出し抜け! NNナンパビーチ (製品版)

RPG,R18製品版の感想,出し抜けNNナンパビーチ

⇒アップデート分の感想をこっちに書きました

プレイ6時間ちょい、Hシーンを85%くらい見た所まで。
(エンディングはなさそう?)

ライバルの男たちを出し抜き、爆乳ヒロインとシケ込め!

今作は体験版が無いのでゲームの流れを少し詳細に記すと、
主人公、(DQNっぽい)マッチョのヤリチン、「ママを求めてやってきた」キモオタの3人組が、名高いナンパビーチにやって来た!
目に入ったのはいずれも爆乳なヒロイン5人。
誰が先に攻略できるか勝負だぜ……! といった次第。

これだけヒロインが居れば色々と体型を散らすのが市場論理かと思いますが、
大小の違いはあれど全員、並外れた爆乳だらけ……というのが、サークルさんの特色であり、また恐らくこの作品に興味を持ったユーザーの要求に、100%叶えてくれる所でもあるでしょう。

流れとしては過去作[ぼくとママとしょうたくん]とかやった事あれば分かると思いますが、
時間帯×場所でヒロインが出現、そこに話し掛けていったり、あるいはどうやらライバルが先を越してて、そのナンパする様をグギギと眺めたり……と、
まぁ似たシステムをプレイした事がある人ならば、大体「想像通り」(そして恐らく、エロは想像以上)という作品になるかなと思います。
(今作はRPGツクールMV作品なんですが、なぜか音楽とかタイトル画面は過去作と同じVXAceのものを継続してて、本当に”予想した通りのゲーム感覚”という言葉がしっくり来るかなと)

どころか、フラグを探すのが一苦労という点を配慮したのか、
過去作と比べると、かなりの数のイベントがビーチの一カ所に集中(例外的な発生イベントも、まぁ行き先は限られてるので把握しやすい)
エロをすんなりと楽しみやすい一方で、それだとルーティンになっちゃうのでは……という懸念もある所で、本作のコンセプト『ナンパっぽさ』を兼ねたシステムが展開されていきます。

道は厳しい……、順調ぽいライバルを尻目に、まずはモブ娘ナンパ

キモオタや脳筋のマッチョがどうやら次々と爆乳女のナンパに成功、話し込んでいる光景を横目に、これなら俺も……と話し掛けてみますが、初期状態ではあえなくソデにされます。
何故だというと、どうやら「筋肉」「容姿」などのパラメーターが果てしなく低い様子。
ライフセーバーなら筋肉、アイドルは相手にも相応しい容姿を求めるだろう……というのは想像に難くなく、これらの値を上げる必要がありそう。

ではどう上げるか……(ここはまぁ手探りする所でもあるのですが、まぁすぐ分かってしまうので書くと)
『すぐヤレそうなモブ女をナンパ、まず経験を積むのだ』と。

ここはツクールの戦闘形式となっており、そして敵(モブ女)を倒してヤってパラメーターを上げたら、いよいよメインヒロインとのナンパ……すなわち”ボス戦”へ挑める、という感じ。
(本当にこういう風情がある)

モブ娘はモブ娘で、それぞれの格好やバストサイズや乳輪タイプ(!)などでかなりの組み合わせが、
しかもナンパ成功→ホテルで一発→連絡先を聞いて呼び出せる→そんな事してるうちに妊娠(特に進行に不都合は生じませんが)といった辺りまで凝られていて、
本作はいつものシステムに加え、「ナンパ」をいかにシステムに落とし込むかといった手探りの跡が見えますが、そこでアレコレし過ぎる危うさを感じたからでしょうか
(実際、この辺りのリアリティを落とし込もうとすると多分にSLG的になりがちで、複雑さが飽和するかも知れない……)
まぁコツを掴むとザコ狩りでお金を貯めて回復アイテムをドカ買い、あとはメインヒロインとの戦闘(ナンパバトル)で粘りまくれば良し、みたいなルーティンになってしまうのはまぁご愛嬌。

エロ的には分かり易く、有り難い所ではあるかも知れません……

いよいよメイン爆乳娘のナンパに成功。会話で浮き彫りになる5人のヒロインのキャラ性

そうしてやっとメインヒロインたちのボス戦に勝利……いやナンパに成功すると、会話へ移行(いきなりHへ行く訳ではないのだ)

ここで少し驚かされたのは、キャラ描写がきちんと分けられていて、お話していく中で5人それぞれのキャラ性がどんどん感じ取れること。
ナンパですから初めは完全にカラダ目当て、女の子たちも必然的につっけんどんから始まる訳ですが、話してみると、その初印象が少しずつ塗り替えられていく構成。

