、3分ゲーコンテストにゲームを出しました。
だがこの作品を発展させ、DLsiteに出せるよう仕立てようとしても、AI絵になるであろうから全然売れない。PCにはならない。

出来てへんやんけ!!!

111ちゃんの肉声が人気? ラジオとかもやってます。

5/8(水)は感心しながらも、今週のゲームの中では一番てこずったかな……

というのも、つい数週前にも3Dの主観視点でホラーゲーム[異界廃墟~淫靡なる闇の贄~]という作品がリリースされ、初作らしい所がありつつも、現在4500DL超えという手応えのあるヒットとなっているのを見てるからである。
そして今作もしかり、主観視点で大きい鬼娘のお姉さん(製品版では他にロリ鬼娘とかも)から逃げ回るホラーゲーム。
これは来てるんか、と思うのも無理はなく。

ただし[異界廃墟]と今作、割とプレイスタイルに違いはあって、そこを記事では大きく割いて説明しています(私が苦労させられた部分でもある)
言わば、ヌキありのお化け屋敷か、逆レイプ鬼ごっこ(&謎解き)かの違い……。分からんか。

両作とも「モデリングは割と独特」でありながら、「でも不思議とえろい」を満たしてる作品ではあって、そんな所に新興的な面白さも感じつつ、今後も続くようなら割と本物的なジャンルとして成り立って行きそうだなあ、と……
(同時に画面酔いとか迷いやすさとか、プレイしやすいノウハウが積まれていったらなあ、と…)

5/6(月)は発売2週間を待たず、DL数1万超え。
GW付近の期待の一作でした。

……と言っても、内容的には本当に「想像した通りのものを」「想像以上でやってくれてる作品」です、という事を長く文字を連ねて書いてるだけの記事ではあって、
記事内では[LustGrimm Again][インキュバスクエスト]を挙げておりますが、まさにそのM系ラインの正統派というか一派というか。
搾精あり、誘惑あり、体格差おねショタあり、複数犯されあり、仲良くなった後のモン娘ラブラブあり…
そんなBF(バトルファック)大冒険RPGだ、と。

サークルさんの初作[大きい女の子に運ばれる!]では、割と変わった角度から参入となった方が、2作目でここまで「需要通り」を満たされた事に驚きつつ、その手の掛かり方に舌を巻きつつ。
ただその冒険の中でも、本筋は二の次でドロドロ甘やかし依存監禁パートが前触れ無く始まるとか、モン娘と一番仲良くなった時のおもしろドット感とか、よく考えられ、よく練られ、わくわくするゲーム感をしっかり抑えてる……
嗜好刺さる人には間違いなく薦められる、優秀な作品だと思います。

ルーティンになりがちなのがBF女の子討伐の旅(実際には倒してるんじゃなく、仲良くなって見逃されてるだけ……という設定もだいじ)、
長い山ダンジョンを超えたら一気に登場人物が増える(パッと視界が開ける感じ)とか、テンポに変調をもたらすメタルスライム的なケセランパセランとか。
ゲーム進行的なバラエティをなるべく紹介したい、という体験版感想記事になりました。

記事にしなかったけど興味深いもの:

陰キャ同士が部室でセックスするだけのゲーム。


[陰キャ同士が部室でセックスするだけのゲーム。]

前作が百合かつ牧場村ライクであった[百合里ぐらし]のサークルさんの新作。
今作は、斜陽の文芸部(活動内容は”本を読むだけ”…)、その部員は部長の僕と、村加部さんの二人だけ……という部室で、いきなりセックスを誘われる! と最近CG集・漫画なんかでもヒットが割とある「陰キャ同士のSEX」の感じ、ですね。

この場合、重要なのはつまり感情移入と思われますが、導入の、長くはないけど陰キャ的舞台背景も含めた文章であったり、なんだかんだ若い女の子の匂いがしそうな外見、モデリングであったり、そして台詞は全てボイス…と、雰囲気の出し方が上手い。
そこに突然舞い降りたエッチの機会!(ここ、学校の部室ですよ……!)という。
特に始め、呆然としてる主人公を前にどんどん服を脱ぎ「私ガリガリだし、胸ないし、恥ずかしいよう」というセリフの棒読みの感じとか、でも実際、裸に近付くとちょっと言葉がトロみを帯びてる感じとか、キャラ性出るなあと……。