すぐさま人を居丈高に煽りに煽りまくってる生意気褐色ギャルだったのが、少し話すと実はアニメ&ソシャゲにハマりまくってる隠れオタ気質、
そしてお話の段階が深まると、長過ぎる乳首がコンプレックスであると分かったり……(そしてHへ…)
ナンパビーチでも一際目立っており、他の男から誘われまくるのを軽々といなしている、「自分が絶対可愛い」と言わんばかりだったアイドル娘が、
実は”男に相手にされてなきゃ不安になる”くらいの構ってちゃん体質、
また別の会話では、地元に幼馴染の彼氏が居るけどちょっと不満で、運命の王子様を待っている……なんて夢見る所とやら垢抜け無さやらを覗かせたり。

それほど選択肢も無いですが、そんな会話を積み重ねていくと、初めはほぼ超乳未満かというくらいのバストを持つオンナという色物だったのが、どんどん像を結んでくる、愛着が出てくるから巧い。
本作はなぜだろう、おっぱいのデカさ同様、中身も豪快だったり、粗雑なんだろう……と色眼鏡で見てしまいそうな所がありますが、実はかなりしっかりと地に足着いた、良いセリフ回し等をしていると思います。
(これはシリアスな過去作[卑美狐 -畜生丸は殺さなければならないー]でも感じた事ですが、ナンパシチュ・5人分の女性キャラの描き分け……という所でも、遺憾なく発揮されていたなと。
特に、頭がトンでるアイドルって初印象から、構ってちゃんみたいな二面性とかをきちんとなぞらせて、結構良い所ある子じゃん……と好印象を抱かせるのは難しいかと思うんですが、しっかりとその気にさせられましたね……)

だが同時に、そもそもこれは誰が先に槍を付けるかというナンパ勝負。
俺は(モブナンパしまくり)努力した訳だけど、コイツらはどうなんだ?……と他の男が声掛けしてる所を見てみると、
DQNっぽいマッチョは「海の風紀を守る(女騎士)」風なライフセーバーにやはりグイグイ行き、初めは怒られていたが、「こいつには何を言っても無駄」と呆れられて、セクハラを許すようになる……だったり、
これがキモオタだと、ライフセーバーにTPOを弁えないセクハラ(しかもキモい)全開で普通に遠ざけられる、みたいな違いが。
(さてそんなキモオタがどう近付いていくのか……という段階を辿る)

しかしキモオタもギャルには意外なコミュ力の高さを披露、ソシャゲという共通点を活かしたり、ほとんどロリな爆乳スク水にはプリキュア的なアニメトークを切り口に……と。
逆にマッチョは誰に対してもオラオラ系かと言えばそうではなく、ロリ爆乳にはとびきり優しいお兄さん態度、人妻にはおだてる姿勢でノセる……と多種多様。

女性陣の描き分けもですが、ライバルである男たちの「相手に合わせてキャラを変える」という所にも、こう来ましたかという臨場感がそそられ、これが後のお持ち帰り成功、遂に合体という興奮にも繋がっているかなと。

やっぱNTR的なシチュが一番興奮する? 一度ヤッたらこっちの物……と言わんばかりの激しいセックス

その意味で、本作はいわゆる「段階エロ」がかなり多い作品かなと思って、回想によれば男3人×女5×段階は4~5という具合。
しかも段階ごとに、1回めと2回めの差分がある……というボリューム。
(ただし、1~2段階めは立ち絵会話のみ、前戯止まりな事も多い)

そして恐らくですが、ライバルの後半のエロ段階は、実は「自分がある程度ヒロインと仲良くなってから」を条件にしているらしく……。
つまりライバルの後半のエロは、必ず自分と女の子の仲が良い状態で発生、
会話の中で主人公のことを引き合いに出して選択を迫ったり、同じプレイをしてる様でも反応が違う……と、寝取られ的な部分のシコを煽る仕組みになっていました。

例えばお堅いライフセーバーと自分の会話では「昔に色々あって」と濁されてた事が、
後のDQNのマッチョが問い詰めれば「昔に輪姦された事がある」と発覚、そして今までセクハラして来た反応から、実は隠れドMだと見抜いたマッチョは……と。

自分メインのエロの時も、溺れんばかりの肉弾を自由に味わっている感があってエロいものでしたが、前振りがあるからこその、他のライバルのシチュはやはり一段際立っている感じ。
ナンパ時のこそチャラいムードだったり、下手に出ていましたが、エロの終盤となれば、完全に欲望を吐き出す使い捨て、そんな扱いに戸惑いながらもイカせられまくってしまう女の子……という過激さがやはりソソる。