あと、けっきょく顔射みたいになった後に裸でのピロートークみたいな一枚、「バタイユの言う『小さな死』ほどの快感ではなかった」「あえて点数を付けるなら−500点」みたいなセリフ回しも良いなと。
前作ほど複雑性は無いかもですが、きちっと欲しい所に来てる、という趣きです

基本そうしたノベル部分が楽しいわけですが、一週間に渡って繰り広げられる(”春のセックス強化期間”)ということで、毎日違うミニゲームが用意され、セックスを演出する模様。
体験版たる初日は主人公はちんちんを抜き差しするだけだったので、気持ちいいところで押下するのが重要なタイミングゲーでしたが、
水曜日ー『セックスの最中になぜか日常会話が挟まる……』
木曜日ー『セックスの最中になぜか県庁所在地クイズが……!』
そして
土曜日ー『漫画喫茶の個室で騎乗位!』
などなど、と。
シチュやキャラ性も出しつつ、ずくずくにエッチに耽っていく。割と良さげに思うのです

爆裂少女 闇の錬金術と絆の炎


[爆裂少女 闇の錬金術と絆の炎]

ここ10年で考えてもそうそう無かったと思うんですが、なぜか[爆弾まん娘(英読禁止)]に続き、こんなジャンルのゲームが固まって来るとは……。
という訳でR18ボンバーマンな感じ。
Unity製、2.5D的なSDキャラにふわっとしたシェーダー、それに画面を大きく震動させる派手な演出が割と良さげか。
ただまぁ体験版は1ステージのみ、ホントにすぐ終わる…

対戦じゃないんで、どちらかと言うとボンバーマンというよりボンバーキングでしょうか(伝わらねえ…)
敵の全滅ではなくゴールに至るのがクリア条件のようだったり、ステージクリアのたび移動速度と爆弾範囲が強くなっていく…らしく、割と気になる所も。

エロは体験版ではOPからパンツに乳に、尿にと惜しげも無く披露しておりました。
ちょっと驚きなのは「敵にぶつかったらエロ」ってところでしょうか……(その為か、1ステージめでは極端に爆弾範囲が狭く、HPがかなり多め)
振り解けないとLive2Dでエロアニメ開始! 要所にちょっとボイスも。
割と贅沢な作りしてます

ダンジョンサバイバーズ


[ダンジョンサバイバーズ]

またもヴァンサバパロのゲーム……なんですが、今作が面白いのは、R18パロゲーになるとほぼ無視されてた原作の大きな要素の一つである「探索」をカンジさせる所。
ヴァンサバ、ゲームシステムばかり注目されますが、マップに隠されたアイテム、次々と湧き起こる世界の謎(そしてそれに実績解除がリンク)というのが、プレイしてて大いな意味を感じるのもまた事実だと思うんですよね…。

そんな訳で本作は、例によって群がる敵を倒してると(ちなみにウェポンの種類、挙動はほぼ原作まんま)
あっ 棺が転がっている、近付けて開けると大仰な音楽と共に……! という、まさに「元ゲーさながら」な所にニヤリと。
しかもこれエロゲですから、って事で、そのまま棺の中に居た女性とHしたりするのでした。
あとは一定時間でやって来るボスを倒したらHへ移行……とかもかな。

「そういう風にエロ入れたら流れが止まるやんけ」ってのもまぁ当然の意見ですが、だいぶ飽和してきてるのがヴァンサバエロゲ。
今作はそうそう、そこだよ! ってなって、ちょっと面白かったかな…
(価格がごく安いので、それ以外に過剰な期待は禁物だとは思うんですが。
あと敵ドット動きの出来もやたら良い気がしたけど、さすがにこれはUnityのアセットかな…?)