それぞれの段階が進むゲーム後半ともなると、かなりのエロ畳み掛け具合。
本番系で頻度高くとなるとついシチュが被ってしまいがちなものですが、毎回キャラに応じたHシチュのおかげか、良い具合に鋭いエロさを保っているのも上手いものだなと……。

初めは紳士的に接して信頼させたロリ爆乳を、じょじょにタバコとかを嗜ませて悪い方向に堕とさせるDQNマッチョ、
逆にギャルには煽られて初めからマジギレ、最後には……と”タチの悪さ”を見せる段階エロ。

キモオタ×アイドルなんて相性良さそうなのでは、初めは雑用でも何でもという感じのオタサーの姫みたいな関係からスタート、
最後でも表向きはそういう関係に見せてるけど、後に盛ってる所を見ると、立場逆転してるよね……とか。
(キモオタは一方的に、「オナホールになれっ」「ふぅ……種付け完了♥」「妊娠しろ! 排卵しろぉ!」などのエロ同人そのまんまのセリフの浴びせ加減なのも際立ってる)

これらが自分と肉体関係を持った後なんかに起きると、なかなか……。
結局フタを開けてみるとマジメにナンパ頑張ってるのは主人公だけ、DQNは酒の力に暴力、オタクは金……と反則な手段で最終段階を迎えてるのも寝取られ度あるなあと。
(また自分もヤリモクのナンパに来てる癖に、壁一枚向こうで寝取られてる的なシチュには全然勘が働かない、鈍すぎる唐変木になる主人公であった……)

一応注意なのは、逆にライバルがよろしくやってる所を自分が寝取ってやった、というのを強調するシチュは無いところ。
(作品タグに「寝取られ」はあっても「寝取り」が無いのはその為ですね)

あとライバルのエロ段階……つまりNTRが進行していても、特に自分のイベントにはその影響が顔を出す事は無し。
ただ主人公との会話で、DQNを「あれは典型的なヤリ目的」と軽蔑してみせるライフセーバーが、進行的に、その当人にさっきはラブホでヒィヒィ言わされてたじゃん……みたいな風になるのは、妙に想像力が働く所かも知れない。

なかなかのマニアック乳作品。でも過激シチュで、それがしっくりと来た時のシコさよ

最後になりますが、やはり本作の最大の魅力はその肉弾加減。
立ち絵の会話でさえ、乳が上・中・下と弾み、尻からのアングルも豊富(しかもそれがちゃんと人数分ある……)
もちろんこれはH中にも健在で、激しい責めに乳を振り乱しながら母乳を撒き散らし、あるいはパイズリなどにも乳を擦り付け合う差分が複数。
しっかりと肉魂、乳魂を感じられる差分量で、1シーンが濃いものになっていました。

……その上で言えば本作、乳嗜好が結構濃ゆい事になっていまして(過去作では[牛魔王ムネヨシ!! ~寝とられるの巻~]くらいのレベルが標準になっているような?)
・乳頭のぽっかり穴(人妻)
・勃起しまくってヒクヒク、乳牛のソレみたいになる長乳首(ギャル)
・マニアックな正しい射乳(母乳が乳首から一直線で出るのではなく、乳腺から周囲に網状に飛び出す)
・乳輪の濃さ表現も、更に激しくなってる気も?

プレイとしては、
・パイズリで射精しまくり、全部水着に出してコンドームみたいに膨らませる
・乳房を踏みつけながらのピストン
などもある、他では無い過激さ、変態度高めな物となっていました。

私も重度の乳好きだと自負しておりますが、正直初めは引いてたくらい……。
だが既に述べたように、ナンパによるキャラ性で可愛いじゃんと思えて、終盤でそこからのハードセックスの寝取られがあり……。
世の中、一番興奮するのは自分の中の安牌の性癖より、ちょっと冒険したところ、それを踏み越えた時の興奮かも知れぬ。
少なくとも本作はキツめの性癖を、自然な導入と振り切った変態シチュで一気にシコらせる、
初めはどうかと思ってたけど、終わってみたらクッソシコれたわ……という感慨がありました。

関連:
実は前作[サナ]のアプデもナンパだったので、手探りしていらっしゃったのかなと。

(ルーティンを嫌う、偶発的なナンパにこだわるのであればいっそ本作、すごろく形式でイベント起きたら……と思ったけど、まぁ引きが微妙すぎますわね……)

ナンパSLG

[ナンパビーチを誰とでもヤリまくりヌーディストビーチにしよう!!]


[ドット彼女]
とかもナンパRPGぽかったね

凄いフラグの絡み合い方では

[New!剣と魔法のイムドリア]
を思い出すのだ