封鎖迷宮転生「炬獨の迷宮」(こどくのめいきゅう)


[封鎖迷宮転生「炬獨の迷宮」(こどくのめいきゅう)]

PSO的な、いわゆるダンジョン内の一区画一区画の敵を全滅させては進んで行く3DのアクションRPG……の感じにお見受けしましたが、雰囲気がかなりグー。
なんというか、ダンジョンを潜っている、という冒険感が抜きん出てる…

遠くからわらわらとやって来る(ぬるぬるとした表皮を持つ)敵、背景オブジェクトも事細かで意外性がある。
足元の段差まであるとなると、戦い方も含めて臨場感が段違いに。

そして少し進めば「何か粘液のようなものが…」とボス戦が近いメッセージがあったり、あとこの手のもののお約束というか、敵が無闇にアイテムや武器を落とし(弱い物はさっさと売って、強い物だけ残していけってバランス)、これらに全てアイコン的なグラフィックが設定されてたり。
装備する武器ごとに主人公のモーションも変わる……
きちんとゲームパッドに対応してる、とかも嬉しいところでした。

そうして自分を蘇らせた? という少女と、少女を呪い、遺跡の奥底に眠るという白蛇を解放するため?
ダンジョン踏破を目指す事に……と。
冒頭そんなデモから入り、特に強く感じるんですが、何かポリゴンモデルは割と64みたいな感じ、というか。
これが悪くないというか、むしろこのポリゴン加減、今くらいだと逆にわくわくをくすぐるんですよねえ……

で、そのレトロ感に思わず子供の気分に戻って遊んでたら、同行する少女がピンチになるや即爬虫類とかに覆い被さられる、しかも複数犯され、連れ去られるなんて要素まであるらしく?
割とちょっと衝撃走ったり…。
全ての敵に犯しエロあり、女性仲間もどんどん増え、当然の様にそれらのエロ、着せ替えありと。

……とまぁ、体験版少し触った感じだとかなり前向きな印象を持てるんですが、ただその中でもちょっと「?」なポイントが。
肝心要だと思うんですが、敵を攻撃してもほぼノックバックが発生せず、エフェクトとかもあんまり出ないので、何か攻撃を入れてる感じがかなり乏しい…
あとジャンプも本当に意味が分からない、ノー瞬発、推進力だけで飛ぶようなナナメジャンプ挙動はなぜ、という…
(実はアクションRPGがメインではなく、犯されがメイン?)
面白そうですが、やり込むとちょっと不満も募りそうか…? みたいな感じが

7日間予告ランキングを覗き見!

DLsite予告の7日間ランキングで、今週浮上してきた作品を見てみよう、という企画なのだ(この時点ではまだ体験版触ってないぞ)

底辺ギルドの受付嬢は×××を使って頑張ります!

[The Dead End ~呪われし迷宮と乙女達~]の作者さんが、別サークルから新作を!
こっちはゾンビとか出て来ません……が、微妙に[交易街の黒い衛兵~地下監獄と女囚達~]で培った、Live2D的な所が見え隠れする気も。
内容としても受付嬢としてクエストを斡旋なんて、「ちょっと変わった角度での職業紹介」みたいなね。[交易街の黒い衛兵]ぽいというか。
これもメチャクチャ売れるでしょうか…?

[ギルド受付嬢フィリス]みたいな作品も思い出しましたが…

竿鬼村の神隠し

こちらはツクール・2Dとはいえ、ホラー作品がまた来てる! 良いですね……。
10年経っても未発売となっちゃってますが、[夏実]の感想で、”見ろし視点でホラーというと、むしろフリゲがメッカ、同人エロゲではかなり珍しい印象です”なんて書いてたのが、今は懐かしい…。風向き変わって来たなあ……!

まぁフリゲ登録サイトのふりーむでは、猟奇的作品の登録禁止、みたいな事も起きてるとか聞きますしね……

サキュバスカンパニー

このサークルさんは、高価格でしかも一定売れてる[Fate/Empire of Dirt + Made in Heaven]が印象深いですが、そんな所から

商会経営アドベンチャーRPG

なんて予告が、と。
声優さん多数、シナリオライター多数、出て来る子はこう、皆ナイスバディで着衣薄い人多め。このハーレム感だぜ……!